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リサ、まっしぐら!

劇団扉座所属、鈴木里沙が日々書き綴っていきます。。

「ありがたい」の話し。。

2010-11-19 01:16:01 | 稽古日記。。
有「ありがたいな……」


リ「おろ?今日はそんなはじまり?」


有「ありがたい(吐息)」


リ「そうね」


有「うーん、うーん、ありが」


リ「えーーっと」


有「いやぁ~」


リ「そろそろいいっすか?」


有「ありがたい」


リ「おい!」


有「ハイ!」


リ「で?」


有「今日もたくさん稽古場に応援しに来てくれたやん」


リ「はい。ホント嬉しいっすよね」


有「やろ?」


リ「来てくれる人達が皆さんいいアドバイスをくれてますもんね」


有「うん。エネルギーもらうよな」


リ「エネルギーだけじゃなく、何ていうか」


有「おっ。何?」


リ「とっても具体的だし、わかりやすいし」


有「ぱっと、稽古場の温度が上がるよな」


リ「今日は、特に、わらび座の皆さんに太鼓シーンのアドバイスを頂きましたね」


有「本番中なのにホンマありがたいな」


リ「我々の至らない所をね」


有「実践的やったな」


リ「そして、今日は均也さん」









有「はいはい」


リ「均也さんも、今、パルコ劇場で本番中なのに、来てくれましたよね」


有「そうなんよ。本人は照れ屋さんなトコあるから口では言わないけど」


リ「いっぱいメッセージもらいました」


有「あとは、ワシらがしっかりやるだけやな」


リ「はい。せっかくの劇団公演だし、うたはこんなに応援して下さる人達がいるんだから」


有「必死でおもろいもん作らんとな」


リ「もちろんす!」


有「そのためには…」


リ「やっぱり栄養が」


有「あーんど、ガソリンが」


二人「必要だよなー」


有「お!揃いましたな」


リ「今日は私もちょいと食べたいものが」


有「あ!オイラも」


リ「あれですよね?」


有「あれよ、あれ」









リ「行きますか?」


有「行こう。均ちゃん!行くぞ!」


菊池均也さん「行きましょう、行きましょう」









ここで、お知らせです。
今日稽古場に来て下さった、菊池均也さんさんの奥様
星原泉さんが出演します
ダンスパフォーマンス Vol9 「りんごジャム」
12/13~15まで
吉祥寺のSTAR PINE'S CAFEであります。
こちらもヨロシクお願いします。。

