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四つの性別をもつ鳥ノドジロシトド なんども性を変える魚オキナワベニハゼ

2024年07月12日 13時45分33秒 | 一言
 四つの性別をもつ鳥ノドジロシトド。なんども性を変える魚オキナワベニハゼ。オスに特有のY染色体を持たないトゲネズミ。さまざまな生物から性の多様性がわかります。
オスかメスかといった画一的なものではない性の実態。それはヒトも同じです。私たちはもって生まれた遺伝子や染色体、ホルモンの働きによって、身体的な男性らしさ、女性らしさがつくられていきますが、それは決して固定的なものではなく個体差もあるといいます。
生物学者の黒岩麻里(あさと)・北大教授が著した『「Y」の悲劇』は、性とは何かをひもとくとともに従来の考え方にとらわれない新しい性の概念を示しています。性のバリエーションは柔軟で進化しており、身体上の性的な特徴と性自認は別に考える必要があると。
みずからの性で生きられる社会へまた一歩前進しました。外性器の手術なしで男性から女性への性別変更を認める決定を高裁が出しました。手術が常に必要とするならば、体を傷つけられる手術を受けるか、性別変更を断念するかという二者択一を迫る「過剰な制約で違憲の疑いがある」との判断を。
申立人は「社会的に生きている性別と、戸籍の性別のギャップによる生きにくさから解放されることを大変うれしく思う」と喜びました。
多様な性のあり方について、黒岩教授は著書でこう説いています。「全ての人が自分らしく生きていくためには社会、教育、医療などの制度の見直しや充実が重要ですが、加えて科学的な理解がその助けになる」


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