麻雀戦績(2008年第13回)

2008-06-24 23:59:28 | 麻雀
本日も毎度おなじみのサンマ。出入りの激しい展開になったが、国士をアガって、かろうじて勝利をものにした。

ただ、本日は「手に溺れる」シーンが多かったように感じた。つくづく思い知らされるのは、こうした現象は、決して麻雀の手順やテクニックだけの問題から発生するのではないということである。

麻雀で手に溺れる瞬間というのは「まぁこれくらいええやろ」という心理状態になっているわけだが、こうした状態は、日ごろの仕事や生活上でも同様に適当な判断による言動を繰り返していることから来ている。

精神論を持ち出すことは好きではないが、「何事も徹底してやる」という気持ちでいれば、麻雀をするときにも鉄の意思を貫くことができるというものなのである。男を磨くべし。
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【成績】+7,500G(累計+57,000G)

SEGA「龍が如く 見参!」レビュー

2008-06-23 21:08:36 | ゲーム
「か、刀で人を斬ってみたい・・・」。そんな最近ホットな欲望を持っている人は、実践に移したり、勢い余って犯行予告したりせずに、このゲームをやるべきだろう。「イケない欲望」を満たしてくれるくらい、このゲームの戦闘シーンはよくできている。素手でシバき合うモードもあるにはあるが、メインはダンビラを振り回してジュッパジュッパ人を斬るモードである。良い子には刺激の強すぎる描写だが、立て続けに斬り付けて、ダウンした敵のどてっ腹に刀を突き刺した日には、不謹慎ながら「ア、アカン。気持ちえぇやん・・・。ふぅ」である。

もちろん、大人気シリーズの続編として、今回新たにPS3で登場した本作であるから、その他の要素もぬかりはない。

ゲームはメインストーリーをなぞりながら進んでいくが、このゲームの本当の面白さは、付随するサブイベントにある。過去の同シリーズではキャバクラだったナイトスポットは揚屋(遊女と遊ぶところ)に変化した。また、ヒートアクションや武具を得るイベントも数えきれないくらいある。これらのサブイベントを通じ、レベルアップしたり、技や武器を得たりすることで、メインストーリーを円滑に進めていくことができるわけだ。お使い系のイベントが多く、考えたり、謎を解いたりするようなものはほとんどないが、成功報酬によって、自分が強くなっていくのはRPGゲームの充実感といって良いだろう。

また、過去のPS2の作品はグラフィック自体は「中の下」といった感じであったが、本作はPS3の能力を活かして非常に美しい映像を実現している。ムービーと通常のプレイ画面にほとんど差がないのだ。

ただ、こんなに素敵な本作ではあるが、注文がないわけではない。

最も気になったのはメインストーリーの展開がややおセンチなことである。一昔前の青春ドラマのような表現が使われておりクサい。過去の作品での主人公は、もう少し男らしかった。ある意味主人公の豪快な性格に影響された部分も少なくなかったのだ。本作は「愛」、「友情」といった部分に光が当たっており、甘酸っぱく、汗臭い展開は好みの分かれるところところだろう。

とはいえ、本作は極めて様々な要素を高次元にバランスした良質な作品であることには間違いがない。ぜひPS3オーナーは試してほしい。レビューは思い切って10点満点ってなことでよろしいかと。

龍が如く 見参!

セガ

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キレるリーダーはうんこ。

2008-06-07 01:07:07 | 雑記

キレた。部下それぞれが提案を持ってくるような取組みがあり、内容の余りのウンコぶりに血液が沸騰。ウンコ臭のキツいものについては容赦なく赤ペンでダメ出しを断行した。そうしたところ、いきさつを省いて結果だけ言えば、一部の部下は逆ギレ気味、一部は部下間での人間関係を悪くしている。

部下の逆ギレなど、逆逆ギレで応酬してしまえばそれで事足りるが、それが今後の職場や本人にとって良かろうはずもなく、さらには悪化した彼らの人間関係の修復にはそれなりに時間が掛かるだろう。

今回の失敗はなんといっても、キレて愛情のない指導をしたことにある。部下にとって、ガックリくるのは感情的に何かを言われて「ワシ人間的に嫌われとるんちゃうやろか」と感じることであろう。

