ZONEというガールズ・バンドが現役の頃は管理人、洋楽中心からガーネット・クロウとの出会いをきっかけに再びJ-POPに目を向け始めた時期だったため、名前を知る程度であまり興味はなかった。
きっかけは5月23日の長瀬実夕(ZONE時代はMIYU)さんのMステへの登場。その圧倒的歌唱力にびっくり。なんで、なんでまだ二十歳になったばかりでしょ、それで何でこの落ち着きぶりとなんともいえない哀愁を漂わせる声、唄の上手さなの、という驚き。
Mステでミュージシャンと遭遇したことは結構多く、チャットモンチーや「いきものがかり」もそう。でもってまずライブDVDから入る管理人の性向で、(ちょっと)年甲斐もなく、ZONEの「ZONE FINAL in 日本武道館 2005/4/1 ~心を込めてありがとう~」中古品をアマゾン・ショップで注文しちゃいました。バツ丸さんが高く評価するZONEって、いったい何?という興味。
ZONEは1997年に結成、MIYUはまだ当時9歳。最初は唄って踊るスタイルだったらしい。全員が10代前半、楽器未経験者にもかかわらず猛練習を重ね、2001年にメジャーデビューしたときは実際に演奏するバンド・スタイルだったそうです。MIYUはデビュー時まだ12歳。2005年4月1日の解散の時にもまだ16歳、やっと高2になったところ。他のメンバーよりだいたい2歳若い。
ファイナル・ライブはだいたい発売順の演奏ですので、最初の2曲はダンス中心、楽器は時々鳴らしてはいるが、主に隠れた場所にいるサポート・ミュージシャンが中心の様。ところがNHKの紅白でも実際に演奏した「secret base ~君がくれたもの~」になるとサポートミュージシャンはキーボードのみ、全員本格的に楽器を鳴らし始める。途中から加わったTOMOKAに至ってはまだギター経験1年くらいというのに、猛練習の所為か、アコースティックからエレキ・ギターのソリッドな音色まで、主にリード・ギターの役を十分にこなしています。MIYUもギターを弾くので、この二人のギタリストの関係はストーンズのロン・ウッドとキースみたい。キースは美味しいところだけ。ドラムのMIZUHOはテクニックはないが堅実な、艶のある、ドラミング。MAIKOのベース、なかなかメロディアスでいいんじゃあないですか。
ボーカル&ダンス・グループだったこともあってユニ・ゾンながらコーラスも決まっているし、それぞれのソロ・パートもなかなか。TOMOKAさんは力強い歌声、MAIKOは甘ったるい歌声、MIZUHOの澄んだ歌声、MIYUの中低音の響きのよさ。
ライブ後半になるとそれまでのフリフリの衣装から、ロックミュージシャンっぽい衣装に着替え、激しい曲調の曲が増えてきます。発表順ということ、メンバーそれぞれの技量の向上に応えるような曲が増えてきたということでしょうか。特に「空想と現実の夜明け」や「笑顔日和」での演奏は圧巻。
でもやはり驚いたのはMIYUの、やはり16歳、濃い化粧の下にもあどけなさの残る表情で、どうしてこれまで表現力が豊かなのだろう。広い音域、哀愁を帯びたような声質、音程の確かさもあるのでしょうが、天性の曲、歌詞の理解力、そして本人が「人生の半分をZONEとして過ごしてきた」という年齢の割にはキャリアの長さでしょうか。
まだ、二十歳になったばかりのMIYUこと長瀬実夕、地味でいいからいつまでも続けてもらいたいボーカリストです。他のメンバーといえば、音楽活動を続けているMAIKO、続けていないMIZUHOとTOMOKAですが、いずれにせよみんな二十歳前後、色んな可能性がある。若いっていいですね。
きっかけは5月23日の長瀬実夕(ZONE時代はMIYU)さんのMステへの登場。その圧倒的歌唱力にびっくり。なんで、なんでまだ二十歳になったばかりでしょ、それで何でこの落ち着きぶりとなんともいえない哀愁を漂わせる声、唄の上手さなの、という驚き。
Mステでミュージシャンと遭遇したことは結構多く、チャットモンチーや「いきものがかり」もそう。でもってまずライブDVDから入る管理人の性向で、(ちょっと)年甲斐もなく、ZONEの「ZONE FINAL in 日本武道館 2005/4/1 ~心を込めてありがとう~」中古品をアマゾン・ショップで注文しちゃいました。バツ丸さんが高く評価するZONEって、いったい何?という興味。
