典虚てん手古舞

我が為の日々の記録! 74歳

「忘れられた日本史─歴史と地理の谷間」1970年初版/

2023年02月22日 | <歴史>
小見出しに、番号打ちをしました。※印は、私のメモ。
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はじめに
🔷Ⅰ 空間の把握
⭕一 地図と絵図
1.カモニカ谷で見つけた地図
2.地図は所有範囲を示すために
3.地図を構成する四つの要素 (1)縮尺(2)方位(3)地図の枠組※方格図(4)事物の記号化
4.地図の作成─大化の改新から聖武天皇まで
5.晋の斐秀による“制図六体”
6.道路測量とコンパス
7.鳥瞰図
8.東郷池の絵図を復元する
⭕二 方位の神秘
1.方位の概念
2.何よって方位を決めたのか
3.正方形の世界像と十干十二支
4.羅針盤と磁針器の発明
5.真北と磁北のずれ
6.地磁気年代学のこと
7.大陸漂移説
⭕三 モノサシの歴史
1.「メートル」はどのようにして決まったか
2.手足による尺度
3.尺度の起源
4.乱世には伸び太平には縮まるモノサシ
5.モノサシの固定化は「国家統一」とともに
6.日本のモノサシ
7.くじら尺から伊能折衷尺まで
8.用途別の民間尺
9.標準尺
🔷Ⅱ 自然の中の歴史
⭕四 古風土記の話
1.「古風土記」作成の詔
2.奈良時代の役人たち
3.提出されなかった風土記
4.風土記の催促文
5.出雲風土記のこと
6.常陸風土記のこと
7.備前風土記のこと
8.「羽衣伝説」のいろいろ
9.帰化人のこと※播磨風土記
⭕五 河と歴史
1.河川の方向に注意せよ
2.石狩川!お前もか ※兵庫県本土の河川網
3.分水界のミステリー
4.運河開鑿
5.武庫川の源をたずねて※武庫川の上流
6.為奈川の説話
7.加古川と山の中の住吉神社
⭕六 地名の変遷
1.日本全国で一千万の小字名
2.条理地名を考える
3.途中から割りこみ、そして居直った条理地名
4.条理地名の変遷
5.あて字というくせもの
6.なぜ地名は変わるのか
7.「江戸恵」「姿」「帰ル」
⭕七 陸地の進展
1.大男と貝ガラの山
2.陸地が進展する三つの原因
3.渚と洲
4.東大寺領猪名庄の干拓 ※尼崎 図多い!
5.東大寺と下鴨神社が長洲をあらそった話
6.源義経が四国に脱出した大物港
7.河尻の舟泊り
8.大物の地名起源

🔷Ⅲ人・物・心のゆきき
⭕八 のろし山
1.飛火(烽)
2.大陸からの侵攻に備えた烽 ※出雲 地図
3.のろしの廃止と復活
4.狼煙─遠見場─旗振り場 ※越前
5.米相場と手旗信号
6.昔城塞、今マイクロウェーブ
7.兵庫県のアンテナ
⭕九 街道と宿駅
1.道路の分類
2.中国の道路
3.私の自転車旅行から
4.道らしい道はいつごろできたか
5.山陽道をゆく ※西国街道地図
6.山陽道の宿駅
7.西国街道の茶店
8.三・六メートルが道路の幅の基準か
⭕一〇 関所と間道
1.三関と愛発の関所 ※地図
2.恵美押勝の反乱
3.押勝の脱走コース
4.関所と間道
5.源義経の場合
6.新田義貞の場合
7.愛発関跡をたずねる

🔷Ⅳ 歴史の中の個人
⭕一一 紙祖の発掘
1.紙の文化
2.名塩をゆく
3.紙祖・東山弥右衛門の墓
4.名塩紙漉の起源─その4つの説
5.越前門徒と蓮如上人
6.名塩の村人が紙漉法を習得したのか
7.越前・五箇地方の紙漉技術 ※今立町地図
8.弥右衛門を追って
9.名塩の鳥ノ子紙
10.弥右衛門のその後
⭕一二 地頭物語
1.原田太夫と武士団の発生 ※東郷池
2.東郷庄を松岡字へ寄進
3.泣く子と地頭には勝てぬ
4.和解を示す中分図
5.原田家のその後
6.地方史研究の手がかり
7.八十歳の郷土史家
8.地頭の墓まいり
⭕一三 片田舎に生まれた都市
1.宝塚と温泉
2.開発は鉄道とともに
3.小林一三と宝塚の開発
4.花と村人 ※西谷村 地図
5.ダリアをつくるようになったいきさつ
6.今なお残っている両墓制p.270

●忘れられた日本史─歴史と地図の谷間 あ1920年2月20日初版発行
著者渡辺久雄
発行所 大阪市北区樋上町 創元社

1973年に他界した親父の本です。50年間、持っていたけど、未読でした。廊下の地理関係の中に眠っておりました。整理中にページを繰ってみると、中公『荘園』とか中世史に登場する土地について記述や地図があり、驚いて1ページ、1ページ概観しました。









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