典虚てん手古舞

我が為の日々の記録! 74歳

ウラジミールの権力奪取は、

2019年07月17日 | 【ユーラシア西部】欧州&中東の歴史─映像&書籍
今夏のドラマは、イマイチが多くて、視聴は時間ロスぽい? だから、今夜は、『皇帝の地ロシア』にしました。
ヒストリーチャンネルで、放映された映像です。ウラジミールのキリスト教受容から始まります。あぁ、映画『バイキング』(2016)の。

VHSのこの映像では、ウラジミール聖公の後、兄弟争いが起こりますが、ス長兄スヴャトポルク(在位1015~1019)が、弟のボリスとグレープが無抵抗のまま殺され、聖人に列せられる話は紹介されてはいますけれど、より重要なヤロスラフとの、キエフ公位をめぐる戦いは、カット!

ノヴゴロドを基盤とするヤロスラフ対スヴャトポルクの戦争が続いて、結果ヤロスラフが勝利し、在位は1054年まで…。
このあたりのロシア史は、とにかくややこしいっ!

でも、詳しい世界歴史大系(全3巻)を参照にするからいけないのであって…。手元の本だと、同じ山川の新版各国史がちょうど加減がいいようで…。もちろん、書店に行けば他にもいろんな本が並んでいるでしょうが。(^^)

でも、ガタが来るほど読み込んでいる本の方がいいです。

ついでに、章立て・小見出しを書き抜くと…。


第1章 キエフ・ルーシの時代───1.北東地域のスラブ諸族 2.キエフ・ルーシの成立 3.キエフ・ルーシの国家と社会 4.国家基盤整備 5.キエフ・ルーシの拡大と分裂
第2章 諸公国分立の時代───1.諸公国の分立 2.モンゴルの侵入とルーシ支配 3.北西ルーシの危機とアレクサンドル・ネフスキー 4.「タタールのくびき」とルーシ
第3章 モスクワ国家の時代───
以外 略

さて、話を映像『皇帝の地ロシア』に戻してみると、次はモンゴルの支配まですっ飛びますね。

しかし、私が面白いなと感じるところは、スヴャトポルクはポーランドと同盟し、ヤロスラフがポーランドと戦っていることです。そして、ヤロスラフは神聖ローマ帝国のハインリヒ2世と同盟…。

待て待て!ウラジミールの息子たちの素性が、少し明らかに? 「世界各国史市シリーズ」『ロシア史』の46ページによると、スヴャトポルクの父は、ウラジミールの兄(ヤロポルク)でした。映画『バイキング』で弟ウラジミールに殺された…。
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