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猫のマウ17歳、若返る

2022-07-25 | 
私ごとですが、数日前からクラクラが酷くやたら熱く
なんだろうな、年齢的にももしや更年期障害かな?と思ったらなんと、20年ぶりに発熱38℃。
その数日前に久しぶりにホームセンターへ行ったから?
とにかく熱が出ない体質なのか、ほぼ風邪もひかず熱も出なかったのに発熱しました。
もしかしてコロナ?PCR検査なんて受けないからわからないけれど。
もちろん病院なんて行きませんよ〜。
ついでに解熱剤や風邪薬(風邪薬は飲んだこともない)も一切飲みません。
アサイゲルマニウムを1日2回、ビタミンCを耐腸容量(下痢をするまで)まで増やすこと1日8000mg。
それで3日かけて38℃→37.5→36.2(今日)
今日はクラクラせず、ほぼ体調は普通。
鼻うがいをしたら血が混じっていたので、上咽頭炎を併発だな。
喉が痛かったけれど、ビタミンCをたくさん飲んだらすぐに痛みがほぼ消えた。
今までビタミンCの恩恵はよくわからなかったけれど、いざという時は本当に効くようですね。



それにしても毎日暑いですね、人間も植物もそして猫もぐったり。
今日も日陰で32℃…。
ノルウェージャン2匹は暑がり。
キャスは特にダブルコートのゴージャスな毛なので、毛玉も酷くバリカンでカット、胴体が涼しげ。
エミルはそのままなのでエアコンをかけても、エアコンが直撃する位置で寝ています。



暑いので今年雪が降った時、ベランダ(バルコニー?)にキャスを出した時の画像を↓






さすが寒冷地仕様の猫、雪が似合います。
早く涼しくなってくれ〜、キミたちの故郷ノルウェー(オスロ)は現在15℃だ、うらやましい。
キャスは精悍な顔つきだけれど、性格はゴロスリ、クネクネ甘えん坊の寂しがり屋(でも抱っこは嫌いで下りたがる。エミルは割と平気)
鼻キスしてくるよ〜。





そしてタイトルの猫のマウ17歳(♂)のおじいさん。
老猫になると明らかに顔がヨボヨボ?ショボショボになってくる。
マウも去年夏〜秋、多飲多尿、毎日吐くようになって「ああ、顔がおじいさんになったわ」と明らかにわかるようになった。
毛艶も悪くなり、相変わらず便秘で踏ん張っては吐く。
踏ん張っていない時も吐く。
食欲も減退ししっぽも細くなってきて…。
そこで以前ブログに書いたんだけれど↓


猫が脱走!と猫の病院について思うこと - Let's growing!

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先日のこと。エミルは夫の部屋でよく寝ているのですが、夫の部屋にいるはずのエミルの姿が見えないではありませんか。家中探して呼べど、どこにもいない…。いつもなら家中ど...

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アサイゲルマニウムと塩化マグネシウムリキッドを与えるようになって、便秘は全くなくなり
多飲多尿もなくなり、食欲も出てよく食べる食べる。
それもシニアのフードではなく、ノルウェージャンズたちと同じフード。
老猫ほどタンパク質が必要だと思ってね。
アサイゲルマニウムとマグネシウムのおかげか、足腰も強くなってきて
以前はたまに階段でつまずいていたのに、今ではエミルとすごい速さで追いかけっこ。
階段も走って登り若猫のように軽やか。
以前は階段をドタっ、ドタって歩いていた。
そして今日のマウがこちら↓





パッと見、17歳の老猫には見えない。
去年のbeforeを撮影していないので読者は判断できないと思うけれど、明らかに若返っている。
以前も書いたけどマウが本当に17歳なのかは不明。
うちに来て17年経ってるけど、もらった時既に今と変わらない大きさ、体重も4.2kgあったし。
ブリーダーは5ヶ月ですと言ってたけれど、それにしては大きいのよね。
ノルウェージャンず達でも5ヶ月は3kg台だったし…。
来てすぐに尿路結石で瀕死になったしね。

やっぱりマグネシウムなんだろうなぁ〜。
体重本日4.9kg。
因みにノーワクチン、生まれて一度もワクチンを打っていない猫です。
アサイゲルマニウムは人間の場合、骨密度も上がるし虫歯の進行も止まる。
これら骨密度や虫歯はマグネシウムの欠乏と関係しているはず。
マグネシウムの欠乏で骨粗鬆症になるし、虫歯にもなるから。
アサイゲルマニウムはおそらく、マグネシウムの賦活、吸収、保持を高めるんじゃないかなと個人的には睨んでいる。
やはりドーパ(ドーパミン)と結合するところも、血圧を下げるのもマグネシウムと関係しているように思う。
そしてアサイゲルマニウムは炎症性サイトカインも抑える。
マグネシウムも炎症性サイトカインを抑えるよ。

そういえばメインクーンとか典型的な大型の猫ちゃんって、若年の割に老けて見えるのよ(個人的な意見)
寿命も短めだしね。
人間も顔の見た目の若さと、体内年齢は相関しているかもしれないね。
それって餌に対して栄養価が不足している、特にマグネシウムの量が少ないのが原因ではないかと個人的には強く思う。
心筋症とか心疾患なんてまさしくマグネシウム欠乏症の典型例じゃん。
大柄な西洋人の死因第一位も心疾患。
糖尿病も腎臓病(マグネシウム不足によるカルシウムの相対的過剰による腎血管の石灰化、マグネシウム不足によるリン過剰)もね。
がん、FIPですらそうかもしれないね。
大型の猫ちゃんにとって、一般的なフードではマグネシウムが全く足りていないと思う。
そもそもキャットフードはストルバイト云々といって、ただでさえ吸収率4%しかない酸化マグネシウムがごく僅かしか添加されていない。
更にマグネシウムを多く必要とするはずの大型の猫ちゃんの健康を維持するには、とてもそのマグネシウム量では足りないというわけ。
メインクーンのように特に大きくなる猫種はマグネシウムをかなーり使うのでは?
だって骨の成長にマグネシウムを多く消費するはずだからね。

あと便秘の猫ちゃんはマグネシウム欠乏症の可能性が高いし、もっともマグネシウムが深刻に欠乏している可能性が高いのは下痢。
一般的に経口摂取したマグネシウムは腸で吸収されるから、下痢をしていると吸収されずマグネシウム欠乏になるよ。
ただでさえ餌に添加されているマグネシウムが僅かしかないのに、下痢で全く吸収されなくなってしまう。
すると猫にも精神異常が起こるんじゃないかな。
具体的には易怒性、極端なビクビク、攻撃的、過剰反応、うつ状態。
うちのエミル、ペットショップからずっと下痢で家に来てからも頻回の下痢だった。
(詳しくは過去記事にあります)
神経質で攻撃性は全くない猫ちゃんですが、やはり音でビクビク、ちょっと爪を切ろうにもパニック、毛玉を切るにもパニックで、人間にしがみつき引っ掻き噛み付く。
首輪を初めてつけた日には唸りながら狂ったように暴れて転げ回り大パニック。
去勢後エリザベスカラーがズレた時は、やはり唸りながら狂って暴れて転げ回って失禁。
ところが塩化マグネシウムを与え始めてから、毛玉を切っても長時間の拘束でなければ大人しくなり
非常に穏やかになり、必要以上にビクビクしなくなったよ。
ここでうちの猫が〜なんて動物病院へ行って精神薬なんて飲ませ始めたらアウト。
取り返しのつかないことになります。
人間も精神薬を飲んだら殆どの場合やめられないし、止める時も離脱症状が出たり大変なことになるから。
オマケに精神薬、薬は代謝でマグネシウムが使われてマグネシウム欠乏に拍車をかけるよ。

