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ネペンテスと西洋芝

2012-05-02 | Nepenthes(ウツボカズラ)
先日掲載した、カッティング移植した西洋芝の現状↓


相変わらず成長旺盛ですね。



西洋芝は根付いて放っておくと、こんなに大きくなる





もはや芝ではなく単なる雑草にしか見えないw
ベントグラス。葉幅も広くなっている。

あまりにも見苦しくなってきたので、カットした↓

これを見た旦那が「まるで茅みたいに茎が太いね」と言ってました。
茅というのは大袈裟だけども、実際かなり太い。
また組織が充実しているので、固い。そこでイタズラ↓





ジョウロを乗せてみた。結構支えられるんだね~(勿論水は入ってないが)
ここまで茎がしっかりしてきたら、刈り込みにも耐えそう。でももう少し様子を見ておこう。
西洋芝を状態良く育てたいのなら、その芝のあらゆる形態を把握すべき、と思っているので。
そういえば西洋芝は水をかなり欲しがるようですね~。



最近までずっと日陰で、通路になっていた部分の現状↓

しょっちゅう庭を歩いていると、擦り減る+日当たりが悪いと地上部の成長が遅くなるので、ここの部分はボーボーではない。
夏もこの部分は一時的に薄っすら地面が見えるくらいになりますが、根っこが育っているため、9月には地上部が再生してまた覆われますね。
なので追い播きする必要はないです。


レンガの小道を解体して、レンガを撤去したのが2月。その部分の現状↓

もうすぐ芝で覆われるでしょう。成長が早く修復力があるのは西洋芝の強みでもあるけど、力を持て余しぎみ。




ネペンテス(うつぼかずら)は無加温、無加湿。冬季のみ無加温の室内で、あとは温室もなく野外栽培と、これまた非常識栽培?一般的な栽培法ではありません。
普通は温室栽培ですから。
前ブログでも書いたんですが、加温の必要な低地性ネペンテスは全て手放し、中・高地性ネペンテスに絞っています。
かつ、乾燥に強い?と私が思う種類を栽培。


N.bongso?carunculata?(from Deutschland wistuba)アッパーは枯れてまたローワー。他にも袋がつき途中。





N.alata(highland)産毛あり




N. maxima×N. aristolochioides 去年はアッパー&開花したのに、水やり忘れて枯れこみ、脇芽のローワーがメインに。




N. sanguinea(yamamoto)
大株にしたい種。しかし流石に湿度がないと50cmになるという大きな袋は見ることができないかも。



温室栽培が常識のネペンテスも、やりようによっては袋つくし、温室がなくても栽培可能なんですよね~
難物種は流石に無理な部分があるだろうけど。
やっぱり何でも机上の空論ではなく実際に栽培してみて初めてわかることがあるので日々勉強です。




N.hamata&N.alata

2009-09-02 | Nepenthes(ウツボカズラ)
今日はまた涼しくこちら千葉は現在22~23℃です。

今朝N.hamataの頂芽先端が欠けているのを発見!
袋つかないじゃ~んT_T





ホルモン事件、転落事件で脇芽から復活した株です。
私なりに思い入れのあるネペンです。



牙のような口です。触って見ると結構硬く、まるでプラスチックのようです。



袋の長さ9cm弱です。


こちらは最近ついた新しい袋。隣はグラブラータの極小袋w


株直径約13cmです。やっと入手時の倍くらいになりました。
事件がなければもっと早く成長したはず…
袋のつきは割といいと思います。最近まで実は合計4袋ついていたのですが
高圧ミストが壊れて春先についた袋が枯れました。



N.ventricosa red(エキゾチカ)♀

どんどん巨大化しています。春には2~3花、開花します。
よく見えないと思いますが、沢山袋がついています。



N.alata(h)エキゾチカ♂
N.alataはいろんなバリエーションがあり大好きです。春開花しました。
ホームセンターに売っているアラータと同じ系統らしいのですが、一見似ても似つかないバリエーションがあります。



N.alata(i)エキゾチカ♀
これは5月に開花しました。屋外ネペンは遮光なしです。終日直射日光が当たります。




N.alata(r)エキゾチカ

丸みのある毛深いタイプ




N.alata(e)エキゾチカ
涼しい時期にはオレンジ色っぽくなります。細身。でエレガンスという名前が付いていたような…




N.alata(u)エキゾチカ
毛深くて丸みのある袋です





N.alata(k)エキゾチカ
ストライプに口がレッド。




N.alata(b)エキゾチカ

真赤になります。右は昨年秋に撮影。今レッドアラタなるネペンが出回っていますが、こっちのほうが正真正銘レッドアラタではないかとw
一昨日株分けしました。


N. veitchii bario

2009-09-01 | Nepenthes(ウツボカズラ)
今日は昨日と打って変って暑かった@@
昨日は18℃でしたが今日は32℃はあったようです。台風一過だからかな?


