典虚てん手古舞

我が為の日々の記録! 74歳

枯れるから生花はよいが・・・。

2010年10月15日 | 【日録】今日は何した?どう過ごした?
 火曜日に買ったばかりの薔薇です。
 市場から仕入れて、間もない花でした。花屋は、いつものお店できっちりと
した商いをなさっている「はなや」さんね。

 火曜日、店の前を通ったら、鮮やかなオレンジ色が目に飛び込んできました。

 もう涼しいですから、薔薇も日持ちは悪くないだろうと、花屋さんの扉を開
けて、入荷したばかりであろうこの花を買うことにしました。

 まあ、開店して以来、花はこのお店でほとんど買っています。

 昔からのお店もあるのですけれども、或る時期からお値段が安い分、日持ち
が悪いと感じられるようになって・・・。それと店員さんが多いことが怪訝!
がそちらで買うことを止めた理由かな?

    私は正規採用で教師になったときから、自分の教室に
花を飾るを30年ほど、ずっと続けてきました。小学校教員のとき。まあ、花
だけじゃなくひよこ、カマキリの卵などなども教室に・・・。

 荒れた、西成の中学校に移動してからも続けました。もちろん、ポケット・
マネーです。担任を外れてからは、所属の、自分が授業に行っている教室には
季節、季節の<花を飾る>を続けたかな?

 もちろん、自腹で、誰に頼まれたわけではないし、よく見られたいとか思っ
てしたことではないです。借金を抱えて、苦しい時代のときにも、今から振り
返ると不思議!

 もちろん、みんながみんなじゃないですが、自分のポケットマネーでそんな
ことをするのか?と訝しげな眼差しを向ける同僚教師もいたですよ。

 ただね、こういうことが分かったのだね。
 まず、あの日本全国に柄が悪いで有名な、あの中学校の3年目・・・。新入生
の担任になってばかりのことです。
 女子生徒の数人が、頼みもしないのに、花の水替えを始めてくれました。その
とき、私は、花瓶を洗い、水を替え、そして、<茎>の先を少し切ることを教え
ました・・・。

 もう一つ・・・。数年後に担任を離れたときは、6クラスに花を飾りましたが、
<花もち>が学級ごとに違うことに驚きました。
 授業が成立しにくい? はっきりいって、いい状態でないクラスの花はすぐ
枯れる・・・でした。

 わたしは綺麗好きじゃないし、職員室の机の雑然さといったら、どの中学校で
トップですょ~!  どの学校でも、管理職に注意されたぁ
 ただ、机の引き出しやロッカーは整理しておりました。

 散らかって雑然としていると、時々は、整理しなきゃいけないという必然が
待っておるのでありますわ。
 わたしほど、転勤数の多い教員は、正規採用の立場ではないでしょうょ。   
 そうね、小・中・高を講師を含めて、流れ者、転勤数の多い教師は管理職さ
ん除けばないでしょうね。「ここ、合わない」と1、2年で転勤届・・・。
「府」から「市」。そして、校種異動・・・。
 給料・ボーナス全部頂戴しての「内地留学」に、原因はあるとはいえ、二度
「精神疾患」て゜の病休に、「休職」・・・。
 こんな私が定年退職!
 <退職祝いのパーティーを>との、有難い話を頂戴いたして、恐縮しており
まずが・・・。
   もう一回、<脱皮>します。
      主治医に言われております。「人間、なかなか死ねんよ」とね。長生きなんぞしたくない!
 ただ、転勤の際のように、ゴミ一つ残さないよう<身辺整理>だけは、数年かけ
いたしますですわ。

 さて、最後に ほんとなら、もっと現場にいたかったと涙が出るほどに、愛おし
い最後の勤務校・・・。生徒たちの卒業式まで出席したいと思っています。何人か
の子達がメールを送ってきてくれるけれど、このブログはネェ

    こんな私・・・。息子も<巣作り>しましたよ。相い変
わらず、やつは母親を疎ましく感じておるようです。
 それでいいのですな。
 ただ、孫たちには、せめてもの遺産を残したいかな? こんな日本の中でちんま
り生きてほしくはないんだよな。
 教師として、十善に生きたいと思いと、個人として女として生きたいという我侭
で、むすこくんは、等閑にしたですよ。
 まあ、「ふつうのこでいいやん」で心で区切りをつけたわりには、世間的には
恵まれたくらしをしています。

 この薔薇の写真を見てくださいよ。
 昨日の気温は高く、マンションの<水>の温度は、生ぬるいっ!
 今も、綺麗にさいてくれておりますよ。でも、綺麗なバラの写真をブログに
・・・は、面白ないもんなぁ!
                       <了>
追伸
 本日は、鯛のあら煮とブリ大根、一緒につくっちゃいました。味見したら、
うっひっ   ええ味ですわ。
 ネットじゃみつかんない、ほんまもんの料理人さんに教わった<下拵え>
かな。これは、秘密だな。
 しかしながら、伝統的な郷土料理にはその智慧が・・・。

   

 

コメント    この記事についてブログを書く
« 「蘇る」という | トップ | 中味の濃い、笑い声もでる番... »

コメントを投稿