そして間違っても動物病院へ行って、ここに書いてあることは本当ですか?なんて聞いちゃダメだよ(笑)
そんなもの、認めるわけがないんだから。
それにマグネシウム欠乏症が病気の原因なんて認めたら(知らないだろうけど)、自分の今までの医療行為を否定することになるから認めるわけがないのよね。
これは人間の医者も同じだよ。
残念ながら彼らの殆どは医学部ないしは獣医学部で習った西洋医学以外は全て間違いでありトンデモ医学であり
習ったことが間違っている可能性があるだなんて考えもしないのだから。
まず薬ありきの医学が正しいと思っているので、栄養やサプリメントに対する知識はあまりないと思っていた方が良いでしょう。

うーん私も獣医になればよかったなぁ、ってちょっと思ったり(笑)
高校当時、そんな選択肢を考えもつかなかったから、高校二年次から文系コースだったよ。
文系コースゆえ、理系コースのように微分積分という授業はなく、数2でかじっただけだからどうかな?
理系コースだったら確か基礎解析や数3という授業があったっけ。
学力的にも獣医学部なら行けたのかも?(当時の獣医学部の偏差値は知らず)人間の医学部ほどハードルは高くないと思うけど。
なによりも人間の医療と違って保険適用の薬も関係なく自由診療だから自由度が高いというのが魅力的。
でも今更そんなことを思ってもねぇ…。
それに私のような人物は仮に獣医になれたとしても勤務医は務まらないよ(笑)
以前にも書いたけれど、動物病院は営利企業でもあるから薬をバンバン処方したりで儲けないと。
そこでなるべく薬は処方せずや、治療方針に異論を唱えたり、西洋医学に懐疑的な意見をしたらクビでしょうしね(苦笑)
仮に開業しても愛想がないし(無愛想でもないけれど)それ以前に、あそこの先生は他の動物病院と違うことを言っていると悪評が立ちそう。
うん、ダメだなこりゃ(笑)
という妄想でした〜。




有機ゲルマニウムとペット|中村 篤史/ナカムラクリニック|note

有機ゲルマニウムとペット|中村 篤史/ナカムラクリニック|note

有機ゲルマニウムが効くのは、人間に対してばかりではない。動物にも効く。 これは研究の順番からいえば当然の話である。まず、動物で有効性(および安全性)が確認され、製品...

note(ノート)

 




こちらの医師の記事のどこかにアサイゲルマニウムでパキスタン人の方の重篤なコロナ(手の施しようがない)が1週間で元気になって退院という話もある通り
高容量のアサイゲルマニウムはもしかすると猫FIPにも効くんじゃないかと(個人的にはかなり効くはず)思っています。
猫FIPの病態が全身性の多臓器サイトカインストームであると仮定するならありえる話。
私なら必ず試すと思う。
高価な未承認薬しかない現状、アサイゲルマニウムはそれより遥かに安価だと思う。
他の病気(がんなど)でもアサイゲルマニウムは効くらしい。
食べる元気がない場合、私なら非加熱はちみつにアサイゲルマニウムの顆粒を混ぜて口や鼻につけるかな。
そうすると猫ちゃんは舐める。
うちはエミルがアサイゲルマニウムの顆粒を粉のままでも欲しがるんですよ、良い香りなのかな?
そうして作ったはちみつとアサイゲルマニウムの混合液は数日は冷蔵庫で保存可能。
はちみつは細菌が基本的に増殖できないからね。
なめくじに塩と同じで砂糖やはちみつの殺菌機序は、微生物や細菌の水分を奪って増殖できなくすること。


それから猫ちゃんにマグネシウムを使う場合は便秘の場合はにがり、もしくは塩化マグネシウムリキッドをウェット餌か水に混ぜれば良いけれど
下痢の猫ちゃんには、マグネシウムオイルを舐めないように首の後ろの地肌に場所を変えてマメに塗布すると良いです。
またはアサイゲルマニウムを併用(ただしアサイゲルマニウムの唯一の副作用に高容量では下痢をするそうなので、少量から様子見)



最後に変顔で寝ているエミル↓












猫が脱走!と動物病院について思うこと

2022-06-20 | 
先日のこと。
エミルは夫の部屋でよく寝ているのですが、夫の部屋にいるはずのエミルの姿が見えないではありませんか。
家中探して呼べど、どこにもいない…。
いつもなら家中どこにいてもすっ飛んでくるのに。
もう一度夫の部屋に戻って窓を見たらなんと!閉まっているはずの小窓の網戸が開いていて脱走したのでした。




これが網戸の閉まっている状態。





小窓上部の網戸がこんなふうに開いていたのでした…。
きっと網戸で爪研ぎをして、外れてしまったんだな(網戸が下にスライド)



途方に暮れて、外に出てエミルと呼びました。
はぁ…とっくにどこかへ行ってしまったよね、いるわけないかと脱力しながら(本当にショックで脱力状態)諦めていたら数秒経って
なんと、エミルがどこからか弾丸のようにすっ飛んで来て、玄関ドアに激突するくらいの勢いで走ってきたのでした。
警戒心が強く、頭の良い猫ちゃん(親バカですが)なので帰ってくるとは思っていましたが、家の前が道路なので事故に遭ったらと思うと
生きた心地がしませんでしたよ。




帰宅直後は呼吸数がすごかった。
多分1分間で100回くらいあったんじゃないの?
そのあとノミなどが心配でシャンプーして、エミルもぐったり。
うちはノミとりの薬(正体は欧米で使用禁止の農薬だったりね)を首に垂らしたくないので、ノミが心配。
ともかく無事に帰ってきてくれてよかったよ〜。


去年晩秋〜今年冬にかけてハーネスをつけて庭や家の前の道路に出してから(晩秋〜冬ならノミがいないだろうと思い)
外に行きたがって、ハーネスをつけると急いで玄関に走っていってた。
その後、玄関ドアの前で構えて「出して!」「外へ行きたい!」という感じでしつこく鳴いたりスタンバイしているのを見て
まずいと思いずっと出していませんでしたが、脱走癖は困るよ〜。





いつもこんな感じで仰向け。
毛玉がすごい…。
ただいま体重は5955g(ほぼ6kg)



キャスも元気↓




ただいま体重は6500g。
目の色が琥珀色ですね(エミルは2/3グリーン、1/3ゴールド)





エミルは多分ノルウェージャンでもアメリカンラインで、おそらくペルシャの特徴が強いと思う。
足が短めで寸胴に見える。
ノルウェージャンは1979年にノルウェーからアメリカに渡りペルシャ猫などと交配されたようですね。
キャスはヨーロッパラインに近いのかな?一応チャンピオンの子ですし血統書を見ると4匹くらいチャンピオンがいる。
毛質も異なる2匹。
キャスはゴージャスな毛で柔らかく毛玉がすごいです。
野生のノルウェージャンは毛玉どうしてるんだろうね。



ところで最近YouTubeやブログを見ていておススメに猫ちゃんの動画やブログがヒットするのですが
見ていて、読んでいて悲しくなるような内容も結構あるんです。
それは飼い主や保護活動家が猫も杓子もすぐに病院、薬というところ。
中にはこれ、病院や薬で寿命を縮めてるんじゃないの?と思う内容も。
当然、保護活動家や飼い主は良いことをしているという認識なんですが。
そして獣医のいうがまま、何の疑いもなく投薬して亡くなっちゃう。
人間の医療と同じだな、医原病なんだなぁと…。
ま、そりゃそうだね、動物病院はビジネスであってボランティアじゃないんだし。
薬をバンバン出して儲けないと経営が成り立たないね(良心的な獣医はあまり薬を出さないですね)


猫ちゃんの下痢。
すぐに動物病院へ行って下痢止め。
その下痢止めが何なのか調べない飼い主は多いと思う。
私は以前記事に書いたんだけれど↓

仔猫のこと(ノルウェージャンフォレストキャット、まさかのFIP?)※長文です - Let's growing!

仔猫のこと(ノルウェージャンフォレストキャット、まさかのFIP?)※長文です - Let's growing!

忙しくなかなかブログの更新ができません><そんな中、更に忙しくなる事態が…長男クンがある仔猫に一目惚れして、どうしても飼いたいとペットショップで買ってきてしま...

