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山々な話しですが・・・ ①

聖地尾瀬と山歩きをメインにしたブログです。野鳥や旅の写真も紹介しています。

至仏山の花たち (1)

2008年07月09日 21時45分16秒 | 尾瀬
 ●Canon A640(コンデジ) ノートリミング

 至仏山は尾瀬を代表する山のひとつで、燧ヶ岳と共に百名山になってます。
さらに花の百名山のひとつでもあり、多種多様な高山植物が見られる素敵な山です。この花達を求めて7月は沢山の登山者が入るので週末は常に人が多いです。

 代表的な花はやはりホソバヒナウスユキソウとオゼソウですが、そのほかにもいろいろ咲いてます。

 上の写真は、ハクサンイチゲです。今年は特に多いようです。岩場の隙間に根を下ろして花を咲かせていました。アルプスの山岳風景っぽい感じで好きな光景です。

 下の花は、ベニサラドウダンです。ツツジの仲間で真っ赤な花を沢山吊り下げるように咲かせます。中腹の登山道や稜線沿いのハイマツに混じって咲いています。


花の至仏山

2008年07月07日 20時56分59秒 | 尾瀬
 ●Canon A640(コンデジ) ノートリミング

 週末は至仏山に登ってきました。毎年7月最初の週末は至仏山登山が恒例行事になっています、丁度このあたりに至仏山から日の出を見ると燧ヶ岳の山頂から太陽が昇るのです。これを見たいのですが、今回は天気の関係で厳しそうなので晴れのうちに山頂まで往復してきました。
 上の写真は森林限界付近から見た燧ヶ岳からの日の出です。久しぶりに感動的な場面でした。

 雪解けが順調だったようで、すでにホソバヒナウスユキソウも見頃で、ハクサンイチゲも最盛期、固有種のオゼソウも咲き出してました。ジョウエツキバナノコマノツメは今年はちょっと少ないですが見頃でした。
 他にはタカネシオガマ、ヨツバシオガマ、キンロバイ、ユキワリソウ、クモイイカリソウ、コケモモ、ミネズオウ、ムラサキタカネアオヤギソウ、イワハタザオ、バイカオウレン、ミツバオウレン、チングルマ、ハクサンコザクラ、シナノキンバイ、チシマアマナ、チシマウスバスミレ、シラネアオイ、イワカガミ、ベニサラドウダン、マルバヘビノボラズ、ヒメシャクナゲ、などなどほんとうに多種多様な花々が咲いていました。でもこれでも序盤です、本番にはさらに沢山の品が稜線を
にぎわせることでしょう。


下の写真は、ハクサンイチゲです。

暑い尾瀬

2008年07月06日 12時49分57秒 | 尾瀬
土曜日日曜日ともに晴れで涼しい尾瀬を求めてきたのに真夏の暑さでした。
尾瀬ヶ原の竜宮小屋まで行きましたがワタスゲは綿毛が飛ぶようになってました。
トキソウ、サワラン、コタヌキモが咲き出し、カキツバタが見頃。
一部でキスゲも咲き出してます。今年のキスゲは例年並みでしょう。下の大堀付近が多いです。
添付写真は至仏山のユキワリソウです。

至仏山

2008年07月05日 09時55分14秒 | 尾瀬
今日は至仏山に来ています。
天気は最高! ちょっと暑いけど風は心地よいです。

ハクサンイチゲ、オゼソウ、ハクサンコザクラ、チングルマ、ジョウエツキバナノコマノツメ、タカネシオガマ、そしてホソバヒナウスユキソウなどなど咲いてます。見頃は来週くらいからですがジョウエツキバナノコマノツメは終わりそうです。

白い花たち

2008年07月01日 21時36分37秒 | 尾瀬
 ●Canon A640(コンデジ) ノートリミング

 尾瀬ヶ原はワタスゲの季節ですが、同じ頃に咲くのがズミです。湿原の中にはあまり見掛けませんが、川沿いの拠水林沿いに沢山見ることが出来ます。特に山の鼻から上田代に抜ける拠水林には多いです。毎年ズミのトンネルになります。
 上の写真がその場所のズミです。

 下の写真は、竜宮小屋近くのワタスゲの群落です。ちょっと姿勢を低くしてみるとワタスゲの波に浮かぶ小屋のように見えますね?
 今年はほんとうにワタスゲが見事です。見れる期間が長いので天候の加減もありますが7月上中旬頃まで見られます。


ワタスゲがいっぱい

2008年06月29日 23時08分56秒 | 尾瀬
 ●Canon A640(コンデジ) ノートリミング

 ワタスゲを見に尾瀬ヶ原へ行ってきました。
 天気も土曜日はなんとか降らないでくれたのでフワフワになったワタスゲを見ることが出来ました。しかも今年は大豊作なのであちこちで群落が見られます。特に竜宮十字路~ヨッピ橋間はヤマドリゼンマイ、レンゲツツジ、ワタスゲが絡み合って素晴らしく良い光景でした。こんなのを見るのは何年かぶりか、初めてかもしれません。
 とにかくワタスゲを満喫した土曜日でした。

新緑の季節です

2008年06月24日 21時48分15秒 | 尾瀬
 ●Canon A640(コンデジ) ノートリミング

 尾瀬は本格的な新緑の季節です。そして梅雨の季節でもありますが、この梅雨の季節こそが尾瀬がもっとも花が多く咲く時期です。雨が多いのであまり注目されませんが意外と花が多いのです。 夏も多いのですが、下草が茂ってしまい咲いているのに目立たないといことが少なく見せるようです。

 梅雨の時期の一番の見物はやはりワタスゲです。梅雨の晴れ間にフワフワに乾けば可愛いです。それが一面に広がるのですから見事なものです。今年は例年になく
沢山の果穂が見られます。

 写真は、中田代のとある池塘に映った景鶴山です。山も湿原も緑で青空との対比が美しい季節です。

ふわふわ待ち遠しい~(*^o^*)

2008年06月18日 23時59分36秒 | 尾瀬
 ●Canon A640(コンデジ) ノートリミング

 ちょっと早いワタスゲシリーズ第三弾ですが、竜宮小屋近く、十字路からヨッピ方向へ少し歩いたところの写真です。このルート上もワタスゲは非常に多いです。この場所で大豊作は滅多にないのですが今年はかなり期待できます!! 写真をご覧のように、まだ満開ではないのにこれだけのワタスゲが見渡せるのですから本番の光景が想像できますよね。まっちろけになるでしょう!

 レンゲツツジも多いルートなので白い波とレンゲツツジのオレンジの組み合わせが写真的にもバッチグゥゥゥゥ(^^;)


下の写真は、ハルリンドウです。
数年前にとある植物博士が発表したのですが、未だに浸透していません、ビジターセンターでも混乱をさけるためにタテヤマリンドウで通してます。
実際にはハルリンドウとタテヤマリンドウは混在しています、見た目にはほとんど一緒なので判別は難しいですが、ハルリンドウはどっしり、タテヤマリンドウはひょろりという感じです。混生葉を見れば判りやすいのですが草木が生い茂ると見にくいです。ハルリンドウの方が葉が多いようです。