すべるの話し。。

2010-11-18 00:55:50 | 稽古日記。。
有「どうなっとんねんっ!!」


リ「…はじまりましたね」


有「ちょっとおかしくないか!?」


リ「ほいほい、何ざんしょ」


有「残暑やないがな!」


リ「残暑ではない?」


有「ちーっとも残ってないやないかいっ!!」


リ「わかりました。今日は寒すぎるって話しですね」


有「…はい。」


リ「確かに、今日は朝から小雨まじりで」


有「え!?何で??ちゅうくらい寒かった」


リ「稽古場も冷えてましたね」


有「心なしか、みんな縮こまってたな」


リ「今回は、みんな裸足だったりしますからね」


有「硬い床の上を裸足で稽古してると」


リ「時々つらいんですよね」


有「膝とか腰とか…」


リ「あれ?冷えるって話しじゃなくて?」


有「いや、それももちろんあるけど……」


リ「先に腰にくる、と?」


有「うん。たまるなぁ」


リ「疲れが」


有「そう。………え?え?え?」


リ「何すか?」


有「たまらんの?腰にこんの?」


リ「私は今日の冷え込みの方がツライかも」


有「あ、ワシ、足袋はいとるな」


リ「私は、役柄的に、足袋はない感じですしね」


有「うん、あ、でも今日座長が、さすがに寒いから」


リ「みんなに靴下はいていいよって」


有「しかし、誰もはかなかったなぁ」


リ「そうっすね」


有「気合い入ってんなーって感心した」


リ「いや、気合いっていうか」


有「違うの?」


リ「すべるんですよね」


有「小ネタが?」


リ「ちゃうっ!」


有「え?何?」


リ「床がすべりやすいんですよ」


有「あ、なるほど。確かに靴下だと、今の稽古場は」


リ「ちょっとコワいんですよね」


有「足袋でも、ちょっと踏ん張りがきかん時あるしな」


リ「冷えるのもツライですけど、今の時期」


有「うん、怪我が何よりコワい」


リ「兄さん、ケアとかしてます?」


有「してるしてる。もちろんしてる」


リ「ほう。ちなみにどんな?」


有「シャンプーの後のすすぎは念入りにしてる」


リ「そりゃ頭髪でしょ」


有「最近気にしてんねん…」


リ「だから~」


有「え?何のケア?」


リ「かーらーだっ!!腰とか膝とか!」


有「あ、それはまぁ冷やさんように」


リ「ゆっくりお風呂?」


有「いや、アルコールで消毒する感じ……」


リ「…兄さん」


有「ん?」


リ「今、頭ん中は『ビール、ビール』でしょ?」


有「アホ。『湯豆腐と』が抜けとるやないか!!!」


リ「………」




写真は、


昨日の話しの豆苗でーす。

麻理さんのお弁当です。

豆苗の話し。。

2010-11-17 02:12:52 | 稽古日記。。
有「安定せんな」


リ「は?」


有「この夏……いや、もう少し前か」


リ「何が?」


有「まぁ、こんだけ天候が不順やとなぁ」


リ「はぁ……えーっと」


有「夏は暑すぎたし、いきなり秋をすっとばしたようなもんやないか」


リ「……」


有「まぁ、その影響は大きいな」


リ「兄さん」


有「ん?」


リ「いい加減にしないと」


有「ん?ん?何?」


リ「いい加減、その独り言風な、まぁ、ちょっと小ボケのつもりなんでしょうけど、それやめないと」


有「小ボケて」


リ「おこりまっせ」


有「ハイ」


リ「で、今日は何の話しをしようと?」


有「いや、野菜の価格やがな」


リ「あぁ、それで安定しないとか」


有「安定せんやろ?」


リ「安定っていうか、ずっと高いままじゃないですか」


有「そうやな」


リ「特にキャベツが」


有「目につくなぁ」


リ「ネギとか菜っ葉なんかは、たまに安くなったりしてるのを」


有「見かける見かける」


リ「でも、キャベツはね」


有「見かけんなぁ」


リ「モノは見かけますよ」


有「わかっとるが。安くなってるそのお姿をちゅうてんねん」


リ「お姿が」


有「リサは、豆苗買う?」


リ「いきなり何すか?」


有「いや、豆苗やがな、豆苗。トーミョー」


リ「何度も言わなくたってわかりますよ」


有「買う?」


リ「いや、キライじゃないですけど、買いませんね」


有「あれ、便利やで。炒めても、お味噌汁に入れても合うし」


リ「中華屋さんで炒めもの食べた事ありますよ」


有「うまいよな」


リ「ええ」


有「あれ安いねん」