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下痢の原因が何かもわからないのに、安易に抗生剤や下痢止めを使うべきではないと思っている。
もし細菌やウイルスが原因だったら、下痢をすることで細菌やウイルスを体外へ排出しようとしているかもしれないのに
下痢止めを使うと排出されずに長く体内に留まって治らない重症化することだってありえるんですよ。
うちもエミルが300gしかなく、ガリガリで1日に5〜6回下痢をし、食欲もありませんでしたが下痢止めを一切使っていません。
特にエミルもそうでしたが、栄養不良状態の仔猫ちゃんに下痢止めは怖いと思っています。
なぜか?
多くの猫ちゃん用の下痢止めの成分をご存知でしょうか?
殆どの下痢止めに使われているのはベルベリンです。
ベルベリンは炎症を抑えたり、下痢を止めるので人間の下痢止めにも多く使われているのですよね。
実はこのベルベリン、人間の糖尿病薬のメトホルミンに匹敵すると言われるほど血糖値降下作用が強いのです。
ポピュラーな処方である抗生剤と下痢止めのコンビは実は怖いと思っています。
更に抗生剤は血糖降下作用を増強する可能性があります。


考えてみてくださいね。
栄養不良の仔猫ちゃんにこのベルベリンを投与し続けたらどうなると予想できるでしょうか。
猫ちゃんも摂取したタンパク質を肝臓で糖新生してブドウ糖にして取り込むわけです。
これを阻害(ブロック)するとどうなるでしょうか。
そうです、ただでさえ栄養不良状態の仔猫ちゃんにますます栄養が行き届かなくなるわけです。
例えば赤血球ってブドウ糖をエネルギーとしています。
ということは、糖がブロックされることによって酸素が行き届かなくなったりしますね。
酸素が行き届かないということは、細胞が酸欠になる。
そして糖がブロックされたら、身体を破壊して肝臓でブドウ糖を作ることになります。
ベルベリンは糖新生もブロックしてしまうんですよね。


ここで栄養不良で細菌感染を起こしている仔猫ちゃんがいたとして、抗生剤と下痢止めを1週間〜などの長期にわたり使った場合、どのようなことが考えられるでしょうか。
まずベルベリンによって糖及び糖新生がブロックされ細胞に栄養が行き届かなくなります。
赤血球も栄養源がなくなり、酸素が隅々まで行き届かなくなります(低酸素、呼吸数の増加)
栄養失調によって免疫力が低下します。
抗生剤を使うことによってベルベリンとの相乗効果により更に低血糖になるかもしれません。
低血糖になるとカテコラミン(特にアドレナリン)が大量に分泌されます(症状:痙攣、脱力、頻脈、血圧脈拍上昇など)
低血糖によって血糖値を上げようとコルチゾールが過剰分泌されます(高コルチゾール=免疫力低下、低血糖症状と同じ。低血糖ではカテコラミン、コルチゾール↑)
抗生剤の細胞毒性によって細胞が損傷を受けます、でも治す栄養(糖)が足りません、細胞に酸素も足りません。
免疫が低下した状態で栄養失調に陥ると細菌が猛威をふるいます(でも細菌に打ち勝つ体力は既にない)
同時に薬の代謝を行う肝機能の悪化。
結果…悪化、最悪の結末。


ざっとこんなことが思いつくのですが…。
どうしても下痢止めを使うなら短期間(3日)などにして、同時にブドウ糖を補給するなどの対策なしに惰性で下痢止を使うのは危険だと思います。
成猫であればはちみつも効果的(フルクトースは炎症を抑える、腸で水分を集めるから下痢が緩和される)
それでも下痢が止まらないなら、しばらくは諦めて免疫回復に努めるなどもありなのではないでしょうか。
下痢をするにはなんらかの原因があるわけです。
その原因を改善しない限り、下痢止めは意味がないと思います。
うちの場合は下痢止めを使わず、免疫力の回復に努め、下痢をしながらも体重もどんどん増えていきました。



猫ちゃんの腎臓病で利尿剤を長期間にわたり投与、結果として心疾患を併発、心疾患の薬と投与、点滴で溺れそして…。
このままじゃ死んじゃうと思い見ていましたが、そうなってしまったのが残念です。
利尿剤は同時にマグネシウムを排出してしまうので、ただでさえキャットフードにはストルバイト云々といってマグネシウムが殆ど添加されず
そしてそのマグネシウムも酸化マグネシウムという吸収率が僅か4%しかないものなのに、どんどんマグネシウムが排出されてしまい
当然の帰結として心疾患になるでしょう。
マグネシウムなしには心臓は正常に動きません、マグネシウム不足では浮腫が出ます。
浮腫の原因がマグネシウム不足の可能性があるのに、利尿剤で更にマグネシウムを排出…。
近年では腎臓疾患でもマグネシウムが予後を良くすると知られてきました。
腎臓もマグネシウムが少なく相対的にカルシウム過多になったら腎血管の石灰化→腎臓病、という可能性だってあると思いますね。
ストルバイトだって、マグネシウム欠乏で骨などを溶かして血中にマグネシウムが多く溶けてしまうのが原因だと思っています。
考えてみればわかりますが、猫ちゃんのキャットフードにはマグネシウムが僅かしか添加されていないのだから
そもそもマグネシウムの摂取が多いということは考えにくいわけです。
因みに人間の場合、マグネシウム欠乏で様々な病気が出現します。
薬の代謝でもマグネシウムがどんどん失われます。


あとすぐにワクチン打ったり、首に垂らすノミとりを毎月やったり。
批判覚悟でいうけれど、良かれと思ってやっても毒物てんこ盛りで結果的に病気にしているのかもしれませんよ。
猫ちゃんのワクチンに発がん性物質が入っているのを告発した学者、事実をもみ消されたそうです(京都大准教授宮沢先生)
ノミとりもその正体は欧州で禁止の農薬。
キャットフードも添加物てんこ盛り、得体の知れない材料もある。
挙句、抗生剤、薬…私から見たらこれで病気にならない方がおかしいというものです。
猫ちゃんを守るには普段から予防に努めて、極力、動物病院へは近づかない。
人間の場合と同じですね。


病気になって薬、通院で高額な医療費がかかる。
日本は動物病院数も世界一、異常です。
もう一度言います、動物病院はボランティアではなくビジネスです。
どうしても侵襲の高い手術を受けなければならない場合や、先天性の病気はともかく
軽い症状で気軽に薬を飲ませるのはおすすめできませんね。
うちは高齢の猫のマウ(17歳、アメショー♂)がいます。
マウは半年前から異常に水を飲む、尿量が多い、しょっちゅう吐く等の症状が出ていましたが
動物病院へは一切行っていません。
おそらく糖尿病か腎機能の低下もしくは腎疾患だと思いますが、自宅で対処しています。
見る人が見れば虐待だと思うでしょうね。
でもきちんと対処はしていますよ。
そして吐かなくなりましたし、食欲もかなりあって元気です。
尿量もかなり減りました。
それに、もう高齢ですからガチャガチャいじるのはかわいそうだと思うのです。
こちらの獣医さんのブログ↓


『17歳6カ月の猫が息を引き取る瞬間は、とても静かで穏やかで… 私がたどり着いた「終末期医療」とは』

『17歳6カ月の猫が息を引き取る瞬間は、とても静かで穏やかで… 私がたどり着いた「終末期医療」とは』

◆17歳のカッツが横になって動かなくなってから、1歳の三毛猫のりちゃんはずっと傍にいて離れませんでした…ごはんも摂らなかった うちで飼っていたメインクーンミッ…

キャットクリニック~犬も診ます~のブログ

 