ZONEは1997年に結成、MIYUはまだ当時9歳。最初は唄って踊るスタイルだったらしい。全員が10代前半、楽器未経験者にもかかわらず猛練習を重ね、2001年にメジャーデビューしたときは実際に演奏するバンド・スタイルだったそうです。MIYUはデビュー時まだ12歳。2005年4月1日の解散の時にもまだ16歳、やっと高2になったところ。他のメンバーよりだいたい2歳若い。
ファイナル・ライブはだいたい発売順の演奏ですので、最初の2曲はダンス中心、楽器は時々鳴らしてはいるが、主に隠れた場所にいるサポート・ミュージシャンが中心の様。ところがNHKの紅白でも実際に演奏した「secret base ~君がくれたもの~」になるとサポートミュージシャンはキーボードのみ、全員本格的に楽器を鳴らし始める。途中から加わったTOMOKAに至ってはまだギター経験1年くらいというのに、猛練習の所為か、アコースティックからエレキ・ギターのソリッドな音色まで、主にリード・ギターの役を十分にこなしています。MIYUもギターを弾くので、この二人のギタリストの関係はストーンズのロン・ウッドとキースみたい。キースは美味しいところだけ。ドラムのMIZUHOはテクニックはないが堅実な、艶のある、ドラミング。MAIKOのベース、なかなかメロディアスでいいんじゃあないですか。
ボーカル&ダンス・グループだったこともあってユニ・ゾンながらコーラスも決まっているし、それぞれのソロ・パートもなかなか。TOMOKAさんは力強い歌声、MAIKOは甘ったるい歌声、MIZUHOの澄んだ歌声、MIYUの中低音の響きのよさ。
ライブ後半になるとそれまでのフリフリの衣装から、ロックミュージシャンっぽい衣装に着替え、激しい曲調の曲が増えてきます。発表順ということ、メンバーそれぞれの技量の向上に応えるような曲が増えてきたということでしょうか。特に「空想と現実の夜明け」や「笑顔日和」での演奏は圧巻。
でもやはり驚いたのはMIYUの、やはり16歳、濃い化粧の下にもあどけなさの残る表情で、どうしてこれまで表現力が豊かなのだろう。広い音域、哀愁を帯びたような声質、音程の確かさもあるのでしょうが、天性の曲、歌詞の理解力、そして本人が「人生の半分をZONEとして過ごしてきた」という年齢の割にはキャリアの長さでしょうか。
まだ、二十歳になったばかりのMIYUこと長瀬実夕、地味でいいからいつまでも続けてもらいたいボーカリストです。他のメンバーといえば、音楽活動を続けているMAIKO、続けていないMIZUHOとTOMOKAですが、いずれにせよみんな二十歳前後、色んな可能性がある。若いっていいですね。
Mステは見ませんでしたが、長瀬実夕さんの登場、嬉しいですね。私は Garnet Crow 以外あまり J-POPS に縁はないので偉そうなことは言えないのですが、ZONE はバンドとしても歌唱面でも際立ったものを持っていて、当時 GC 以外で「好き」と言える数少ない存在でした。ただ、バンドル路線ということもあり、当時の年齢では標題にも書かれているように「恐るべきジャリ(?)バンド」という商品性が強調される面もあって、それが私にはずっと不満でした。「もう10年経ってから聴きたい」と言い続けていたのですが、いよいよという感です。解散後さらに実力アップしているでしょうね。チャンスを掴めば必ず力を発揮する人だと確信しています。注目したいと思います。
http://jp.youtube.com/watch?v=JqZOdQvQ1a4
アコギもいい音出しています、やはり実力ですね。Mステでのトークで、「お母さんが、あなたから歌をとったら何も残らない、と言ってくれた」と語ったのが印象的です。
可能性は少ないと思いますが、解散時、あるいはオリジナルのメンバーで再結成したら大変なことになるでしょうね、これだけ演奏できて歌えるバンド、今は見当たらないのではないでしょうか。ソロでもいい、まだ大変若いので今後に期待です。
彼女達の成功、才能だけではないですよね、猛練習、努力が実ったというところがいいですね。
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