今日も更新!相変わらずネペンテスネタですがw
このブログは主にヘレボファンの方が多く閲覧してくださっているようですが…
でも、このブログ見てネペンテスに興味を持った方もいるんじゃないかな?なんてw
マイナーな植物で入手困難な植物だけど…
何故なら日本での取扱は数えるほど、しかも原種はサイテスⅡ(ワシントン条約、ラジャ、カーシアナはサイテスⅠ)なので輸入にも証明書が必要なんですね。
蘭もそうですけど、国内で増殖したものはサイテスが必要ないですがネペンテスは蘭ほど栽培人口がないので流通も少なくて
欲しい種類を入手しようと思ったら輸入くらいしかないです。
もし興味がおありの方は国内では山田食虫植物農園さんが一番取扱いあるのでHP見てください。
ネペンテスは種類を選べばそんなに栽培が難しくないですよ。
但し、高地性に手を出すのはある程度経験積まないと枯らしてしまうかもしれないので、まずは低地性がおすすめです。
ホームセンターで売っているN.alata(アラタ)でも実は色々なバリエーションがあるので、育てやすい種類を選べば、例えば冬季室内温度が10℃以上あれば温室なしでも栽培できます^^
ベントリコーサに至っては更に低温(5℃くらい)でも可能です。
この両者は高地性ですが暑さにも比較的強い+乾燥にも強いので特別な設備は必要ないです。



さて、今日はN. veitchiiバリオです。
これは栽培して3年弱(2006年10月下旬導入)で現在直径約25cmです。
購入当時はなんと、指先に乗る大きさ(3cm弱)と極小苗だったんです。
イメージ的には雑草の芽が出たくらい?w
兎に角本当に小さいものでした。


今や入手困難なようです。成長は遅いです。1回水切れで葉が小さくなりましたが、その後順調です。
あまり極端に水切れはさせないほうがいいですね。どっちかというと常に少しは湿ってる方がいいようです。
あとは、日光がとても好きなようで基本的に今までは直射日光で遮光せず栽培していました。



現在あまり色がついていませんが、襟ストライプ、ボディが薄っすらと赤く斑が入るタイプみたいです。


素焼きの鉢にしてみましたが、また乾燥しすぎるとまずいんで浅いプラ鉢でも探してこようかな。
因みに今までスリット鉢でしたが根が思ったより伸びていたので植えかえてみました。



ネペンテス温室整理

2009-08-31 | Nepenthes(ウツボカズラ)
台風&涼しいのに乗じてネペンテスの整理をしました

今日と昨日は18℃くらいと涼しいです。
台風が来るということで雨風が強く、そんな中ネペンテス達を雨に晒していました。
実は去年の引っ越し以来、水道水で栽培していたので久しぶりの純水(厳密には多少物質が混入していると思われますが)を浴びせてあげたかったからです。
もっと正確に言うと一昨年あたりからROを稼働させておりませんで
雨水を貯め、足りない分は水道水or井戸水(引っ越しまで)
台風でなくてもまとまった雨が期待できる時は雨に当てていました。


先ほどワーディアンに収容しました。風雨が強くなって頂芽がバキってなるのが怖いからw
それにしてもだいぶ栽培品種が少なくなりました(以前をご存じの方は特にそう思われるでしょう。低地性はやめました。あとはホルモン事件でお亡くなりに…)殆ど高地性の原種です。
小苗から育てたものも多く、自分と相性のいいものしか残していません。

ワーディアン上段(画像は上段の半分)にはN.chaniana、N. glabrata N.mikei
N. reinwardtiana(pasia red highland×2)N. veitchii(bario)N. bongso
N.hamata、N.hurrelliana、N. vogelii、N. singalana、N.maxima×aristolochioides


下の段には大物を。
N. bongso N. neoguinensis  N. maxima N. sanguinea(山本) N. petiolata N.lowii×truncata N.ventricosa×N. aristolochioides


屋外にはN.ventricosa(一正園系&red)N.alataの色んなバリエーションがあります。

だいぶ減ったと思ったけど、こうやって書きだすとまだ結構ありますね^^;
本当はまだ育てたいのがいくつかあるんですが…
特にN. aristolochioides (以前のはホルモン事件の影響で…)N. jacquelineae(これもホルモン事件で…)N. jamban N. macrophylla(これもホルモンで…)
いつかは!と思っています。