人間も猫ちゃんも尊厳死が理想だと私は思っています。
終末期なのにあれこれ医療行為をしてしまうと却って苦痛を与えてしまい穏やかな死を迎えることができないと思います。
これは人間の終末期医療も同じだと思っていて、例えば心肺機能が衰えているのに無駄に輸液をし溺れて亡くなるだとか
スパゲッティみたいに繋がれたり、不必要な薬を投与されたり苦しんで亡くなっていく…私も色々見てきましたから、そう思います。




腎疾患か糖尿病のおそれがあるのに、私は非加熱はちみつなどを与えています。
糖尿病で高血糖だと仮定して、はちみつなどの糖分を与えるとは正気の沙汰ではないと思われるかもしれません。
ですが私の考えでは高血糖=糖が足りない状態だと思っているので、敢えて糖分を与えています。
本来吸収されるはずの糖が吸収されないで血中に溢れるから高血糖、裏を返せば必要な糖が細胞に吸収されていないということだと思うからです。
そして身体は糖が足りないから脂肪、筋肉などを溶かして無理矢理、糖新生をしブドウ糖を調達する(糖質制限もこれと同じことが起こっていると思います。脂肪分解でリポリシスが起こる)
高血糖とは糖が過剰なのではなく、むしろ糖の欠乏状態なのだという認識です。
だから個人的な考えですが、糖尿病で血糖降下薬などを飲むと見えないところで病状が悪化すると考えます。
足りない糖を更にブロックするから。
事実、糖尿病は治らないとされていますが、それは糖尿病の治療法が間違っているからではないでしょうか。
糖尿病の症状は高血糖だから糖尿病の症状が出るのではなく、因果と結果が逆と考えます。高血糖の直接的な症状は脱水でしょう。
だから原因を改善せずに糖質制限、血糖降下剤を使っても糖尿病は治りません(糖質制限も糖を摂取したらたちまち血糖値上昇。これは果たして治ったと言えますか?)
糖尿病の原因となる原因を改善しない限り治らないと思います。

そもそも猫ちゃんは人間と違って糖質をあまり摂取していませんし、うちの場合は穀物フリーで糖質は少ないフードです。
因みにエミルははちみつを舐めたがりますがなぜか国産の非加熱はちみつには興味を示さないんです。
ロシア産は好んで舐めますが国産には興味なし。
もしかすると国産のはちみつはグリホサートなどの農薬で汚染されているのかもしれませんね。

それから塩化マグネシウムのリキッドを与えています。
かつてストルバイトといわれ大手術になった猫ちゃんにマグネシウムなんてこれも正気の沙汰ではないと思われるでしょう。
ところが、かつて血尿もよくしていたマウが一切の血尿及び便秘が消えました。
上記に書いた通り逆転の発想で、マグネシウム欠乏が原因だと思うからです。
おまけにマグネシウムは糖代謝に必須です、それどころか数百の補酵素ですからあらゆる代謝に必須です。
マグネシウムは人間50kgの方に1日300〜500mg必要とすれば、5kgの猫であれば30〜50mg程度必要でしょう。
(まずは少量で様子見)
それからアサイゲルマニウムを与えています。
アサイゲルマニウムは高価(顆粒で1箱¥10800)ですが、動物病院通いよりはるかに安上がりです。
ペット保険と動物病院通いの費用よりコスパが断然良いですよ。
1スティックで2〜3日保ちますし、30本入りなので2カ月〜使えます。
うちのようにたまに人間が飲んだらすぐ減ってしまいますが。
因みにアサイゲルマニウムを飲んでわかったことは、鎮痛効果が高いことです。
市販の鎮痛剤って欧米で使用禁止の成分が入っているので、怖いですし(精神薬、使用販売停止となったバルビツール酸類似物質。農薬も欧米では禁止のものが日本ではガーデナーたちが平気で使用。やっぱり日本が薬の最終処分場説は本当かもね)
ミトコンドリア賦活作用があるから、元気も出ます。


アサイゲルマニウム↓


免疫に対する作用|ゲルマニウムの事なら浅井ゲルマニウム研究所 ウェブサイト←クリックでサイトへジャンプします。

ゲルマニウム講演会 in 新宿|中村 篤史/ナカムラクリニック|note

ゲルマニウム講演会 in 新宿|中村 篤史/ナカムラクリニック|note

ゲルマニウム(Ge)を飲むと、マクロファージにどのような影響が見られるか。最近浅井Ge研究所で行われた一連の実験結果を、皆さんに供覧します。「Geにより活性化したマクロ...

note(ノート)

 



前立腺癌とゲルマニウム|中村 篤史/ナカムラクリニック|note

前立腺癌とゲルマニウム|中村 篤史/ナカムラクリニック|note

ゲルマニウムは癌全般に有効だが、特に前立腺癌には著効するようだ。 「俺の経験を話そう。いや、別に身分は隠すつもりはない。東京都獣医師会会長を務めたことがあるとか...

note(ノート)

 



元東京獣医師会会長もがんをアサイゲルマニウムで治したという話です。
興味深い話です。




それ以外にもフルボ酸や場合によってはグルタチオン、NAC、SOD、5ALA、ラクトフェリン、カルニチンなんかも使うことがあります。
イオン化カリウムリキッドも極少量使うこともあります(マグネシウム吸収促進)
ですがそれらサプリメントは常用せず、基本的には塩化マグネシウムリキッド、アサイゲルマニウムくらいです。
もしも甲状腺機能亢進症の症状が出たら猫ちゃんにOKなルチンを使うと思います。
甲状腺機能亢進症の薬であるメルカゾール、プロパジールは多彩な副作用があり、その点ルチンは副作用なしに甲状腺ホルモンをブロックしますから。(甲状腺ホルモンをブロックすることがルチンの作用でもあり副作用、抗酸化物質)
日本では全く知られていません。フラボノイドであるルチン、ヘスペリジンは甲状腺ホルモンをブロック(因みにマグネシウムも効きます。バセドウ病の症状はそのまま、マグネシウム欠乏症の症状そっくりです。私自身がバセドウ病だと診断されており、自分で実験、体験しました)
海外文献を見ないと本当の情報はわからないのです。
日本のサイトはサプリメントにネガティブな情報、誤った情報、薬が安全で効くという論調しかないので参考になりません(薬信仰への洗脳)
海外では逆に薬を避けサプリメントで治療をする医師も多いです。
このように自分で調べて考察し、やっていくしかないようです。
海外ではペットにもサプリメントが使われます、日本のように猫も杓子も薬、薬というのはやはり異常だと思います。
獣医や医師、権威ある人が必ずしも本当の情報を知っているか、流しているかは自分で勉強しないとわからないです。
余談ですが今、コロナ対策で高容量ビタミンDサプリメントを積極的に取りましょうと言われていますが、これも危険性があると勉強をすればわかります。
ヒント:マグネシウム不足ではビタミンDを活性化、代謝できない。
そもそもビタミンD不足の人は、マグネシウム欠乏がある可能性が高い。
その状態で高容量ビタミンDサプリメントを摂取するとどうなるか。
人間バージョンはそのうち記事に書きますね。
あ、キャットフードにはご丁寧にもビタミンDが添加されていますが、カルシウムに対してマグネシウムは極少量しか添加されていないですね。
すると何が起こるでしょうか…。
ビタミンDを活性化、代謝するのにマグネシウムが使われ、マグネシウム欠乏に拍車がかかり、マグネシウム欠乏症ではカルシウムが相対的に増え
結果あらゆる病気になる可能性がある、ということですね。
やっぱり猫ちゃんを病気にさせるようになっているのかなと思ってしまう。
因みに、世間ではカルシウム/マグネシウム比が2:1が良いと言われていますが、とんでもありません。
1:1でも多いくらい。
海水のカルシウム/マグネシウム比は1:3でマグネシウムが多いんですよ〜。
個人的に海水のカルシウム/マグネシウム比が理想かと思います。


