tetsuとhirokoの気まま旅

自作キャンピングカーでの日本一周を目指す旅

福島県会津地方にて 二泊三日の旅

2020-11-16 17:23:35 | 旅行
 岩手県から福島県に車を走らせ、このあたりに来たときには必ず寄らせてもらう、会津地方喜多方市にある道の駅『喜多の郷』に到着。
次の日は休養日にして、ほぼ一日、温泉に入ったりノンビリ過ごしました。
翌日から、西会津 奥会津(一泊) 西会津街道から鬼怒川を抜けて日光、奥日光 金精峠を越えて群馬県片品村から、赤城山の麓まで、ゆっくり『くるま旅』しました。












只見川と只見線に沿うように走るこのルートは、急峻な山道もなくノンビリ走れます。
金山で食べた『高遠そば』は、ワサビでなく、辛味の強い大根でいたたきます。









全国でもおそらく、五本の指に入ると思われるほど小さな道の駅『番屋』でもお蕎麦を頂きました。
昨日から4杯食べましたが、蕎麦はその地域で栽培されたもので、挽きかた 打ち方も違い、その色 こしの強さ のど越し いろいろです。勿論、新蕎麦です。
甲乙つけがたく、いずれも美味しい‼
















温泉が併設されているので入ろうと思いましたが、混んでる様子。受付で聞いたら、『お客様、少し多いようです。』との事なので、『足湯』で我慢しました。








鬼怒川温泉まで下りると、あざやかな紅葉が残っていました。






奥日光の山々は冬支度!
金精峠では路肩に雪が残り、冬期閉鎖まで秒読みに入った感じです。

自宅を出てからほぼ五週間、今回の旅もそろそろ終わりのようです。

今回も、い〰️い旅 でした。

『温泉』の効能について、考える。

2020-11-13 21:35:49 | 旅行
『東和温泉』が、本当に私の膝に劇的に効いたのか? 
その検証のつもりで、東和温泉に舞い戻りましたが、それは『ノウ!』だったようです。
まず、1.2回はいって劇的に膝に効果のある温泉などあるはずがない。第一、私は膝に不調を抱えるようになってから、この温泉に何回もお世話になっています。
湯治をしている間でも、『膝』は調子の良い日もあれば、いまいちの日もあり、いろいろでした。
翌朝、今回4回目になる『炭酸泉』に入りながら、いろいろ考えました。
結局は私の思い込みでした。心の中で、そうであってほしい!、そうに違いない!、が、独り歩きしていただけでした。

ここで、温泉の効能について考えてみたいと思います。勿論、私は温泉の専門家でもなければ、オタクでもありません。
テレビやハウツウ物の雑誌の受け売りをひけらかす事しかできません。

旅をしながら地図を視ていると気がつきますが、東北地方では、仮に縦に中央線を引くと、温泉は何故か圧倒的に日本海側に多く存在します。
その多くは、単純温泉 塩化物泉 硫黄泉です。ほかに放射能泉 炭酸水素泉 その他があります。
ちなみに、後生掛温泉は『硫黄泉』、東和温泉は『単純泉』です。
自宅のお風呂に比べて、温泉はより温まるのは、周知のとおりです。
その『より温まる』ことの多くの原因は、単純温泉 放射能泉では、お湯に含まれる微細な鉱物の粒子、塩化物 硫黄泉では塩や硫黄の結晶と、微細な鉱物の粒子が汗腺を塞ぐことにより、体温の放熱を阻害して、温まりを長持ちさせるからだそうです。
『炭酸水素泉』は、お湯に含まれる炭酸ガスや、イオン化した水素イオン 重炭酸イオンが、呼吸や皮膚から吸収され、自律神経系に働きかけて血流を良くするため、体が温まるのだそうです。
体が温まる事は、イコール『免疫力のアップ』につながります。
そのほか、硫黄泉では硫黄の殺菌作用により『外傷』や『皮膚病』に効果があったり、『放射能泉』では、微量の放射能がより免疫力を強める効果が期待されるのだそうです。
その効能 効果はすべて解明されている訳ではなく、未知の部分が沢山あるのでしょう。
その爽快感がもたらすストレスの発散は、人によりいろいろな効能を発揮すると思われます。

人は、何らかの効能を実感するからこそ『温泉』に出向くのです。その楽しみ方、過ごし方は人それぞれであっていいと思います。

皆さん! 温泉に行きましょう!
私もきっと、また『旅』をしなから温泉めぐりを続けるでしょう。





今日は『東和温泉』の朝風呂に浸かってから南下し、岩手県南部の景勝地『平泉』の近くにある、『いつくし園』の炭酸水素泉を楽しんでから、更に南下。300キロほど走って、午後6時半ごろ、福島県会津地方の磐梯山の麓にたどり着きました。

明日は、何処に行こうかなアー


道の駅『とうわ』から『遠野 風の丘』そして『とうわ』へ

2020-11-12 15:05:37 | 旅行
道の駅『とうわ』に隣接する東和温泉では、朝7時から8時半まで朝風呂の設定があります。通常より200円安い400円ですので、逃す手はありません。
朝6時半頃から、常連さんらしき人たちがお風呂セットをぶら下げて姿を見せ始めました。7時オープンのはずなのに、あうんのお約束なのか、スタッフがドアを開け待つことなく、温泉に消えていきます。
車の中から見ていた私も、慌てて後に続きました。

昨日夕方、ここの温泉に入ってから『膝』の調子が良いのです。
歩く足取りが軽くなり、夜トイレに起きるとき、膝を伸ばしその場足踏みのルーテインが短くて済んでいる感じがしました。
『あれっ』言う感じでした。後生掛温泉で湯治していた時と違って、外気温氷点下近くの車の中で寝ていての話です。

ここの温泉は、
人工的に炭酸ガスをお湯に混ぜ混んでいる『炭酸泉』が特徴です。
血流を良くする効果が期待される『炭酸泉』が良かったのでしょうか?

