関本徹生の楽園計画通信

阪神淡路大震災後、芸術で社会を元気にすると始めたアートプロジェクト「新世紀楽園計画」のあれこれ通信

シンポジウムのお知らせ

2010-08-29 15:44:33 | アートプロジェクト
10月23日(土)に開催されるシンポジウムのお知らせ。

『世界遺産・高野山/戦国ルネッサンス・戦国武将と高野山を考えるシンポジウム』
~もののふ列伝シリーズ・特別編~

■テーマ:「江と戦国武将の魂が集う高野山の秘密」
■時間:開場18:00、開会19:00、閉会21:20(21:30迄)
■場所:高野山大学 松下講堂黎明館
■基調講演①:日野西眞定氏(ひのにし しんじょう)
 元高野山大学教授、前高野山奥之院維那(ゆいな)
 テーマ案:「高野山奥之院と戦国武将・大名家」
■基調講演②:中村利則氏(なかむら としのり)
 京都造形芸術大学歴史遺産学科長・教授
 テーマ:「戦国武将と茶、そして高野山」(仮題)
■トークバトル
 テーマ:「江と戦国武将が集う高野山の秘密」
 ※出演パネラー:日野西眞定氏 中村利則氏 鈴木智博氏(戦国魂プロデューサー)
 ※モデレーター:関本徹生(京都造形芸術大学教授、アーティスト)

□参加対象:戦国期の歴史ファン(熟年層~若者層) 
 ※原則、高野山は真言密教の根本道場であり、
 甲冑姿等のコスプ等の愛好者は自粛いただき、歴史研究・学びを
 求める参加者を募る。
□主催/世界遺産・高野山地域資源発掘活用プロジェクト
□後援/高野山真言宗総本山金剛峯寺、高野山霊宝館、高野山大学、
    京都造形芸術大学、産経新聞社、関西テレビ放送、ラジオ大阪
□協力/日本航空、戦国魂、近代産業遺産アート再生学会、
    NPO法人青少年育成審議会JSI、NPO法人国際芸術文化センター
□協賛/㈱JTB西日本、ソフトバンク テレコム㈱、㈱乃村工藝社、高野山高等学校、
    その他を予定。
■問合せ/「世界遺産・高野山地域資源発掘活用プロジェクト」事務局
     (㈱アームアレクス 窪田・清水まで)
      電話 06-6532-8007 koya.sengoku2010@gmail.co

■主旨
日本人の魂のふるさとである高野山は、弘法大師が開かれた根本道場として
幾多の時代において、多くの人々の救いと憧れの地として今日まで続いて来ました。
2016年には「高野山開創1200年」を迎え、
また2014年には「世界文化遺産登録10周年」の節目も迎えるだけに、
この注目度の高い時期において高野山そのものの存在意義と、
弘法大師と真言密教の教えの素晴らしさを内外に知らしめるものです。
それは綿々と続く高野山の歴史の中で、最も世の中が荒廃し、
魂の救いを求めた戦国時代と、その後の魂の安住の地を求めた江戸時代の
各大名、武将たちの高野山信仰を捉え、それを現代に置き換えることにより
荒廃する現代社会の中における高野山の重要性を再認識するものです。
また、今までになかった高野山の地域資源の掘り起こしとなり、
戦国武将・大名家ゆかりの寺院(菩提寺)と奥之院の墓所等を調査・研究することで、
これにより発掘された貴重なる資源への関心が高まり、
多くの歴史ファンが高野山に訪れたいと願望し、また学び、
体験することでの新たな高野山の魅力づくりになると考えます。
新たな高野山の魅力となる戦国・江戸期等の観光資源の掘り起こし。
戦国期の荒廃と動乱の世に武将達が求めた高野山への信仰心を現代に伝える。
近年の観光地としての高野山ながら、その根底にある魂のふるさと(日本の総菩提所)
を考える機会づくり。

◎2011年度より高野山内の寺院(大名家ゆかりの寺院・宿坊など)と奥之院の
約20万基もあると言われる戦国武将・大名家の墓所を学術的専門プロジェクト
(宗産学民の連携)を編成し、その宝物や遺品等の歴史資源の掘り起こしを
行い、その調査結果を踏まえてセミナーという形で、年4回開催予定。
戦国武将、大名家をテーマとした学びと体験の機会を設ける。

展覧会のお知らせ

2010-08-22 16:02:55 | アートプロジェクト
10月に開催する個展準備の為、
昨日から久しぶりに蒸し風呂のような暑い工房で制作。
汗ダラダラだが、気持ちがええ~~~!!
ビールがうまい!!

