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山々な話しですが・・・ ①

聖地尾瀬と山歩きをメインにしたブログです。野鳥や旅の写真も紹介しています。

尾瀬沼散歩

2008年05月11日 22時52分00秒 | 尾瀬
 ●PENTAX K10D SIGMA17-70mm ノートリミング

 尾瀬にもスミレは沢山あるのですが、ヒナスミレの存在は遠い噂にしか聞いたことがなかったのですが遂に見ることが出来ました。尾瀬の中ではなくて登山道の道脇です。
 雪解けと同時に発芽して花を咲かせすぐに茂みで覆われるので見つけるのが難しいようで。個体数も少ないです。ただ色合いは典型的なヒナピンクと呼ばれる淡いピンク色です。寒冷地仕様か葉や茎にはやや長めの毛がありました。
 同じ場所にはエゾアオイスミレが沢山咲いていてもっと丹念に探せば雑種が見つかる可能性もありそうです。ともあれ尾瀬では初めてのヒナスミレを見ることが出来ました。

 そのついでに天気が悪かったですが尾瀬沼まで散歩してきました。
 2週間前に見た光景はもうありません。残雪もどんどん変化しています。尾瀬沼は沼明け間近でシャーベット状でした。水芭蕉も一部咲いてます。


 

残雪の川シリーズ その2

2008年05月09日 20時34分24秒 | 尾瀬
 ●Canon A640(コンデジ) ノートリミング

 残雪の川シリーズ。その2。

 上の写真は、下田代にある「六兵衛掘」です。それほど大きな川ではありませんがこの橋のたもとにはザゼンソウが沢山咲きます。尾瀬の中で木道から見れるザゼンソウは基本的に2カ所だけです。この六兵衛掘と東電尾瀬橋たもとの東電湿原ですので貴重な場所です。

 下の写真は、竜宮小屋の裏を流れる沼尻川です。名前のとおり尾瀬沼の沼尻から流れ出していますので一年中水量は豊富です。福島県と群馬県の県境にもなっています。


残雪の川シリーズ その1

2008年05月08日 00時56分45秒 | 尾瀬
 ●Canon A640(コンデジ) ノートリミング

 今日は尾瀬ヶ原を流れる川の写真を2点アップしてみました。
 残雪のこの時期は融雪の影響で常に増水しています。また天気の良い日中のある時間帯には突然大増水して木道が冠水することもしばしばあります。特に午後にその現象は起こるので要注意です。ただし直ぐに水は引くのが尾瀬の増水の特徴です。これは台風などの大雨でもすぐに水が引くので数時間待っていれば通れるようになるわけです。

 さて、添付画像の上の写真は、上の大堀川です。上田代と中田代の境界となっています。向こうにみえるのは燧ヶ岳です。
 下の写真は、下の大堀川です。ここは水芭蕉と至仏山が写った写真が有名なポイントを違う方向から見ている形です。向こうの山は今回登った景鶴山です。
 川には溶け出した残雪の固まりが流れてゆきます。。。



景鶴山

2008年05月06日 20時08分39秒 | 尾瀬
 ●Canon A640(コンデジ) ノートリミング

 連休最終日は快晴でお出かけ日よりでしたが、お出かけの連続だったので1日休足日にしました。尾瀬ヶ原の筋肉痛や疲労はまだ少し残ってます。

 今日の写真は、景鶴山山頂から燧ヶ岳側です。尾瀬ヶ原や尾瀬沼から見るのとはまたちょっと山の感じが違うのが新鮮ですね。御池側の広沢田代や熊沢田代のある部分もよく見えてます。
 その燧ヶ岳の手前にある尾根をずーと登ってきたわけです。長かったです。

 山頂の写真を何枚か添付してみます。
 まずはこれは、急斜面のトラバースです。まさしく奈落の底という感じで落ちたら終わりです。尾瀬ヶ原から見える崖がこの写真の左手になります。


 次の写真は、ナイフエッジです。アルプスあたりにはもっと凄いところもあるのかもしれませんが写真で見るより狭く感じます。緩んだ残雪なのでずり落ちたら終わりです(T_T)


 そしてこちらが山頂です。綺麗な標識がありますが、これは非公式のもので登山した人が取り付けたと思われます。ちなみに鯉のぼりは僕が持っていきました(^^;) もちろん回収しましたけどね。記念撮影には人気アイテムでした(^-^)




残雪の尾瀬と景鶴山デビュー

2008年05月05日 23時59分42秒 | 尾瀬
 ●Canon A640(コンデジ) ノートリミング

 5月3日~5日で尾瀬ヶ原にテント泊で行ってきました。
 尾瀬ヶ原はかなり雪解けが進み一部木道(高架)が見えて夏のように歩けます。それでもまだまだ雪が圧倒的に多いので歩くのは大変です。
 今回は念願の景鶴山に登ってきました。予想以上に登る人が多くてトレースもしっかりあるので助かりました。でもアップダウンのある尾根道は長くつらい道のりでした。