リーダーは何があろうと感情的になってはいけない。感情的になって良いことなど何もない。部下に対して厳しく指導するときは、「お前を何とか成長させたりたいからゆうてんねん」という情熱が必要である。ラグビーボールを持って夕日に向かって走り出しそうな汗臭さではあるが、それが部下の「自分のためを思ってゆうてくれたはるんやな」という消化の仕方に繋がるはずである。

似たようなケースで、特に忙しくなると、部下が持ってきた資料に赤ペンで修正を入れ、そのまま机の上に「直しとけや」とメモを付けて置いてしまうことがあるが、これはあまり上手い方法ではなさそうだ。部下は、どういう理由で上司が修正したのかわからず、「ワシャただのパンチャーかい」とモチベーションダウンしてしまう。もちろん理由がわからなければ、次回も同じようなダメ提案を持ってくるだろう。いくら面倒でも最初は面着でキチンと理由を説明した上で、修正点を伝えることが必要である。

また、感情的になると間違った判断をしたまま部下に接してしまう可能性が急激に高まる。今回がまさにそうだったのだが、資料を見ていく内に、頭から湯気が出始め、そのままの勢いで部下に接した訳だが、多くの部下が「そうやないねんけど、このおっさんキレとるからようゆわんで」といった気持ちであっただろう。

いずれにせよ、久々にヘコんだ。リーダーとして部下の前では毅然とした態度は保ったものの、内心はちびまる子ちゃん並に「トホホォ・・・」である。まぁいい。私はどんなにヘコむようなことがあっても「むしろラッキーや」と思うことにしている。「リーダーとしての大事なことに気づけたやん。むしろラッキーや」、「ブログのネタができてよかったやん。むしろラッキーや」である。この休日をはさんで、多少部下たちも元気になって出社してくるだろう。来週からはスクールウォーズの先生なみの情熱で部下と接するつもりである。


万年筆ほすぃ熱高まる

2008-06-05 00:52:34 | 雑記
時々盛り上がる私の万年筆熱が高まっている。無性に欲しくなるのでこればかりはどうにも止められない。先のエントリにも書いたとおりモレスキンの手帳にはすっかり馴染み、いよいよ「書かれるモノ」から「書くモノ」へと物欲がレベルアップしたと言えよう。

これまでも何本か万年筆には手を出してきた。しかしながら、使い続けているものはない。最大の要因は、私が買うときと買った直後はモノを愛する割りに、しばらくすると愛着が薄れ、容易に紛失するためであるが、本当に良いと思ったものはそこそこ愛用し続けていることを考えると、やはりこれまでの万年筆に私の心を鷲掴みにするほどの魅力に十分でなかったことも理由の一つだ。

これまでの私の万年筆ヒストリーを考慮すると、私が万年筆に求める要件は以下のようなものである。

1.汁がしっかり出ること
・万年筆はモノを書くためのものである。その割に汁の出が悪いものが少なくなく、そうしたポンコツ万年筆はシャカシャカ書いている途中で汁が途切れてしまう。腹立ちまぎれにペンをシコシコ振っていると字を書くための量どころか、突然目覚めたように汁が先端よりほとばしる。それで洋服など汚そうものなら死刑なのである。よって、安定的に必要なだけ汁が出てくることは最低限の要件と言えよう。

2.汁の一回の充填量が十分であること
・万年筆の中には細い3~4センチくらいの換え汁カートリッジを使うものがあるが、まったくダメだ。特にペン先が太く汁使用量の多いものだとあっという間に汁が枯れ果て、紙の上でスキュースキューと乾いた音を立ててしまう。やはりインクボトル系でドクドク充填できるものが必要だ。

3.汁はコッテリ油性系であること
・本当に油性なのかどうかわからないが、汁質には天下一品よろしくコッテリ系とアッサリ系がある。どうも水性っぽいシャビシャビの汁は書いた内容までシャビシャビした印象で好みではない。

4.本体はシンプルであること
・万年筆には常にオッサンの印象がつきまとう。ましてや本体表面に金ピカの素材が使われていたり、ヘンな模様が付いていては加齢臭が払拭できない。できれば普通のペンの様でいて、ペン先だけが万年筆でした、といった雰囲気のものがベストである。