たまには猫の話

2022-03-01 | 
ここのところ、ワクチンの記事しか書いていなかったので、久しぶりに猫たちの話題を。


まず、高齢のマウについて。
もうすぐ17歳のアメリカンショートヘア♂です。
この子は、ブリーダーが5ヶ月の時に放棄した猫なんです(ですので無償譲渡)
しかし我が家に来てから様子がおかしく、1ヶ月満たないうちに瀕死になりました。
尿路結石(ストルバイト)で尿管がつまり、腎不全一歩手前に。
これは結構大掛かりな手術で一命をとりとめました。
その後も頑固な便秘、血尿。
11歳の時は原因不明ながらもまたもや瀕死に。
あれよあれよという間に痩せて、5kg→3kgにまで痩せました。
血中カリウムが7.6と安楽死レベルに。
いつ死んでもおかしくないと言われ入院しましたが
点滴のみの処置で様子を見るものだったため、入院させても意味がないと思い
無理矢理、退院させました。
デリケートで、家以外では絶対に餌を食べません。
入院していても餌を全く食べず脱水防止の点滴だけでしたので
覚悟のうえ、家に連れて帰りました。
試行錯誤でなんとか奇跡的に回復し、体重も元に戻りました。


そして去年秋から異様に悪臭がするようになり、餌を殆ど食べなくなってしまいました。
また、定期的に吐いていました。
好きな餌にも見向きもせず、4日もほぼ絶食。
猫の場合は、絶食は膵炎がこわいです。
なぜ悪臭がするのか、嫌がるのを無理矢理、口をこじあけました。
すると、歯茎が腫れ、歯肉炎のようになっており、口内炎も…
悪臭の原因はこれのようでした。


そこでネットで調べたところ、こういった症状だと歯を抜く、ステロイド(免疫抑制)抗生剤等の対症療法しかないようでした。
私はこの対症療法では根治不能と思い色々考えていくつかのサプリメントを使用しました。
対症療法とは、症状を薬等で抑えるだけであって根本的な治療ではありません。
人間の場合も同じで、どうやら薬を飲めば病気が治ると勘違いをしている方が多いようです。
薬では治りません、症状を抑える(対症療法)だけです。
根本的な解決をせず薬を飲んでも症状を抑えるうちは良いですが
そのうち副作用も出てきます(副作用も作用のうちです)


まず便秘ということは間違いなくマグネシウムの欠乏であることがわかります。
かつてストルバイト結石を患っていましたが、このストルバイト結石というのはマグネシウムが原因だと言われています。
だからマグネシウムを避ける必要があると言われています。
猫のドライフードはカルシウムに対してマグネシウムの添加はわずか。
しかし考えてみると、果たして本当にストルバイトはマグネシウムの摂取が原因なのでしょうか?
尿にマグネシウムが多く排出される状態というのは、マグネシウム摂取が原因なのでしょうか?
私はむしろ逆なのではないかと思うのです。
マグネシウムが不足しているから骨からマグネシウムが血中、尿中に溶け出していると考えました。
相対的にカルシウム過多、マグネシウムパラドックス?
人間の場合も過去記事に書きましたが、マグネシウム不足は様々な疾患の原因となります。
また、実はマグネシウム不足では歯肉炎や口内炎が起こるのです。




塩化マグネシウムリキッド
マグネシウムは経皮吸収が1番吸収率が高いので
シャンプーの際に塩化マグネシウムのお湯を使うとか
地肌に希釈した塩化マグネシウムを刷り込むと即効性があるでしょう。




次に炎症を抑えるもので猫にOKなラクトフェリン、有機ゲルマニウム、SODを与えます(αリポ酸は猫には絶対禁止。最悪死にます)
そして、非加熱はちみつもサプリメントも全てウェットフードに混ぜてみました。
大好きなウェットフードも食べないので、最初は無理矢理はちみつを口や鼻につけてなめさせました。
すると自分からウェットフード、カリカリを食べるようになったのです。
そしてなんと、1週間で治ってしまいました。
便秘や吐くこともなくなったのです。
体重も5kgに戻りました。
そしてかなりの食欲です。


マグネシウムは1回の給餌につき人間用の塩化マグネシウムリキッド0.1ml(10mg)なので多くはないでしょう。
高齢ということも考慮し、腎機能の低下(2年前クレアチニン2.1)もあると思いますので、控えめの投与です。
猫は1日にマグネシウムを100mgは必要だそうです。
しかしペットフードに添加されているマグネシウムですが、これは何の形態のマグネシウムなのでしょうか、知りたいです。
というのも、人間のサプリメントのように、酸化マグネシウムであれば吸収率は非常に低く人間の場合ですと4%しか吸収されません。
もしそうであれば絶対的にマグネシウム不足どころか枯渇状態です。
塩化マグネシウムは1番吸収率が高く、使用した塩化マグネシウムは低ナトリウムのものです。
とはいえ、猫にとってもナトリウムは必要ですね。
人間でも現代医学のナトリウムを控えることはかえって病気の増加につながるでしょう。
ナトリウムを摂取し血圧が上がった、だからナトリウムは控えるようになどという人間の医師がいますが
マグネシウム不足状態を考慮せずに主張しているのをみると、少々呆れてしまいます(または権威ある機関のエビデンス絶対信者なのでしょう)



はちみつはフルクトースが炎症を抑えるそうです。
猫に糖質なんて大丈夫?
糖尿病の猫は徹底的に糖質を摂らせない、という獣医もいますね。
これも正直いって、対症療法ですね。
高血糖という病態の原因が、果たしてインスリンだけの問題なのでしょうか?と私は思います。
つまり、膵臓のみの問題ではなく、慢性炎症あるいはなんらかの理由で糖質を取り込めない、代謝できないという可能性を考慮していないと思うのです。
高血糖という結果だけを見て、糖を徹底的に控える排除することが果たして良いことなのかということです。
膵臓だけの問題ではなく、必要な糖を取り込めない=高血糖なのかもしれませんし。
その場合に徹底的に糖を排除したら、身体に糖が足りなくなるのではないでしょうか。


実はマウですが、11歳の時に瀕死になりましたが、この時、原因不明ながら高血糖状態だったのです。
空腹時血糖値300くらいありました。
その後、正常値になっていました(15歳の時の検査結果)
ではどうして、高血糖になったのでしょうか?
考えられることとして、なんらかの炎症で糖の代謝がうまくいかなかったことと(つまり炎症により糖を取り込めないから血中にあふれる)
あとはマグネシウム不足です。
膵臓からのインスリン不足というより、なんらかの炎症でインスリン分泌が阻害された、または細胞内に吸収できないという可能性です。
これを即、インスリンが分泌されないからと膵臓のみの問題にして糖尿病薬を飲んだり、徹底的な糖質制限、血糖値だけに注視していたら視野狭窄に陥ると思います。
せっせと病院へ通っても治ることはないでしょう(人間の場合もインスリンや投薬のみでは治らない病気ですよね)
それって、アプローチが間違っているからかもしれませんね。


猫は糖質なんて本来は摂取していないはず、そうだ、糖が悪いんだ…
果たして本当でしょうか?
猫は本来、小動物を食べていたのですから、間接的に少量の糖質も摂取していたのではないでしょうか?
それに、人間も糖質制限をしていると、なんと、タンパク質を摂取しただけで血糖値が上がるんですよね。
当然、インスリンも分泌されます。
人間と同じでタンパク質から肝臓で糖新生してブドウ糖にして取り込むわけですから
猫の身体も糖代謝であると言っても過言ではないと思いますね。
例えば高血圧は結果であって原因ではないのと同じです。
人間の場合も高血圧自体が(おそらく300くらいまで。健康な方はこの程度でも血管は破れないと思います。リフティング選手などは、試合中もっと高血圧ですね)何かを引き起こすとは限りません。
高血糖が何か病気をもたらすわけではなく、結果であると思います。
高血糖の弊害は脱水でしょう。
その糖を療養食だとか糖質制限、薬で見たかけ上の血糖値を下げたところで
細胞に糖が取り込まれなければ、どんどん高血糖や糖尿病になる原因の病態が進行して
良かれと思って動物病院へ通ったのに、結果的に猫も苦しんで…というパターン。
飼い主は猫に治ってもらいたくて通うけれど、実はその治療というのは根本的解決にならず対症療法で
我々が思う治す、という医療ではないということなのかもしれません(人間も)
治っちゃったら、薬が売れませんしね…
でも獣医もそんなことに考えが及ばず(人間の医師もですが)
獣医学部や医学部で学んだ知識で真面目に治療されている方が殆どだと思います。
気づいちゃった医師は、公表すればトンデモとバカにされてしまいます。
しかし、病院も営利企業だということを忘れずに…


