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コード溜め

備忘録的コンピュータ日記

RFC4566と2327の主な差分

2009-01-22 00:14:00 | shell

RFC4566の2327からの差分ダイジェスト(RFC4566 10節)

  • Section 9のABNFが修正されて2327の本文と文法での違いが解消された。
  • SDPのためのメディアタイプ登録が含まれた。IANAとの属性やその他のパラメータの登録に対する要求事項が明確になり、きつくなった。
  • "テキスト"と"メッセージ"がSDPとともに使えるメディアタイプとして有効になった。しかし、"コントロール"と"データ"は仕様化されず、反対されている。
  • 2119(MUST,Should)が一貫して使われている。2327よりも厳密である。
  • RTP/SAVP プロファイルとそのfmt名前空間が登録された。
  • a=inactiveとa=maxptimeが追加された
  • 2327でmandateだったe=とp=がoptionalになった。 k=フィールドに関する重要な制限が記載され、この仕様は避けられるべきとなった。
  •  x-プレフィクスの大概の利用が認められなくなった。

メディアタイプ(m=行冒頭)のリスト比較
2327 4566
audio audio
video video

text
application application
data
control

message


音声コーデック早見表

2009-01-11 00:34:08 | shell
規格名称
主な用途 音声帯域 符号化後のデータ量 備考
G.711(PCM) 電話網、企業内IP網 300Hz~3.4kHz 64kbps u-LawとA-Lawの2方式が定義。h北米と国内ではu-Law。欧州ではA-Law。接続点ではA-Lawがあれば、A-Lawに合わせる。
G.711.1
NGN
50Hz~7kHz
64k/80k/96kbps
ストリームの一部を取り出すだけでG.711にトランスコードできる
G.726(ADPCM) PHS、企業内IP網 3.4kHz 40k/32k/24k/16kbps
G.721(G.726 32kbpsモードと同じ)




G.723(G.726 40k/24kbps)




G.723.1(MP-MLQ/ACELP) インターネット電話/企業内IP網 3.4kHz 6.3k/5.3kbps
G.729(CS-ACELP) 携帯電話(PDC Docomo 208ハイパートーク)、企業内IP網 3.4kHz 8kbps G.729AはG.729の演算を簡略にしたもの。G.729Bはデータ通信ど併用するために無音データは送らないようにした仕様。
G.728(LD-CELP)
ISDNテレビ電話
3.4KHz
16kbps

G.722(SB-ADPCM) 企業内IP網 7kHz 64k/56k/48kbps
V-CELP
PDC
3.4kHz
11.2kbps

PSI-CELP
(PDC-HR(Half Rate))
PDC
3.4kHz
3.45kbps
(5.6kbps?)


AMR
(3GPP TS 26.071)
GSM,W-CDMA
Docomo iモーション
3.4kHz
12,20 kbit/s (GSM EFR)
10,20 kbit/s
7,95 kbit/s
7,40 kbit/s (IS-641)
6,70 kbit/s (PDC-EFR)
5,90 kbit/s
5,15 kbit/s
4,75 kbit/s
1,80 kbit/s


[PowerPoint]プレゼン・印刷スライドをあらかじめ指定する方法

2008-10-24 00:50:56 | その他
Powerポイントのちょいテク

スライド作成中に作業用スライドをファイルに織り交ぜておき、
印刷配布・プレゼン時には見せない方法

見せたくないスライドを選択して右クリック「非表示スライド」選択。

印刷するときに、「ファイル」メニュー「印刷」で表示されるオプション設定ウインドウ、右した「非表示スライドを印刷する」チェックBOXのチェックをはずす。

他人にファイルを渡すときにも一言言えば余計なスライドを印刷されなくてすむので、意外と便利だと思う。

Windowsでシンボリックリンクを作る

2008-10-10 00:54:48 | Windowsコマンド CMD/WSH
Windowsでも2000以降で、NTFSならディレクトリに対してはシンボリックリンクの作成が可能
Windowsではこの機能をジャンクションと呼ぶ。

