家族具シリーズ 「ワンワン関所」

先日、取り付けた「家族具（かぞぐ）」、家族になったbarrackの道具の事。
この「ワンワン関所」は、ほとんどが家にあった材料で作りました。
材料費は大体、1000円くらい、使用目的は来客があると、うちの犬達が一目散に玄関になだれ込むのを防止するための物として設置いたしました。
このbarrackテイストを形成しているのが、古いものやjunkな手作りの物。
僕が意図する、このbarrackという空間が持つ許容量というのか、ベースが持っている自由度があるからこそできる「遊び」や「色々な物の追加」が可能だと考えています。
話は変わりますが昨日、ryuさんと電話で話をしていた中で僕がこんな事を口が勝手に言っているのでした。
こういうのってありませんか？
人と話しをしていて、無意識に自分で言った言葉を聞いて、自分自身で感心してしまうことってぇ？？？そんな事ってありますよねぇ。
その時もそういう事がありまして、こんな事を僕がおっしゃっていたのでした。
会話の一部から・・・・・・・・、よく言いますよね、「家を３軒、建てたら納得のいくものが出来る。」っていいますよねぇ！！！！
確かにその時その時に、決断をして完璧なものを作ろうと思うのですが、自分達の将来って、なかなか予測の出来ない様に思いません？
つまりのところ、３軒も建て替えられる人ってお金のある人でしょー
一般の人は色々な状況の中から、十人十色、色々だと思うのですが、その時の世の中の状況や、流行などに左右されるのが普通なのでしょうが、当たり前のように建てて、「完結」にしてしまうのですよ。
僕が言いたいのは、変更の効く室内や、内装、また、間取りについてもそうです。
そしてもう一ついいたいのは、その家での暮らしのスタートは最小限の物にとどめておく事。

僕の今の「barrack style」がまさにそうなんですよ。
だから少しづつお気に入りの物が増えていき、時間と共に変化が可能なんですよね。
だから、３軒も建てる必要がないし、多分、何十件分くらい建て替えの楽しみが味わえる許容量を持っていると思うのですよ。
しかし、なかなかこれを理解できない人が大半なのが現状だし、訳のわからない言葉だと思われているかもしれませんが、この「テイスト」の重要性も同じように理解できなければ、いやいや、理解ではなくこういう事は「感じる事」が出来なければ僕達　3d worksの存在価値がないと同じ事になってしまい、僕達の提案する物を見たときに思う事は、「ここはこうして・・・・あーしてもらわないと、快適に住めないじゃないかぁー高いお金を出しているのにー」になるのは見え見え。
だから最初に、barrackの「こんな雰囲気にして欲しい」というスタートでないとお互い不完全燃焼になるのがオチの様な気分なんですよ。・・・・・・・続く・・・・

電話で、した会話であったが、「なるほどいいこというな僕は・・・」って思った次第でした。