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コード溜め

備忘録的コンピュータ日記

[Windows]ファイルを一つずつZIPファイルにするバッチコマンド。D&Dでも使える。

2009-12-26 00:49:21 | Windowsコマンド CMD/WSH
引数で指定された各ファイルを、まとめずに一つずつZIPファイルにし、最後に元のファイルを削除するバッチコマンド

どう使うかというと、次の内容を.batまたは.cmdとして保存。
7zipというプログラムを http://sevenzip.sourceforge.jp/ より手に入れて7zip.exeをバッチファイルと同じフォルダに置く。
エクスプローラ上で.batファイルまたは.cmdファイルのアイコンに、ZIP化したいファイルをドラッグアンドドロップ。

元のファイル種類が分かるように拡張子もZIPアーカイブファイル名に入れてあります。

ディスクがないなどで圧縮したいが、何のファイルか分からなくなるのが嫌だという用途向け。ドラッグアンドドロップで即ZIP化が始まるので、手軽です。

@echo off

set CMDDIR="%~d0%~p0"
set ARCHIVER=7za.exe a -tzip
set TESTER=7za.exe t

:loop
if '%1'=='' goto end

%CMDDIR%%ARCHIVER% %1.zip %1
%CMDDIR%%TESTER% %1.zip
del %1 /F

shift
goto loop

:end
pause



[Windows]設定をいじるのに便利なツール

2009-11-28 18:55:25 | Windowsコマンド CMD/WSH
「いじくるつくーる」

http://www.yoshibaworks.com/ayacy/inasoft/

Windowsの設定をいじり倒すのに便利なツール。

ネットワークやデスクトップなどの基本的な設定が一つのアプリで集中的に行えるだけでなく、レジストリをいじることで実現する様々な設定の他、ログオンスクリプトなどの設定などかなりこまかい設定が可能。

[Vista]USBドライブ等のドライブ文字変更

2009-10-25 15:27:56 | Windowsコマンド CMD/WSH
USBドライブのドライブ文字(ドライブレター)を好きな物に変更。
Windows XPまでは、ディスクアドミニストレータというのがあったけど、Vistaでは無いね。

1.[コントロールパネル]-[システムとメンテナンス]-[管理ツール]を選択
2.出てきたウインドウの「コンピュータの管理」-[記憶域]-[ディスクの管理(ローカル)]を選択
3.変更したドライブ装置を選択して右クリック-[ドライブ文字とパスの変更]
4."次のドライブ文字とドライブパスを使ってこのボリュームにアクセスする"で、現在のドライブ文字を選択し-[変更]ボタンを押す。
5.次のドライブ文字を割り当てるの右のボタンを押して、好きなドライブ文字を選択して-[OK]

☆管理ツールの起動はスタートメニューの「コンピュータ」を選択しながら右クリックで「管理」を選択しても呼び出せる。


[Vista]Vistaのデフラグで詳細情報を知る

2009-07-27 23:37:31 | Windowsコマンド CMD/WSH
Vistaのデフラグではそれ以前のWindowsであった「分析」などの情報をGUIで見ることは出来ない。

しかし、コマンドプロンプトからのコマンドを使うことで、分析結果を見ることが出来る。

★使い方★
1.コマンドプロンプトを管理者モードで立ち上げる
 [スタートメニュー]-[すべてのプログラム]-[アクセサリ]
のコマンドプロンプトのアイコンを右クリック
 「管理者として実行」を選択して実行。

2.★分析★(例:Cドライブ)
> defrag c: -a -v
数秒~数分するとファイルの分断状況が表示される

 -vは表示の冗長化オプション

3. ★デフラグの完全実行★
> defrag c: -w -v

なお-wをオプションをつけないと、64MBより小さい断片となったデータの結合しかおこなわれない。

実は、Vistaはデフォルトでこの-wをつけないモードで定期的にデフラグを実行する仕掛けが入っていて、それほどこまめにdefragを実行しなくてもいいことになっている。


#残念だけど、実行中のディスクの様子を表示する方法はないんだな。

Windowsでシンボリックリンクを作る

2008-10-10 00:54:48 | Windowsコマンド CMD/WSH
Windowsでも2000以降で、NTFSならディレクトリに対してはシンボリックリンクの作成が可能
Windowsではこの機能をジャンクションと呼ぶ。

