日曜日の午前中、ミニバスの練習も無ければ試合も入っていないという貴重な時間が本当に久しぶりに取れたので、放置状態になっていたZX-6Rフロント周りのサスセッティングをした。
4月の始めにZX-6Rの前後タイヤをBSのBT-003に換えたのだが、フロントタイヤを純正とは扁平率の異なるサイズにしたため、フロント側の車高が上がりハンドリングが変わっていた。そのため、タイヤのハイトアップ分を補正しハンドリングを修正するためフロントフォークの突出し量を調整した。
以前書いたが、120/65-17から120/70-17にサイズ変更することで、計算値では外径で6mmフロント車高がUPすることになる。整備解説書を見ると、ストック状態の設定はフロントフォークトップナットのケガキ線がナット下端から6.5mmであるが、自分のバイクをチェックするとなんと3.5mmしかない。元々、メーカー設定値より突出し量が少なかったようだ。
午後からは嫁の出場するサーフィン大会を応援しに行くので、午前中にさっさと終わらせねばならない。
まず、アッパーカウルとフレームの間を塞いでいる黒いプラスチックパーツを左右とも外し、
ステアリングステムのアッパー側、ロア側、ハンドルクランプボルトを外す。このとき、過去の教訓から、締め付けボルトがかなりのオーバートルクで締め付けられていると判断していたので、迷わず先日購入したロングスピンナハンドルにヘキサソケットをセットし緩めると、案の定、ソケットレンチなどでは到底緩まないであろうような強靭なトルクで締められていた。通常は作業時間短縮のため必要最小限の部品しか外さずに作業するのだが、スピンナハンドルなので作業性が悪く、傷付け防止のためハンドル周りの部品を外して作業を行った。
ナット下面からケガキ線までをストック状態の6.5mmから10.5mmへと、4mm突出し量を増加させ、ボルトに焼付き防止のネバーシーズを塗って仮組みした後、トルクレンチでトルク管理をして締めこんだ。
写真 のKTCデジラチェ、9.5sq・12.7sqの両方持っているが、トルクが掛けにくく直ぐにエラー表示が出るため使いづらい。作業性がいいのは写真下側の激安スエカゲツールのプリセット型。これで自分は十分。
作業はお昼前に完了したが、ぽつぽつと雨が降り出しあいにくの梅雨空で試走はお預けとなった。


自分も中年に突入する齢なのでバイクに乗る時間がなかなか取れません。現在、ZX-6R車検切れてしまってますが、梅雨明けには復活したいなと画策しております。
はじめまして。今日も路面が濡れており走れそうにありません。午後からは娘たちのミニバスに行くので夕方まで拘束。ZX-6Rには2ヶ月近く乗っていません。時間のやり繰りに本当に困ります。