NHK「かんさい熱視線」のテーマは、体育授業で必修化とされる「武道」のうち柔道の事故が、剣道や相撲に比べて、死亡率が多く、このままでよいのか?でした。しかも、費用が嵩まない「柔道」を選択する学校が圧倒的とのこと。
問題点は、クラブ活動でもこれだけの事故の死亡率が高いのに、授業にどうして取り入れるのか ですね。 つまり クラブ部活動の場合、指導者は体育科教師とは限らない代わり、それなりの経験者が担当したり、外から指導できる人にきてもらっている・・・。
これに対して授業だと、にわか講習をちょっぴり、受けた体育教師が、素人が「柔道」を教えることになります。
この番組では、大阪市の講習会を紹介していましたが、「嘘やろぉ!」と信じられないくらいのわずかな時間の講習会でした。 怖い!実に、怖い話です。
30年前に、柔道練習中に亡くなった子どもの親御さんが、国を相手に訴訟を起こしたものの、国側が勝訴・・・という話も紹介されておりました。
頭を打たなくとも、ゆさぶりで、脳の血管が切れるそうです。今日のゲストは、柔道の有段者でもある、この 先生でした。
ちなみに、フランスでは柔道指導には<国家資格>が設けられているとのことでした。
1990年頃でしたか、卒業生のひとりが高校の部活動の練習中に亡くなっており、今日の報道には、何といいますか・・・。いや、言葉がないです。
教師というしごとで、いちばん大切なことは、こどもの命を守るということ
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