今年の東京マラソンでの出来事。
ネット等の報道では「市民ランナー、川内優輝」という見出しで彼の検討を称えている。
まあ、企業チームに所属せず、フルタイムワーカーでありながら出した結果なのでここまで称えられるのだろう。
彼は毎回レース後に医務室に直行するそうで、「いつも死ぬ気で走っている」という。
私の住む町には国内有数の陸上競技部を有する実業団チームがあり、幼少の折よりその時々選手たちの活躍を見てきたし、身近なところにもかつての有名選手がいる。
また、自分は20代30代をトライアスロン競技にのめり込み、生活の中の時間の多くを割いて取り組み、練習もレースも自分を全力で追い込んだ。
当時、琵琶湖のアイアンマンが開催されていたころは、エージグルーパーのアスリートがエリートアスリートに混じり上位に入ることも多かった。(残念ながら自分は上位に入ることはなかったが。)
今回の彼は市民ランナーというのは言いすぎで、大学時代は箱根を走っているエリートランナーであるが、それでも今回の結果は賞賛に値するもので素晴らしいことだと思う。
今の環境のままオリンピックを目指すようである。
彼を見て思うのは、一流選手に必要なのは、「賢い頭脳・強靭な身体・不屈の精神 」といったところではないだろうか。