テイルズな日々 - The days that are tales -

テイルズウィーバーで行く、エルフィンタ鯖(旧ルグ・トレネ)での津々浦々生活~。

2022年マイNSRたん整備!(電装系!

2022-10-18 05:23:17 | バイク関連

おはようございます。

昨日は一日雨が降ったり止んだりの東京地方。
傘を差すと雨が止み、暫くするとまた降ってくる。もうハッキリせい!って感じでしたね。


その雨も夜から本格的に本降りとなり今に至っております。
雨は雨でも空気が入れ替わったため、昨日は蒸し暑かったのですが今日はヒンヤリとした”冬の雨”といったところですね。明らかに空気の質が変わった感じがします。

雨が降る度に寒さが一歩進むこの時期。今週は最高気温が20℃に満たない日が多くなってくるため、そろそろ衣替えを考えないといけないかもですね。

今週末は実母の田舎(茨城県)へ行く可能性が出てきました。
せめて雨だけは勘弁して欲しいところです・・。


---

今日はバイクメンテナンスの記事。
2022年,マイNSRたんのメンテ記事も今回でラストになります。長々とお付き合いありがとうございます。

今年もバイクに乗る時間よりメンテの時間が多かったーー。。そう思いますw。
この流れは来年もそう変わらないのかも知れません・・。。


という事で早速行きましょうw。
前回「足回り・外装!」の続きになります。ラストを飾る記事は電装系ですよ!。

ラストだけあってかなりの長編(?)です。





昨年5月の作業時に取り付けたLEDパイロットランプ。こちらの色をクリア(白色)に変更しました。
従来から使用していた青色ですと光っているのがあまり目立たず、もう少し明るめの色という事で今回クリア色に。

青色に比べると流石に明るくはなりましたが、ちょっと主張しすぎな感も出てしまいましたw
上の写真は日中に点灯している時のものですが、夜やトンネルの中ではかなり目立ちますよ!



次に今回の電装系のキモである全波整流への変更です。
公道をメインに使用するマイNSRは単相交流発電機(ACジェネレータ)で発電され、レギュレータ・レクチファイアにて交流から直流に変換され、各系統へ行きわたる仕組みです。

NSR50/80で使用されているACジェネレータは”半波充電回路”にて構成されており、全波充電回路と比べて発電効率が悪いことで知られています。
全波充電回路に変更しそれに対応したレギュレータを使用して、効率の良い直流電圧へと変換することが目的です。

尚、半波充電回路から全波充電回路への変更についてはこちらのサイト様が詳しく解説されている他、前期型ではありますがこちらのYouTube動画にて分解・改造作業が解説されています。




エンジン側面のカバーを取り外したあと、フライホイールを専用工具(ホイールプーラー&ユニバーサルホルダー)を使用して取り外します。中々のトルクが要ります。
その後ACジェネレータAssyを取り外します。走行中は外部から完全に遮断されているため、オイルなどは付いてません。クランクケース内から漏れていれば別ですが。





ACジェネレータAssyには二つのコイル(発電系・点火系)があり、コイルが剥き出しに見える側が発電系。こちらに配線されるケーブルを加工します。

この加工についてはACジェネレータAssyをバイクから外さなくても可能ですが、作業性は断然違います。まぁこの辺は好みですかね。フライホイールが外せるなら・・と思ってしまいますがw。





加工が終わったACジェネレータAssyをエンジンに戻します。
取り外す前の点火マーキングの位置にしっかり合わせ、フライホイールを取り付けます。ここは規定トルク(5.5kgf・m)でカッチリ締め付けます。走行中に外れた大変ですからねw。





これでACジェネレータAssyは全波充電回路に生まれ変わりました。

次に純正で半波充電回路対応のレギュレータ/レクチファイアを、全波充電対応のレギュレータ/レクチファイアに交換します。2,000円出せばおつりが少し戻ってくる程度で購入可能です。

モノによって変換ケーブルが必要なります。自分のは元から付いている純正ハーネス・コネクタのもので接続できるものをチョイスしました。取り付け場所はちょっと難儀しちゃいましたけどね^^;