[ジャンクションを作成するコマンド"junction.exe"ダウンロード]
 http://technet.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/bb896768(en-us).aspx
 より、junciton.zipをダウンロードし解凍したコマンドjunction.exe

[ジャンクションの作成]
md d:test
junction symlink d:\test
で、cd symlink とやると実際にはd:\testと飛んでいる

[ジャンクションの削除]
junction -d symlink

[firefox]キャッシュ保存先の変更

2008-09-29 23:28:47 | その他
FireFox(V3)でキャッシュの保存パスを変更する
ちなみにWindows VistaではC:\Users\あなたのユーザID\AppData\Local\Mozilla\Firefox\Profiles\kln8qsjf.default\Cache に保存されていると思います。(Vistaのユーザプロファイル用の特殊フォルダの情報についてはこちらをご覧ください。)

0.事前に「オプション」-「ネットワーク」-「オフラインデータ」で「消去」ボタン押してすべて消す
1.アドレスバーに"about:config"と入力する(警告が表示されるが、画面中央チェックを入れ、ボタンを押して続行)
2.設定のリストの上で 右クリック→「新規作成」→「文字列」
3.「設定名を入力してください」で、「browser.cache.disk.parent_directory」と入力
4.値の入力で、移動したいパスを設定する。
  このとき、Windowsの場合""は""とする

なお、キャッシュについてはアドレスバーにabout:cacheと入れることでで現在の状況が表示される。試して見てください。

[Vista]Thunderbirdのプロファイルフォルダ

2008-09-23 02:25:45 | Windowsコマンド CMD/WSH
Vistaの場合のThunderbirdのプロファイルフォルダ
C:Users\(ユーザーID)\AppData\Roaming\Thunderbird
(XPだとApplication Data相当)にある。

Outlookのメールファイルのバックアップ

2008-09-23 02:21:58 | Windowsコマンド CMD/WSH
Outlookの.pstファイルの位置
%USERPROFILE%\AppData\Local\MicrosoftOutlook
(上記はVistaの場合。XPの場合Local Settingsと読み替える)




[Vista]特殊フォルダ

2008-09-23 02:12:20 | shell

Windows XP/2000でのユーザプロファイル(スタートメニューや各プログラムのデータなどが保存されるApplication dataやLocal Settings)などのフォルダのVistaでの保存位置に関する情報。 http://journal.mycom.co.jp/column/winvista/002/

以下の表で¥マークはブログ編集都合上全角となっています。また%USERPROFILE%は基本は「c:¥Users¥あなたのログインID」となっていると思います。

Windows XP Windows Vista
My Documents %USERPROFILE%Documents
Application Data %USERPROFILE%AppData¥Roaming
Local Settings %USERPROFILE%AppData¥Local
インターネット一時ファイル %USERPROFILE%AppData¥Local¥MicrosoftWindows¥Temporary Internet Files
インターネット履歴 %USERPROFILE%AppData¥Local¥MicrosoftWindows¥History
Cookies

%USERPROFILE%AppData¥Roaming¥MicrosoftWindows¥Cookies

NetHood %USERPROFILE%AppData¥Roaming¥MicrosoftWindows¥Network Shortcuts
PrintHood %USERPROFILE%AppData¥Roaming¥MicrosoftWindows¥Printer Shortcuts
最近使った項目 %USERPROFILE%AppData¥Roaming¥MicrosoftWindows¥Recent
送る %USERPROFILE%AppData¥Roaming¥MicrosoftWindows¥SendTo
テンプレート %USERPROFILE%AppData¥Roaming¥MicrosoftWindows¥Templates
プログラムメニュー(個人) %USERPROFILE%AppData¥Roaming¥MicrosoftWindows¥Start Menu¥Programs
プログラムメニュー(全体)

%ProgramData%MicrosoftWindows¥Start Menu¥Programs

 

なお、余談だけど、VistaではUNIXでいうところのシンボリックリンクができるようになったらしく、その機能はジャンクションというらしい。cmdでも dir /aでディレクトリリストをとると<JUNCTION>などと表示される。フォルダへのショートカットはこれで実現されているようだ。


