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ケア労働 賃上げを

2024年07月17日 13時09分29秒 | 一言
日本医労連が定期大会
 日本医労連は16日、愛知県蒲郡市で定期大会を開きました。誰もが人間らしく生活できる賃金底上げと大幅賃上げ、夜勤の実効ある規制と大幅増員、命守る社会保障拡充などの運動方針を提案しました。18日まで。


(写真)あいさつする佐々木委員長=16日、愛知県蒲郡市

 あいさつに立った佐々木悦子委員長は、診療報酬改定に初めてベースアップ分の賃上げ支援策が盛り込まれたことは運動の成果だと強調。しかし、対象職種を限定し、施設ごとに格差をつける不十分な内容だと指摘し、全ケア労働者の賃上げ、他産業に負けない賃上げに向けた運動の強化を訴えました。

 岸田政権は「骨太の方針2024」で社会保障の全面改悪を打ち出し、医師養成数の抑制に固執する一方で、「日米同盟強化」の推進と大軍拡を堅持し、社会保障を歳出改革の最大の標的としていると批判。物価高や経済停滞の打開策を示せず国民生活破壊へ、ひた走る岸田政権の政治から、暮らしの困難を打開する政治に転換するために声をあげようと訴えました。

 退職に歯止めがかからず必要人員が確保できていない医療機関が約7割に上るなど人手不足の実態にふれ、署名を積み上げ大幅増員を一刻も早く実現しようと呼びかけました。

 森田進書記長が運動方針を提案。春闘で報酬改定により新設された「ベア評価料」や介護加算を活用したベアを獲得した成果もあったものの、全体的には例年並みの到達だとして、引き続き診療報酬・介護報酬の大幅引き上げの再改定や、一時金引き上げにつながる国の支援策実施を秋闘でも追求すると強調しました。

 産別統一闘争の強化や働くルールの確立、憲法改悪阻止、20万人医労連の早期達成などを呼びかけました。

 来賓として日本共産党の倉林明子副委員長があいさつしました。


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