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山々な話しですが・・・ ①

聖地尾瀬と山歩きをメインにしたブログです。野鳥や旅の写真も紹介しています。

燧ヶ岳は晩秋~

2008年10月15日 21時33分00秒 | 尾瀬
 ●Pentax Optio W60 ノートリミング

 今回は燧ヶ岳にも登りました。最初は日の出狙いでしたが夜中に見ると北風が強く雲も掛かっていたので諦め、早朝から登りました。
 朝の内は山頂に霧氷がついていたのですが急速に溶けて駄目か~と思いつつ
登ったのですが、なんと北側にはまだ霧氷がいっぱい着いていて風が強かった証拠でもあるエビノシッポ状態の霧氷で冬の一端を見た感じです。

 それにしてもこの日の山頂は凄い人出でして、座る場所もままならなかったです。俎と柴安の間の道は交差する人で長い列が続いてましたし、見晴らしから柴安への道も渋滞でした。
 
 上の写真は、ミノブチ岳から見た沼尻湿原と尾瀬沼の端っこです。
 下の写真がそのエビノシッポ状態の霧氷です。ゆっくり撮りたかったのですが
人だらけで一番いい状態のは登山道沿いだったので撮影は難しかったです。
 

黄葉3連休

2008年10月14日 20時48分45秒 | 尾瀬
 ●Pentax Optio W60 ノートリミング

 3連休を利用して毎年恒例の尾瀬に紅葉狩りに行ってきました。
 今回は尾瀬沼にテントを張りベースキャンプにして燧ヶ岳などを巡ってきました。初日こそ雨に降られましたがその後の2日間は絶好のお天気で紅葉も素晴らしかったです。ただ今年は紅葉のペースが早くて尾瀬ヶ原や尾瀬沼ではピークを過ぎていました。最盛期なのは御池付近のブナ平や岩清水の標高1200~300m付近です。
 大江湿原のシンボルの三本カラマツもすでに色づき初めていて月末を前に黄葉のピークになるかもしれません。
 
 燧ヶ岳にも登りましたが、上の方はもう枯れ木でした。前日に気温が下がったので山頂付近では霧氷がつき綺麗でした。

 上の写真は、尾瀬沼の黄葉です。赤は少ないのですが今年はここ数年でも一番
綺麗な黄葉だということです。
 下の写真は、群馬県がわ大清水から登った途中にある岩清水付近の黄葉です。まさに黄葉のトンネルの中を歩くようでした。



秋の夕焼け

2008年09月26日 01時10分16秒 | 尾瀬
 
 会社帰り、西空が素晴らしい夕焼けになっていました。
 それは、西空の一部から始まり、どんどんと変化しながら空一面に広がる素晴らしい秋の夕焼けでした。
 写真はお茶の水・聖橋の上からのものです。通りすがりの人もこの光景に携帯や
デジカメで写真を撮ってました。
 そういう僕も常時持ち歩いている昔のデジカメで撮影しました。

 でもこういう夕焼けの時は天気が崩れる前兆でもあるのですよね。
 でもでも、綺麗です!!

 


秋色の尾瀬

2008年09月21日 11時44分40秒 | 尾瀬
 ●PENTAX K10D SIGMA17-70mm ノートリミング

 9月中旬の尾瀬は草紅葉が始まり池塘のヒツジグサも色づき始めます。でも周辺の山々の木々はまだまだ緑色で湿原だけが一足早く秋色に染まる頃です。
 下旬になると一気に色づきも進み草紅葉は赤くなり山々の木々も色づき始めます。そして毎朝のように霜が降りて霜の景色が見られるようになります。

 上の写真は尾瀬ヶ原山の鼻にある研究見本園の池塘です。

蜂さんブンブン

2008年09月18日 22時14分16秒 | 尾瀬
 昨日は尾瀬で最後に咲くエゾリンドウを紹介しましたが、そのエゾリンドウの花粉を集めるのに飛び回っているハチさんを紹介します。でも名前は不明(^^;)
 ちょっとしか開かない花なので強引にこじあけて中に入って花粉を集めていました。そんな様子を連続写真でご紹介~


●ぶ~んと飛んできました。

 
●ゴソゴソとこじあけて入ってゆきます。

 
●中でモゾモゾやってます。

 
●よっこらしょ・・・ハチにはけっこうキツイのかな?