シャワーでの『リンパ流し』と、ドローイン ストレッチを済ませて、朝のお約束はまだ続いています。

さっぱりしたところで、天気もいいし、『遠野』に足を延ばしてみようと思いました。ここ花巻市の隣は遠野市です。
ただ、花巻市の郊外と遠野ではその雰囲気、空気すらガラッと変わる感じがします。
『日本の原風景』等とも言われる遠野のたたずまいは、そんなところに住んだことはないはずなのに、なにか昔見たことがあるような、そこで暮らしていた事があるような、どこか懐かしい想いにさせられてしまうのです。
遠野にはいろいろな施設 見所もありますが、私にはただ其処に居たい、其処の空気を吸っていたいと思わせる『世界』です。車をゆっくり走らせ、時には少し歩いてみる。それで十分です。






めがね橋



よく利用されている無人駅なのでしょう。
屋根付きの自転車置き場には、自転車が二台。四台分の駐車スペースもありました。

今日は、ひろ子さんに太いねぎとリンゴ、ワサビが好きな長男に太めのワサビを買いました。
私には、以前何回か通ったとき気になっていた、あまり人家も無いような所にある、小さな『さんQふる郷市場』で、馬刺を買いました。日保ちしないので、持ち帰れません。悪しからず。
新聞紙でくるんであるのが、グッときます。





さぁ これからどうしよう!
もう40キロもない太平洋側の釜石に向かい、そこから南下するか。はたまた、東北道に戻り南下するか、秋田自動車道で、一気に日本海側まで走るか。いろんなルートが有りますが、ここは、東和温泉に戻ることにしました。
『炭酸泉』が、わたしの膝に本当に良いのか、もう一度湯に浸かって検証してみたくなったのです。





1ヶ月の山籠り(?)から下界への脱出

2020-11-12 12:54:42 | 旅行
チェックアウトして、駐車場から国道に車を出すまでがひと苦労でした。いつもより早いドカ雪に、除雪車の手配が間に合わなかったようで、人の手だけでは除雪が進んでいません。スタッドレスタイヤは圧雪された雪道には威力をだしますが、深雪やアイスバーン シャーベット状の雪では、ハンドルを取られコントロールが不安定になります。
国道は、取り敢えずは除雪されていますが
、山間部であり融雪剤が撒かれているわけではなく、路面に残った雪に新雪が積もっています。下りならまだしも、僅かでも登りではスタックしないよう気を使います。
八幡平の麓の町のひとつ、鹿角市にやっとこさ降りてきました。ここから一般道で何処に行くにしても、山間部の峠道があります。四駆でない私の車と運転技術では、不安が残ります。
少し考えて、取り敢えずより安全な高速道路で南下し、雪の心配の無いところまで行くことにしました。
車窓から見る限り、岩手山には雪が有りましたが、盛岡市辺りからは空は晴れ上がり、雪のゆの字もありません。
ヤレヤレです。さて、今日は何処に泊まろうか?
この近くで、温泉のある道の駅と言えば、雫石の『あねっこ』か、花巻の『とうわ』ですが、盛岡市からやや山間部に入る『あねっこ』はやめて、『とうわ』に向かいました。




『とうわ』に着いて、車載のテレビで相撲でも見ようかと思いましたが、テレビが映ません。もしやと思い車のキャリーに登って見たら、何の事はない、テレビアンテナが雪に埋もれています。


此処について前から見たときには、八幡平で積もった20~30センチ位の雪も溶けているように見えたのですが、ドッコイ残っていました。
八幡平で一日おきにやっていた、『車掘り』(やらないと、車と車のあいだが吹きだまりになって、ドアがあかない位になってしまう。)ならぬ、『アンテナ掘り』が始まりました。




トラブル解決
道の駅『とうわ』から、道路を一本渡れば『東和温泉』があります。
ほっこりしてきます。

後生掛温泉湯治30日目で、変わらなかった事、変わった事

2020-11-10 08:01:00 | 旅行
湯治の最終日になりました。明日朝、チェックアウトです。

今回の湯治で、変わらなかったのは体重です。77キロ後半から79キロ前半で、行ったり来たりしています。
変わったのは、体の状態の変化です。まず、お風呂での衣類の脱ぎ着替えが、格段に楽に出来るようになったこと。動作にふらつきが無くなり、安定するようになったこと。朝など膝の痛みに苦しんでいたのを、工夫することで回避できる事が解ったこと。背もたれのないイスに変えて、少し姿勢が良くなってきたこと。

一番変わったのは、いつの頃からか、『膝を治す!』ではなく、『克服する!』に考え方が変わった事です。
レントゲン写真で明らかな、膝軟骨のすり減りは現実的に治せません。
結論は明らかです。今回の湯治で解った、膝が痛くならないような生活の仕方にあらため、急がずゆっくり筋肉の増強、関節可動域の拡大に努力するしかありません。
今回の湯治の評価は、自宅に戻ってからに懸かっています。此処で出来ている事を、いかにすれば自宅でできるかに懸かっています。工夫が必要です。

外は、三日間断続的に雪が降っています。
湯守りのおっちゃんが、『これだば、ゆぎのおおいとしさ、なるがもな!』と、言っています。八幡平は冬本番です。