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くのじむ日記2月26日

2013年02月27日 | 日記
2月26日(火)

本日、くのじむ日記を担当します、檜山 美博です。昨日のニュースで、財務省がJTの保有株を売却し、その財源を東日本大震災の復興費に充てるそうです。東日本大震災からもうすぐ2年になりますが、私にはまるで昨日起こったことのように感じます。「光陰矢の如し」にあるように時間は無常にも過ぎてしまいます。ですので、皆さんが長期的な目標を定めるだけでなく、いつまでに何をやるのかしっかり決めて日々の業務に励んで下さい。宜しくお願いします。



【久野会長の話】



(久野会長)

嶋さんと仁井さんが赴任先から一時帰国し、セミナーを行いました。今後は、海外赴任者が年2回戻ってくる際に、必ずセミナーを開催するようにします。海外赴任者も4半期毎に1回、銀行と組んで営業ツールとして商品を顧客に提供できるようにしていきます。仮に人事セミナーができなければ長澤さんをインドネシアから呼んでも良いですし、今後メインとなる中国でも積極的にやっていこうと思っています。インドは4拠点それぞれでやっていけばよいです。国内ではまずは東京・名古屋・大阪の3拠点でできるようにします。インドネシア・カンボジア・フィリピンなども含めてセミナーを徹底させます。セミナーをする理由は、今後していかないと海外赴任者の営業力が一向に上がっていかないですし、その結果としてコンサルティングに繋がらないからです。これから我々はコンサルティングをしていかないといけません。今までの業務は進出前の市場調査や海外子会社設立などをやっていましたが、これらはあくまで手続き業務でいずれ値崩れが起こり、下がりきるまで下がってしまいます。今後は進出後のコンサルティングを徹底させます。今後一番の中心は中国事業です。当社は中国に遅れて進出しました。人事セミナー等で発信をしますが、インドでの人事のセミナーなどを中心に中国での切り口を作っていきたいです。次に賞与について、3月からの賞与を3月の決算書をもとに9月の中間に反映させます。そのための仕組みをシニア以上に企画させます。今までは私が考えていましたが、今後の事業承継の核となる部分ですので皆さんがどのような企画ができるかしっかりと見ていきます。難しいのは、自分の給与をあげてしまうと部下の給与が下がってしまうことです。次の予算では、3月の賞与が1,100万になりましたが、次の賞与は1,000万とし、どのように配分していくかが問題です。1人の人が1,000万円をすべてもらっても結構ですが、長期的に良くしていくためにはその根拠をしっかりとした形で皆さんに説明をしていかなくてはなりません。一般的に給与配分は、社員が先に決めて、その次が経営者、株主の順番ですが、当社の場合、株主が私一人です。スタッフに対して単価は自分で決められる状態がベストです。シニア以上の役職は既にスタッフを卒業しているとみなしています。アシスタントシニアは彼らが頑張った分を賞与という形で調整をしていきたいです。それが私の基本方針です。これまで、当社では基本給だけのアップで賞与がなかったのですが、これまで会社の内部留保を増やして安定的なキャッシュが貯められるようになったので分配できるようになりました。TCGの貯蓄額の3分の1が外貨建てのため、為替による変動もありますが、頑張った人にはそれだけの分を報酬という形で反映させます。給与分配は、次の経営者を目指す上でも避けては通ることができない問題ですので、シニア以上の方は積極的に自分の案として提出して下さい。国のバランスシートをチェックして感じたことですが、日本の国債について現在市中銀行が引き受けられなくなっています。約1,500兆円の個人資産が有りますが、これを国債に充てることがもう出来なくなっています。国債引き受けに関して、日銀の引き受けと海外で引き受けが急激に増え、国債全体に占める海外引き受けがこれまでの5%から9%に増えてきています。日銀引き受けで国債を増やしてしまうと、激しいインフレが起こってしまいます。