リ「へぇ」


有「しかも、安定してんねん」


リ「価格が?」


有「うん。ほんでな」


リ「うん」


有「ちょっとしたオマケ付きやねん」


リ「オマケ?野菜に?」


有「そう。あれ、根っこごと売ってるやろ?」


リ「はいはい。固いスポンジみたいな」


有「そう。で、上の方を切って食べるやん」


リ「食べるでしょうね」


有「そしたら、そのスポンジみたいな方を容器に入れて、水浸しとくねん」


リ「まさか」


有「そうなんよ。水を日に一回取り替える事一週間」


リ「一週間」


有「ちょっとやせてるけど、新たな豆苗が生まれてくるのであります!」


リ「へぇ~。水だけで」


有「そう。水かえるだけで!!!」


リ「嬉しそうですね」


有「うん。これがな、ホンマにちょっと嬉しいねん」


リ「なるほど、それでオマケ」


有「うん。オマケ」


リ「兄さん」


有「ん?」


リ「お金に困ってるんですか…?」


有「ん?」


リ「豆苗を育てるなんて…節約してるか、貧しいか……」


有「アホか。豆苗しか買ってないわけやないよ!」


リ「ですよねー」


有「決して金持ちではないけどな」


リ「私も早速豆苗買いますわ」


有「育ててみなさい。嬉しいぞ」


リ「へい」





写真は、
豆苗と全く関係ない、
シメサバとビール。
兄さんのつまみです。

エクスタシーの話し、その3。。

2010-11-15 21:51:58 | 稽古日記。。
有「YouTubeって凄いなぁ」


リ「昨日の続きですね」


有「そう」


リ「ちなみに、アンディ君は今?」


有「元気にしてる……と思うけど」


リ「バンドはまだあるんですか?」


有「うーん……………」


リ「何すか?」


有「どーも、微妙な様子」


リ「え?」


有「いや、バンドがライブをやらなくなるとやな」


リ「ふんふん」


有「やっぱし、色々不満を持つメンバーも出てくるわなぁ」


リ「あぁ、そりゃそうでしょうね」


有「活動がスタジオだけやからな」


リ「私だったら、やめますね」


有「そう言ってまず、ドラムのテリー君が去って行った」


リ「あら」


有「で、15、6年、3人でやってたんやが、ある日」


リ「まさか」


有「ギターのデイブ君も去っちゃった」


リ「あら、じゃあ2人?」


有「そう。とうとう、オリジナルメンバーのコリン君とアンディ君だけになっちゃった」


リ「デュオじゃないですか」


有「いや、最近知ったやが…」


リ「え?ま、まさか……」


有「アンディ君、コリン君とも仲違いをしたのかも」


リ「え?」


有「コリン君も去っちゃった」


リ「じゃ、アンディ君1人?!」


有「元気にしてるかなぁ…アンディ君」


リ「アンディ君………………」





写真は、一番最近のアンディ君です。
兄さんからYouTubeで見させて頂きました。
ライブはやってませんが、ギターを教えてました。。

エクスタシーの話し、その2。。

2010-11-14 22:56:06 | 稽古日記。。
有「一昨日は、失礼こきました」


リ「すんごい勢いで、稽古場から出て行きましたね」


有「そやったっけ」


リ「ま、崇史さんも来てましたから」


有「そう、アイツがビールの話しをするから……」


リ「人のせいにしないっっ!!」


有「はい……………」


リ「で?」


有「ん?」


リ「つづきっ!」


有「あぁ、ステージ恐怖症な」


リ「そうです」


有「や、だから、普通ロックバンドっちゅうのは、曲を作って、録音して、アルバムを作って、で、プロモーションも兼ねてライブ活動するわけやん」


リ「そうっすね」


有「で、XTCちゅうバンドも、デビューしてそうやっとったわけよ」


リ「人気はどうだったんですか?」


有「うーん、まぁまぁかな」


リ「まぁまぁ」


有「当時は、パンクロックブームっちゅうか、そういうのがあってXTCもその流れにのってたし、キーボードがあったりして、ちょっと目新しかったわけね」


リ「ふーん」


有「まあ、そんな感じで4枚くらいアルバムを作って、世界中ライブをやっとったわけや」


リ「日本にも来たんですもんね」


有「ところが、リーダーのアンディ君が」


リ「アンディ君?」


有「アンディ君や」


リ「友達ですか?」


有「まさか!!!友達になりたいわ!!」


リ「…まいいや。で?」


