典虚てん手古舞

我が為の日々の記録! 74歳

身辺整理を

2008年11月03日 | 【日録】今日は何した?どう過ごした?
 この夏は、家の中の、細々とした品々を片付けた。私が死んで
いちばん厄介なのは、書籍の類だが、これは一応、友人たちや
親しい古本屋さんたちに、「頼むで」と冗談めかしだが、言って
いる。今、需要ありの古書なので、中には、「売る気ない?」の声
かがリもある。

 高校生の頃、「方丈記」のような生活に憧れたことがあった。
何もないも、シンプルな生活・・・。

 ところが今の私といったら、その反対である。

 そうそう今、弟くんは、一人住まいで亡くなった高齢者の方の
「片付け」のしごとに通っている。弟の友人の手伝いだ。

 今、独居高齢者が亡くなった後、親族は業者にその片付けを
任せることも多いと聞いた。
 アルバムもまで、廃棄の対象となっているという。ちょっと
むごい話のような気もするが・・・。

 しかし、考えようによっては、いや私はそう考えているのだ
が、人間というものは、老いを迎え、よわいを重ねる中で、
「削る」ことをしなければならないと思う。
 蓄えるから、捨てるへ・・・の身辺整理だ。
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