 上の写真は、景鶴山と至仏山です。見るもの全てが新鮮で素晴らしかったです。
5月にこれだけ快晴で遠くまで見えるのってなかなか無いですのでラッキーでした。

 ただ、尾根沿いでクマと鉢合わせになり襲われるかと思いましたがむこうから退散してくれました。でもその時の最短距離は僅かに2~3m 無事でなによりでした、、ふぅ~ 

 下の写真は、尾瀬ヶ原です。真横に見るのは珍しいし新鮮ですね。



初景鶴山

2008年05月04日 20時14分17秒 | 尾瀬
尾瀬ヶ原2日目。今日は竜宮小屋宿泊のアクアさんと兼ねてより登りたかった景鶴山に行ってきました。予想外のハプニング、予想以上の長丁場で二人ともヘロヘロでした。
でも素晴らしい光景はまさに絶景で初めてみる風景ばかりでした(^-^)/
山頂付近は切りたたった断崖に僅かについた残雪だけなのでスリリングでした。

肝心の写真撮るの忘れたので尾瀬ヶ原からのものを添付します。

明日鳩待峠に下山です。

残雪の尾瀬ヶ原

2008年05月03日 17時10分05秒 | 尾瀬
連休後半の二泊で尾瀬ヶ原にきてます。
やはり雪解けが早くてあちこち地塘や木道が出て歩きにくくなってます。
一部水没もありで要注意です。

竜宮小屋には尾瀬仲間が数人いてまたまたプチオフです。小屋主さんも元気そうでなによりです(^-^)
でもおいらは見晴らしのテントですが暖かいので快適! 夜は寒いけどね…

写真添付します。

白い尾瀬沼

2008年04月28日 21時52分45秒 | 尾瀬
 
 白い尾瀬は尾瀬好きの人の憧れです。でも厳冬期に入るのは危険なので滅多なことでは入れません、でも沢山の雪が残るこの4月下旬~5月上旬なら白い尾瀬に逢うことが出来るので多くの尾瀬好きさんが入山します。
 最近はスノーボード(上級者)の人も多くて至仏山や燧ヶ岳の急斜面を滑っているようです。今回も長蔵小屋にボーダーの若者が数人宿泊していました。

 添付写真は尾瀬沼です。ぜんやにちょっとだけ雪が降ったおかげで黄砂や砂の汚れが隠れて真っ白になっています。厳冬期の尾瀬沼はこんなものではないでしょうけどそれを想像できる景色です。雪原と化した尾瀬沼の上を雲間からの光が移動していきました。

 奥に見えるのは大江湿原と三本カラマツです。

初尾瀬沼入り

2008年04月27日 23時17分04秒 | 尾瀬
 ●PENTAX K10D SIGMA17-70mm ノートリミング

 この週末は、今シーズン初めての尾瀬沼に行ってきました。
 25日に道路が開通になり待ちかねた尾瀬ファンが訪れているようでした。
 でも尾瀬沼の方は入るのが大変ということもあり少なくて長蔵小屋の宿泊者は40名ほどでした。夏場は200名も泊まりすし詰めになることを考えると非常に少ないですね。

 土曜日は生憎の天気で、雪もふりました。この時期に降るのはそれほど珍しいことでもないですが、尾瀬初日ということだと昨年に続いて2回目です。
 日曜日は、晴れの予報でしたが、朝は雲が多かったです。その後に快晴になさったようです。

 まだまだ花は無いですけどふもとの大清水湿原は水芭蕉やザゼンソウがいいかんじになってきました。

 いよいよ尾瀬シーズンの幕開けです!!

シラサギ

2007年12月29日 14時37分57秒 | 尾瀬
 いよいよ今年も押し迫ってきましたね~ なんだかアッという間の1年でした。
12月になってまったく山歩きしてません。やはり花がなかったりするし寒くなるので低山ハイクでもそれなりに準備が必要なのが面倒で躊躇しちゃいます・・・おかげで運動不足です。今年の正月休みは9日間と長いので雪山散歩にでも行きたいなと思ってます。でもカワセミも気になるな~

 さて、今日のお題はシラサギです。実はシラサギという鳥はいないのですよね。シラサギは白いサギの仲間の総称でしてダイサギ、チュウサギ、コサギなどがよく見掛ける白いサギです。もっとも見やすいのはコサギでしょう。田圃や小川にいます。で、面白いことにサギ類は種類が違っても同じ場所で寝たり営巣することで知られていてこういうのをコロニーというそうです。
 野川でも同じ場所で寝てたりします。面白い習性ですよね。
 上の写真はコサギです。