[Win2000]フォルダ内容が更新されないときは…

2008-08-16 01:22:24 | Windowsコマンド CMD/WSH
Windows2000での出来事。
ネットワークフォルダ上のファイルをエクスプローラで移動したり、リネームしたりしても
表示内容が更新されない(作業前のままになる)ことがあった。
F5キーを押したり「表示」メニューの「最新の情報に更新」を実行するときちんと作業した状態に更新されるのだが、ネットワーク上のファイルなのでローカルファイルの時と比べて長く、数秒もかかる。

いらいらしてきたので少しネットで検索してみたけど、さすがに情報がすくない。
きちんとした理由はまだ見つけられないが、
http://questionbox.jp.msn.com/qa1820581.html
にヒントがあった。ショートカットでネットワークフォルダにアクセスしてい
る場合、それを作り直すと良いと。

私の場合もまさにショートカット経由でのアクセスだった。改めて、対象のフォルダへのショートカットを作り直して、そこからアクセスしなおしたら、問題は起きなくなった。

Windows XPにてMediaWikiをPostgresSQL 8.3を使って動かす

2008-05-01 01:27:33 | Windowsコマンド CMD/WSH

Windows XPにてMediaWikiをPostgresSQL 8.3を使って動かす

参考図書:PostgreSQL徹底入門 第2版

8.3で動作が高速化されたPostgreSQLについて勉強する目的で,PostgreSQL8.3と組み合わせてWikiを動作させる方法を実践したので記述しています.また,手元でいろいろ勉強できるようにWindowsをターゲットプラットフォームにしています.

Wikiシステムとしては8.3への対応がはっきりしていたmediawikiを用いました.

使うもの:mediawiki 1.12.0,以下Windows版バイナリ PHP5.2.5 Apache2.2.8 PostgresSQL 8.3

準備 Apache2とPHP5が動くようにする

Apacheのインストール
・入手 http://httpd.apache.org/download.cgi Apacheのダウンロードページより apache_2.2.8-win32-x86-no_ssl.msiをダウンロード.

・msiを実行し,インストール開始
・インストール途中での入力など
 ・Server Infomationは特にこだわっては入力しない(実質スタンドアロンで使うため)つまり:
  ・Network Domain:localdomain
  ・server name : localhost
  ・Administrator's Email Address:webmaster@localhost.localdomain
  ・ラジオボタンもfor all Users,On port 80... のまま
  ・インストールタイプはTypicalでよし

PHPのインストール
・入手 http://www.php.net/downloads.php PHPのダウンロードページ
にてPHP 5.2.5 Installer版(php-5.2.5-win32-installer.msi)をダウンロード

・msiを実行しインストールを開始
 ・どのWebサーバに合わせたモジュールをインストールするか聞かれるので"Apache2.2"を選ぶ
 ・どこにApacheの設定ファイルがあるかを聞かれるので,apacheのインストールで特に変更をしていないのであれば,
C:/Program Files/Apache Software Foundation/Apache2.2/conf
を入力.これによりApacheの設定ファイル(httpd.conf)に自動的にPHPを呼び出すための設定が書き込まれる.

・インストール内容の選択ウインドウで,extensionをクリックし,下記の2つを選択する.
 ・PostgreSQL
 ・Multi-Byte String
 
 特にPostgreSQLエクステンションをインストールしないとmediawikiのコンフィグレーションの初めでPHPがDB対応になっていないとして,先に進めなくなる.

・インストール終了後,PHP.ini を編集する(スタートメニューのPHP 5->php.iniを選択)
 ・ファイルの最後でPostgre用のDLLなどの指定が行われているか確認する
    extension=php_pgsql.dll
    extension=php_mbstring.dll    
 ・文字コードの指定(特に指定しないでも動くように見える)
   mbstring.language = Japanese
   mbstring.internal_encoding = UTF-8
   mbstring.http_output = UTF-8

以上までやった段階で,PCをリブートするか,
apacheのアイコンをタスクトレイに出しているなら,右クリックメニューでOpen Apache Monitor を選択してでてくるWindowの右のrestartボタンを押す.
これによりPHPスクリプトをWebサーバから呼び出すことが出来る.

