夫婦別姓論7つのウソ

◆法務省とフェミニストのウソに騙される日本人

■親子同姓制度を守る会

「夫婦別姓魔」たちのホンネ語録(3)

2010年04月08日 | 夫婦別姓魔
○○「筆頭者はいらない」といって、結婚届をどんどんボイコットしよう○○

榊原富士子著『女性と戸籍―夫婦別姓時代に向けて』より

《別姓の法改正をするためには、必ず何らかの形で戸籍にも修正を加えないとできない仕組みになっている。
 だから、今は戸籍にメスを入れる絶好のチャンスなのだ。》

《私たちの頭の中には、頑固に「跡継ぎ」とか「嫁に行く」とか「○○家の人間になる」とかいう家意識が残っているのだけれど、これは決して自然にそうなっているのではない。
 法律の中に、家意識を残すのに好都合なシステムがたくさん残されているからなのだ。(略)その中でも特に「家」を意識させるのに好都合なシステムは「姓」と「戸籍」だ。》

《今の戸籍の基本的なしくみを変えずに夫婦別姓の法改正が通ってしまったら、その時は「筆頭者はいらない」といって、結婚届をどんどんボイコットしよう。》

 これらの文章を読むと、この人物が戸籍をほとんど憎悪してゐることが分かるだらう。

 この方、弁護士で、ガリガリの夫婦別姓論者。『楽しくやろう夫婦別姓』なんて本も書いてゐる。
 
 男女差別の根源は、夫婦同姓と、夫婦同姓制度を支へる戸籍にあり。だから、戸籍なんてものはなくしてしまへといふ理屈。

 とても分かりやすい理屈だと思ふ。

 ところで、戸籍つて何だらう?
 
 夫婦及びこれと氏を同じくする子ごとに編成される公文書。国民各個人の身分関係を公証する「唯一」の公文書が戸籍だ。

 この戸籍を廃止してしまつたら、どういふことになるか?

 我が国に、誰と誰が夫婦なのかを公証する公文書は存在しなくなる。

 従つて、誰と誰が夫婦なのかは分からなくなる。

 つまり、さういふ社会なのだな、夫婦別姓患者たちが目指してゐるのは。