フロント周りのメンテ！+α？ｗ

おはようございます。

先月29日から長期連休を取られていた方々は今日が最終日ですね。
明日からの仕事始めの際は、休み疲れが残らないように体調をしっかり整えていきましょう。

連休終盤の天気はやや不安定な感じですね。
昨日の都内の天気は昼過ぎまで雨が降ったり止んだり。降っても霧雨程度の時もあれば、ある程度まとまった天気でもありました。

今日は朝から洗濯をしておりますので、昨日みたいな天気は勘弁して欲しい所です。
天気予報を拝見する限り昨日に比べて天気は安定しそうですが、さてどうかなぁ・・＾＾；


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今日はバイクメンテナンスの日記。
ゴールデンウィーク中はマイNSRくんのメンテナンスを行っていました。

今回は主なメニューは「ステアリングステムベアリングの交換」「フロントフォークオイルの交換」になります。

主だっだ交換部品写真になります。
結果的に全て使用しませんでしたが、主に消耗品と新規交換部品が半々といった所でしょうか。





今回はフロント周りのメンテンナンス。
タイヤからステムブリッジまで丸ごと取り外す事から、フロントタイヤを持ち上げて作業する必要があります。数年前にフロントスタンドを購入しているのですが、ステムブリッジ下部を支点にして使用するものである事から、今回の作業では使用できません。

そこで先日エンジンを外す時にも使用したバイクスタンドがここでも大活躍。ただ支点となるエンジンマウント部分まで高さが届かないため、スタンド頂上部にブロックをかませて高さを稼ぐ事で問題なく使用可能です。





フロントカウルを外し、トップブリッジ・ハンドル・フロントタイヤ・フロントフォークなどをテキパキと外していき、最後にステムブリッジを取り外します。

ここからはやや力とコツがいる作業になります。
本来であれば特殊工具等が必要になるのですが、こちらのサイト様を参考に作業を進めていきます。とても分かりやすくてホント感動しましたｗ。

本体側のアウターレース(ステアリングトップボールレース)を取り外し。
フロントシャフトとハンマーを使って圧入している当該部品を叩いて外します。使用するハンマーは重たい鉄製のものを使用するのが良いでしょう。結構力要りましたｗ。

取り外した次はアウターレースを新品に交換，圧入作業を行います。
作業方法は全切りボルトにワッシャ・ナットを使用し、ネジの締め付けトルクを利用して圧入を行っていきます。

ナットを締め付ける際にワッシャがレースの中央に来ないと圧入時に偏りを生じるため、少し意識をしながら作業を行います。下側を締める際は上側を，上側を締める際は下側のナットをホールドした方が、圧入作業がスピーディーにできます。





次にステムブリッジ側の状態を確認。インナーレース(ステアリングボトムコーンレース)表面を確認した所、状態はそう悪くなく傷もないことから今回は再利用する事にしました。

ここを外すのに時間と労力が相当罹るためちょっとラッキー。まぁレースなどを行っている訳でもない事，車体としての転倒は25年以上保有している中で立ちゴケ1回のみのため、フロント部のダメージは皆無故なのかも知れません。

インナーレース部をパーツクリーナーで洗浄し、ベアリング(ステアリングステムボール)にたっぷりとグリスを塗布した上で、車体の方へ組み立てを行いました。





次にフロントフォークオイルの交換。中国武漢コロナウィルス蔓延前の2017年にフロントフォーク周りの消耗品(ダストシールなど)を丸っと交換済みのため、今回はオイル交換のみの作業。

実の所、前回のメンテナンス時にフォークオイルの注入量を誤って入れたため、かなりガチガチの状態となってしまいました。そのため今回はしっかりとオイル注入量を測定する工具を導入し、フォーク上面から油面までの距離を測定してオイルを入れました。





今回フォーク上部のボルト(フロントフォークボルト)を減衰調整が可能なイニシャルアジャスターに交換しました。
前期型のフォークなのでイニシャルアジャスターを取り付ける事で見た目もグッと引き締まります。

今回イニシャルアジャスターを搭載した事でフロントフォーク上面をトップブリッジより突出させたため、理論上1cm程前傾姿勢へと変化しました。
レースとかしていると影響は出そうですが、基本街乗り仕様である事から然程影響はないと踏んでいます。ただ重心が前方向に伝わりやすくなった分フロントブレーキング時の加重が前方方向に行きやすくなりますね。

とりあえずこの辺は様子見でしょうかね。
ポジション的には問題ないと思いますがフォークの減衰の変化はありそうです。





表面の錆がひどくなっていたステアリングステムナットも、今回のメンテンナンス時において社外品に変更しました。アルミ削り出し・赤アルマイト処理の高級感のある一品です。
まぁ完全に”見た目”仕様な備品ですねｗ。







何かもう今回のメンテの目的(フロント周りの整備)からどんどん違う方向に行っている感がしないでもありませんが、フロント／リアアクスルシャフトも今回”中空アクスルシャフト”に交換しました。

その名の通りシャフトの中央部に貫通穴があり、その分シャフト自体が軽量化することで”バネ下重量”の低減が可能になるとの事ですが、正直のところどこまで影響があるかは不透明ですね。。(ﾏﾃ

理屈はわかるんですけど・・ｗ。

ゴールデンウィーク期間中の作業はここで終了です。
あとはオーバーホール中のエンジンが戻ってくれば、それを組み付け＆その他関連部品を取り付けのみです。

あともう少しですね！


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それでは今日も一日がんばりましょうｂ