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南風

人生半ば過ぎた中年オヤジの日常。趣味は第2ステージへ。

シンプル狭小住宅建築記 引越し編1

2010-01-12 12:33:33 | 住宅建て替え

昨日は引越しの最終日。

年末から自分の実家に荷物をコツコツと運んではいたが、10日、11日の両日で最終的な引越しを行なった。

荷物を自分の実家と家内の実家及び、家内の母の知人宅倉庫へ分散させて運搬、運んでも運んでも終わらない作業に閉口しながら黙々と進め、終了したのが夜の10時。

流石に疲労困憊で、夫婦共々筋肉痛。

いよいよ今日から取り壊しに入り、隣地境界の話し合いも北側・東側宅ともに既に着いているので、工事着手については何の問題も無い。

20日には地鎮祭を行なう予定で、あっという間に棟上が来るような気がする。

とは言えまだ仕様が未決定の部分があるのも事実で、早急にそれらの仕様決めを行なわなければならない。

 最後に完成後の引越しが待ち構えているが、それは気持ちの上では楽な作業になると思う。


シンプル狭小住宅建築記 外構計画編1

2010-01-08 17:33:33 | 住宅建て替え

外構についてもシンプルに行こうと考えているのでオープン外構とし、外壁などやフェンスでは囲わ無い予定である。

我が家の土地は南西の角地で南側と西側に道路が通っているので、駐車場の取り方に自由度があるが、2本の道路両方に傾斜が付いている関係で出来るだけ土工事を減らす目的から、勾配の上方側の東側に駐車スペースとバイク車庫を設けた。

駐車スペースと玄関アプローチ等のデザインは、本体の仕様が決まってから決めるということであったが、余り提案が無いので自分でAutocadで図面を書き、これを元に施工してもらうつもりである。

業者としては、建築スペースと駐車スペースは確保できているので外構は後回しという考えだろうが、図面を書いていると細かな検討が必要なことが判り、外構計画も本体計画と同時に行なわなければならないことが分かる。

例えば、玄関を出てから車に乗るまでの運転者と子供の動線。これは車の駐車位置が大きく関係してくる。

また、訪問者の玄関までの動線。これも先ほどの車に乗る動線と同様、玄関アプローチを設計する上で同時にスムーズに行なうことが出来るよう検討せねばならない。

今回はバイクガレージは予算の関係でヨドコウのエルモト ピットというバイク整備用に販売されたスチール製ガレージを置く。http://www.yodomonooki.jp/products/news/erumotopit/index.html

工具屋の知人からイナバ物置のほうが作りが良いことを聞いていたが、イナバにはヨドコウのエルモト ピットほどの大きさの物が無いので仕方なく断念した。

今のバイク小屋に入っているバイクや工具類や趣味の道具類を全て収めようとすると、小型の収納具では収まりきらないのだ。


シンプル狭小住宅建築記 仕様打合せ編2

2010-01-07 12:33:33 | 住宅建て替え

仕様打合せが進む中、大きな問題が発生した。

それは、キッチン及びユニットバスを選択させられていたメーカーのMIKADOが何と昨年末に倒産してしまったのだ。

急遽、INAXの同等仕様のものに置き換えることになり、現在は回答待ちである。

今回風呂には浴室乾燥機をつけ、キッチンはオール電化仕様なのでIHグリルになり、社外品の後付を希望していた妻を説得し、ビルトインの食器洗機も付けた。

これらの装備により少しでも家事負担が減らせれば良いのだが。

照明については部屋によって主照明とダウンライトを使い分け、用途に合わせた照明設備とした。

隣家が建つ北側の窓は全てすりガラスとし、開いた時にも室内が見えにくいように横滑りドアを用いることにした。

玄関ドアは営業K君の拘りで選定してきた、TOSTEMのフォラード カザスリミテッドに決定。http://www.tostem.co.jp/lineup/door/genkan/g_door/cazas_limited/

 シンプルでシャープな外観に映えるドアだと思う。

 


シンプル狭小住宅建築記 仕様打合せ編1

2010-01-06 12:33:33 | 住宅建て替え

住居を建てるに当って最も重要でかつ建築業者との打合せ機会が多いのが、建築物即ち家の仕様決めだと思う。

外壁、屋根、窓、床材、壁紙、キッチン、トイレ、洗面所、建具などの素材や色、機能などを比較しながら仕様を決めていく。

自分の場合、モデルハウスを多数見て回った訳でも無く、雑誌等で下調べをした訳でもなかったが、外装・内装共シンプルにしたかったので余り迷うことなく仕様を決めていった。