今の日本では、ネットベースで33兆円位が国債の償還と相殺などに充てられています。今後日本円がかなり暴落し円安となる可能性が考えられます。今現在、日本の税収が50兆円もない中で10兆円が支払いに充てられています。金利1%という低い金利の中、国の税収は45兆円位です。100兆円という国全体の支出で考えれば、現在の国債の支払額は10%ですが、売上(税収)ベースで見ると20%が充てられています。税収ベースが本当の売上のため、海外の投資家は日本の金利がそんなに安い状態では誰も引き受けてくれません。海外の投資家に日本の国債を発行してもらうためには割引発行をせざるを得ず、その結果実質金利が上がってしまいます。これから本の執筆をしていくにあたって、国の状態を綿密に計算を行ってみました。日本もいよいよ危なくなってきたので、持っている資産の半分位を外貨建てにしないといけないと思っています。この会社を守るために日本円だけで保有するのは非常に危険です。現在、3分の1程度を海外での子会社に分配させていますが、今後更に増やします。今の日本は身動きが取れない状態です。今の状態を維持しようとすれば日銀引き受け位しか方法がありません。今国の予算総額が100兆円です。そのうち国債の金利分+ネット発行分で40兆円になります。社会保障関連費は一般的に国の予算の3割です。100兆円の総額の3割で30兆円です。支出で見ると3割ですが売上(税収)ベースでみると6割を超えています。年金と健康保険と介護保険で30兆円ですので既に収入(税収分)の60%が使われています。社会保障費は国力の向上といった前向きなための支出ではなく、高齢者や障害者などの社会的弱者への最後の保障であるため、この支出をいくら増やしても日本が強くなるわけではありません。国の防衛費もGDP総額の1%(5兆位)で、税収ベースの10%に当たります。我々は、国の支出額をチェックするときは税収ベースで見ていかなくてはいけません。防衛費と社会支出だけで税収の70%も占めています。国の財政支出も5兆円で防衛費と同額です。そうなると、日本が現実に国富を上げていくために使えるお金は実質5兆円位しか残っていません。これは、非常に危険な状態です。消費税の税収が今10兆円ですので、今後、消費税を現行の2倍の10%に引き上げた場合に20兆円の税収となります。今国の赤字がマイナス40兆円なので、この赤字を消すには社会保障をゼロにさせて、消費税を10%に引き上げることで綺麗になくなります。私の構想では消費税を10%にさせて社会保障をなくす、年金方式を積立方式にして、自分の払ったものを自分で還元させるシステムを作ることです。プライマリーバランスはアメリカでさえも今季達成することができました。日本だけが出来ていません。国の会計は今まではキャッシュベースで行ってきました。国債を発行する際、今まで国は、貸借対照表を作りませんでした。収支報告書もできていません。ですので、発生ベースのバランスシートとキャッシュベースの予算書を作り、連結決算で出せるような仕組みを作っていかないといけません。阿部内閣が行っているアベノミックスは、マネーサプライを増加させる政策ですが、最終的には日銀引受で切り抜けようとしています。差額40兆円を日銀が引き受けると何が起こるのかみなさんはご存知でしょうか。インフレが起こります。理論的には、4%のインフレ(1000兆円の借金のうちの40兆円)となります。それを抑えるために今までは1500兆円の個人資産を投資に回していましたが、それを続けてしまうと国債の崩落が起こってしまいます。結果として国には国債を買うだけのお金がなく、身動きが取れなくなっています。このような状況の中で国はどういう政策を取ることができるのでしょうか。





(愛敬さん)

ツイストオペを行って足元にあるキャッシュを吸い上げるしかなくなります。その場合、日銀のバランスシート上では短期証券を発行して長期的な資金調達を行います。銀行の預金が上がります。短期の国債が増えますが、長期的な資産が増えることになります。





(久野会長)

