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【働きながら公認会計士試験に合格できた秘訣3】

2013年04月26日 | 日記
名前:高橋 功

性別:男

会計士合格年度:短答式2009年12月、論文式2010年8月

勉強期間:1年半

私が公認会計士試験に合格したのは、社会人5年目の27歳の時でした。
私と同じように、働きながら会計士試験合格を目指している方もいらっしゃると思います。
実際に1回で合格できた体験を踏まえて『働きながら合格する秘訣』を書きましたので
同じような境遇の方に参考にして頂ければ幸いです。


今回は、働きながら合格を目指す人にとって最もネックとなる『時間』についてです。

是非、ご覧ください。


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目次

1.勉強時間を確保する

(1)「質」×「量」 = 「成果」

(2)残業の少ない仕事を選ぶ

(3)黄金時間を活用する

(4)歩いている時間こそ差をつけるチャンス

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1.勉強時間を確保する

(1) 「質」×「量」 = 「成果」

勉強の成果は、「質」×「量」の計算式で求められます。
どんなに中身の濃い勉強をしても、一定の勉強量を確保しなければだめですし、逆にどんなに長時間勉強しても、質が伴っていなければ成果は出ません。

働きながら会計士試験に合格するためにボトルネックとなるのは、「量」の部分です。

昼間は仕事をしているわけですから、ライバルである受験専念者や学生に比べると量的面で不利になります。

では、どうやってこの問題を解決すれば良いのでしょうか・・・?

(2)残業の少ない仕事を選ぶ

当たり前のことですが、残業の少ない仕事を選ぶことがまず重要です。

必ず合格しようと思うと、1日5時間の勉強は不可欠だと思います。

私は元々不動産会社の経理部で働いていましたが、残業が多く勉強時間が確保できませんでした。資格勉強についても上司からの風当りが強く、思うように勉強できませんでした。

そんな時に見つけたのが東京コンサルティンググループです。

東京コンサルティンググループでは、資格取得を目指す人のための派遣モデルがあります。

クライアントの経理部門で派遣契約で働くというものでした。

時間単価での契約となるので、月末と月初は多少の残業がありましたが、それ以外は大体18時台には退社できました。

そのため、平均すると1日5時間以上の勉強時間が確保できたのです。

残業があまりに多い場合は物理的に困難であると私は考えていますので、転職をする or 税理士やUSCPAへ切り替えるかをおすすめします。

(3)黄金時間を活用する

そうはいっても会社勤めをしていると、急に仕事の依頼は飛び込んできます。

そんな時は思うように勉強時間が確保できないものです。

ずるずると勉強ができない期間が続くと授業にもついていけず、モチベーションが低下し、さらに成績を落とすという悪循環に陥ります。

一度引き離されると、追いつくのはまず難しくなります。

失敗例で一番多いのがこのタイプです。

したがって、とにかくコンスタントに勉強する時間が必要になりますが、とにかくおすすめなのが、誰にも邪魔されない黄金時間(ゴールデンタイム)を活用することです。

私が思う黄金時間とは、出社前の朝の時間です。

私の勉強時代は、朝は5時台に起床して、7時過ぎから約1時間半勉強していました。
1年間に換算すると約500時間の勉強時間を確保することができます。

私は、この時間を黄金時間(ゴールデンタイム)と呼んで、大いに利用していました。


最初は起きるのがつらいのですが、習慣にしてしまえば苦にならず、むしろ成績があがっていくのでモチベーションがあがり、好循環を生んでくれます。

最近の自己啓発書を読んでいても、成功する人は必ずと言って良いほど、朝の大切さを語っています。

勉強はもちろんですが、その後の人生を考えても朝を上手く活用することが成功の秘訣と言えるかもしれません。


(4)歩いている時間こそ差をつけるチャンス

私の場合、片道1時間かけて通勤していました。

1年間に換算すると、往復2時間 × 365日 = 約700時間 です!

「あー今日も疲れたー」といって過ごすこともできますし、「音楽を聴きながらリラックスタイム」とすることもできますが、700時間というのはあまりにも大きな時間です。

みんなが気を抜いている時間こそが、差をつけるチャンスだと私は思っていました。

朝起きて家を出た瞬間に間違いミニノートを開いていましたし、会社のお昼休みも、会社が終わってビルを出る瞬間にはノートを開いていました。

働いている以上、まとまった時間をとることは週末以外は難しくなります。

一方でエビングハウスの忘却曲線によれば、人間はどんどん忘れていってしまいます。

ましてや6科目もの勉強を同時にするわけですから、コンスタントな勉強を欠かして合格はありえません。

そして、一見ハードルが高いようにも見えるこの作業ですが、私はまったく苦になりませんでした。


これは何故なのでしょうか?

努力が習慣に変わった瞬間に、人間は辛さを感じなくなると、私は思っています。

『新しい革靴は、3週間も履けば皮の一部になる』と言います。

最初は靴ずれをおこして痛かったのに、気づけば何の違和感も感じなくなる、これは習慣も一緒です。

最初は辛かったものも、習慣にしてしまえば何の苦痛も感じなくなるのです。

習慣を意識すること、これは最も大切なことの一つです。これはまた別の機会にお話ししたいと思います。


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