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ノスタルジー渋谷 昭和の香り ムルギーカレー 名曲喫茶ライオン

2020年01月23日 | 🚶‍東京散歩
 

12月26日(木)、元の職場の仲間と恵比寿で忘年会。

宴の場所は、通い続けた「たつや南口店」

ブログ「恵比寿  3冷ホッピー「恵比寿 たつや 南口店」へ」こちら!

 

待ち合わせは夕方なので

昼間は、渋谷の昭和の面影を残す場所を訪ねてみます。

 

23歳の頃には、毎日通った「渋谷」

久し振りに伺うと、街並みは大きく変貌しています。

あの有名な「スクランブル交差点」の人をかき分け、

 

「SHIBUYA109の左を通り「道玄坂」を登り

「百軒店(ひゃっけんだな)」の門をくぐります。

 

かつては、渋谷の中心街だった場所です。

左を見れば、昭和27(1952)年創業の「中華麺店 喜楽」

シンプルな醤油味の老舗ラーメン店です。

毎日、行列必至の昭和の名店です。

 

先には、「名曲喫茶ライオン」が見えます。

「ムルギー」の帰りに寄ってみましょう。

 

近くで働いていたのに現役中には行けなかったカレーの名店

1951年(昭和26年)創業の「ムルギー」の重厚な扉に手をかけます。

 

中に入ると、カウンターの中に女将さん、

フロアは男性の方が注文を取ります。

お店が見わたせる奥を勧められ、腰掛けます。

 

ここは「池波正太郎」も食した、

定番の「玉子入りムルギーカリー¥1100」

「ヨーグルトドリンク¥300」も頼みます。

※ムルギーとはヒンドゥー語で「鶏」の意味です。

 

テーブルごとに供されるふたつのガラス容器が、いい感じです。

 

“きました きました”    なんです この形!?   

「ダムカレー」とか見たことがありますが

山が好きだった先代が盛りつけた、エベレストのような山の形のライス。

 

 

黒いルーは、ビターな苦味、そして野菜の甘みと酸味が追いかけてきます。

カレーの上に一列に並ぶスライス玉子、赤いスジがいいアクセントになります

 硬めに炊かれた山がたのライスを崩しながら、黒いルーをからめていただきます。

 

卓上の2個のガラス入れは、黄色いタクアンを切ったものと

福神漬に紅ショウガをミックスしたものです。

 

カレーに合わせるのは、辛味を消してくれる「ヨーグルトドリンク¥300」。

 

 

渋谷の街は日々移り変わり、69年前とは大きく変わっています

ここは昭和の変わらぬたたずまいで、時間が止まったかのようです。

 

初めてだと言うのに

会計を済ませるとおかみさんからご丁寧な挨拶を受けます。

“お客さんを大事にしてるな〜 ”  と感じながら

気持ち良く店をあとにします。

 

満ち足りた時間を過ごして、「名曲喫茶ライオン」にも寄ってみます。

 

 

こちらの玄関の装飾、見ごたえがあります。

 

ここも昭和元年(1926年)創業以来、96年経っています。

 

ここは、クラシック音楽を愛好される方の憩いの場、

クラシックな家具も趣があり落ち着きます。

 

音響は最高の音質で、店内の中央に据えられた大きな3Dスピーカーから聞こえる壮大なクラシックは、臨場感に溢れています。

 

濃いめのコーヒー(¥600)を片手に、

ゆっくり流れる時間とレトロモダンなムードを楽しみます。

 

こちらは、お喋りしているとマナー違反となります。

2階席は、正面を向いた席になっているので、

ひとりで行ってその場の雰囲気を味わうのが良さそうです。

 

心地よいクラシックを聴きながらウトウトしてしまいそうです。

 

ここも昭和へタイムトリップしたかのような風景が残っています。

たまには、歴史の重みを感じながら音楽を聴いてゆっくりと

そんな時間の過ごし方も「粋」ですね〜

 

待ち合わせは17時半、時間があるので渋谷の街をそぞろ歩きします。

東急ハンズ、ハチ公、PARCO、青ガエル、東急東横店、スペイン坂etc

今はなき恋文横丁

 

2019年11月1日開業の渋谷スクランブルスクウェア(229m)がそびえています。

47階「SHIBUYA SKY」屋上展望回廊のWEBチケットは、日時指定券(20分単位)となっています。

 

JR恵比寿駅に戻り、恵比寿で通った昭和の「純喫茶 珈琲家族」に寄ってみます。

久しぶりに行くと店は満員、ママに会釈してあいてる席へ座ります。

 

ブログ「恵比寿昭和の面影残る「純喫茶 珈琲家族」は、こちらをクリック!

 

さてお決まりの近くの銭湯に寄ってみます。

向かうのは、2018年12月21日にリニューアルオープンした

「改良湯(かいりょうゆ)」リニューアル前の「クジラ」も残っています。

 

「恵比寿と鯨」

 昔の人は「鯨」のことを「えびす」と呼んでいたらしい。

魚業の神=鯨が身を挺して住民に恵みをもたらしたことを感謝し、鯨への信仰心が育ってきたそうです。その漁業神こそが「恵比寿様」のことであり、まさに、恵比寿様は鯨の化身として同一視されていたんですね。恵比寿駅にかけて飾っているんですね。

 

黒かべでキリリとしまった銭湯です、浴室内は照明をおとし静けさがただよいます。

 

浴槽には、シュワシュワの「炭酸泉風呂」があり血流を活性化します。

水は軟水、お客さんがひっきりなしに訪れます。

 

腰に手をあてコーヒー牛乳を飲んで、そろそろ時間です。

北海道から帰ってくるTちゃんと、恵比寿のAちゃんと

いつもの席で、

いつものホッピー

時間は あっという間に 過ぎていきます。

 

こちらも帰り際、久しく来たというのに

丁寧な挨拶をしてくれて、

また恵比寿に来たら寄ろうと思わせてくれます。

いずれのお店も基本を忘れず、

お客さんを大事にしてくれる良質なお店です。

 

 

歩き過ぎてしまったようです。

この2日後、腰に傷みがはしり動けなくなります。

2019年の終わりはベットで過ごすことに

ひと月近く、いまだベットで過ごしています。

 

2月3日節分の日、ベットから離れることが出来ました。

髪は伸び放題、いつものお店に予約して杖ついて散髪に行きましょ。

 

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