 
 N.maxima×aristolochioidesです。大きめの袋つけています(蓋入れないで12~13cm)
ちょこっと見えてるのは根茎性ベゴニア マソニアーナ マクラータ
難物らしい…成長激遅。でも難物というより単に成長遅く大きくなりにくいだけのようです。ネペンテスでいうとlowiiみたいなもんでしょうか。


ワーディアンは、遮光東側50%他20%とかなり強光です。
温度は今の時期日中26℃くらい、夜間20℃くらいです。
いつも風が吹いていて湿度は低いです。とうとう高圧ミストのモーターが壊れました!
なんとかしなきゃ…


袋がついてきた高地性ネペンテス

2009-05-11 | Nepenthes(ウツボカズラ)
今は殆ど高地性ネペンテスのみとなっています。
低地性も魅力的だけど、両方育てるとなると一年中電気代がTT
低地性もアンプラリアなどは断腸の思いで手放しました…
今低地性?で残っているのはN. neoguinensisくらいでしょうか。



多分、我が家で最難物であるN.hamata。暑さ云々じゃなくてデリケート?
栽培の許容範囲が狭いというか、兎に角蒸れに弱いようです。テンタクラタもですね。
この種は無冷房栽培だと、極力鉢内の水分を切らし夕方~夜間に冷やす工夫をするくらいしか思いつきません。
水を普通にやっていると…黒くなって枯れるかも。
今回ついた壷は以前より多少大きくなったのですが色がイマイチです。
もっと黒っぽいはずなんですけど。

 N.chaniana
マレーシアから輸入してここまでになりました。輸入当時直径たった3cmでした。
そこそこの壷がついてきましたよー。


 N. reinwardtiana(Pashia red highland)
クセモノ?レインです。いつになったら特有の目が出るのかな??


 N. ventricosa×N. aristolochioides
たまには原種以外のものを。見えない部分にも壷があって鈴なり?状態です。
蔓を誘引して?巻き付けてます。



N.bongso upper

2009-04-26 | Nepenthes(ウツボカズラ)
ご無沙汰しております。
更新しないうちにいつのまにかクリスマスローズシーズンが終了してしまいました^^;
またクリスマスローズのことはおいおい掲載するとして…

今日はクリスマスローズ好きな方には興味ないかも?なネペンテスの話題です。

壷の話ですが、壷といっても壷クレマなんてかわいいものじゃございません。
あの急に徒長したN.bongsoにupper(上位壷)らしきものがつきましたぞ!
大変感動しました…N.bongsoのは初めて見ました。
暑さに弱い高地性ネペンテスは維持するのが大変で上位壷を見るどころかその前に枯らしてしまう恐れがありますからね^^;


まず全体像から。ヘレボと一緒なんて不思議な感じ~


この下位壷とは違う雰囲気。地味だけど鎌首のようなアッパーは感動です。


別のN.bongsoの下位壷(ローワー)上位壷とはこんなに違う~。同じ種類とは思えませんね~

今他にはN.chaniana、N.hamata、N.mikeiなどの原種に壷がつきかけです。

そうそう、高地性のN.alata(ストライプ)が開花したのは驚きでした。
N.alataってあまり開花しない気がします。念のため花は途中でカット@@



高地性ネペンテス

2009-03-08 | Nepenthes(ウツボカズラ)
昨日に引き続き、ヘレボ以外の話題です。
だいぶネペンテスを整理しまして、現在は殆ど高地性ネペンテスに絞っています。


N. sanguinea yamamotoです。アッパーピッチャー。



N. chaniana
輸入当時、直径3cmしかなかったのがやっとここまでになりました。



N.hamata
乾燥させすぎて、しょぼい袋ですw秋まではもっと大きくてhamataらしい袋だったのに。
難物ですが、頑張っています。



珍品?N.hurrelliana
輸入後、ご存じの方はわかると思いますがホルモン事件で成長ストップしてしまったのですが、何とか再び成長を始めたようです。




N.bongso
ちび苗から育てて愛着があります。もうすぐ袋が完成。
もう1つのN.bongsoは突然、徒長しはじめてついに!上位壷、アッパーピッチャーらしきものができはじめました。
上位壷か中位壷かはわかりませんが(実際に見たことがないので)鎌首のような壷であることは間違いないです。
完成したらアップします。