そうそう、キャットフードでお馴染みの、魚なんて野生において猫は本来は食べないはず。
海の魚が原材料の餌を与えて大丈夫なのでしょうか、私は疑問に思いますけれど。
なので私は魚由来の餌は基本的に与えていません。
またキャットフードも添加物てんこ盛りです。
日本は水道水に含まれる塩素濃度も世界一ですが、猫には危険だと思います。
猫は解毒能力が低いので、毒物が蓄積すれば代謝障害や発病をしやすいのではないでしょうか。
解毒にもマグネシウムが必須です。


因みに、猫に重要なタウリンは血糖値やコレステロールを下げますが、多量では横紋筋融解症を招く場合もありますし
ウェットフードに混ぜても猫は食道に粉が付着すると、容易に食道炎を起こすので過剰な粉サプリの投与は禁物です。






毛艶もよし





エミルについて。
ノルウェージャン・フォレスト・キャット♂(1歳10か月)
この子はペットショップで危険な状態なのを長男の願いでレスキュー?しました。
過去記事に書いていますが、生後2カ月でたったの300gしかありませんでした。
ただ、生後2カ月というのは虚偽だと思っています。
顔つきも生後2カ月にしては幼い。
他の生後2カ月の子猫を目の前で複数匹を見てきましたが、もっとしっかりしていました。
また去年の夏の終わりに、自宅敷地に放棄された、目も開かない、臍の緒がついたままの子猫2匹をレスキューして育てました。
一匹は低体温で動かず瀕死でしたが、なんとか育てあげました。
里親になりたいという申し出があり、近所に住む次男の友人宅に2匹とも譲渡済です。
その子猫たちの生後1カ月の体重は330g前後でしたので、エミルはその子猫たちより軽かったわけです。



レスキューした際には、臍の緒のついていた子猫たち(生後1カ月程度。レスキュー時はおそらく生後3日程度)







とても2カ月には見えません。
おそらくブリーダーが生年月日を偽って出荷したのだと思います。
体毛でわかりませんが、顔の大きさと体の大きさがアンバランスで痩せすぎです。
実際に、背骨は浮き出て鎖骨なども浮き出てガリガリでした。
出荷〜4日間は絶食だったそうです(ショップで3日間絶食)
それなのにペットショップでは、1日2食でこの子は一口しか食べず
下痢が酷く、目やに等、健康状態が悪く、こんなに小さい身体にもかかわらず下痢止め薬を毎日投与されていました。
獣医も驚きの健康不良状態。
原因もわからないのに、小さい身体に安易に薬を使うことが信じられません(薬物の代謝能力も低いはず)
動物の世界もですが、植物も人間も日本では安易に薬を使いたがりますね。
抵抗もないようです、副作用のない薬は皆無と言っても過言ではないのに。
体調の悪い小さな身体にワクチンまで…(ワクチンの効果に疑問をもち、必要ないと思っているのでかわいそうです)
その頃、猫がどんどん売れていっていたようですが、1週間経ってもこの子を誰も買わなかった。
そのまま売れ残っていたら早晩、バックヤード行きか死んでいた可能性があります。


詳しくは過去記事に書いていますが、酷い下痢で動物病院でも驚かれたくらい小さく
診察中も下痢を漏らしてしまうほど酷い下痢でした。
飢餓状態で肝機能なども異常、こんなに小さくガリガリで脂肪肝。
下痢、軟便は生後10か月頃まで続き、その後、普通便も増えましたが
最近になり冬に入ってから軟便復活(下痢ではない)
そこでマウと同じようにサプリメントを与えてみたら、軟便はピタッと止まりました。
ただし3日間の効力しかないようです。
次にサプリを1種類づつ抜いてどうなるのか観察。
すると有機ゲルマニウムを与えないと元に戻ることがわかりました。
つまり有機ゲルマニウムが軟便を止めていたようです。




こちらのアサイゲルマニウムを使っています。
私も去年、暫く飲んでみました。






軟便ぎみでも塩化マグネシウム投与。
マグネシウムは下痢を誘発しますが、実は不足しても下痢になります。
また、下痢はマグネシウムを排出してしまうため、マグネシウムが不足しがちです。
1年前まで数回行った血液検査の結果、血中カルシウムが基準値上限付近なので
おそらくマグネシウム不足でしょう(併せてカリウムも低めであれば可能性は非常に高い)
キャットフードにはマグネシウムが少なくカルシウムが多いうえに
ご丁寧にもビタミンDまで添加されています。
ビタミンDを活性化するためには、マグネシウムが必要。
マグネシウム不足の状態だと、骨、次に細胞から足りないマグネシウムを出して
ビタミンDを活性化→マグネシウム枯渇になるでしょう。
そして、マグネシウムが不足した場合、カルシウム過多に拍車をかけます。
カルシウム過多は、様々な心疾患、循環器疾患、骨疾患、炎症を引き起こします。
ストレスでもマグネシウムは排出、数百もの代謝にもマグネシウムが必須。
解毒にもマグネシウムが必須なので、猫はいかにマグネシウム不足に晒されているかおわかりでしょう。
人間もですけれど。


そんなに効くなら、保険薬になっているはず!と考える方。
薬は特許で製薬会社が儲けるものです。
それを既存のミネラルなど、特許も取得できないし儲からないものを
保険薬として申請する製薬会社なんてありませんよ。


因みに色々なサプリを良い、という評判で飛びつき使うのは危険だと思います。
作用機序(どうして効くのか?)や相互作用(複数のサプリメントや薬との併用)
薬物代謝酵素(CYP)などを知らないで、ネットでこれが効くと紹介されていたサプリメントを
いくつか併用するのは危険なこともあります。
ペットの健康を守るには、飼い主が勉強しないと様々な毒牙から守ることができないのです。



昨日のエミル。
気持ちよさそうに寝ています。
このマットレスは3年弱の使用ですが、寝心地が良いです(東京スプリングのアワーグラス マエストロ)
その前に使っていたシーリー(cocoon)は沈みすぎて全身痛になってしまう。





マウと。300gが今では5.8〜5.9kgです。






左はキャス(6.5kg)
















ノルウェージャンくんの去勢

2020-12-23 | 
だいぶ寒くなって来ましたね
当地でも明け方はマイナス4℃程度の日もあって、氷が張っています
屋外ガラス温室もなんとか4℃〜5℃をキープ
防寒対策しなきゃです


さて現在生後8ヶ月のノルウェージャン君
名前はエミル(Emil,ノルウェー語ではエミルですが、フランス語ではエミール、ドイツ語ではエーミール)といいます
10月はじめに去勢手術をしました(ちょっと早かったかな?)



病院へ行く直前↓


性格はやんちゃで臆病、甘えん坊。凶暴性はないので大丈夫だとは思うけど心配でした

手術後、迎えに行ったら獣医さんが
「エミルちゃん、機嫌が悪くなっちゃって…」
「今かなり怒っていますから抱っこはやめたほうがいいです」

受け渡しまでかなり待たされてエミルの入ったキャリーがやっと出て来たと思ったら
キャリーの中で威嚇、唸り…シャーシャー(汗)
もちろん普段はシャーシャーどころか唸りもしませんが…
私が名前を呼ぶと静かになりました
幸い麻酔は帰宅後すぐに覚め、どこも異常なし…
実は術前2日間、グルタチオンを少々飲ませていたのでした
本当はあまり良くないけれど(人間の場合だと全身麻酔は血圧管理があるので)グルタチオンって麻酔も解毒を早めるんですよね〜(豆知識)
例えば歯科麻酔なんかでも私の場合、1時間以内に麻酔切れるんですよ〜(よって麻酔の不快、痺れはあまり気にならない)


翌日、私が椅子に座っていたら下から何やら視線が…↓


ヒイイ〜、なんか睨まれてる??



