Tak's 雑記帳

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模倣?

2005-06-17 00:21:47 | 社会一般
小学校に爆弾装った段ボール、予告の少年5人逮捕 (読売新聞) - goo ニュース

 「線路に置石があった」と報道されると日本全国いろんなところで置石事件が増え、「幼児誘拐があった」と報道されると誘拐未遂が発生する。
 今回のこの事件も、母校の小学校に刃物を持って入り先生を刺した事件や、ついこの頃の同級生を恨んで手製の爆弾を教室に投げ込んだ事件を見聞きして実行したのかもしれない。

 凶悪な事件やこれまでに無い事件が発生すると、人間というのはある意味で麻痺してしまうものなのだろうか?似たような事件が再びあっても”あの事件と同じ”という風に扱ってしまう。罪の重さはまったく一緒なのにもかかわらず、新聞やテレビでの扱いは小さくなるし、そもそも見聞きする側も以前の事件の記憶がある限りは受ける衝撃も小さくなる。

 小さいころ(幼いころ)にあまり叱られないというのも問題なのかもしれない。少子化や少年の体格が良くなったことが重なったかして、今の子どもは叱られなく、叱りづらくなってきた。兄弟もいないから、大切に(ある意味過保護)に育てられわがままともなった。自分が望むことが叶わないとストレスが溜まりこらえきることができない。非行や犯罪に手を出し、「少年は怖い」ということが報道されたためますます大人は叱らなくなる。子どもは節度が大人よりは分かっていないから増長する。
 もはややって良いことと悪いことの差もあいまいになってきている少年少女が増えている結果がこの頃の少年犯罪が凶悪化している原因であるのは既に知られている通り。こういう少年少女を作り出すのはほかでもない親である。学校が気づかなかっただの、周りが気づかなかっただの言う前に自分の子どもはどうなのか確認しているのだろうか?

 果たして(少年)犯罪者の親というものほど、もっと新聞・テレビに取り上げられるべきではないだろうか?

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