N. glabrata、N. mikei、N. singalana、N. reinwardtiana(Pasia red)、N. vogelii 、N. neoguinensis、N. veitchii bario 他原種などは袋がつき次第アップします。
N. maxima、N. petiolataなどは室内でカラカラなので春先の見込みです。。。

野外のネペンテス

2008-09-13 | Nepenthes(ウツボカズラ)
残暑はまだ続くよ…
夜間は20℃以下の日も増えてきたけど、日中は相変わらず30℃前後。
暑さ大嫌いなんで早く涼しくなってもらわないと作業がはかどらない…

遮光もなしで吊るしていたネペンテス達。

N.alata(highland)


N.alata(highland)


N. veitchii(bario)


N.alata(highland)



高地性ネペンテス

2008-06-27 | Nepenthes(ウツボカズラ)
最近、家探しに奔走中です。で、やっと条件の合う住宅が見つかりました。
大抵ここ近辺の分譲地は45~55坪とガーデニングをするには狭めの区画が多いですが
77.5坪で新築オール電化住宅を発見。小学校まで徒歩5分、中学校まで10分の立地条件です。
近所にはスーパー、コンビニや銀行、郵便局もあり現在住んでいる場所と比べると
天と地です(現在の借家は小学校まで徒歩45分wどこの僻地だよ~と言う感じですね)
狙っている場所、実は私の生まれ育った地区なんだよね~w
でもお値段が…(汗)貧乏人には少々きつい金額です。

今日はまた高地性ネペンテスの紹介です。

N.bongso

Uki様より購入のbongsoです。前回掲載のとは違ったタイプで葉の形が全く別物。
袋は実際はもっと紫っぽいです。結構大きめの袋。ドイツ由来

N.maxima

野外栽培しています。今までよりも袋が小さくなったと思ったら
脇芽が成長してきています。

N.ovata

新しい袋。襟が発達している。これから色がついてきます。

N.ventricosa

2008-06-21 | Nepenthes(ウツボカズラ)
蒸した日が続くけど、加湿器いらずで助かってます。
毎年真冬以外は野外に吊るしっぱなしのN.ventricosaが次々と袋をつけてる。
特にレッド系は沢山袋がついているけど、在来系(クリーム)といわれるものは
レッド系に比べて袋がつきにくい気がする。
それでもN.ventricosa在来系に大きい袋ができた。

N.ventricosa

我が家の環境はN.ventricosaにとってよいのか、真夏でも袋をつける。
1年中無加温で育てている。去年は徒長してしまったため剪定したので
今年は開花しなかった。確かこれは♂花で、我が家にあるN.ventricosa redは♀なので
雌雄揃っているんだよね。


N.ventrisosa red


こちらは2芽開花しそうです。いつもなら4月に開花するけど
何故か今年は6月。

とにかくN.ventricosaは日当たりと風通しが好きみたいで屋内のガラス温室で
うまくいかない場合は思い切って野外に吊るしたほうがうまくいくかも。
でも突然直射日光に当てないで、じょじょに慣らしていってください。
って、責任は取れませんので悪しからずw

高地性ネペンテス

2008-06-18 | Nepenthes(ウツボカズラ)
最近25℃~27℃くらいの汗ばむ陽気で、野外ビニール温室の中は早くも30℃を越えてきた。そんな中、タイミングよく注文していた冷却装置が到着。
早速作動してみたら外気温30℃の状態で20分経過後17℃まで気温が下がった。
しめしめw思惑通りだ。
でも湿度確保などの懸念もあるし夏本番になったらどうなるかわからないので
まだ成功したとはいえまい。
何しろ野外での使用なので、実際はどの程度まで冷却できるのかな?
日照は太陽光を利用。

N.chaniana

マレーシアから輸入したもので当時直径3cm程度。
やっとここまで育ってきた。ヴィーチと同じような栽培法で問題ないみたい。


N. reinwardtiana (Pasia Red)

こちらもMTから輸入したもの。やっと5cmくらいの袋をつけた。
いつになったらN. reinwardtiana特有の目ができるのかな?


高地性ネペンテス

2008-06-14 | Nepenthes(ウツボカズラ)
更新途絶えたりするので、投稿できる時にやっちゃお~
ということで連日の投稿ですw

…やっぱり今年こそは冷房導入しようかな?
そう決心して私にとっては非常に高価だけど、冷房システム導入を決定した。
温室用の冷房装置は非常に高価で、購入までになかなか決心がつかなかった。
これでやっと救われるはずだね、高地性ネペンテス達。
今まで頑張って耐えたご褒美だよ~
しかしうまくいくかな?