[ジャンクションを作成するコマンド"junction.exe"ダウンロード]
 http://technet.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/bb896768(en-us).aspx
 より、junciton.zipをダウンロードし解凍したコマンドjunction.exe

[ジャンクションの作成]
md d:test
junction symlink d:\test
で、cd symlink とやると実際にはd:\testと飛んでいる

[ジャンクションの削除]
junction -d symlink

[Win2000]フォルダ内容が更新されないときは…

2008-08-16 01:22:24 | Windowsコマンド CMD/WSH
Windows2000での出来事。
ネットワークフォルダ上のファイルをエクスプローラで移動したり、リネームしたりしても
表示内容が更新されない(作業前のままになる)ことがあった。
F5キーを押したり「表示」メニューの「最新の情報に更新」を実行するときちんと作業した状態に更新されるのだが、ネットワーク上のファイルなのでローカルファイルの時と比べて長く、数秒もかかる。

いらいらしてきたので少しネットで検索してみたけど、さすがに情報がすくない。
きちんとした理由はまだ見つけられないが、
http://questionbox.jp.msn.com/qa1820581.html
にヒントがあった。ショートカットでネットワークフォルダにアクセスしてい
る場合、それを作り直すと良いと。

私の場合もまさにショートカット経由でのアクセスだった。改めて、対象のフォルダへのショートカットを作り直して、そこからアクセスしなおしたら、問題は起きなくなった。

Windows XPにてMediaWikiをPostgresSQL 8.3を使って動かす

2008-05-01 01:27:33 | Windowsコマンド CMD/WSH

Windows XPにてMediaWikiをPostgresSQL 8.3を使って動かす

参考図書:PostgreSQL徹底入門 第2版

8.3で動作が高速化されたPostgreSQLについて勉強する目的で,PostgreSQL8.3と組み合わせてWikiを動作させる方法を実践したので記述しています.また,手元でいろいろ勉強できるようにWindowsをターゲットプラットフォームにしています.

Wikiシステムとしては8.3への対応がはっきりしていたmediawikiを用いました.

使うもの:mediawiki 1.12.0,以下Windows版バイナリ PHP5.2.5 Apache2.2.8 PostgresSQL 8.3

準備 Apache2とPHP5が動くようにする

Apacheのインストール
・入手 http://httpd.apache.org/download.cgi Apacheのダウンロードページより apache_2.2.8-win32-x86-no_ssl.msiをダウンロード.

・msiを実行し,インストール開始
・インストール途中での入力など
 ・Server Infomationは特にこだわっては入力しない(実質スタンドアロンで使うため)つまり:
  ・Network Domain:localdomain
  ・server name : localhost
  ・Administrator's Email Address:webmaster@localhost.localdomain
  ・ラジオボタンもfor all Users,On port 80... のまま
  ・インストールタイプはTypicalでよし

PHPのインストール
・入手 http://www.php.net/downloads.php PHPのダウンロードページ
にてPHP 5.2.5 Installer版(php-5.2.5-win32-installer.msi)をダウンロード

・msiを実行しインストールを開始
 ・どのWebサーバに合わせたモジュールをインストールするか聞かれるので"Apache2.2"を選ぶ
 ・どこにApacheの設定ファイルがあるかを聞かれるので,apacheのインストールで特に変更をしていないのであれば,
C:/Program Files/Apache Software Foundation/Apache2.2/conf
を入力.これによりApacheの設定ファイル(httpd.conf)に自動的にPHPを呼び出すための設定が書き込まれる.

・インストール内容の選択ウインドウで,extensionをクリックし,下記の2つを選択する.
 ・PostgreSQL
 ・Multi-Byte String
 
 特にPostgreSQLエクステンションをインストールしないとmediawikiのコンフィグレーションの初めでPHPがDB対応になっていないとして,先に進めなくなる.