詳細は近づいてきたら知らせますが、とりあえずの情報です。

■『十二支 姿図新釈』
ACCENT GALLERY(アクサンギャラリー)
10月12日(火)~24日(日) 月曜 休廊
12:00~19:00
※10月16日(土)16:00~ダラダラパーティー有り

〒530-0005 大阪市北区中之島5-3-101(アクサンビル) 
TEL:06-6444-0366 FAX:06-6445-2929

JR福島駅・JR東西線新福島駅より徒歩6分
京阪中之島駅 徒歩1分

■『森ガスミカ~神無月のモノ(もののけ)達~』
Konda Eco Land Club(今田エコランドクラブ)
10月12日(火)~24日(日)野外展示 月曜 休園
10:00~17:00
※10月17日(日)会場に居ります。

兵庫県篠山市今田町市原字西山35

「車の場合」大阪より約1時間
中国自動車道 兵庫東条インター
舞鶴若狭自動車道 三田西インター
丹波篠山口インターよりともに約20分
「電車の場合」
JR福知山線相野駅 下車タクシーで約15分
または古市駅 下車タクシーで約10分

・・・です。
ギャラリーには16日と最終日の24日は居ります。
今田町は17日のみです。
この日以外で事前に連絡をもらえれば、馳せ参じる予定ですが・・・
出来れば合わしてちょうだい◎◎

ツクツクボーシ

2010-08-21 16:00:44 | 雑記
2つの制作プロジェクト(粟田大燈呂、ウィンドーディスプレイ)が
始まり、20日からもうひとつのウィンドーディスプレイの
プロジェクトもスタートし、過ぎ行く夏の余韻に浸る暇もなく、
・・・といっても無茶苦茶今年は暑いが。。

どこでどう知るのか、お盆が過ぎると確実にツクツクボーシが
鳴き始める。
今年は朝夕が涼しい訳でもないのに(先日は夜の10時でまだ34℃もあった)、
ピッタリ17日から鳴き始めた。
不思議ですねぇ~。

そんな事を思っていると、いつもの鎌田大明神さんからの東山修験道メールに
=「知」は「地」の上に成り立つというのが日々の実感である。
さらに言葉を重ねて語呂合わせ的に言うならば、
「身に付いた知は血に促されつつ地の上にこそリアルなものとして成り立つ」
ということだ。そんな「地に足の着いた知の生成」を目指して…=

・・・と書かれていた。
地があってこその知である。
ツクツクボーシはちゃぁん~っと地を理解しているのである。

夏のあはれ

2010-08-16 15:30:48 | 雑記
いつもなら、お盆の間は海や川で、お魚さんと
遊んでいたが、今年は五十肩の痛みと親父の遺品整理などで、
おとなしくしていた。

まあ、天候も悪く(曇りがち)、川は増水で水は冷たいし、
海は結構荒れていて、潜ってもあまり視界が良くない。。。
なんや、結局行っているやんか!・・・と突込みが入りそうだが。

娘が母親に言っていた。
「お父さん、今年はあまり気合が入っていなかったよ」・・・と。

相続の件や、父・母の遺品整理などをしながら、
親父が還暦の時に、みんなで(家族・親戚)撮った写真を
眺めながら、ほぼ同じ歳に近づき、一体今まで何をしてきたのか、
そんな事を考えると、急にどうでもよくなり気持ちが萎えてしまった。

今日で親父が逝って、1ヶ月が経った。
この先、どうなるのかサッパリわからんが、
まあ、空元気で生きていくだけ。。。

少し気になったのが、海に潜って、ビックリしたのが、
ここ、こんなにサンゴがたくさんあった???
中学生の頃はそんなになかったのに・・・
これも温暖化の原因か。
ちょっとヤバイですぞ。