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タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

「です・ます」と「る・である」の混用は避けるべし= 『北海道新聞』の「ぶんぶんタイム」と『釧路新聞』の「巷論」を比較して

 現代日本語では、「です・ます」体であろうと「る・である」体であろうと、上掲上段の引用例のごとく、文末が単調になる弊を免れない。上掲中段の引用例では、この弊を避けるべく「る・である」に「だ」を交え、さらに文を形容詞で終える工夫がなされている。

 上掲下段の引用例では、同じ目的と思われるが、動詞の現在形と過去形の併用のほかに、「る」体と「です」体を混用している。文体の統一という観点からは、この混用は好ましくない。この執筆者は他の個所でもいくつか混用を行っていて、ちぐはぐな感を否めない。

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