・インストール終了後,PHP.ini を編集する(スタートメニューのPHP 5->php.iniを選択)
 ・ファイルの最後でPostgre用のDLLなどの指定が行われているか確認する
    extension=php_pgsql.dll
    extension=php_mbstring.dll    
 ・文字コードの指定(特に指定しないでも動くように見える)
   mbstring.language = Japanese
   mbstring.internal_encoding = UTF-8
   mbstring.http_output = UTF-8

以上までやった段階で,PCをリブートするか,
apacheのアイコンをタスクトレイに出しているなら,右クリックメニューでOpen Apache Monitor を選択してでてくるWindowの右のrestartボタンを押す.
これによりPHPスクリプトをWebサーバから呼び出すことが出来る.

PostgresSQLのインストール


・入手 http://www.postgresql.jp/PostgreSQL/8_3/8_3_0 日本Postgreユーザ会のダウンロードページよりWindows版インストーラ(postgresql-8.3.0-1.zip)をダウンロード
・zipを解凍し,2つあるmsiのうちpostgresql-8.3.msiを実行する
・インストーラ実行中の入力は管理者パスワードを入力する以外,他はデフォルトのままインストール
(文字コード関連の指定もあるが,特にいじらず)

MediaWikのインストール&設定


・入手 http://www.mediawiki.org/wiki/Download mediawikiのダウンロードページからmediawiki-1.12.0.tar.gzをget
・解凍ソフトで展開し,c:/medawiki-1.12.0という名前で保存

Subversionを使って,リポジトリからセットアップし,最新版にアップデートしながら運用する方法もあるが,ここではアップデートの手動運用もDBのメンテナンスに絡んで勉強したいのでパッケージをインストール
備忘:http://meta.wikimedia.org/wiki/Help:Upgrading_MediaWiki

.Apacheの設定ファイルhttpd.confを編集(スタートメニューのApache HTTP Sever 2.2 -> Configure apache server -> edit the Apache httpd.conf configuration fileで呼び出せる)
#<IfModule mime_module>の次の行に
    AddType application/x-httpd-php .php
を加えておく# <- これをやらなくても動く

httpd.confにMediawikiの場所を教えるために
<IfModule alias_module>の次の行に
    Alias /mediawiki "C:/mediawiki-1.12.0"
    (以下略)
と下記のタグを記述する
<Directory "C:/mediawiki-1.12.0">
    Options Indexes FollowSymLinks
    AllowOverride None
    Order allow,deny
    Allow from all
</Directory>

さらに
<IfModule dir_module>の次の行に
    DirectoryIndex index.html index.php
    (以下略)

と記入し,再度apacheをリスタート.念のためブラウザのキャッシュもクリアする.

これでhttp://localhost/mediawiki/index.phpにアクセスするとmediawikiの画面になったら成功.
Please  set up the wiki first.とあるリンクを押して,Wikiページの設定に入る

Wikiの設定
・基本的な設定
 ・WikiName:Wikiに自分の好きな名前を付ける
 ・Languageとして" ja - 日本語"を選択
 ・Copyright:ややこしいことを考えずにデフォルトのまま" No licence metadata"
 ・Admin username: admin (忘れそうなので変えた)
 ・Password: wiki1(パスワードを決める)
 ・Password confirmに同じパスワードを入れる

 ・Object cacheing: No cahching

 ・メール関連の設定はすべてDisableにする(スタンドアロンで使うため)

・データベースの設定
 ・Database type: PostgreSQL
 ・database host: localhost
 ・database name: wikidb1 (後々足すことを考えて名前を変更)
 ・db username: wikiuser
 ・db password: wiki1 (次のDB password confirmも同様)
 ・Superuser account :チェック
 ・Superuser name: postgres
 ・Superuser password: g(Posgreのインストールのときに入れたもの)
 
 ・PostreSQL specific options(そのまま,以下のとおり)
  ・Database port:5432
  ・Schema for mediawiki: mediawiki
  ・Schema for tsearch: public

・上記を確認後Install MediaWiki!ボタン

なお,Installボタンを押したら,自動的にPosgreの操作などもやってくれた.pgsqlコマンドを使って直接操作が必要になるかと思っていたのに.つまらん.

仕上げ
 ・c:/mediawiki-1.12.0/configにあるLocalSetting.phpを 一つ上の c:/mediawiki-1.12.0にコピーする
  ・ついでに110行付近にある $wgDefaultSkin を例えば 'modern'等にするなどして遊ぶ
 ・さらに,セキュリティ的には configディレクトリ自体を削除したほうが良いらしいが,これは保留.