bookmarkでも紹介の「歌詞偏重型日本語フェチ」saintさんの「岩田さんのボーカルに仰け反るリスクを負ってもこれは買う価値ありかも」にすっかりそそのかされ、岩田さゆりさんの「空色の猫」発売日に購入。レノン・マッカートニーごとく、中村由利・AZUKI七のゴールデンコンビ(空色の猫=AZUKI七 詩の世界(8)の冒頭)‥‥
というわけで「空色の猫」、岩田さゆり版とガーネットクロウ版(ベストアルバムBestに収録)、聴き比べてみました。なお、歌詞の解説は空色の猫=AZUKI七 詩の世界(8)にありますので、ここでは触れません。ただ、かいつまんで言えば、明るい曲調とダークメルヘンの奇妙な融合。その辺がガーネットクロウの真骨頂。「ブルーの森で」、「空色の猫」、「メルHEAVEN」、そして(多分)「晴れ時計」の一連のメルヘンシリーズ。ついでに言えば、親しみやすい、歌いやすいメロディーラインで誰が歌ってもそれなり。
さて、岩田さゆり版ですが、最近「歌姫バカ一代」や、その掲示板などで歌唱力など評価が持ち直してきている彼女ですが、当たり前といえば当たり前ですが、4月の作品ですので、その進歩はうかがうことが出来ません。つまり、へたっぴいなまま(笑)。しかし、声のよさや声質は評価できますね。アレンジも彼女の歌唱能力に合わせてか、比較的スローで、抑揚を出来る限り抑えている感じがします。だから全体どうしても間延びしてしまう感じもします。
一方ガーネットクロウ版、アレンジの面では、局全体のテンポはほとんど同じながら、ベースの入れ方がまったく異なり、ずっと歯切れがよく、空を飛ぶ疾走感さえ感じられます。また、中村由利さんの得意な音域に合わせてか、キーが若干低め。復調なった(?)ゆりっぺ、中低音部の音の響きが抜群。この深み、奥行きのある声は訓練もあるでしょうが、やはり生まれつきのものでしょう。AZUKI七さんいわく、「声に惚れる」。小刻みにぐんぐんとリズムを刻むベースとあたかも無関係のように、淡々と歌う。ここがまたタマラナいナイスミスマッチ。
結論:萌え萌え嗜好:岩田さゆり アダルト嗜好(決して変な意味ではありません):ガーネットクロウ‥‥
ジャケ写真でもなし……
でも、この絵、好きです
でも、この絵、好きです

さて、岩田さゆり版ですが、最近「歌姫バカ一代」や、その掲示板などで歌唱力など評価が持ち直してきている彼女ですが、当たり前といえば当たり前ですが、4月の作品ですので、その進歩はうかがうことが出来ません。つまり、へたっぴいなまま(笑)。しかし、声のよさや声質は評価できますね。アレンジも彼女の歌唱能力に合わせてか、比較的スローで、抑揚を出来る限り抑えている感じがします。だから全体どうしても間延びしてしまう感じもします。
一方ガーネットクロウ版、アレンジの面では、局全体のテンポはほとんど同じながら、ベースの入れ方がまったく異なり、ずっと歯切れがよく、空を飛ぶ疾走感さえ感じられます。また、中村由利さんの得意な音域に合わせてか、キーが若干低め。復調なった(?)ゆりっぺ、中低音部の音の響きが抜群。この深み、奥行きのある声は訓練もあるでしょうが、やはり生まれつきのものでしょう。AZUKI七さんいわく、「声に惚れる」。小刻みにぐんぐんとリズムを刻むベースとあたかも無関係のように、淡々と歌う。ここがまたタマラナいナイスミスマッチ。
結論:萌え萌え嗜好:岩田さゆり アダルト嗜好(決して変な意味ではありません):ガーネットクロウ‥‥
参考にさせていただいたお礼に一言、と思ったのですがちょっと長くなりました。
またときどきおじゃまします。
中村さんの歌唱、濃い「詩」ほど、意識的に「淡々」と歌い上げるようなところがあります、その辺の歌詞と歌唱の絶妙なバランスがいいですね。
今後とも、よろしくお願いします。
http://blog.livedoor.jp/shinkunokarasu/
の、「絵板」にちょこっと書いています。(トップページ右側にリンクがあります)
これもたいしたものではありませんが、よろしければご覧下さい。
空色‥‥おっしゃっている通り、ひときわ目立つ存在なのかもしれません。でもそれはその色ゆえに傷つけられた、人の住む街にいる間、ひとたび町を離れ背景に溶け込めば、そこは猫にとって居心地のよい世界なのでしょうか。
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