コ、コワイ…

こんな顔で暫く睨まれていました><
私が椅子に座っていると、毎日抱っこ〜と来るのですが、こんなにガン飛ばされるなんて((((;゚Д゚)))))))
相当頭に来てたのかな?


そのあとは機嫌も治ったようで↓





現在の様子↓

ただ今、体重4900g
ずいぶん大きくなりました
ただ獣医がいうには、手(足?)がそんなに大きくないのでもう成長は止まるでしょうとのこと
今の、8ヶ月としては大きいそうですが…
そしてエミルはノルウェージャンとしてはやや小柄なんだそうです
獣医に普通のノルウェージャンはどれくらいなのか聞いたら
「8kgとか…あとは6kgくらい」
「僕が見たノルウェージャンで1番小柄だったのは3.2kgという子もいましたね」
だそうです…
8kgってそうそういないような(汗)
実家で飼っていた長毛猫(雑種。飼っていた猫の子供。1992年バルセロナオリンピック開会式の朝に生まれ18年生きました)が
8kgあって、よくメインクーンに間違えられてましたが、あの大きさが普通何ですかねぇ…
うーむ
人間でも手足が大きいと大きくなると良く言いますよね〜
ただ必ずしもそうではない例外もありますよね
例えば私は女性としては身長高いほう(166cm)なのですが、手足は特に大きくなくて、靴は24cmです
長男も181cmありますが、足は26.5cmと特に大きくはないですね
とはいえ、エミルはノルウェージャンだから飼おうと思ったわけではなく
かわいらしいから飼ったので、寧ろあまり大きくならない方が良いかもと思っています
大きめだとどうしても心臓に負担がかかりやすくなってしまいますしね
あんなに小さかった、たった300gしかなかったエミルが半年で5kg近くになっただけでも素晴らしいことです


こんなに小さかったのですよ〜↓

長男とペットショップにて
長男の片手に収まる大きさだったのです




うーん2ヶ月にしては顔も幼すぎる感じがしますね
目の色もキトンブルーっぽいですし
私の勘ですが、ブリーダーが出荷する時、生年月日を偽ったのではないかとも思いますね〜
この時まだ生後1か月半程度だったかも?なーんて疑ってます
この話を獣医にしたら、それなら300gだったのも合点がいきますね〜とのことでした(ガリガリでしたが)

親バカで失礼しましたm(_ _)m














子猫その後

2020-08-21 | 
忙しくなかなか更新できない上に、この暑さ…
撮りためたセントポーリアやチランジア等の画像は時間があったらアップします

さて…生後2カ月で購入したノルウェージャンフォレストキャットのその後です
ペットショップから購入した翌日の体重300g!2か月で300gという異常事態
餌も食べず慢性の下痢、軟便、目やに、くしゃみおまけに猫コロナ陽性


生後2か月ちょっとの時の画像↓

毛が長いのでわかりづらいですが、300g台です…
まだキトンブルーでした



そして4カ月(もうすぐ5カ月、今から1週間前の画像)↓

生後2か月で体重300gだったので、小さ目に推移するかと思いましたが
3kgになりました〜((((;゚Д゚)))))))

なんと体重が10倍に増えました!
標準になったのではないでしょうか??

慢性的な下痢も、やや軟便から普通便になりました
獣医処方のビオフェルミンやミヤBMも効かず、グレインフリーも効果なく…
脂肪便だったことから、iHerbで人間用の消化酵素を輸入し使ったら効果覿面でした

それから我が家に来てからは、定期的に人間用ですがサプリメントを使っているのが良かったかな?
特にFIPは怖いので炎症性サイトカインを抑制することが大事
炎症性サイトカインが全身に波及してサイトカインストームが起こることがFIPの原因なのではと思います(私見ですが)
そんな時はグルタチオンやアセチルシステインですね(与えすぎも良くありませんが。ミネラルをキレートしてしまうので)
肝臓にも良いですしね〜、獣医の中にはグルタチオンが肝臓に負担がかかると思っている場合もあるようですが逆です
グルタチオンが肝臓に蓄積されないとむしろダメ
このことに言及する獣医は多分いませんので残念です
世界ギネス記録?の猫ちゃん、38歳くらいまで生きたそうですが
その食事はベーコンエッグ、アスパラガス、ブロッコリー、クリームたっぷりのコーヒーとすごいメニューですが
実はアスパラガスとブロッコリーにはグルタチオンが多く含まれており、特にアスパラガスには豊富に含まれているんですよ
ですから、もしかするとグルタチオン効果だったのかな?と思いました

今後も猫の画像等も載せていきたいと思います〜



おまけ↓
先住猫(アメショー15歳)に襲いかかるノルウェージャン




ノルウェージャンはヤンチャです
我が家に来てしばらくは、言葉は悪いですがアホの子か?と思うほどボーっとしていて
あまり動きませんでした(具合が悪かったのでしょう)
ご飯をもりもり食べるようになってから活発に動くようになり
今ではチビギャング化しています(笑)
家族みんな生傷が絶えません
じゃれて、爪を立てたり噛んでしまうからですね
とはいえ、攻撃的というわけではなく最近では爪はあまり立てなくなりました
とても甘えん坊で、抱っこして欲しくてジャンプし爪を立てることも…
因みに先住猫がかわいそうなので今はあまり接触させないようにしています〜

ではまた

仔猫のこと(ノルウェージャンフォレストキャット、300gしかない仔猫、まさかのFIP?)※長文です

2020-06-22 | 
忙しくなかなかブログの更新ができません><
そんな中、更に忙しくなる事態が…
長男クンがある仔猫に一目惚れして、どうしても飼いたいとペットショップで買ってきてしまったんです
その仔猫…ノルウェージャンフォレストキャットの♂なのですが、これまたいわくつきの仔猫だったのです((((;゚Д゚)))))))


飼った翌日(生後2ヶ月ちょうど)

この仔猫を買ったのはちょうど2ヶ月の時
長男クンが自分でお金を出すからどうしても飼いたいというので私と2人であるペットショップへ向かったんです

店員「この子ちょっと痩せてて〜」「一昨日まで風邪をひいて下痢してたんですぅ〜」
私「すごく小さいけど本当に買うの?(汗)」
長男クン「俺もできるだけ世話するから、この子を飼いたい」←結局殆ど世話をしなかった(笑)

私は困惑しましたよ…だって2ヶ月にしては小さすぎるんです
ノルウェージャンフォレストキャットって大型の猫だと思うのですが、あまりにも小さい
中毛でわかりづらいけど、短毛猫なら痩せていてとても販売できないよねと
というか痩せすぎている…背骨ゴツゴツ、体はあまりにも痩せすぎて頭でっかちに見えるんですよ(汗)
大袈裟ではなく、二頭身に見えるんです
歩かせると頭が歩いているように見えるくらい胴体がガリガリで小さい
しかも下痢してたって…うちには先住猫のアメショー(15歳♂)もいるので病気だとしたら移ったら大変ですし…

そのペットショップでは餌は1日2回(少ない…)
この子食が細くて〜、ご飯残すんですぅ〜(ああ、めんどい予感)

その仔猫、なんだか必死にスリスリしてくるんです
今思えば、早く助けてって言っていたのかな?
結局長男クンの強い熱意で購入
帰宅後、早速軟便…餌も殆ど食べず(T-T)
翌日からは下痢、しかも酷く悪臭がする…食欲なし
先住猫はシャーシャー威嚇するので、仔猫はしばらくケージに隔離です