日銀の負債が増えている中で永遠にやり続けるには難しいです。私の構想としては、社会保障はゼロにし、年金は積立型にします。健康保険については民間を利用するようにします。その結果、保険料は高くはなってしまいますが、それは仕方がないことです。健康管理は個人でしっかりと行ってもらい、簡単なものについては病院に行かないようにすればよいのです。加入は任意のため加入しないこともできますが、その場合いざ病気になったときは10割を負担してもらいます。そうしないと40兆円の赤字を埋め合わせることができません。日本の収支を合わせていくためにはこれらは必須です。インフレの調整するのは非常に難しく、国としても有効な手段がなく、やりようがありません。





(嶋さん)

ハイパーインフレになった場合にはどう対応しますか。





(久野会長)

インフレは国民がすぐに気付きます。日本は海外からの輸入が多く自給率が低い上に、更にこの先インフレが進んでいくと国民全体の生活を圧迫します。給料が上がっていかない中で、このインフレが進んだときに日本人がそのことに気づきはじめて、国に対してインフレを抑えろとなります。国民が国に要求したとき、国に取るべき政策がなく、財政を均衡化させるしかなくなります。安部政権がいくら企業に労働者の給料を上げるようにお願いしたところで、今の日本企業は上げるだけの余力が残っていません。その場合、安部政権がインフレを抑えられなくなって崩壊するかもしれません。デフレは物価が安くなってくるので、そんなに問題ではありません。ですが、インフレは物価高となる一方で給料が上がらず、国民が生活するのに非常に苦しみます。安部さんが円を発行して、日銀も同調することが良いですが、継続することが出来ず、今のところアナウンスメント効果しかありません。円安に導くために貨幣供給量を増やそうとしていますが、本当にインフレが起こったときが非常に危険です。





(愛敬さん)

インフレ政策は国がターゲットを決めてしまうので2%を超えたときに逆転現象が起こってしまいます。そうなると国としては抑える手がなくなってしまうでしょう。





(久野会長)

30兆の福祉関連指標をゼロにして日本を原始社会に戻さなければいけません。このことは国のダウンサイジングを意味し、小さな政府を作らなければいけません。国も人口も減っていっている中で成長神話を作っていくことは不可能です。今後、日本が生き残っていくためには、収入は日本の国外から稼ぎ取るような形にしていかなければいけません。そのためにもアジアなど多くの国との関係を再構築していかないといけません。根本部分から立て直していく必要があります。賞与配分についてもシニア以上が各自の感覚に基づいて割り振りを決めて下さい。その際に他の人に対して説明責任を果たせるだけの仕組みをしっかりと作って下さい。プリンシパル作りについては、あるものを明文化して規程にすれば良いことです。その基となる原理原則を構築して下さい。短期的な部分と長期的な仕組み作りを構築して下さい。給与配分は経営の胆の部分に当たるためしっかりと決められない人は次の経営者として失格です。







【でき若ディスカッション】第4章第5節「どんどんモチベーションが上がる仕組みとは?」 P.117~





(英語の先生)

先週モチベーションについてお話をしました。今日のポイントは行動に移すことです。自分自身を高め、組織を活性化させるためにあさけんの場を通してしっかりと学んで、ここから立ち上がって下さい。あさけんはお互いをトレーニングしていくためにあります。チャンスをしっかりと皆さんが掴み取っていくことが重要なことです。そして一番必要なことは、与えられたチャンスをしっかりと使うことにフォーカスしていくことです。皆さんがあさけんの場で何を言うのかによって、あなた達自身の将来の発展に繋がります。マネージャーの方針をただ批判するだけでなく、どうすればもっと良くなるのか自分自身の意見を述べて、上司をフォローしていくような発言もしていかなくてはなりません。本日のトピックについて何かコメントのある方はいますか。





(久野会長)

