朝、予報どおり雨! 先に進むか、とどまってノンビリするか、大いに悩むところです。とりあえず、青葉城近辺やら仙台駅近くを見物しながら流してみることにしました。青葉城は、あの広瀬川を堀として伊達政宗により縄張りされた平山城で、再現された模型によれば最大期はかなりの規模だったことが偲ばれます。正宗が城にも武家の屋敷にも樹を植えることを命じたということが、今の『杜の都』の原点だそうです。市街地の『定禅寺通り』は高い樹木の並木が圧巻です。お洒落なカフェや飲食店が肩を並べています。
ここを通ったことが、今日の予定を(素晴しい一日を)決めることになりました。市役所前の広い市民広場に、大きなステージやら屋台がたくさん並んでいました。昨日と今日ここで、『みちのくよさこい祭り』が行われていたのです。車をパーキングに止めて(コインパークはたくさんあって楽でした)、早速『参加』です。
やってます、やってます。始まったばかりみたいです。
驚いたのは、踊りながらの『はやがわり』です。和服姿が一瞬でこんなんになっちゃうんです。うそみたい! ひろこさんもびっくりデス
迫力のある演舞がつずきます。司会アナの軽妙なトークは超一流! 仙台育ちの売れないフリーアナウンサーと言っていましたが、多分こちらでは売れっ子なのでしょう。会場の盛り上がりには、彼のうでが大いに光っています。
ひろこさんもご満悦の様子で、珍しく フライドポテトと牡蠣いりラーメンを仕入れてきました。
凄い! 高知で始まった、よさこいソーラン踊りは各地に根を下ろし、東北では『みちのくソーランまつり』(みちよさ)です。今年は18回目で、大小180チーム(10人くらいから100人を夕に超えるほどの大所帯まで)・8000人の踊り手が参加しているそうです。演舞会場は市内3箇所にあり、ここはメイン会場です。
このチームは前と後ろがまったく違うデザインの衣装で、振り付けを凝らして面白い効果を出しています。最後はやがわりで、又びっくり!
ひろこさんも忙しいです。
演舞の合間には、震災受難者への黙とうが行われました。今日は、あの日から4年7ヶ月目にあたります。 黙とう!
演舞ももちろん凄いんですが、僕はバックの『旗振り』も凄いと思います。大小さまざまですが、特にあの巨大な大旗を自在に扱うさまは見事です。
特筆すべきは、その旗の振り方にもおのおの個性があり、いろいろな表現が可能なことです。豪快に宙を舞う旗、緩急を取り混ぜ旗のデザイン・文字を観客にアピールする心憎い演出をする旗などなど。中には、ちびっ子の旗振りもいました。演舞より、踊り手に踏みつけられられないかと、ヒヤヒヤでした。
田舎館村のチームは、あの『田んぼアート』を組み込んでいて、大喝采を受けていました。
コンテストの順位発表もありましたが、上位チームはともに甲乙つけがたく、審査員のコメントに苦悩がありありでした。
今回から設けられた『旗振り大賞』に輝いたのは、なんとあのちびっ子でした。1年9ヶ月だそうで、堂々『みちよさ』の記録と記憶に残りました。
面白くて面白くて、結局最後まで朝9時から夜9時まで参加しちゃいました。屋台もおいしくて、安くて・・・少し太ったかも・・・
飲んじゃったので、今日はここでお泊りです。 おやすみなさい zzz