関本徹生の楽園計画通信

阪神淡路大震災後、芸術で社会を元気にすると始めたアートプロジェクト「新世紀楽園計画」のあれこれ通信

遅まきながら、個展の案内

2013-06-12 14:55:13 | アートプロジェクト
関本徹生展・日本の精神文化の根源探究VOL4
~年間を通じて自然への畏怖と讃歌~

■開催日時
◎海編 5月26日(日)~8月31日(土)  開催中!!!
7月7日(日)16:00~乙仲キング2イベント有。
私も何かトークショーします。。。

◎空編 9月1日(日)~12月28日(土)
◎大地編 2014年1月11日(土)~4月26日(土)
 10:00~19:00 会期中定休日なし 
■開催場所:神戸市中央区栄町通3丁目―1-17 ESGビル
1F~4F階段壁面  ※身体性を強調。平行移動ではなく、上下(階段)移動で観て下さい。 

古来より、私たち日本人は多くの自然の恵みを授かってきた。
森羅万象、全てのモノに神が宿るという考えが命を大事にし、モノを大事にする。
そしてそれが環境問題を考慮した循環型社会の構築も可能となるはずであるが、
しかし現代は先人達が持っていた考え方が忘れさられている。
文明社会にトップリ浸かり、時代と共に自然の声(摂理)を聞かなくなり、
傲慢になった人間の営みが、大きな天災や人災などに直面している。
日本人の心、目に見えないモノ(森羅万象、神仏の加護、厄、災い等)への畏怖の念、
自然の恵みに対する感謝の念、寛容の精神、その心が忘れ去っているようである。
また、最も根源的な情報収集装置である身体感覚を使う事が、疎かになってきている。
言い換えれば、五感(視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚)の衰えでもあり、
それが目に見えないモノに対する反応が鈍くなっているのである。
古代より自然(神々)と寄り添って生きてきた先人たちの教えに触れる事で、
本当の豊かさについて、今一度、襟を正し考え直す時期にきている。
当たり前のことだが、自分ひとりでは生きられない。
宇宙の原理、万物万象の法則によって生かされているという事を改めて問い直し、
自然に対する畏怖の念を少しでも、芽生えればと願っている。



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