アメリカではプロテスタンティズムで成功しました。彼らは自分達の信念に基づいて行動しました。どうすればプロになれるのか。我々は必死に働かければなりません。アメリカのプロテスタント達は仕事を神様が与えてくれた使命として一生懸命に働きました。そして、貯蓄することを天命とみなしました。彼らは、神の思し召しのもとに一緒に行動しました。我々はもちろんプロテスタンティズムではありませんが、天命をどのようにして知るかが重要です。皆さんは天命というものを信じておりませんが、まだプロではないのでどうすればプロになれるのか必至に考えて下さい。





(英語の先生)

皆さんが起業家精神をもって野心的に行動していかないといけません。





(久野会長)

我々が野心だけで動けば、利己主義に陥ってしまいます。多くのお金を得れば裕福となることもできますが、しっかりとした基準を持たないと、それは単なる自己満足で終わってしまいます。我々が野心と哲学を持って働けば、天国に行くことができるし、社会で成功することもできます。私はこれが決してすべてだと思っていません。今後とも沢山のチャンスを作っていきたいです。皆さんもその分だけ一生懸命に働けば、その結果は後で必ずついてきます。本当のプロフェッショナルは利己主義から他人を重視する考え方に目的意識を変えていかなければなりません。





(英語の先生)

アメリカのロックフェラーやカーネギー、JPモルガンなどの起業家精神は非常に感銘します。彼らは№1になることを目指し、№1の製品を作ることを使命として多くの革命を起こしました。





(久野会長)

彼らは非常に多くのことに気付き、努力します。だから、多くのお客様から大変喜ばれます。





(マイケルさん)

モチベーションを高く保つことは重要です。私はTCGで多くのことについて学んでいます。業務を行う上ではポジティブなマインドを保ち、お客様のニーズを引き出せるように、メールを送るときなどにも気を配っています。





(久野会長)

モチベーションを高く保つためにもお客様のニーズを掴むことが必要です。そして、私達はお客様の次に繋がる商品を作っていかなくてはなりません。成功しないことも多々ありますが、何事も続けていくことが大切です。続けるための動機付けをしっかりと考え、身につけることがプロフェッショナルとして、行動することで非常に重要なことです。なので、我々は常に努力し続けないといけません。





(英語の先生)

皆さんはプロのコンサルタントとして闘い続けなければなりません。そのためにも皆さんがTCGのミッションを信じてもっと大きく成長していかなくてはなりません。これがきっかけとなって良いスパイラルへと繋がります。





(堀さん)

クライアントに良いフィードバックをもらうためにマイケルさんはどう取り組んでいますか。





(マイケルさん)

とても重要な質問です。お客様の要求にできるだけマッチしたものを提供することです。顧客の要求に素早く反応することも必要です。





(久野会長)

TCGを今後より大きくしていく上で、多くの顧客と契約を取っていかなくてはなりません。





(高橋(功)さん)

モチベーションについてお話します。モチベーションの上げ方が2つあります。1つがプロフェッショナリズムで、もう一つが習慣を変えることです。モチベーションを上げるのは非常に難しいです。ですが習慣を変えてみることで、これまでと違った発見ができます。私がCPAを受けたときはモチベーションの維持が非常に難しかったです。仕事を終えた後、私はカフェに行ってよく勉強しました。それが私の仕事後の習慣であり規律でした。我々は良い習慣を身につけていかないといけません。モチベーションも同様で良いものを持っていないとそれが行動に繋がっていきません。良い目標を達成するためにも良い習慣を身につけていかないといけないと思います。





(英語の先生)

これから新しく入ってくる人にどのように伝えていきますか。





(高橋(功)さん)

多くの経験と知識を身につけ、難しいことにもチャレンジしてほしいです。





(増田さん)