次にヘッドライトの直流化の作業。
ACジェネレータAssyから配されるAC電源(黄色線)を途中でカットし、イグニッションキーをONにすると+12V直流が流れる系統(黒線)に割り込ませます。上の写真で一番左の黒いケーブルになります。





なるべく既存の純正ハーネスに加工はしたくないことから、途中のキボシ端子からエーモン製ハーネス分配ケーブルを噛まし、ヘッドライトからの延長ハーネス(こちらは新規で取り付け)を取り付けました。

ちょっと窮屈な感じにはなりますが、束線バンドなどで束ねれば問題ありません。
右側の写真にて、黒線の所にハーネス分岐ケーブルを噛まし、1系統はキースイッチの方へ,もう一本を新規に追加したヘッドライトへのケーブルになります。

ここで全波整流回路への加工は終了です。
その後ウィンカーなどにLEDバルブを使用する場合は、LED用のウィンカーリレー,そしてウィンカー・パイロットハーネスの取り付けが必要です。





続いてヘッドライトバルブの交換です。
ヘッドライトバルブについては2016年の時にLEDヘッドライトバルブに交換しましたが、あれから6年も経過すると技術が発達し、コントローラーが不要でバルブ単体のみでも売られています。





従来のバルブに比べて先端が長くなったためヘッドライト内に収まるか心配しましたが、内部レンズには触れてはいないもののかなりギリギリっぽいです。

バルブの先端部がヒートシンク形状風になっているため、思った以上に熱くなるかも知れません。
熱でヘッドライトガラスが溶けない事を祈りましょう(ぇ。





そういえばタコメーターのバックライトが点灯していなかったので、ニュートラルランプ・ウィンカーパイロットもまとめてLEDバルブに変更しました。サイズはT10タイプのものです。

見た目はなかなかサイバーチックで嫌いじゃありませんねw





ついでにスピードメーターのバックライトも換えようと思ったのですが、サードパーティー製(キタコ製)のためバルブの種類が違っていました。

タコメーターに使っていたT10サイズのバルブより一回り小さいものだったので、T10より小さいバルブの種類は「T5」「T6.5」の2種しかありません。

この2種の違いは長さの違いだけのようなので、万が一入らないことを考慮してT5サイズのLEDバルブを購入。メーターから取り外したバルブと比較してほぼ同じ大きさ。

問題なく取り付け・点灯する事を確認しました!
ちなみに水温系のの方は外そうとしてもメーター部と一体化されているようで、背面からバルブを引き抜くといった事ができませんでした。残念;




ここまでの段階でエンジンを掛けて動作確認。
バッテリーのヒューズ部とアース間で3Vちょっとしか出てないんですけど・・。。
現在搭載しているバッテリーが完全に干上がっているため、新品に交換すればよくなることを祈りたい・・・です。

改造後に走行してみましたが、ヘッドライトなどはアイドル状態でも以前のようなチラつきは減少されたように感じます。
ただアイドルで1,500~2,000回転の間でないと発電力が足りていないような気もします。

実際発電はされていますし、ACジェネレータ改造による断線等はしていないことは確認できました。まずは一安心という事にしておきましょうw。



---

ここからは電装系での新規取付パーツ関連になります。
LEDバルブとか新規じゃないのか?!と突っ込まれそうですがw。

強いていえばちょっと変わり種?のパーツといった所でしょうかね。



まずはバッテリーケースをバイクに収めるためのアクリルケースを設置します。

純正の時はバッテリー収納ケースがリヤフェンダーについていましたが、現在のリヤフェンダーは社外品で、長らくタイラップを利用して無理やり固定していました。

今回バッテリーの他に自賠責保険書類なども一緒に収納します。
市販品をネットで調べても「これだ!」という寸法のものがなかったことから、今回仕事でもお世話になっているアクリ屋さんのセミオーダーで作ってもらいました。

板暑3mm,材質はアクリル(黒)でほぼ正方形のものです。
自分で作っても良かったのですが、アクリルをまっすぐ綺麗にカットするのは難しいんですよね。ここはプロの手でしっかりとしたものを!ですね。