有「アメリカをツアーで回ってる時」


リ「ほう、アメリカですか」


有「うん、結構どの会場もいっぱいやったらしい」


リ「へぇ」


有「アンディ君のストレスは最高潮になってしまい」


リ「いっぱいなのに?」


有「いっぱいなのに」


リ「不思議な人ですね」


有「繊細なんや、アンディ君は」


リ「で?」


有「とある会場で、演奏の途中で、アンディ君、ギターを置いて楽屋に帰っちゃった」


リ「曲の途中で!?」


有「そうなんや。しかも、その曲は新しいアルバムもイチオシの曲やったわ」


リ「ひえ~」


有「まぁ、かれこれ30年前の話やけどな」


リ「はぁ~」


有「でな、その映像が」


リ「YouTubeで見ると」


有「そうなんよ。びっくりした」


リ「よく残ってましたね」


有「ホンマ、そう」


リ「で、兄さんはちょこちょこYouTubeを見るようになったと」


有「だって、ワシが10代の頃の、一番好きなバンドのライブ映像があんねんぞ」


リ「それ、嬉しいでしょうね」


有「元気な頃の、飛び跳ねてギター弾いとるアンディ君がそこにいんねんぞ」


リ「そこにて…」


有り「軽く泣きはらしたわ」


リ「へぇー」




写真は、兄さんの携帯。
やっと覚えた、YouTube。

里沙どんへ。アトムの話し。。

2010-11-13 23:50:59 | 稽古日記。。
昨日は、話途中で、どうにもこうにも我慢ができなく、すまんかった。


今日は、
海老名に
「アトム」
を観に行きました。



いやぁ、ええ話でしたなぁ。
ええ刺激もらいました。
当たり前のコトを、当たり前にやる、
負けずにやる。

うーん、
岩本さんと、その後呑みました、とさ。

んで、写真。


有馬自由

エクスタシーの話し。。

2010-11-12 23:50:30 | 稽古日記。。
有「リサはYouTubeとか見んの?」


リ「見ます」


有「今、話題になっとるな」


リ「ああ、あれですね」


有「あれや」


リ「どれですか?」


有「へ?」


リ「だから、あれってどれですか?」


有「あれは、あれやがな」


リ「もういいっす。海上保安庁関係でしょ?」


有「そうそう」


リ「兄さん、見たんですか?」


有「見た」


リ「ズバッと?」


有「それは、もうええねん」


リ「え?まさか」


有「何?」


リ「YouTubeの動画を?」


有「見たよ」


リ「兄さんが?」


有「うん」


リ「自分で?」


有「どういう事やねん」


リ「だって、パソコン………」


有「携帯で見れるやろ」


リ「そんな事知ってるんですかっっ?!」


有「人を石器人みたいに」


リ「だってだって、いつ覚えたんですか?」


有「何を?」


リ「携帯の使い方!」


有「だから、人をクロマニヨン人みたいに」


リ「確か、去年、うちらがYouTubeの話しをしてると、横で兄さん虚ろな顔に」


有「なってない」


リ「え、でも知らなかったですよね?」


有「うん、去年は知らんかったな」


リ「ほーう。兄さんが、YouTube」


有「どないやねん」


リ「よく見るんですか?」


有「やり方教わってからな」


リ「はい」


有「昔のロックバンドのライブ映像とか」


リ「なるほどー」


有「あれ、スゴいな」


リ「そうなんすか」


有「ようこんな映像があったなぁっていうのが、いっぱいある」


リ「ま、何でも出てきますよね」


有「XTCって知ってる?」


リ「エクスタシー?」


有「まぁそれのもじりやけど、XTC」


リ「バンドですか?」


有「うん、中学の時から好きやったイギリスのバンド」


リ「へぇーー」


有「一度だけ、日本に来た事があって、ライブに行って、メチャメチャはしゃいだ」


リ「いつの話しすか?」


有「高一やけど、何で?」


リ「だって、兄さんがロックバンドのライブではしゃぐなんて…」


有「そう?」


リ「でもないか」


有「まま、そのXTCがやな、ワシが高三の頃にな、一切ライブをやらないバンドになった」


リ「ロックバンドなのに?」


有「そう、ロックバンドなのに」


リ「そりゃまた何で?」


有「なんでも、ステージ恐怖症らしい」


リ「は?」


有「ステージ症候群やったかなぁ」


リ「は?」


有「う~ん………………」





といって、兄さんは、どーにもこーにも、ビールが飲みたくなり、稽古場をあとにした。




