新型インフルエンザ

　最近また熱を帯びてきた「新型インフルエンザ」草加市にも、患者さんにもそろそろ魔の手が忍び寄ってきているようです。

 

当院では酸素カプセル中もマスクを義務付けてもらっています。

待合室にはマスクとアルコールを常設していますが、何よりも

手を洗う時は洗い流すのが新型インフルエンザには有効なようです。

勿論アルコール消毒も併用すると効果はより高くなるそうです。

まずは我々が掛からない努力が一番先決ですから、当院は細心の注意を払って

インフルエンザ予防に力を入れています。

 

安心して来院してくださいね。

 

http://www.seikotu.org/

朝、晩の冷え込み

　夏は身体を冷やして調子を崩す人が多いです。冷房が原因だと思われます。
実は、この時期も身体を冷やしている人多いんです。

暑い夏から変化してない就寝状況だからではないかと、推測しています。

朝晩は冷え込みますので温かくしてお休み下さい。

冷えると内臓の調子は勿論、筋肉も硬くなり、おまけに夏の疲れも出てくる時期なので、油断大敵です。

季節によって環境を変える。これが健康の秘訣です。

話は変りますが、イチロー選手の大記録。野球の知らない自分も凄いのが解ります。プロとして常にブレない「一定の結果を出す」これは凄い事です。

我々も常に一定の結果を出す事が要求される職業なので触発されてます。

地味な草加でのイチローを目指して日々是研鑽です。

最近の本

　最近読んだ本の中で特に印象に残っているのが「大空のサムライ」坂井　三郎氏

です。故坂井氏は戦時中に64機もの敵機を撃墜したそうです。

何が印象に残っているかというと、その「職人精神」です。

治療は職人的技術を必要とする場面が多々あります。何年も同じ事を行い

研ぎ澄まされた感覚を養い、初めて人の体が分かってくる瞬間が多々あるのです。

さらにその感覚は「確固とした医科学的な理論に裏打ち」されて初めて光輝くのです。

 

零戦に乗って数多くの修羅場を生き残るのは偶然ではなく、日頃の「やせ我慢」と坂井氏の呼ぶ鍛練があってから出来るものであって、必然的に修羅場を生き残る事になるのだそうです。

「自分の職業に絶対の自信とプライドを持つ精神」

「一見派手に見える技は危険と隣り合わせ、熟練すればするほどその技は平凡に見えるものである」

等々、自分の心に打つ名言がたくさん込められたノンフィクション小説でした。

お勧めです。