5.あんまり高価でないこと
・私はそれはもうペンをよく紛失する。その割に誰のものかわからないペンを知らないうちに手にしていることもあるのだが。いずれにせよ、かなりの確率で紛失するであろうことを考えると高すぎるものは危険だ。せめて1万円以下といったところだろう。

そんなこんなでインターネット上で物色してみると最近は意外とオッサン臭少なめの若者向けっぽいものが結構ある。ズバリ欲しくなったのは2点。1つ目は「ラミー社製 サファリ」。お値段が4,000円前後とお値打ちなのとスケルトンが良い。2つ目は「ペリカン デモンストレーター」。値段は1万円前後と決して安くはないがスケルトンが良い。「お前スケルトンが好きなだけちゃうんけ」という厳しい外野の声は気にせずいっちょサファリでいってみようかの。ところで、なんで万年筆がアマゾンのカテゴリで「エレクトロニクス」なん?

LAMY(ラミー) サファリ スケルトン万年筆 L12 [極細 EF]

LAMY

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Nintendo DS『FRONT MISSION 2089』レビュー

2008-06-04 00:37:34 | ゲーム
PS3『龍が如く 見参!』の猛烈お使いイベントに没頭していたせいで、すっかり他のゲームはほっぽらかしになっておりましたが、久々のレビューです。

スクエニの人気シリーズの本作、以前同シリーズをプレーして面白かった印象があったためDS版の最新作に手を出してみました。

本作の基本的な進行は、
①MISSIONを受ける
②ヴァンツァー(モビルスーツみたいなもの)のチューンナップ
③MISSION遂行、お金&パーツゲット
の繰り返しです。

③のMISSION遂行フェーズは、いわゆるシミュレーションゲームの金字塔である大戦略系のもので(ってわかる人がいるのか不明)、「移動して武器の範囲にいる敵に攻撃」ということをターン制で行います。

この戦闘シーンですが、ヴァンツァーには「胴体、右手、左手、足」のそれぞれのパーツに耐久度が設定されており、最終的に胴体の耐久度がなくなった時点で、そのヴァンツァーが破壊されることになっています。これが実に面倒臭く、なかなか敵を倒すことができません。そもそもの武器の攻撃力がそれほど高くないうえ、胴体に当たらなければ敵の撃破につながっていかないため、戦闘が長期化しがちです。またアクション性もないため、あまり戦略的にも複雑さはなく、戦闘シーンにおいて単調さを感じる人も多いのではないかと思います。

また②のチューンナップですが、自分の仲間全員のヴァンツァーに対して行わなければならないうえ、そのチューニング出来る項目がメチャ多いせいでこれまたすこぶる面倒です。胴体、右手、左手、右手武器、左手武器、CPU、持ち物…、どんだけセットアップに時間掛けなあかんねん。

全体的にはストーリーや世界観は良い雰囲気を持ったゲームですが、上記の繰り返しが私にとっては苦痛に感じられました。もしかするとガンダムのようなモビルスーツオタクの方にとっては、そのチクチク強くしていく感覚こそに意味があるのかもしれませんが…。

私は結局ラストまでプレーするモチベーションを保てず途中放棄。モビルスーツにそれほどの思い入れがない方や、最近の手取り足取り系ゲームに慣れてしまった方には少々辛いかもしれません。レビューポイントは「7」っちゅうことですかな。

フロントミッション 2089 ボーダー・オブ・マッドネス

スクウェア・エニックス

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麻雀戦績(2008年第12回)

2008-06-02 00:31:34 | 麻雀
「爺さん、そいつは通らねぇ」
俺は静かに手を倒した。
「ヒ、ヒィッ!もう勘弁してくれ」
ニッカボッカが叫ぶ。
「別に命まで取ろうってんじゃねぇんだ。Gさえ置いて行ってもらえばいいのさ」
俺は逃げるようにして帰って行った爺さんが置いて行った卓の上に散らばったGを数え終わると、おもむろに煙草に火を点け、鉄火場を後にした…。
クワッー、クワッ、クワッ!
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【成績】+18,000G(累計+49,500G)