典虚てん手古舞

我が為の日々の記録! 74歳

どう始末をつけるか?と・・・

2015年07月03日 | 【物品財】整理整頓から人生まで

 衣食住、すべてお金で済ますことが出来れば?

 「住」の究極は、ホテルで住まうだろう。次は、邸宅に暮らし、雇い人を使う・・・。しかし、これらは大金持ちしか出来ない、庶民とは無縁の話です。

 わたしは賃貸派ですね。限られた収入しかないし、借金してまで持ち家なぞ。農民的な土地に根をはる一族のものではない。代々、その土地で、やがて子孫も暮らすだろう人たちの場合は前提が違います。私が逝けば、最終お金で片付けてもらおうと考えています。また、それなりのお金は置いている・・・。今は、独りにしては高い家賃のマンションを借りているが、日照・風通し・窓からの景色といった条件とスペースに、実家の近くという事情が絡んでいます。「実家」といっても、狭くて古い長屋でして、40年近く前に追い出されたところで、身内が住んでいるだけ

 目下、自分の病気、身体状況とあれどれだけ生きているかを鑑みながら、「モノ」の整理をしつつ日々過ごしてる・・・。読まないは、処分、処分を重ねているものの、湧き上がる知的好奇心に煽られていますわ。しかし、捨てずによかったと思うこともあります。例えば、岩波新書のアルベール・ソブール著『フランス革命』2巻は、高校生のときに買った本です。

 マッ、読むか読まないかは分からないけれど、一応まとまった量、テーマ別に段ボール箱に詰めたり、本棚の方も分類、分類・・・。

 段ボールに詰めるというのは、自分の心が廃(すた)れて、壊れていっていないからでしょうね。新幹線自殺のおっちゃんは、その前に自分を壊すことにしたような気がします。

 さて、今朝は実家に行って、ベビー箪笥の中の布切れをゴミ袋の中に詰めてきました。母ハクトーバの裁縫趣味が排出した布の切れ端です。 表面だけは、取り繕うとするからか、捨てずにどんどん詰め込み、終止が付かなくなったと思われます。   空襲で焼きだされた経験ゆえか、モノに対する執着心が強いような・・・。まあ、元々、裕福な家庭で育ち、家事は「女中」さんたちがするもの。自分もそのような家庭の主婦になるだろうと育ちゆえに、炊事、掃除といった家事能力は低い女だったのでしょう。

 「食」だって、お金さえあれば、自分でつくる必要はありません。ただ、歴史的に見て、働かなければ稼げないという層の場合、店屋物で暮らすしかないというパターンもあります。ただし、「町暮らし」の場合ですが・・・。でも、これって、「その日暮らし」なんだよ。

 さてさて、今日は家庭ごみの日です。新聞紙と衣類布切れは、水曜日! 分別はきちんとしてまぁすっ!

 

コメント    この記事についてブログを書く
« いまどき読書は、フランス現... | トップ | 怠けごころとイクサだよ! »

コメントを投稿