 
●ふう~ やっと出られた・・・

 
●ぶ~んと、またどこかに飛んでいきました。



お気づきの方は気づいたと思いますが、入った花と出た花が違います(^^;)
つまり連続で違う花に出入りしたのを良さそうなのを選んでうまく並べたのでした~ 



花の尾瀬・最後の花

2008年09月17日 21時59分04秒 | 尾瀬
 ●PENTAX K10D SIGMA17-70mm ノートリミング

 春先から多種多様の花を咲かせてきた尾瀬もいよいよ最終段階。9月中旬くらいまではそれなりに花が見られますが、それ以降はぐんと減り草紅葉の湿原に点々と咲くエゾリンドウが目立つようになってきます。まさしくエゾリンドウは花の尾瀬を締めくくる花なのです。霜が降るとエゾリンドウは白く化粧してとっても寒そうです、でも流石にこの時期に咲く花です、低温で焼け落ちることもなく、なにごともなかったかのように咲いてます。

 そんなエゾリンドウが枯れる頃には尾瀬は秋も盛りとなります。そんな秋ももうすぐそこにやってきています・・・。


色づく尾瀬沼

2008年09月16日 23時09分55秒 | 尾瀬
 ●Canon A640(コンデジ) ノートリミング

 尾瀬オフの時は真夜中に大清水から入山し朝焼けの尾瀬沼を目指しましたが尾瀬特有の霧が発生して朝焼けは見れませんでした。それでも、霧が漂う幻想的な風景となってくれました。
 ほとんど無風なので湖面は鏡のようになり燧ヶ岳を映します。
 ゆっくりと霧が晴れてゆくと朝日が柔らかく差し込んで三本カラマツや大江湿原を優しく照らし出しました。とても美しい光景です。
 大江湿原はすっかり秋めいて草紅葉のグラデーションが素敵です。
 グラデーションはやがて色濃くなり赤みを増してゆきます。そして茶色から枯れ草色になると雪が覆い始める季節になります。
 

草紅葉の尾瀬

2008年09月15日 13時18分09秒 | 尾瀬
 ●Canon A640(コンデジ) ノートリミング

 週末は、毎年恒例の尾瀬オフで尾瀬に行ってきました。
 参加人数総勢18名と開催場所となった竜宮小屋の小屋主さんも含めて賑やかな
宴会となりました。宴会といってもとっても健全で、赤ら顔の酔っぱらい宴会では
なくて各自持ち寄ったお菓子とコーヒーを頂きながら談笑するという趣向です
 短い時間でしたが楽しい宴会となりました。参加の皆さんお疲れさまでした。
 
 尾瀬は湿原も草紅葉も始まり、いよいよ秋に突入です。
 ヤマドリゼンマイも色づいてましたが、霜の影響で一部チリチリに痛んでいる
のも多いですが綺麗なのもありました。夜中に降った雨でのでしっとりと濡れた
姿が綺麗ですね。
 他にもゴマナ、ミヤマアキノキリンソウ、エゾリンドウ、トリカブト等々沢山の
花も咲いていて楽しめました。


尾瀬の花と比べてみようシリーズ 第4弾

2008年09月05日 22時42分43秒 | 尾瀬
シリーズ第4弾は、「ハクサンフウロ」と「トカチフウロ」です。

ハクサンフウロは、尾瀬の至仏山、笠ヶ岳、燧ヶ岳など高山帯の草地で見ることが出来ます。夏の7月中旬から8月上旬ころまで見ることができます。花の色は紅紫色で茎の頂から2個づつ咲かせます。
尾瀬のハクサンフウロはやや花弁が細い物が多く、上向きに咲いている個体も多く環境適応性が伺えます。

トカチフウロは、大雪山など中央高地の草地で見ることが出来ます。花色は淡い赤紫色で、限りなく白にちかいものまであります。
北海道にはチシマフウロという色の濃い種もありますがトカチフウロは近縁種と見られています。

本のご紹介

2008年09月02日 21時10分10秒 | 尾瀬

 最近、尾瀬に関するガイドブックや冊子が増えてきています。おそらくは大量退職時代で登山ブームが再来するという状況の中、尾瀬がもっとも手近に訪れられる場所で尚かつ、花の宝庫、充実した施設、山道、百名山が3つ! 独立した国立公園。 子供からお年寄りまで楽しめる場所として知名度が上がっているのでしょう。 あまり沢山の人が一挙に訪れるのは好ましくはないのですが、注目されるのは良いことです。
 そんな中で、最近新しい本が発行されてますが、これがなかなか良い本です。

「大人の遠足BOOK 尾瀬自然観察手帳」 編集:猪狩貴史 JTBパブリッシング発行 1300円(税別)

このシリーズからは植物図鑑も出てますが、その著者と同じ方が財団協力の下で編集されてます。 財団からは、尾瀬自然観察ガイドという本も出てますがこちらは出版が古いので国立公園で尾瀬に入った会津駒ヶ岳や帝釈山などは殆ど紹介されてませんが、観察手帳の方はしっかりサポートされてます。

個人的に嬉しいのは、植物以外に、尾瀬に住む主立った動物、昆虫、鳥類が写真と共に沢山紹介されている点ですね。同定が難しかったのがより簡単に確実になります。樹木図鑑では葉っぱと幹肌も見ることが出来て同定に便利です。

他にも自然の成り立ちのことも書かれてますし、噂には聞いていた処理水のパイプラインの事に関しても書かれてました。

尾瀬シーズンもあと僅かですがこの1冊を片手に歩けばよりいっそう尾瀬を知ることが出来そうです。
個人的にお勧めの1冊です。



尾瀬自然観察手帳(大人の遠足BOOK) (大人の遠足BOOK 自然手帳)
かとう まさゆき
ジェイティビィパブリッシング

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