高橋(功)さんが仰るように行動を変えていくことは重要です。インドネシアに赴任している長澤さんなども含めてですが、彼らは日々の習慣を変えていきました。何人かのスタッフがなぜ彼らが変えることができたのかと首をかしげていました。ですが、私の目からみて、彼らは状況を変えたのではなく、頭の考え方、モチベーションの保ち方を変えていきました。モチベーションは内的な問題です。彼らは一生懸命いつも勉強していました。なぜ、彼等がモチベーションを維持できたのでしょうか。まず第一に彼らはモチベーションを維持するために、モチベーションを管理しました。その努力が実って、ある時には彼等は良い人と出会うことが出来ました。彼らと一緒に勉強し続けることで、プロへの道に繋がりました。高橋(功)さんは一生懸命勉強することで、シニアなどのポジションを勝ち取りました。嶋さんも赴任前には英語が話せなかったのが、1年半から2年ベトナム赴任を経験したことで良いビジネスマンとして成長し、国際事業部になくてはならない人材にまで育ちました。





(嶋さん)

モチベーションをキープするためにはゴールを設定し、イメージし、自分は必ず成功すると信じることです。増田さんもインドに行く前は英語が決して上手くありませんでした。ですが、半年間のインド赴任を経験したことで今ではしっかりと英語を話すことができています。増田さんは以前よりも着実に進歩しています。





(東さん)

行動することと長期的なビジョンを持つことは難しいことです。税務や会計知識などを身につけていくことも難しいですが、私もカンボジア赴任を経験して、長い間同じことをしているのは難しいと感じました。同じ仕事をやっていくためには高いモチベーションが必要です。だからこそ我々は、新たな動きをしないといけません。増田さんと嶋さんは海外で実績を作ることで非常に高いモチベーションをキープできました。





(中村(綾)さん)

どのように習慣を変えていくのでしょうか。私はネガティブな考えや話し方などを自分の中にしまい込み、心も持ち方を変えていくことだと思います。もし、ネガティブな心があったなら、行動を変えて、他人に良い話をするように心がける。そうすることで次の結果に繋がると思います。





(久野会長)

人間の能力は生まれた時からそんなに変わりません。ですが、習慣は我々自身によって自由に変えることができます。成功できる人は習慣を変えていくことができます。何が良い習慣で良い行動かをしっかりと考えることができます。我々は良い習慣を持ち続けていかなければいけません。それが次のステップに繋がります。





(マイケルさん)

もっと我々自身を磨いていかないといけません。





(久野会長)

仕事が終わった後に自宅に帰ってテレビを見るのは非常に意味がありません。我々が毎日将来のためになる良い行動をしてそれを成功するまで続けることが成功への道に繋がります。勉強し続けることは最初は非常につらいことです。しかし勉強し続けることで今まで知らなかった知識にも出会うことができます。そうなってくると勉強することが逆に楽しくなってきます。





(受講生:山下さん)

私は受講生です。高いモチベーションを持つためには良い習慣を持っている人と話すことです。良いものを盗んで、これまでの自分の持っていたものを捨て去ることです。良い習慣を持っている人が近くにいるのでこれをキープするのは非常に簡単です。





(久野会長)

確かに良い習慣を持っている人は、周りの人に対しても非常に良い影響を与えています。





(中村(賢)さん)

モチベーションの高め方について、私は常にモチベーションを保つことを考えています。今日の新しい仕事をし、明日明後日と続けていくことで最終的にはプロになれると思います。





(マイケルさん)

どうやって高いモチベーションをキープしますか。





(中村(賢)さん)

人事部では多くの新しい受講生を指導しています。まだ理解できていないところも多いですが、私にとって多くの仕事は良い学びの機会となります。ですので成長していきたいです。





(関口さん)

私は国際事業部で、特にインド事業を中心に行っています。日々多くの問題に直面し、時々私はTCGを辞めて、これらの多くの問題から離れたいと思うこともあります。しかし、私はモチベーションをキープし、TCG全体がクライアントに良いサービスを提供しないといけません。我々はインド事業で、プロフェッショナル精神を多くの顧客に発揮しないといけません。昨日の夜、久野会長は今年を国際事業のスタート年だと仰っていました。だから私もしっかりと準備しないといけません。来年に向けてより多くの顧客を獲得し、良い結果に繋げたいです。





