Tak's 雑記帳

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スカイプとその魅力

2005-09-23 22:57:34 | 社会一般
IP電話:従業員の「スカイプ」使用を制限するシステム 米社が発売へ (infostand) - goo ニュース

 以前にも取り上げたことがあるような気がする“スカイプ”。(が、自分のブログ内で検索しても出てこない。ということは、書いていないのだろうか?若くして、早くも物忘れが激しいと思う今日この頃。)

 さて、スカイプ(Skype)とはインターネットを利用した音声通話ソフトだ。このソフトは音声通話のみならず、ファイル転送なども行える。最大の特徴は、インストールしたパソコンのファイアーウォールの設定さえすれば、ブロードバンドルータ(以下BBルータ)と言う機器への設定なしで他の端末と通話・転送が出来る点だ。Windows MessengerやMSN MessengerなどはBBルータの設定が必須となり、同一ルータ内で通話・転送できるのはひとつの端末に限られてしまう。スカイプにはこの制限がないのだ。
 物はためしで、自分のパソコンと友達や親戚などのパソコンにインストールしてみるといいと思う。スカイプをインストールしたパソコン同士であればタダで何時間でも通話が出来る。スカイプをダウンロードはここからできる。詳しい説明はリンク先にある。私は説明はしない。なおインストールや使用時の不具合に関して責任も一切とらない。

 私も使っているが、今のところ特に不満はない。むしろファイルの転送などは他のメッセンジャーソフトよりはるかに便利だ。スピードはそれほど速くないものの、送れなかったことはない。通話も結構明瞭に聞こえる。これは光ファイバ回線を用いているからかもしれない。ADSLでも通信速度が速くない場合は、うまく通話できない可能性も当然ながら秘めている。そのときはチャット機能が有るからそれを使うほかない。

 この記事を見たとき、おかしいと思ったのは次の一文だ。『一部の報道によると、中国の大手通信会社は最近、「スカイプにネットワークを浪費されているうえに、自社のIP電話サービスが圧迫されている」として、スカイプ接続制限に乗り出したという』
 “スカイプにネットワークを浪費されている”これはわからなくもない。中国と言う人口の多いところの通信会社がこういう不満を漏らすのはまだ納得できる。
 しかしながら納得いかないのは、“自社のIP電話サービスが圧迫されている”という点だ。それはそのIP電話サービスがスカイプよりも魅力がないだけなのではないか、という考えがすぐさま現れた。音声やファイルの一部を送るのだからネットワークを使うのはしょうがない話だが、それで自社IP電話サービスが圧迫されたというのはおかしくはないだろうか?

 消費者は強いこだわりがなければ、より価値があり、かつより安いモノへ普通なら向かう。また品質は安定しなくとも使えれば、“無料”に弱いのもそんなに変ではないと思う。価値や魅力がない事をほかのモノへ擦り付けるようなサービスは、大した物ではないと思うのだが…。

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