かに祭り 枝幸に

むねさんの車です。



ずいぶんデカイ　ゴミトﾝ積んでるなｱというのが、去年初めて長崎の道の駅でお逢いした時の印象でした。ゴミトﾝとは、くるま旅仲間が言う、ゴミ箱のことです。
一度見たら忘れられない、ど迫力です。
実は宗さん御夫妻は、モーターパラグライダーを携えて日本中をまわっている、空と地上の旅人だったのです。


ゴミトﾝと見えたのは、その機材の格納庫です。
その夜は、宗さんのキャンピングカーのリビングでの酒盛りにご招待いただき、翌日朝早く、遠足まえの子供のように、イソイソ　ソワソワ　かに祭り会場の枝幸にむけて出発しました。

約60キロ。二時間弱で到着。

会場は小雨。天気のせいか、駐車場もまばら。キャンピングカーも30台ぐらいで、ほんまに祭りやるんかいな、てな感じ。
ほどなく、宗さんが集めた鳥人お二人が千葉県から到着。
たちまち、宴会開始とあいなりました。合流した杉山さんと高野さんは酒を飲まれないのですが、杉山さんが管理する飛行場の話しや、米専業農家の高野さんのスケールのどデカイ話しに圧倒されるばかりでした。
大空を飛ぼうなんて人たちは、とにかく
半端ない人たちです。

翌日
祭りは明日からなので、宗谷岬に行こうと言うことになり、車三台残して皆で本土最北端の地をたずねました。
　


宗さん御夫妻

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宗谷岬にて、。左から宗さん、私、宗さんの奥様、杉山さん、高野さんです。

帰り道、南下するにつれ雲行きが怪しくなり、買い物を済ませ、温泉で汗を流し、枝幸に戻った頃にはどしゃ降り状態！
宴会の続きどころではなくなり、各自車に逃げ込み、天気の回復を祈るばかりの悲しい夜となりました。

明日天気になーれ❗

宗(むね)さんと、無事合流

６月　26日　朝５時　オホーツク沿岸の枝幸町に向けて出発。かに祭りは30日が前夜祭で7月1日がかに祭りなのですが、３年前偶然参加することになつた時の経験から、お祭りの数日前には現地に行ってないと、かに祭り会場に隣接するオートキャンプ場を確保できない事がわかってたので、早めの現地入りを決めていたのです。余市から枝幸町まで約400キロ。高速道路を使わない道中は、年齢相応の不安と二人ずれです。
食糧調達もあり、小樽行漁港近くの鱗友市場に寄りました。朝４時から開いているここは、近年観光客に人気で、安くて美味しいと評判の市場内の二軒の食堂はどちらも5、6人並んでいました。
時間が惜しいので、今回は涙を飲んで買い物だけにします。


これ百円です。

なんとか旭川市にたどり着いて、むねさんに、枝幸まで行くのは無理っぽいと泣きの電話をいれたところ、心優しいむねさんは、わたしも今日枝幸までは行くつもりないから、枝幸60キロ手前の道の駅びふかで待ってるﾖと言ってくれました。
旭川で諸々買い物を済ませ、夕方びふか着。
むねさんと奥様と、一度見たら忘れられない特徴のあるキャンピングカーと、九州の旅でお会いして以来、ほぼ一年ぶりの再会です。
一年ほど前、九州をくるま旅していた時、ある道の駅で偶然お会いすることになった、私たちと山梨のむねさん御夫妻と東北の上野さん御夫妻。こんにちはとご挨拶したのがきっかけで、見知らぬ三組が何故かたちまち意気投合！　昼間っから酒盛りが始まってしまったのでした。くるま旅仲間三夫婦の出来上がりです。
翌日、何処かでの再会を約してお別れしたのですが、宗さんとは数日後べつの道の駅でバッタリ。特徴あるあのキャンピングカーを見つけたのかキッカケでした。
どんな車なのか、むねさんがどんな人なのかお話ししたいのですが、
ちようど時間となりました！
おあとが宜しいようで　！