(増田さん)

私は関口さんが日々どれだけ長く業務をやっているかを知っています。3年前に何人かが関口さんで本当に大丈夫なのかと首を傾げていました。関口さんは責任感が強いですが、それ以外のものがないということでした。しかし、私はそうは思いませんでした。重要なことは彼がお客様やTCGに対して強い責任感を持っていたことでした。中には責任感はそんなに必要ではないと言う人もいます。ですが、持っている責任感は年月が経ちミッションをこなしていくにつれて、その人自身を変えていきます。関口さんもその一人です。だから、現在彼は、積極的に手を上げて海外にも喜んで赴任します。みんなは関口さんはこんなにも変わったと驚いています。だから皆さんもミッションをしっかりと持って下さい。





(嶋さん)

なぜあなたは海外赴任を決意したのですか。





(関口さん)

私もこの会社に入って7・8年になります。この会社に在籍して、私はいくつかの国で多くのトラブルを見てきました。それらの問題に対して東京オフィスでは、お客様に提供出来るサポートも間接的なものに過ぎません。だからこそ、私は海外に行き、お客様に直接的なサポートがしたいと思いました。





(稲葉さん)

あなたのミッションは何ですか。





(関口さん)

私はタイに3・4ヶ月赴任します。アジアではいくつかの潜在的な国があります。これらの国では状況が決して良いものではありません。そんな中でもTCGの良いスキームを作っていきたいです。私には十分な会計知識を持っているわけではありませんが、アジアなどの多くの国に行き、多くのクライアントに対してTCGのプロのサービスを提供したいです。なぜなら、海外に進出している多くのお客様がTCGを選んでくれたからです。だからこそ、我々はお客様の期待に応え、質の高いサービスを提供すべきです。柳澤さんもタイで非常に頑張っています。彼女もタイのビジネスを軌道に乗せるべく、高い独立心を持って業務に当たっています。私のミッションは彼女が独り立ちできるために必要なことをしっかりと教えることです。





(英語の先生)

小さな習慣でも行動を積み重ねていくことが大切です。それがきっかけとなって今後の大きな成功につながります。みなさん希望をもって良い一日を過ごして下さい。




くのじむ日記2月19日

2013年02月20日 | 日記
2月19日(火)

本日、くのじむ日記を担当します、檜山 美博です。「仕事」=「作業」+「改善」の言葉にあるように我々も「昨日」よりも「今日」、「今日」よりも「明日」と改善していかなくてはなりません。そのためにも皆さんがしっかりとした意見を持ち、積極的に手を上げてあさけんを盛り上げていきましょう。宜しくお願いします。



【でき若ディスカッション】第4章第2節「過去の成功体験が組織風土を作る」 P.110~





(英語の先生)

本日のテーマである改善について私はTCGでそのことを初めて学びました。皆さんの力でTCGの伝統を作って下さい。このあさけんのでき若ディスカッションの場を通して皆さんの改善提案を発表して下さい。みなさんは今「改善」についてどんな取り組みを行っていますか。





(関口さん)

私はビジネスメールのトレーニングをしています。私は部下に対して本を読みながらスクリプトの学習をさせています。私は来月タイに赴任します。赴任するにあたって私はタイに赴任しているスタッフとのコミュニケーションをしています。クライアントと話をする上ではもっと論理的な話をしていかないといけません。あさけんのディスカッションは英語を勉強するには良い機会ですが、もっと文法や語彙をもっと学んでいかないといけません。それが私の改善の課題です。





(河原さん)

非常に良い意見だと思います。最近私は国際事業に関わりe-mailを見る機会を得ました。国際事業部のメールを確認して多くの間違いを発見しました。このままでは、顧客に誤解を与えかねないので関口さんの方でもっと指導していただくようにお願いします。





(斎藤(清)さん)

