ショパン、ショパ~ン

と、『ルパン三世』のメロディで歌ってみてください……いやいや、そんなことをお願いしたくてこのタイトルにしたのではありません、すみません。今年は、ショパンの生誕200年に当たるアニヴァーサリー・イヤーということで、ショパン関連のCDがいろいろとリリースされていますが、中でもこの1枚をご紹介!

『JAMMIN' with CHOPIN~トリビュート・トゥ・ショパン~』(バップ:VPCC-84441)が、それ。そのタイトルからも想像できるように、ただ単にショパンの代表曲を集めただけの凡百のコンピ盤とは一線を画するユニークなトリビュート・アルバムです。ショパンの名曲をさまざまなジャンルの日本人アーティストたちが創意溢れるアレンジで聴かせてくれるという、なかなか興味深い作品に仕上がっています。

例えば、超絶技巧派ピアニストとして知られる三柴理(aka エディ三柴)が「前奏曲第22番ト短調 Op.28-22」を、人気沸騰中の→Pia-no-jaC←が「夜想曲第2番変ホ長調 Op.9-2」を、栗コーダーが「練習曲第21番変ト長調 Op.25-9“蝶々”」を、Baby & CIDER(ワタナベイビー&かせきさいだぁ)が「ショパンにありったけ(練習曲第3番ホ長調 Op.10-3“別れの曲”)」を、そして前出の三柴も参加のTHE 金鶴が「前奏曲第15番変ニ長調 Op.28-15“雨だれ”」を料理しています。その他にも、cro-magnon、rega、タテタカコ+MIZIN-CO、戦国ボレロ、H ZETT M、world's end girlfriend、ステキです。と、なんだか某プリンターCMの菅野美穂のナレーションみたいな文章になりましたが、どれもこれも新鮮です。

にしても、このアートワーク。ショパンで食パン、JAMMIN'でジャム……。安直すぎて、好きです。


本日のBGM:ウラディーミル・アシュケナージ『ショパン:夜想曲全集』
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