再度 神威岬へ

青空と日射しと、打ち寄せる波の音のなかでの朝です。！





泊めてもらった道営野塚キャンプ場は、積丹岬と神威岬の間の国道沿いの海側にあります。水場とトイレは駐車場に面しており、車中泊に最適！　しかも無料です。車中泊三台、テントふたはり。
結構人気がありげです。

天気がいいので、再度神威岬に向かいます。昨日はどうなることかと思った膝は、何事もなかったように快調です。






昨日より海のいろは鮮やか‼
暖かいせいか、昨日はポツポツだつた斜面がエゾカンゾウで埋めつくされんばかりの花畑になつていて、びっくり‼




昼前、余市に向けて出発。余市と言えば、ニッカ余市蒸留所ですね。
試飲目当ての確信犯です。今日は隣の道の駅でのお泊まりで決まりです。




竹鶴はここにもなくて、やむ無くミニチュアビン12本セットを購入。



突然　旅仲間の宗さんから電話があり、唖然‼
タイミングがあえば、枝幸かに祭りで会いましょうっていつてた本人が、開催日を間違えていたのです。宗さんから電話もらわなければ、私は祭りの１週間後に
大威張りで乗り込んで、大いに落ち込んだ事でしょう。
宗さん有難う。明日一番で現地に向けて出発します。
早く寝ようーと！

積丹半島へむかいました。

６月25日
旅をしている人には常識ですが、この時期の北海道は、夜明けが早く日暮れが遅い。朝３時半には明けてきて、夕方は７時を過ぎても外で新聞が読めます。
朝４時頃目が覚めちゃったので、珈琲淹れながら今日は何処行こうか考えました。外は、霧ははれたけど曇り空。
でも、テレビの情報では今日明日の天気は回復基調とのこと。
積丹半島に行こう！　天気がよければ
シャコタンブルーに決まりでしょう。‼
共和町、岩内を、ぬけて日本海の海岸線ぞいを北上です。山道もいいけど、私的には海沿いの道のほうが気分ルンルンで走れる。
でも、急ぐ事はない。どうせ神威岬へのゲートが開くのは確か朝8時だし、ナビも２時限弱で着くと言っているので、休み休み行っても５時半に出発すれば充分でしょう。

ジャーン　天気はいまいちですが







花も沢山咲いていて、きれい‼







不思議ですねぇ！若い頃は見向きもしなかったのに❗
1時間帯半かけて、やっとこさ車に戻った時には、膝は笑うのを超えてもはや分解寸前。
とりあえず、近くの岬の湯しゃこたんに
逃げ込みました。高台で海に面した露天風呂は解放感最高‼
サウナもゆっくりくつろげる大広間もあり、快適でした。





このあとは膝のケアに専念。
近くに道の駅がないので、町内にある無料の道営野塚キャンプ場にお泊まりしました。

ニセコ居続け！

翌日朝、道の駅で知りあつた人たちと情報交換のあと、また五色温泉にむかいました。





９時過ぎに五色温泉到着。土日なので200円あっぷの700円の入湯料金は、少し悲しかった。
例のごとく、２時過ぎまで大広間でごろごろして、買い物、洗濯のため倶知安へ。
道の駅に戻ると、朝お会いした旅仲間が、とりたてだよといって、タケノコを届けてくれました。



でかいです。！　早速、さっとゆでてワサビ醤油でいただきました。晩酌のつまみに最高、ご馳走さまでした。！
少し飲み過ぎました。反省！

翌日は日曜日で、駐車場も込み合って来たので、早々に五色温泉に出発。
夕方戻ろうとすると、外は濃霧。
ここは無理をしないで、五色温泉の道路向かいにある、ニセコ野営場にお泊まりする事にしました。
１人300円で、水場もトイレも駐車場に隣接していて、車中泊にはもってこいです。
回りに明かりもなく、高所なので、晴れてれば星空も凄そうです。
またこようーっと！
明日天気になーれ‼