あまりに下痢が酷く(1日5〜6回)少量にして給餌回数を増やすも殆ど食べず心配になりペットショップへ電話
仔猫を買った時とは違う店員(女性。購入時も女性)が電話に出て
私「仔猫の下痢が止まらないのですが…風邪をひいているんですよね?餌も殆ど食べないんです」
店員「風邪をひいていた、ですね。あははは」「この子は入荷して3日間絶食だったんで〜」「うちの場合だと下痢の場合1日絶食させるんですけどね」
私「…」
店員「大丈夫だと思うので、様子を見てください」

ということで電話を切った
これ以上話しても意味もないですしね
それにしても恐ろしい、仔猫が絶食とは…しかも3日
猫って絶食するのは危険で、先住猫が4年前に瀕死になった時(急性膵炎疑い)絶食しないように苦労しましたよ
特に仔猫の絶食はアウトでしょう

あまりにも痩せすぎな上に下痢を頻回し食欲もないということで翌日、動物病院へ
因みになぜだかそのペットショップは仔猫を病院へ連れて行く前に連絡しなければならない
そして動物病院では衝撃の事実が…
仔猫の体重が生後2ヶ月ちょうどで300gしかないことが判明(T ^ T)
300gって、生後1ヶ月以下です…生後1ヶ月で400〜500gですから
獣医も仔猫を一目見るなり「ち、ちっさ!」
獣医も驚きを隠せない様子、どこで購入したのかなど色々聞かれました
検便するも異常なし
栄養状態が非常に悪いということで、整腸剤(ミヤBM)とAD缶を処方されて帰宅
帰宅後ペットショップへ報告、気になる発言が…
店員「300gですか?減っちゃった〜、うちでは350gあったんですよ」「え、下痢どめ使わないんですか?うちでは軽いの使いますよ〜」
オイオイ、下痢どめ使ってたのかい!恐ろしい…
原因もわからないのに安易に下痢どめなんて使ってはいけないと思うのよ
もしも下痢の原因がウイルス、細菌だったらどうなるか?
せっかく下痢をしてウイルスや細菌を体外へ排出しようとしてるのを、下痢どめで体内に留めることになり
重症化すると思うのですよ…ゾッとしました
後日そのショップに仕事で出入りしている人に聞いたら、買った仔猫のショーケースの前で開店前に
女性店員2名が「下痢止まった?」「止まんなーい」という会話をしていたという証言もありました
かわいそうな仔猫ちゃん…辛かっただろうな

因みに別の日に、再度検便をしても異常なし
とにかく下痢、下痢…そしてすごい悪臭(脂肪便でしょう)
毛が長いので下痢便がベチャベチャにつく、その度に洗う…
食欲もなく、ペットショップで与えられていたロイヤルカナンのマザー&キトンのドライをお湯でふやかしたものを与えても殆ど食べない
食べても一口、ロイヤルカナンのマザー&キトンウェットに変えても同じく食べない…
いけないけど先住猫の好きなちゅーるをあげても食べないんです(T-T)
相変わらず元気もない様子、獣医にはケージから暫く出さないように言われていました
でも…ペットショップで必死にスリスリしてきたのを思い出して抱っこしたんです
先住猫もですがスリスリ甘えてくる猫って不安があったり寂しがり屋だったり、甘えん坊な猫だと思うんです
なので臭いのを我慢して抱っこしてあげていたらなんと、食欲が出てきたんです
食欲が出てきたというか、見違えるほどというか、別人(別猫?)のようにムシャムシャ食べる、食べる…
餌もAD缶は2缶処方されたのがなくなりニュートロやロイヤルカナンの粉ミルクを追加、これらは好きみたいです
下痢は相変わらずですが、体重がどんどん増えてきました
元気いっぱいになり部屋中(今はリビング以外禁止)を駆け回っています
体重の増え方も尋常ではなく

5/23 300g
6/1 600g
6/10 845g
6/15 1025g
6/20 1300g

というようにペットショップから購入約1か月で300g→1300gと1kgも増えたことに…
ノルウェージャンフォレストキャットとしてはまだ小ぶりですが、ちょうど3か月で1.3kgと猫としては標準になりました



飼って3週目

実は3週間も下痢が続くので地元の大きな動物病院で検査をしてもらいました
血液検査をしたところ、肝機能異常、貧血、高リン血症が判明
超音波検査では脂肪肝、お腹がちょっと張っている
獣医の所見では先天性の異常はないので現状、原虫やウイルス、細菌感染が疑わしいということで
メトロニダゾール(原虫のジアルジア駆虫薬)を処方となりました
するとあんなに続いた下痢が固形便になりました
脂肪肝(肝リピドーシス)というのは人間でも拒食症や絶食などで起こりますので、飢餓状態が続いたからだと思われます(私見)
肝機能異常は飢餓状態だったり、下痢止も肝臓で代謝するので異常になっているのかもしれません(私見)
高リン血症はよくわかりませんが、クレアチニンもBUNも異常がない(基準値の中でも低め)ので、腎機能異常のせいでもなく
血中カルシウムも異常ではないので副甲状腺の異常でもなさそう(私見)
貧血については不明(下痢のため潜血があったか?)


やっと並レベルの体格に(仔猫お気に入りのバッグ)

その数日後、PCR検査を受けることになりました
その結果が返ってきたのですが、ジアルジアはともかくFCoV(猫コロナウイルス)が+という結果…
猫コロナウイルスといえばFIPが頭をよぎります
まさか…肝機能異常、貧血、腹部の張りはFIPなのでは??との疑念も…
おまけに獣医からインターフェロンを使いませんか?という提案が
それって、やはりFIPを念頭に置いているから?
ちょっと動揺しています…
インターフェロンはとりあえず断りました
FIPになったら助かる見込みはないようです
既知の治療…ステロイド、インターフェロン等があるようですがどれも奏功しない可能性が高いようです
まるで人間の新型コロナウイルスが重症化したような症状ですね
んんん…
ステロイドやインターフェロンで治らないということはおそらくアプローチが違っているのだと思いますね
このブログでも植物についてアプローチの違いを散々書いていますが…
で、私なりに考えた結果、実は動物病院で血液検査をした日の夜から人間用のサプリを使っています
それは何かと言えばリポソームグルタチオン、アセチルシステイン、ビタミンC、タウリンです
あとはビタミンA効果を狙ってニュートロのレバー入りのペーストを
とにかくウイルス等で重症化するのは新型コロナウイルスでもサイトカインストームによって全身の臓器にも炎症が起こるからです
手持ちのサプリで炎症性サイトカインを抑制する可能性があるのはグルタチオン、アセチルシステイン、タウリン
FIPでステロイドを使うのは、サイトカインを抑制するからですが、リバウンドや全身に及ぼす影響を考えたら手を出したくないです
グルタチオンについては人間では肝機能を改善しますし、脂肪肝も改善します
アセチルシステインはグルタチオンの前駆体、タウリンも豚コロナウイルスに関しては論文がありますし、やはり肝機能改善を期待できます
猫ちゃんに使っても大丈夫なのか?ですが大丈夫です
先住猫のアメショー(15歳♂)も11歳の時、瀕死となり、動物病院でいつ死んでもおかしくないから入院
重症動物ということでいつ死んでも仕方がないというような誓約書に署名させられました
入院しても改善なく一切の食事を受け付けず、水分点滴だけでしたので無理矢理退院させました
その時、色々サプリも使ったのですが問題なく、今では見た目も15歳と思えないほどピンピンしています
体重も2.9kgとガリガリになりましたが、5kgまで戻ってキープしています
グルタチオンは単体ですと効果が薄いですし、すぐに効果が切れてしまいます(おそらく2時間程度しか効かない)
アセチルシステインはグルタチオンを増強します、人間ですとビタミンCとE併用ですかね
使っているのはリポソーム化したグルタチオンで吸収率がよく、ホスファチジルコリンが入っています(アルコール等不使用)
グルタチオンはキレート作用があるので夜1回のみです
今後どうなるかわかりませんが、更に勉強し注視していきたいです