N.mikei


結構徒長しています。脇芽が沢山確認でき、このままいけば
大株間違いなし??日光が好きみたいでガラス温室栽培の時と比べて
袋の色が濃くなった。やっぱり蛍光灯より日光のほうがうまく育つ。
用土を乾燥させすぎると嫌みたいで途端に葉が小さくなる。
高地性種の割りに根が発達するほうだと思う。
かと言って用土を過湿にすると簡単に枯れるかも。蒸れも嫌いな我がままちゃん。
空中湿度高いのが好きだけど、慣れればそんなに高湿度じゃなくても
袋はつくみたい。画像の葉がちょっと縮れてるのがおわかりだろうか?
これは湿度が低いと起こるけど、ちゃんと袋はつくんだよね。
日中なんてもっと縮れてる。夕方、背後にある霧吹きで一所懸命に湿度上げてる。
加湿器は何回も壊れるから手動ねw

N.petiolata

どんどん巨大化してきています。バラと同じ懸崖スリット鉢使用。
これは暑さに強い。真夏、暑さでバテるけど用土を乾燥ぎみ&通気をよくすれば
枯れない。どこまで大きくなるのかな?まずいな~…スペースないしw

高地性ネペンテス

2008-06-13 | Nepenthes(ウツボカズラ)
(お知らせ)
クリスマスローズ種子プレゼント企画は該当者へ発送済、または近日中発送予定です。

※コメントありがとうございます。
PCの調子が悪かったり、忙しかったりでなかなかコメレスできません…


更新遅れてすみません、私生活で色々とありまして…
結構忙しい日々を送って送ってます。


クリスマスローズの季節は終わりバラもあっという間に散ってw
梅雨入りしましたが、高地性ネペンテスにとってよい時期がやってきた。
ネペンテス(うつぼかずら)は種類も豊富で、ホームセンターで売ってるのは
大抵アラータ(N.alata)という原種か一部の交配種で、殆どはマイナーで
一般には流通していない。
ネペンテスというと熱帯植物のイメージがあるけど実はそうでもなくて
大きくわけると低地性と高地性がある。
低地性は年間通じて20℃以上の高温多湿を好む種。
高地性はだいたい日中25℃以下、夜間15℃程度の冷涼多湿を好む種だ。
低地性は栽培に関しては冬季の保温に注意すればあまり問題ないのだが…

問題は高地性で夏季、高温多湿になる日本では栽培が難儀な部類だ。
冷房設備が必須といっても過言ではない。
他の植物と違ってやっかいなのが多湿を好み、うっかり乾燥や高温に遭ってしまうと簡単に枯れてしまう点だ。

自分もどうにかして夏をやりすごしているけど、なかなかうまくいかないですね~。
枯れるのはあっという間に枯れてしまう。それで生き残ったのを何とか現状維持している状態…
水も硬度の高い水はだめで、必ず純水か雨水を使用。
水遣りもひと工夫必要で、多湿が好きと言っても常に土壌がジメジメしていては
根腐れ。。。で、空中湿度はいつも60~80%以上必要。
そして無謀?にも無冷房栽培。だって冷房設備はコストが高いじゃん(涙)
以前はネペンテスにはまって、増やしすぎたけど無謀だと悟って
今では何とか管理できる数しか栽培していない。
高地性でも真冬以外は野外のざらし管理できるアラータ、ベントリコーサなどは
管理が楽だけど、問題はデリケート?な種類の高地性ネペンテス。

毎年、夏前に「これが見納めかな」と思いながらこの季節を迎えてるw
そんな高地性ネペンテスを紹介します。

N.bongso

3年くらい前に山田食虫植物農園さんで購入した。当時直径6cm程度。
グヌン・ガット山から採種の実生らしいです。
今では直径20cmオーバー。やっと大きめの袋がついた。
海老茶赤の袋。


N.ovata

ダークパープルっぽい袋だったのが渋赤の袋になってしまった。
できかけのもう1つの袋はもっと大きい。

N.hamata


何度も亡くなりかけた。一昨年の今頃はホルモン剤で調子を崩し、昨年は転落して
頂芽が折れもうだめかと思ったが見事に復活。
やっとまともっぽい袋がついた。
襟の歯のようなギザギザと毛深いところが特徴。
冷涼多湿が大好きで蒸れが大嫌い。しかし当方の環境は乾燥していて
夏季40℃~、冬季5℃という過酷な環境だ。
これら高地性ネペンテスは一年中野外にある(野外のビニール温室)
ガラス温室は現在使っていない。

次回も高地性ネペンテスです