私の以前の上司は長澤さんでした。彼はインドネシアに行って、私が日本の社会保険労務士法人を取りまとめ、その後佐伯さんが入ってきました。その佐伯さんも来月インドに赴任する予定です。TCGでは短い時間に多くの人が変わってしまいます。佐伯さんに代わって安藤さんが大阪から入ってきました。引継ぎをすることは非常に難しいです。だから私は誰が変わってもどんな業務でも行えるようになる仕組みを作らないといけません。東京社会保険労務士法人の業務はとても複雑です。私が現在持っているすべての仕事をマネジメントしていかないといけません。引継ぎも含めて抱えている仕事をすべて時間内でやりくりしていかなくてはなりません。私はいつもそのことを考えています。それが私の改善であり、いつも実践しています。





(増田さん)

あなたの現在の状況は非常に理解できます。東税でも片瀬さんが来月メキシコにいきます。これは東京税理士法人にとっては非常に大きな損失です。しかし、TCGという組織の最初のロイヤリティでもあります。片瀬さんにとっては非常に大きなチャンスです。私の仕事はチャンスを作り部下に与えていくことです。彼をメキシコに赴任させ新たな組織を作ってもらわなければなりません。東税でも人が変わっても普通に業務が回るような仕組みつくりをしていかなくてはなりません。斎藤(清)さんも今大変忙しくはなっているかと思います。ですが、長澤さんや関口さんなどもみんな同じ経験をしています。だから、斎藤(清)さんも今後更なるステップアップを目指してください。そしてどんな困難にも打ち勝つための仕組み作りをして下さい。安藤さんをうまくマネージメントしてこの状況をリカバーして下さい。これは斎藤(清)さんにとっても非常に良い経験になります。





(斎藤(清)さん)

業務スキルとマネージメント能力をより一層発展させるためのチャンスですので頑張ります。





(野田さん)

私も仕事をする上では改善が必要だと思っています。なぜなら改善ができなければ現状維持となってしまうからです。改善は人によっては受け入れにくいこともあるかもしれませんが新しい事に挑戦することも必要だと思っています。





(英語の先生)

確かに我々が日々変化をすることは非常に重要なことです。





(代田さん)

私の日々の改善は本で書いてあることだけではなく仕事で実践することです。私は「カンブリア宮殿」を見てマネージメントマインドを学びました。マネージャーは多くの人に価値を与えて社会に大きな影響を及ぼしています。私ももっと社会に影響を与えていくようにしないといけません。





(佐藤(薫)さん)

私は東京税理士法人に従事していますが、仕事は作業プラス改善です。日々の業務フローを改善するために何ができるのかをしっかりと考えていかなくてはなりません。





(英語の先生)

考えることも大切ですが、実際の行動に落とし込むことが非常に重要です。





(佐々木さん)

改善における意識の変化についてお話します。最近、機会費用について勉強しています。企業のファクトリーマネージャーたちは商品を作るに当たってどれだけの機会費用がかかるのかを学んでいます。

その理由は会社の将来がかかっているからです。例えば商品A・Bがあったときにその商品にどれだけの原価がかかっているのかをしっかりと計算していかなくてはなりません。今後新しい仕事を作るためにも今後とも機会原価について考え続けます。





(今井さん)

今日のトピックについてE-MAILで会長と話すチャンスがありました。よく会長から怒られますが、理由はプロジェクトの共有が出来ていなかったからです。私は何時までに業務を終わらせるかを意識しています。





(河原さん)

組織風土についてお話します。最近私はシェリル・サンバーグCOOのハーバード大学での講演を聴きました。彼女は未来を予測する一番良い方法はそれを作ることであり、何かを作るということはフェイスブックの企業風土を表しています。我々TCGの企業風土は企業理念に現れています。企業理念は社会貢献なのでそれを24時間意識すべきです。高野さんは企業風土についてどう考えていますか。





(受講生:高野さん)

組織風土は個人の色の平均的な感じになると思います。





(渡邉(康)さん)

