光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

東京国立近代美術館(2012.11.23)日本画#1上村松園、安田靫彦、小林古径、小倉遊亀、土田麦僊、村上華岳

2012年11月30日 | アート 日本画

東京国立近代美術館の日本画コレクションはいつも凄いと感心します。

今回は、そのなかでも選りすぐりの逸品が展示されていました。   大半は既に見たものでしたが、初めての作品もあり改めてため息でした。

何よりも、リニューアルで展示室が日本画だけの部屋となり、照明もご覧のように適度なものとなり、鑑賞の質が大きくアップしています。

 

入室したときの正面に掲げられた上村松園の作品。  気品の高さに脱帽。

 

 

続いて小林古径。  艶やかで、織り糸のようにピンとした雰囲気を漂わせています。

 

安田靫彦の黄瀬川陣。  以前、見ましたが照明の改善で、鮮やかさは絶品でした。 

 

 

 

 

そして小倉遊亀。

以前、「浴女 その二」を見たとき、是非その一を見たいと思っていたのが叶いました。

 

12月1日 追加の作品です。  小倉遊亀の作品と同じく別フロアで展示されていたもので、照明等に違いがあります。

土田 麦僊の個性がでています。

 

村上華岳の「日高河清姫図」   一見?違和感を抱いたのです。


清姫の表情が哀しみながらも清楚な感じがして、鬼気迫る・・・?と思ったのですが、拡大してよく見ると、清姫の後髪が異様な形をしていて、不気味で怖い。


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