ジョン・ライドン新自伝・本日発売!


 どうもみなさんこんにちは。このブログのことなどすっかり忘れてしまっておりましてすみません。今度こそ、今度こそコンスタントに更新するぞ!……ということで新刊のご案内。本日4/27発売『ジョン・ライドン新自伝』です。


ジョン・ライドン新自伝
怒りはエナジー

ジョン・ライドン(著)、田村亜紀(訳)、小野島大(解説)
A5上製/608ページ/3,300円(税別)


 乱暴だけどユーモラスな物言いで独自の強力な屁理屈をこねまくり、あとはとにかく罵倒!罵倒!罵倒!──この人のインタヴューをひと言で言うとこんな感じ。本書はそれを一冊丸ごと味わえるモノローグ調の自伝です、まあとにかく面白いのでぜひご一読ください。なお一部は、アマゾンの商品ページその他の画像にて、もしくは奇数月の隔月刊パンク専門誌『Bollocks』No.024にてお読みになれます。


Bollocks No.024
B5判/128ページ/1,000円(税別)


 ただしこの本、ページ数をご確認ください。608ページあります。結構重いです。制作前には「軽い本にしろ」との命が下っていたのですが、すみません無理でした。思えば本書の前に制作・刊行した『アレサ・フランクリン リスペクト』も同じようなヴォリューム(528ページ)だったので、昨年後半から本書刊行にかけて、校正のために一体何ページ読んだのやら。それぞれ複数回は読んでいるので……気が遠くなりそうです。

〈参考画像〉


リアル書店でご覧になれない方のために。「こんなに分厚いんだぞ!」というの、お分かりいただけますでしょうか。比較対象の10円玉が汚くてすみませんね


 これで面白くなければただの苦行なのですが、お陰さまでその点は何ら問題ありません。ファンの方なら楽しめること間違いなし、マルコムとスティーヴ・ジョーンズ/グレン・マトロックが罵倒される様を読みたい方、ヴィヴィアン・ウェストウッドが七面鳥もしくはくそばばあ呼ばわりされるところを確かめたい方、キース・レヴィンとジャー・ウォブルがどれだけ性格悪いかを知りたい方など向け。可哀想なシド、でもとてもとても可愛いお馬鹿さんだったことが分かる一冊です。そして奥方ノーラ、ギュッとしてチュだぜベイビー。
 ブログを更新していない間も働いていたんだぞというご報告兼、新刊案内でございました。次回はまたVK石井先生が何か送って来てくださるはずです。ではまた。




ジョン・ライドン新自伝
怒りはエナジー

ジョン・ライドン(著)、田村亜紀(訳)、小野島大(解説)
A5上製/608ページ/3,300円(税別


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