
※ 上掲画像は、 4 月 3 日午後 2 時 10 分撮影。
〓 本日の 「生活の記録」 (就寝時刻は、 翌朝確定) 〓
デビッド・M・グランツ/ジョナサン・M・ハウス 著
守屋 純 訳
『[詳解] 独ソ戦全史
最新資料が明かす「歴史最大の地上戦」の実像』
( ㈱ 学習研究社、 2003 年) はじめに(冒頭の二節) ・・・・・ 8
ソビエト社会主義共和国連邦はすでにこの世から消滅した。 1991年8月の断
末魔の苦悩が、ちょうど1917年の誕生の時と同じように、保守派から成るソ連政
府が自らの敵を圧伏しようとして、それを軍に拒否されたために生じたというの
は、いかにもこの国らしい。
ソビエト連邦の終焉によって、読者諸氏は、それまでの冷戦期におけるソビエ
ト史やソビエト体制についての熱心な研究が、まったくの的外れであったかのよ
うに感じておられるかもしれない。だが概観してみると、ソビエト連邦の没落と死
は歴史家に比類ない資料と機会をも提供した。すなわち、ソビエトの体験という
ものを、ロシアと、もっと広く全ヨーロッパの歴史の中に組み込むことが可能に
なったのである。このような資料と機会は、第二次大戦でのソ連によるナチス・ド
イツの打倒というおなじみの主題についてこそ、格別に重要性がある。 序 幕(1918〜41年)
第1 章 赤軍──1918年〜39年 ・・・・・ 18
第2章 武装休戦──1939年〜41年 ・・・・・ 40
第3章 対峙する軍隊──1941年 ・・・・・ 43
戦争第 I 期(1941年6月〜42年11月)
第4章 独軍の猛攻 ・・・・・ 102
第5章 ソ連側の対応・・・・・128
第6章 モスクワへ・・・・・146
第7章 泥濘記──1942年春・・・・・190
第8章 「青」作戦──独軍のスターリングラードへの突進 ・・・・・ 210
戦争第II期(1942年11月〜43年12月)
第9章 「天王星」作戦──独第六軍の壊滅 ・・・・・ 240
第10章 泥濘期と作戦の休止──1943年春 ・・・・・ 278
第11 章 クルスクからドニエプル河へ ・・・・・ 302
戦争第III期(1944年1月〜45年5月)
第12章 戦争三度目の冬 ・・・・・ 336
第13章 「バグラチオン」作戦──独中央軍集団の死 ・・・・・ 366
第14章 両側面の掃討 ・・・・・ 404
第15章 雪中の戦い──1945年冬 ・・・・・ 440
第16章 ドイツ最終戦 ・・・・・ 486
第17章 総 括 ・・・・・ 522