PostgresSQLのインストール


・入手 http://www.postgresql.jp/PostgreSQL/8_3/8_3_0 日本Postgreユーザ会のダウンロードページよりWindows版インストーラ(postgresql-8.3.0-1.zip)をダウンロード
・zipを解凍し,2つあるmsiのうちpostgresql-8.3.msiを実行する
・インストーラ実行中の入力は管理者パスワードを入力する以外,他はデフォルトのままインストール
(文字コード関連の指定もあるが,特にいじらず)

MediaWikのインストール&設定


・入手 http://www.mediawiki.org/wiki/Download mediawikiのダウンロードページからmediawiki-1.12.0.tar.gzをget
・解凍ソフトで展開し,c:/medawiki-1.12.0という名前で保存

Subversionを使って,リポジトリからセットアップし,最新版にアップデートしながら運用する方法もあるが,ここではアップデートの手動運用もDBのメンテナンスに絡んで勉強したいのでパッケージをインストール
備忘:http://meta.wikimedia.org/wiki/Help:Upgrading_MediaWiki

.Apacheの設定ファイルhttpd.confを編集(スタートメニューのApache HTTP Sever 2.2 -> Configure apache server -> edit the Apache httpd.conf configuration fileで呼び出せる)
#<IfModule mime_module>の次の行に
    AddType application/x-httpd-php .php
を加えておく# <- これをやらなくても動く

httpd.confにMediawikiの場所を教えるために
<IfModule alias_module>の次の行に
    Alias /mediawiki "C:/mediawiki-1.12.0"
    (以下略)
と下記のタグを記述する
<Directory "C:/mediawiki-1.12.0">
    Options Indexes FollowSymLinks
    AllowOverride None
    Order allow,deny
    Allow from all
</Directory>

さらに
<IfModule dir_module>の次の行に
    DirectoryIndex index.html index.php
    (以下略)

と記入し,再度apacheをリスタート.念のためブラウザのキャッシュもクリアする.

これでhttp://localhost/mediawiki/index.phpにアクセスするとmediawikiの画面になったら成功.
Please  set up the wiki first.とあるリンクを押して,Wikiページの設定に入る

Wikiの設定
・基本的な設定
 ・WikiName:Wikiに自分の好きな名前を付ける
 ・Languageとして" ja - 日本語"を選択
 ・Copyright:ややこしいことを考えずにデフォルトのまま" No licence metadata"
 ・Admin username: admin (忘れそうなので変えた)
 ・Password: wiki1(パスワードを決める)
 ・Password confirmに同じパスワードを入れる

 ・Object cacheing: No cahching

 ・メール関連の設定はすべてDisableにする(スタンドアロンで使うため)

・データベースの設定
 ・Database type: PostgreSQL
 ・database host: localhost
 ・database name: wikidb1 (後々足すことを考えて名前を変更)
 ・db username: wikiuser
 ・db password: wiki1 (次のDB password confirmも同様)
 ・Superuser account :チェック
 ・Superuser name: postgres
 ・Superuser password: g(Posgreのインストールのときに入れたもの)
 
 ・PostreSQL specific options(そのまま,以下のとおり)
  ・Database port:5432
  ・Schema for mediawiki: mediawiki
  ・Schema for tsearch: public

・上記を確認後Install MediaWiki!ボタン

なお,Installボタンを押したら,自動的にPosgreの操作などもやってくれた.pgsqlコマンドを使って直接操作が必要になるかと思っていたのに.つまらん.

仕上げ
 ・c:/mediawiki-1.12.0/configにあるLocalSetting.phpを 一つ上の c:/mediawiki-1.12.0にコピーする
  ・ついでに110行付近にある $wgDefaultSkin を例えば 'modern'等にするなどして遊ぶ
 ・さらに,セキュリティ的には configディレクトリ自体を削除したほうが良いらしいが,これは保留.