リ「兄さーん、話しの途中っすよー!!」


有「続きはまたな」



ということで続く…




写真は、どーにもこーにもビールの現場。
山中崇史さんと高木トモユキくんと兄さん。


食べ終わって、満足そうっすね。

絶好調の話し。。

2010-11-11 23:45:24 | 稽古日記。。
有「おつかれさん」


リ「おつかれさまでした」


有「いやぁ、絶好調やな」


リ「何が?」


有「女子の日本代表やがな」


リ「は?」


有「バレーボール見てへんの?」


リ「見てませんよ。兄さんはいつ見れるんですか?」


有「いや、見てないよ」


リ「は?」


有「やってる時間は、こっちも稽古中やないか」


リ「そうっすよね」


有「結果を朝の情報番組で見るだけ」


リ「朝の」


有「ズバッ!」


リ「みのもんた?」


有「ズバッ!」


リ「毎朝見てるんですか?」


有「毎朝っちゅうことはないけれど…」


リ「……見とるな」


有「ここ2、3日、天気がええやろ」


リ「秋晴れって感じの」


有「そうそう」


リ「だから?」


有「いや、お日さまがやな」


リ「7時前には」


有「窓から差し込み」


リ「ふらっと目が覚める」


有「ふらっとて」


リ「だって、ふらっと起きちゃうんでしょ?」


有「起きちゃったりするな」


リ「そんで、ふらっと朝ご飯作るんでしょ?」


有「作ったりするな」


リ「今朝は?」


有「しゃけ焼いて食べた」


リ「ズバッと」


有「見ながら」


リ「で、絶好調バレー、と。」


有「いや、ワシが最初に絶好調と言うたんわやな」


リ「何すか?」


有「稽古の事やがな」


リ「は?」


有「いや、毎日、色んなアイディアがどんどん出て来て」


リ「人もどんどん増えてますしね」


有「おう、何か久しぶりの総力戦っちゅう感じやな」


リ「それは全く同感です」


有「そやろそやろ」


リ「………」


有「な、なに?」


リ「じゃあ」


有「へ?」


リ「何で、最初にそう言わなかったんですか?」


有「いや、なんちゅうの」


リ「何ですか?」


有「そういう時ってあるやん?」


リ「だから、何がですか?」


有「意味なくボケたくなる時って」


リ「は?」


有「だから、つい、いちびりたくなるっていうか」


リ「いちびる?」


有「あぁ、えーと、おふざけをする?」


リ「なんですのん?それ」


有「何か、気分がのってる時って、ボケたくならへん?」


リ「………兄さん」


有「ん?」


リ「これね、文字で書いてるの」


有「ん?」


リ「だから、表情とかわならないの」


有「あーー、だからボケてもいまいち手応えない訳ね」


リ「あるか!」


有「君、今日、女の子の日?」


リ「………まさか、それも、ボケ…………」


有「ちゃうちゃうちゃう!本気で聞いたんや」


リ「余計悪いわ」


有「ゴメンちゃい」


リ「じゃ、また明日」


有「おつかれさまでした」





写真、絶好調、自転車マン(山中崇史さん)と兄さん。

義雄の話し。。

2010-11-10 23:27:58 | 稽古日記。。
有「久しぶりに現れたな」


リ「そうっすね」


有「義雄先輩」


リ「大竹義雄さんですね」


有「おぉ」


リ「今回の技術監督さん」


有「そう。いつも扉座公演で技術監督さんやけど、というか、飲み友達の大先輩やな」


リ「兄さん、仲いいですもんね」


有「うん。年は随分上やけど、なんか、一緒に呑んでるとオモロイんや」


リ「私が言うのもなんですが、賑やかな人ですよね」


有「元気の塊や」


リ「扉座とのお付き合いは長いんですよね?」


有「うん。長いなぁ。善人会議の頃からやからなぁ」


リ「じゃあ、もう…15年以上の」


有「付き合いやな」


リ「私達も、大竹さんが稽古場に来られると一緒に呑んだりしてますが」


有「ものすごく呑むしな」


リ「ものすごく元気で」


有「ホンマ、元気の塊!」


リ「元気もらえますよね」


有「ありがたいスタッフさんにして大先輩なんや」


リ「稽古場では無口ですけど、飲み屋では」


有「ええ話しをしてくれるなぁ」


リ「私達の事、すごくよく見てくれてますよね」


有「まぁ、エッチな話しも多いけど…」


リ「でも、それも含めて楽しい。今日も笑い声が絶えない飲みでしたし」


