2023.8.27 大崎光の滝公園(品川区)
おはようございます。
一週間の始まり,そして8月もついに最終週となりました。
都内小中学生は泣いても笑っても夏休みは終了になります。もう十分に休まれたかと思います。
最近の公立学校では夏休み期間中に”勉強会”と称し3時間程度の授業が設定されているんですよね。
自分たちの時は8月に1,2度くらい登校日がありましたが、とりあえず最初のホームルームを15分ほどやって帰宅という感じでした。色々と時代は変わっていくものですね。
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今日はPC関連のお話。
勤務先の夏季休暇中に2つパーツをアップデートしました。
一つ目はグラフィックカード接続用ライザーケーブルをPCi-express4.0用に変更しました。
2020年9月のこちらの記事にて、現在使用しているPCケース”InWin 805"に同社製のグラフィックボード縦置きブラケットセットを搭載しました。
その後時は進んでPCi-expressは4.0,そして5.0とより高速化となっていきました。
現在市販されているマザーボードもPCi-expressは4.0が標準となってきており、仮にマザーボードを4.0品に交換しても、ブラケットセットに使用しているライザーケーブルはPCi-express3.0品であることから、十分な性能を引き出す事ができません。
当然グラフィックボードも4.0対応になっている必要性がありますが、いずれにせよライザーケーブルがネックになってしまう事は言うまでもありません。
ライザーケーブルについてはネットでググるとPCi-express4.0対応品は各社より発売されています。
当然InWin製の4.0対応品も
InWin公式ページに掲載されており、同社のeコマースショップでも発売されている事を確認しました。
であればInWin製品を取り扱っている国内ショップなら売っている・・
って全く売っていない。
さてどうしたものか・・と一日考えて導き出した答えは
代行購入サービスの利用です。
今回のように国内で入手できないものがある場合、代行購入サービスを利用すれば購入する事が可能です。
今回
Spear-Net社の購入代行サービスを利用して、アメリカのInWin eコマースサイトで販売されている同ライザーケーブルを購入,日本へ発送してもらいました。
初めて使用するサービスなので大丈夫かな?と思いながらも、購入手続きから約2週間ほどで自宅に納品されました。包装なども問題なくしっかりしていました。
上記写真左側,向かって右側のものが今回購入したPCi-express4.0対応品のライザーケーブルです。3.0品と比較してケーブルも柔らかくて曲げやすくなっています。
となると耐久性はどうなんだろう?と思ってしまいますが、ケーブル表面の耐熱コーティングが従来品以上に耐性があるとのことです。他社のライザーケーブルも同じような加工をしていますね。
ブラケットから従来の3.0品を取り外し、今回購入した4.0品を取り付けたのが右の写真。
取り付けに使用するねじ穴も3.0品と同じのため、特別な加工をすることなくノンストレスで取り付ける事ができました。同一メーカー品と交換するメリットですよね。
ライザーケーブルの方の作業は一旦ここでストップし、次に二つ目のアップデートパーツ,SSDの交換です。
今までの環境ではシステムドライブ用SSD(128GB・M2),データドライブ用SSD(2TB・SATA3.0)で運用しておりました。その後各種アプリケーションのインストールを行っていった結果、システムドライブ用のSSD容量が枯渇してしまいました。
写真とか音楽ファイルなどはデータドライブ用SSDを活用していましたが、それもついに限界を迎えてしまいました。
という事で今回購入したのが
ウェスタンデジタル製「WD_BLACK SN850X」です。容量は1TB。まぁシステムドライブ用であれば十分かなと思います。
SSDと一緒に購入したのが
センチュリー製M.2 NVMe SSD増設用インターフェイスカード「NVMeを増やしタイ ARGB 」です。
今までシステムドライブ用のSSDはマザーボード上のM.2コネクタを使用していました。
ただ設置場所が熱が篭りやすい場所にあり、実際に使ってみると常時60℃を超えてしまっていました。
今回購入したSSDはPCI Express4.0対応品であり、インターフェースカードは数年前に購入したPCI Express3.0まで対応品だった事から、今回こちらもPCI Express4.0対応品を購入しました。
最近のM2 SSDは熱くなるものが多く、今回購入したSN850Xもその一つ。
今回購入したインターフェースカードにはヒートシンクが同梱されていますので、熱による暴走を防ぐためヒートシンクを取り付けを推奨しています。
ヒートシンクを取り付ける際はただ無意識に付けるのではなく、M2 SSDとヒートシンクの間に熱伝導シート(またはグリス)を隙間なく挟み込む事が”超”重要です。隙間があるとヒートシンクに熱が十分伝わらず意味がありません。
インターフェースカードに限らず、ヒートシンク取り付け後は横から覗いて隙間が出ていない事をしっかり確認しましょう。熱伝導シートが潰れている位がちょうど良いですね。
インターフェースカード(with SSD)をマザーボードの空きスロットに装着します。
今回購入したインターフェースカードのヒートシンクにアドレッサブルRGB(ARGB) LEDが搭載されていますが、現在保有・使用しているマザーボードはARGBには対応しておらず。まぁ付けてもほとんど見えないので問題なしですがw。
ちなみに搭載場所はグラフィックボードとCPUの間にある空きスロット。
「これってヒートシンク付けても熱が篭るんじゃね??」と思われますが、CPUに使用しているヒートシンクファンからのエアフロー,そしてケース正面に設置された140mmファンのエアフローが流れんでくるため、寧ろ冷却効率は従来の場所に比べて問題ありません。
インターフェースカード(with SSD)とグラフィックボード 接続後の位置関係。
今回交換したPCI Express4.0対応ライザーケーブルが写真中央部でS字になっているのがわかります。
ライザーケーブルがグラフィックボードのバックプレートに接触しています。
ケーブル自体の耐熱温度が最大80℃と記載されており、グラボがフル稼働した時にバックプレートがどの程度熱を持つのかがわかりません。定期的にチェックした方が良さそうです。
以前使用していたPCI Express3.0用のケーブルは屈曲させた状態で保持できる構造(材質)のものを使用していたのですが、今回のものはケーブル自体が柔らかい分保持できる状態にはならないみたいです。
インターフェースカード(with SSD)上のヒートシンクとケーブルの接触はギリギリありません。
ケースの下方向に力が掛かるためそう問題にはならないと思います。
まぁSSD上のヒートシンクの温度自体が↓のCrystalDiskInfoで40℃前後である事から、ケーブルが触れていても全く支障はないでしょう。
そしてCrystalDiskInfoを使用しての温度チェック。
マザーボードのスペック上PCI Express3.0での運用となるため。フル回転で動いていない分温度も上がらないことも良い方向に動いています。十分ですね。
CrystalDiskMarkによる読み込み・書き込みテスト。
数年前なら十分すぎるスピードですが、上述の通り自分のマザーボードはチップセット(Z390)レベルでPCI Express3.0までのため、今回購入したSN850Xの真のパワーの恩恵を享受する事はできません。
とはいえPCI Express4.0で使用したときのスペックの半分の能力は発揮されています。
こちらの記事の通りPCI Express4.0のSSDは下位互換であるため、PCI Express3.0環境において最速クラスのスピードで使用する事ができます。
ちなみに今まで使用したM2 SSDですと、良くて1,200MB/s(Read)前後をウロウロしていたので単純に3倍以上のスピードになっています。
TWなどのアプリの起動が体感的にも速くなった!と感じるレベルです。効果抜群といったところですねw
世代が古くてもまだまだ使えるぞ!使い倒すぞ!
そんな気持ちになりました。
最近のマザーボードやCPU,高いですからね・・w
是非ご参考になれば幸いですb