けれども最後まで迷ったのはクローゼット扉の色で、黒い床に白の壁と天井というのは初めから決めていたのだが、室内に備え付けたクローゼット扉を濃茶色にするのか白にするのかで迷った。

結局は、殺風景になりそうな室内はクローゼット扉の色を濃茶色としてアクセントにし、廊下にあるクローゼット扉は壁と同化して目立たないように白とした。

また、廻り縁と巾木も壁・天井と同色の白とし余計なアクセントを無くした。

外色は建材メーカーに3パターンほどをシュミレーションして貰ったが、家族皆の意見で当初の予定通り、壁を単色のサイディングにし屋根材を同系色のガルバリューム鋼板とすることにした。


シンプル狭小住宅建築記 資金計画編1

2010-01-05 10:00:00 | 住宅建て替え

自分の住宅建て替えの経過を残していこうと思う。

住宅を建設するのに先ず必要なのは資金計画である。

一般的に金融機関は、借入額を年収の3割までならば返済可能としているが、そうすると月々結構な額の返済を強いられることになる。

自分は現在住んでいる中古住宅の残債があり、かつ年齢も若くないし、子供達の教育費を考えると住居にかけられる費用は限られる。

今の中古住宅を取得した時もボーナス払いは設定しておらず、今回も月々払いのみで対応することとした。

先ずはネットのローンシュミレーターで月々支払い出来そうな額と支払い年数及び適用できる金利を入力し、概略の融資可能額を算出した。

そこで試算した融資可能額から現在の残債を引いた物が建て替えに使える資金ということになる。

ここで注意しなければならないのが住宅建て替えの場合、古家の解体費用が必要になるので、この資金も確保しておかなければならないということである。

そのため住宅建て替えの場合、新居建築に使えるのは、融資額-(残債+解体費) ということになる。

次に、その資金を持って住宅が建つのかどうかの検討をした。

始めに、地場でシンプルモダン系の住宅建設で実績のあるCホームの紹介を受け打合せを始めた。

 暫くして見学に行ったシンプルモダンデザインの狭小住宅モデルルームは、自分の資金内で建てられることを案内していただいた建築士の方から聞いていたので、同じような建築面積かつ間取りで各仕様が抑えられれば建つことは大方分かっていた。

そのため、同様なプランの提案を同社にお願いしたところ、遥かに予算オーバーの提案が出されてきた。

このプランの場合、バルコニーを無くしたり、壁や建具の数を減らしたりしても全く予算内に収まりそうに無いことが直ぐに判っていた。

そこで相見積を知人が営業をしている、県内施工数No1のH建設に依頼することにした。

自分達なりのプランは Cホームとの打合せを通じ粗方まとまっていたけれど、H建設の提案もぜひ受けてみることにし提案を待った。

出されてきたプランはシンプルな外装とはマッチしないような、デッドスペースが多く動線が良くない間取りで、提案力の弱さを感じてしまった。

そこで、 Cホームとの打合せを通じ粗方まとまっていたプランの良いところを取り入れるべく、間取りを大きく変更しかつコストダウンの提案も行なった結果、比較的シンプルで動線の良い間取りが出来てきた。

Cホームとは暫く打合せの機会が遠退き、代わりにH建設の知人が頻繁に打合せを行なうようになり、プラン自体もまとまってきたので、正直に「解体費用を含めて予算は○○しかありません。」と自分の予算を告げたところ、今回は自社初のシンプルモダン狭小住宅なので、厳しいながらもその予算でやるとの返事を受けた。

暫くしてCホームの営業と話す機会があり、今の提案では予算が大分オーバーすることを伝えると、後日持ってきたのは返済計画を73歳まで延ばした支払計画の変更プランのみで、具体的に建物を縮小したり、仕様を抑えて費用を減らすような提案は得られなかった。

そのような経緯で粗方はH建設で建てる事を念頭に進めることにした。

この時点で発生費用の大枠が確定したので、金融機関に融資の仮申し込みをしたところ、数日して、仮申し込みの額ならば融資可能との返事を受けた。

これを受け、Cホームにはお断りの連絡を入れ、H建設のK君には「御社で家を建てます。」との連絡を入れた。

本申し込みも1週間程度で融資可能との連絡を貰い、これをもって融資計画の目処が立つこととなった。