関本徹生の楽園計画通信

阪神淡路大震災後、芸術で社会を元気にすると始めたアートプロジェクト「新世紀楽園計画」のあれこれ通信

イベント案内

2009-07-09 11:32:29 | 雑記
◎帽子人さん
ご無沙汰ですね。
そういえば、あまりイベント案内していなかったですね。

6月は好評だった「勝手に選定!六原ミニ庭園」第2弾を行ないました。
レクチャーは「六原と平家」(中村利則氏・京都造形芸術大学教授)でした。

◆7月はもうすぐですが、12日(日)六原小学校講堂において、
「気配教室」なるワークショップを行ないます。
13:00スタート・無料。
視覚を遮断して、聴覚・触覚等の再確認作業です。
あまり使っていない感覚を取り戻し、多くの情報が私たちの身体を
通過する事を確認し、あらゆる感覚を使う力、気配を感じる力を
養う事によって、危険を察知する能力を高めようというものです。
対象は小学生が中心ですが、おとなも参加自由です。
ワークショップ指導は私です。

◆8月9日(日)は4年目を迎えた恒例「熊野観心十界図・地獄絵絵解き」
(於:西福寺)を開催します。
17:30~開場
18:00~地獄絵絵解き楽師によるミニライブ
楽師・瀬戸信行(クラリネット)山田裕(七弦ギター)
18:30~地獄絵絵解き(西山克・関西学院大学文学部教授)
20:00終了予定。
毎年、狭い西福寺に100名近いお客さんが来るので、今年から
完全予約制になりますので、早い目に予約です。
尚、当日もありますが、たぶん立見になります。
【予約 075-791-9124 9:00~17:00担当:小林まで】

以上、案内です。9月以降は未定ですが、10月、12月開催予定。

ええ加減です。

2009-07-07 17:49:25 | 雑記
いろいろ、具合、見当、しだいに、そんなところ、一応、そのうち、おおむね、
雰囲気、ひとまず、加減、あの件、適当、とりあえず、よしあし、いつしか、
按配、だいたい、気配、まずまず、そのへん、あっち、こっち、大筋・・・

この日本語の曖昧さ、言葉というより感性・感覚の曖昧さであるが、
このハッキリしない感覚が欧米人にとって最も嫌うところである。

・・・が、この感性が最近欠けているのではないかと思う。

自分が感じて、具合を、見当を、雰囲気を、加減を、適当を、按配を、
気配を判断する。
自分が目立てて、いろいろ、しだいに、そんなところ、そのうち、
おおむね、一応、いつしか、まずまず・・・である。
自分と他人を含めて、とりあえず、よしあし、だいたい、そのへん、あっち、
こっち、大筋・・・である。

これらは弱い言葉であるが、主体(感じる)が自分である。
ところが、ここ2~3日の間に事件を起こした犯人の動機などをみると
「友達が・・・」「金が、仕事が・・・」と主体が自分でない。

ハッキリしろ!とか強くないと生きていけないぞ!とか、
そんな曖昧な考えでは国際的に通用しないぞ!とかいろいろ言われているが、
余計なお世話である。

曖昧な言葉にもちゃんと強い主体が隠されているのである。

何を言いたいのかよくわからんようになってきたので、
後は適当に考えて下さい。
ええ加減なブログでした。


そういえば・・・

2009-07-05 15:38:28 | 雑記
セミの声を聞かない。
早い時は5月連休明けぐらいから聞こえていたが。
セミの生態も狂ってきたか・・・

一昨日のエヴァンゲリヲンの中では、しっかりとセミの声を聞いた・・・
ひぐらしも。
なんか、ちと寂しい。
まあ、梅雨明けと共に一斉に鳴きだすでしょう。

昨夜、久しぶりに十三の地に降り立った・・・25~6年ぶりである。
10代の頃、一時住んでいた事もあったが、ずいぶんと変わっていた。
アルサロ(死語に近いなぁ)の代表的な場所だったが、今はそんな姿もなく、
様変わりだが、変わらない店を見つけると嬉しくなった。

まちは変わる、特に繁華街の変化はスピードが違う。
変化してもその地域独自の匂いみたいなものがあったが、その匂いすら
無くなってきているような気もする。
梅田の東通り商店街、十三本町通り、ここには妖しさ、いかがわしさの
匂いが無くなったようだ。
まあ健康的ではあるが。

最近、法善寺横丁で飲む事が多いが、先週だったか水掛不動の前で
山伏が6~7人お不動さんの前で護摩焚を行なっていた(法螺貝もあり)。
当たり前だがちゃんと信仰の場でもあるのだ。
酔っ払いが歩く飲み屋街、その中で行なわれている信仰の行事、
この妖しさがいいのだ。大阪で妖しさの匂いが残っているのは新世界と
法善寺界隈だけなのかもしれない。

妖しさが無くなるとどこも同じようなまち(飲み屋街)になる。