バイクへの固定についてはマジックテープ,正式には面ファスナーを利用しています。
ガッチリと固定する程でもありませんし、走行時の振動でそうそう落ちる訳ありませんから問題ありません。お手軽に作業ができて楽チンです。



続いてはバッテリーカットオフスイッチの取り付け。

バッテリーカットスイッチ(又はバッテリーカットターミナル)とは何ぞや?とお思いの方も結構多いかと思います。
構造はとてもシンプルです。車体からバッテリーへ配線されるマイナス端子側にスイッチを増設し、ON側で導通,OFF側で非導通にする,まさに”スイッチ”になります。

バッテリーは車が停止・駐車している状態でも少しずつ電気は流れて消費します。
特に長時間乗らない場合、バッテリーが徐々に消費して結果的に干上がってしまうことから、同スイッチをOFF側(非導通)にしておくことで、バッテリーの消費を無くそうという仕組み。

自分は毎年春から秋の期間(4月末から10月末)までしかバイクには乗りません。
今回、そうしたことで発生するバッテリー上がりを防止するため、バイク用のバッテリーカットオフスイッチを導入します。



今回購入したのがEVOTEC(エヴォテック)社製 モーターサイクル用バッテリーカットオフスイッチです。
乗用車用のバッテリーカットオフスイッチはバッテリー直付けのモノが多いこと,そしてサイズがそれなりに大きいため、設置場所に相当苦労する形になります。
ただお値段はピンキリで入手性もそう高くはありません。ヤフオクやAmazonなどでも買えます。

今回のものもバイク用とは言っても小型から大型バイクで使用するもので、NSR80のようなミニバイクに使う人はそうそういないでしょう。自分含め10人いれば良い方かな?w





取り付け位置はちょっと悩みましたが、同時に取り付けたバッテリーケースの側面側へ取り付ける事にしました。シートカウルに干渉するかな?と思いましたがギリギリセーフでした。

その他バッテリーケース近傍のケーブルをタイラップなどで纏めて完了です。
バッテリーケースにバッテリーと自賠責保険等の書類を格納。もうちょっと大きくても良かったかもですね。

これで電装系の作業は終了!となりました。



---



そしてようやく完成(メンテが完了)したマイNSRくん。
見た目は昨年と殆ど変わっていませんが、エンジンオーバーホール,吸気系チューニング,足回りメンテなど、中身の部分においては大幅にリフレッシュされました。




そして今年のメンテに掛かった費用です。20万円ギリギリ手前でした@@;
まぁDポイントなどで使った分がありますが、当時NSR50として購入した車両代とほぼ同じ。購入はしたものの使用しなかった部材もあるので、この辺はネットオークションなので売却するなど小銭稼ぎをしようと思いますw。



ただメンテについては今年いくつかやり残したこともあります。

来年はホイール・フロントフォークの塗装を行いたいと思っています。大分色が剥がれてきましたからね。特にホイールなんかはかなり色落ちが目立ってきました。

それとバッテリーの交換。
完全に干上がっているので新規購入が必須です。ただ今年はもう乗る機会がほぼ無いため、今買ってもちょっと勿体無いことから、来年購入する事にしました。

容量が2.5Ahの小さいタイプですが、昔は開放型がメインでしたが最近ではメンテフリータイプの密封型も発売されています。
電解液ではないジェル状のものがありますが、ちょっと気になるところです。



純正パーツも少しずつ廃盤が進み始めてはいるものの、代替となる部品などは有志の方々の手によって同車への転用などが出来るものも多く、これから乗り続けるには全然問題ありません。

これからもずっと長く付き合っていきたいですね。





そうそう。とても大事なアイテムが。

オイルを補給しようとした際にタンクに落下してしまった、オイルキャップのパッキン。
こちらも新品に交換しました。今度は落とさないように注意しないとですね・・w


---

長らくお付き合い(?)ありがとうございました。
年内はあと数回乗車するつもりですが、週末の天候がちょっと不安ですね。雨降ってまでは・・

良い天気になる事を祈りたいですね!w


それでは今日も一日がんばりましょうb
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 久々の?一杯でしたw | トップ | 朝からヒンヤリ!w »

コメントを投稿

バイク関連」カテゴリの最新記事