関本徹生の楽園計画通信

阪神淡路大震災後、芸術で社会を元気にすると始めたアートプロジェクト「新世紀楽園計画」のあれこれ通信

壁画

2010-05-27 16:36:58 | アートプロジェクト
京都府印刷工業組合からの依頼で、
「京都印刷発祥之地」の記念碑のバックに
屏風の壁画を描き、24日にその除幕式があった。
色々な意味合いを持たせた絵になっているが、
詳細は現場のパネルに紹介されているので、
ここでは書かない。
また、その説明は一部であり、
他にも隠された意味合いが含まれているが、
それを知っているのは描いた本人、
つまり私だけが知っており、
誰にも、その秘密を明かしていない。
もちろんクライアントにも(大袈裟!)。
閑な方は現場に行き、秘密を解き明かしてちょうだい。。。
結構、難しいですぞ。

場所は京都市地下鉄烏丸御池駅構内。
烏丸三条上ル(東側)NTT西日本前の「出入り口5番」
または(西側)川勝ビル「出入り口6番」より入り、改札口を通り、
御池方面へ向かう途中にあります。


千年持続首都の秘密

2010-05-09 17:25:30 | お薦め(書籍)
一昨年、2008年11月30日芝蘭会館稲盛ホールで行なわれたシンポジウム
「平安京のコスモロジー」、これに私もパネリストとして参加したが、
この内容を納めた単行本が創元社より発行されました。
定価(本体2,800円+税)です。
監修・編はご存知、鎌田東二大明神です。

結構、内容がおもしろいので、是非一読を。。

タイトルは『平安京のコスモロジー』千年持続首都の秘密
~なぜ京都は千年以上もの長いあいだ首都であり続けたのか。
この都に隠された数々の秘密を解き明かす。~

■第一部 
◎陰陽師から見た平安京 
岡野玲子(陰陽師でお馴染みの漫画家)

◎平安京の宗教構造~江戸・東京との比較の観点より  
内藤正敏(東北芸術工科大学大学院教授・写真家・民俗学者)

◎京都の癒し空間    
河合俊雄(京都大学こころの未来研究センター教授・臨床心理学)

■第二部
◎平安京の自然学~資源科学から都の工業生産を考える
原田憲一(京都造形芸術大学教授・地球科学・地質学)

◎平安京の食とファッション
鳥居本幸代(京都ノートルダム女子大学教授・平安京文化研究)

◎京の茶室とわび・さびの美学
中村利則(京都造形芸術大学教授・建築史・茶室研究)

◎京の妖怪
関本徹生(京都造形芸術大学教授・アーティスト)、

■第三部
◎「みやこ」の形成と平安京のコスモロジー
鎌田東二(京都大学こころの未来研究センター教授・宗教学・民俗学)


大神神社

2010-05-04 16:09:41 | 雑記
昨日、10年以上ぶりか、久しぶりに三輪山に登ってきた。
大神神社も「平城京・平安京 摩訶不思議の宴」ナイトツアー以来の
参拝であるから、4年ぶりかな。。。

ご存知のように、三輪山自体がご神体である。
以前に比べて、山道も少し整備されていたようで、
おかげで神山(お山)の気をもらいながらゆっくりと登れた。
今まで気がつかなかったが、今回のんびり登ったおかげで、
わかったのが、タラの木の群生が結構多い事である。
先に生えている芽、葉を取って、天ぷらにするとうまいのだが…。
いやいや、ここは神山、そういうものを一切取ってはいけないのである。
どうも、山や海へ行くと野生が戻るというか、まず食う事の本能が
目覚めてしまうのである…反省。。。

GWという事もあり、また昨今のパワースポットブームだか、
何だか知らないが、三輪山も人が多かった。
神山から気(パワー)をもらう為には、自らも真摯な気持ちが
必要であるが、どうもコンビニ的な勘違いをしている輩が多いようである。

ちょっと大袈裟だが、マクロ的に世界平和を、
ミクロ的には私の知っている人間全ての幸せを願ってきた。
オオモノヌシさん、あなたなら出来る!!よろしく頼みますよ◎◎◎


GWの戯言

2010-05-02 11:03:00 | 雑記
1年遅れで、実写版の「ヤッターマン」「ドラゴンボール」を観た。
現在、放映中のドラマ「怪物くん」もそうだが。
奇しくも怪物、ヤッターマンの主人公は嵐の大野、桜井。

どうしようもなかったのが、ドラゴンボール。
悟空、ブルマ、ヤムチャ、亀仙人…新たな解釈かもしれないが、
オリジナル(見た目ではない)から、ほど遠い。
かろうじて、オリジナル以上の存在感があったのが、ピッコロである。

これに比べて、ヤッターマンはいいねぇ~。
徹底的にオリジナルを重視し、「ブタもおだてりゃ、木に登る」等の
ギャグまで忠実。
やはり、何と言ってもドロンジョ役の深キョン、生瀬、ケンコバがダントツ。
桜井君がかすんでいた。

日本のアニメは世界に影響を与えているが、実写版(特に映画)に
なるとあきまへんなぁ~。
同じやるなら、もっとB級映画に徹すると楽しみも増えるのだが。

話しは飛ぶが、昨年開催された、山下洋輔トリオ同窓会ライブのDVD。
初期メンバーから、解散時のメンバーまで、入れ替わり立ち変りでのライブ。
一見、でたらめ風であるが、それぞれのトリオの音構成はキチッとされている。
しかしである、山下・坂田・森山(確か3期メンバー?)のライブは、
全くでたらめである。
その証拠に山下さんが実に楽しそうにピアノを弾いている。
あの顔は他のトリオでは見せなかったものである。
【でまかせ、でたらめ、出稼ぎ】の3Dライフを早くから、
やっていた、このトリオはやはり、最強である。