典虚てん手古舞

我が為の日々の記録! 74歳

「試し食い」で

2011年12月10日 | 【食】日々の食から歴史まで

 <試し食い>で、おなかが膨れてしまいましたぁ

 鰯のつみれ、団子のつもりが、イカや葱の上に、山芋、エリンギや鶏ミンチまで放り込んでしまております・・・。 つまり、冷蔵庫の中の<残り物>を放込んじゃったというわけ

 しかしながら、この手の料理は、途中、電子レンジで加熱して、<加減>を確かめますねんわ。

 今回は、何個かは、<型>にはめて、おさかなバーグにして、そのまま、<冷凍>することにしました。 だって、量が多すぎますモン。

 「私立やったら、食堂がある」と、受験勉強をさせて、メーセイ中学に放り込んじゃったけれど、公立中学に移って、荒れた中学、生徒達の<おべんとう>から、わたしの物の見方が大きく変わりました・・・。

  お父ちゃんとの二人家庭の彼。えっと驚くほどに、シンプルなお弁当を黙々と食べていたあの男の子・・・。今でも、顔はしっかりと覚えています。正直に、地道に生きる・・・という姿を、そのお弁当から教わりました。

 西成区の天下茶屋中学校・・・。あちこち転勤しましたが、在籍8年間の<最多>勤務校です。いちばんね多くのことを学ばせてもらったところでした・・・。

 一年間を置いての次の勤務校は、<給食>のある中学でした・・・。

 「どうせ、ただ同然の給食や」と先生たちも考えていたのでしょうか?ザンパンの多いことといったら、半端なものではありませんでした。

 一方で、「もっと食べたい」と、他の子の食器を眺めている男の子もいました。

 小学校の低学年を担任していた私は、一人ひとり児童の<好き嫌いノート>のようなものを作っていました。アレルギーの問題もあり、それも加えて、覚えるように努めました。

 今でも覚えていますよ、昇一くん!  わたしのあのときの指導は間違っていました、ごめんね。食べ物に対する好き嫌いて、親のしつけとから来るものではない・・・。

 

 さて、<食育>は、大事な分野になっているでしょうが、疑問・・・。どこかの<クビ>になった大阪のあんちゃんは、「中学給食」とのたまわっていますが、出来るの?どこまで、知ってるんよ。教えて下さいな。

 

 そうですね・・・。子どもを育てる親にとって、<食事を与える>は、厳しい問題です。お金があれば、なんとかなるでしょう。しかし、それだけやない。

  わたしは、息子が中学校に入った時点で、この子の弁当は、自分で作るんや と覚悟を決めました・・・。まともに、親から料理を教わったこともなく、ちよっとだけ、「ええかっこ」がしたくて、辻の料理教室、梅田阪神でしたがね、そこに通ったことがあるだけね。

 6年間、しんどかったといえば、それには違いありませんが、一つの愉しみに出会いましたね。

 マジ、しんどかったよ、息子A君! どれだけ、睡眠を削ったか?あの時期、おかんのわたしが、教師としてどれだけの仕事をしていたか・・・。おばあちゃんに預けっきりだった君は、知らないと思うけれど・・・。

 

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