有「やっぱりな、先輩らの話し聞いてると、飲み屋でのエッチな話しにも、なんや、趣っちゅうもんがあるような気がするんや」


リ「ほーう。…そういえば、兄さんはあんまりエッチな話ししませんよね?」


有「うん、そやな」


リ「それは、やはり経験が…」


有「乏しいからな………おいっっ!!!」


リ「ハハハハハハハハハハ」


有「お前…………、ちょっと今日酔うたな」


リ「ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」


有「……………………。」

カミさまの話し。。

2010-11-09 22:42:09 | 稽古日記。。
有「帰ってまいりました」


リ「おかえりなさい。無事、大司教さまはつとめ上げましたか?」


有「何とかね」


リ「お疲れさまでした」


有「いやぁ、しかし、難しい芝居やったな」


リ「ほうほう」


有「リサはさ、キリスト教になじみとかあんの?」


リ「ないっすねー」


有「そうなんや。クリスマスとかに何かやったりせえへんの?」


リ「クリスマスが誕生日なんで、お祝いするぐらいっすかねー」


有「あ~、そうやったな。12月25日生まれや」


リ「そうなんすよ」


有「じゃあ、カミさまとか信じてる?」


リ「は?」


有「いや、カミさまやがな」


リ「あぁ、まぁ、受験の時とかに、近所の天神とかに行きましたけどね」


有「おーおーおー、学問のカミさまな」


リ「そう、そう、そうです!その方のおかげもあって合格しましたからね~」


有「さすが、菅原道真さん」


リ「お!そうなんすか」


有「知らんかったんかいな」


リ「菅原道真さん、ありがとー」


有「あと、縁結びのカミさまとかな」


リ「あーあー、そんなお方もおられるんですってね」


有「どこにおられるか知ってる?」


リ「どこなんすか?」


有「まぁ、日本中にいてはるんやろうけど、基本、出雲大社やな」


リ「おー!そんな所におられましたか!」


有「え?縁結びのカミさまにお願いに行った事とかないの?」


リ「残念ながら」


有「ありゃりゃりゃりゃ……だから……」


リ「ほっといて下さい。じゃあ、兄さんは行った事あるんですか?」


有「うーん、まぁ、ないから…………こんな暮らしをしておる訳やな」


リ「……………何だか寂しい話しになってきましたね」


有「まぁまぁまぁ、何が言いたかったっちゅうとやな」


リ「ほいほい」


有「ワシらの周りには、カミさまおるやん」


リ「八百万のカミさまとか言いますもんね」


有「そうそう。伊勢神宮とか、鶴岡八幡宮とか」


リ「明治神宮とか」


有「うん。神宮とか八幡宮とか神社とかがあって、いっぱいカミさまがおる訳やね」


リ「あ!うちらにとったら、演劇のカミさまとかいますもんね」


有「あと、野球のカミさまとかな」


リ「そんな方までいるんですか?」


有「川上哲治とか聞いた事ない?」


リ「あ~、聞いた事あります」


有「『神様、仏様、稲尾様』とか聞いた事ない?」


リ「?…それは知りませんね」


有「ちょっと古いわな…」


リ「それと、キリスト教と何の関係が…?」


有「いやな、用はキリスト教は、まぁイスラム教とかもそうらしいんやけど、カミさまは一人だけなんや」


リ「GODってやつですか」


有「そうそう」


リ「一人だけなんすね。それが、日本のカミさまと違うという訳ですね」


有「うん。日本語やとキリスト教のカミさまを『神様』っていう訳やん?」


リ「言いますね」


有「だけど、ワシらが『神様』ってイメージするのと、キリスト教の人が『GOD』っていうのと、かなりイメージが違うらしいんや」


リ「ほ~う」


有「だから、大司教の役とかやって『神がおつくりになられたのだ』とかいうセリフがあると…」


リ「あ、ありましたね」


有「どういう感じで言えばいいのか、ちょっと戸惑ったわけよ」


リ「なるほどー」


有「まぁ、それ以前に、外国人の役を、このルックスでやるというだけで、正直かなり戸惑うんやけどな」


リ「いえいえ。カツラ、よく似合ってましたよ」


有「ありがとう」


リ「じゃ、今回は、日本人の役なんで」


有「そういう戸惑いなく頑張らんとな」


リ「お。なんかうまくまとめたような」


有「えへっ!」









今日は、稽古の後に、街へくり出してポスター貼りに行きましたー。