テラ治療院

テラ治療院の先生達の一言

最近の本

2009年09月02日 | Weblog

 最近読んだ本の中で特に印象に残っているのが「大空のサムライ」坂井 三郎氏

です。故坂井氏は戦時中に64機もの敵機を撃墜したそうです。

何が印象に残っているかというと、その「職人精神」です。

治療は職人的技術を必要とする場面が多々あります。何年も同じ事を行い

研ぎ澄まされた感覚を養い、初めて人の体が分かってくる瞬間が多々あるのです。

さらにその感覚は「確固とした医科学的な理論に裏打ち」されて初めて光輝くのです。

 

零戦に乗って数多くの修羅場を生き残るのは偶然ではなく、日頃の「やせ我慢」と坂井氏の呼ぶ鍛練があってから出来るものであって、必然的に修羅場を生き残る事になるのだそうです。

「自分の職業に絶対の自信とプライドを持つ精神」

「一見派手に見える技は危険と隣り合わせ、熟練すればするほどその技は平凡に見えるものである」

等々、自分の心に打つ名言がたくさん込められたノンフィクション小説でした。

お勧めです。