私の改善は日々の業務についてです。私の業務は資格の案内と月報のチェックです。私は以前多くのミスをしました。例えば、私は日々の業務に加えてTCGスタッフとのコミュニケーションを積極的にしていかなくてはならないのですが、十分にできていません。今後、私はTCGスタッフの質を高めるべくキャリアアップを図っていきたいです。





(鶴岡さん)

まず最初に私は皆さんに謝らないといけません。昨日私はGL選挙の所信表明の件名を浦野さんのメールをそのままコピーしてしまいました。原因は私自身にあります。私の弱点として多くのミスをしてしまうことです。まだ危機感が足りません。私は今営業電話リーダーをやっています。1日20件のアポを取ることを目標として設定していますが達成できていません。危機感を感じています。私の危機感の欠如が営業電話チーム全体に繋がってしまいます。どうか皆さんアドバイスをください。





(吉澤さん)

私はあなたの日々の業務に感動しています。一つだけ伺いたいことがあります。ダブル・チェックはしたのですか。





(鶴岡さん)

まったくしませんでした。致命的なミスです。





(片瀬さん)

私は改善について「小さな改善」、「中位の改善」、「大きな改善」があると思っています。私は日常業務のPDCをしています。チェックすることは次の計画を立てる上での改善に繋がりますがそれは「小さな改善」に過ぎません。中位の改善と大きな改善をしないといけません。私が考える「ミドルの改善」とは、上司のPDCサイクルと摺り合わせることです。私が考えているPDCサイクルは上司が考えている「Do」の部分にすぎません。ですので、私は上司のPDCと私のPDCサイクルを比較しています。そうすることで自分の考えを上司の考えと一致させるようにしています。「大きな改善」とは、TCGの組織全体のPDCサイクルと一致させることです。そこまで考えることができたときに「大きな改善」に繋がります。





(稲葉さん)

片瀬さんの意見に同意します。お客様は早くサービスを提供してくれることを我々に要求しています。

片瀬さんの改善プランはクライアントの意見と非常に会っています。会社の改善のスピードとお客様が要求するスピードを合わせるためにもシニアスタッフ、マネージャーなどを含めてTCG全体で改善を考えていかなくてはなりません。





(渡邊(敬)さん)

片瀬さんにはいつも人事部の改善についてアドバイスをいただいています。その意味で片瀬さんの影響力は東京税理士法人だけではなくなっています。増田さんと片瀬さんとでは改善についての考え方が違っているように思いますが、どうお考えでしょうか。





(片瀬さん)

基本的な改善の考え方は増田さんと同じです。私は組織を作りたいです。私は自分自身の改善がTCGの未来のビジョンと繋がるように一歩づつ上を目指します。





(渡邊(敬)さん)

片瀬さんは組織を作っていますが、増田さんは会社のガバナンスを作ろうとしています。そのために両者のアプローチの仕方が違ってきているのではないかと思います。





(片瀬さん)

増田さんは私の頭脳です。彼の「Do」の部分を私がしています。





(安藤さん)

今の私には多くの仕事とドキュメントがあります。私が改善しなければならないことは時間内に文書を作り上げることです。ですので、素早さをつけたいです。





(浦野さん)

もし我々が言われたことだけをやっているとブルーカラーと同じになります。我々はホワイトカラーの人間ですので仕事をただ行うのではなく日々の改善を考えないといけません。





(山(政)さん)

浦野さんの意見に同意します。私はホワイトカラーですので自分の力で仕事を作っていかなくてはなりません。





(浦野さん)

我々は将来マネージャーにならないといけません。





(福島さん)

私の改善したことはクライアント先に質問が多いと言われたので過去の資料を探して自分のデータを作りました。その結果として質問が減りました。





(受講生:早崎さん)

多くの人は自分ができると思っているみたいです。ですが、実際は、それをすることができません。なので、私は、改善は成長するための有効な方法だと思っています。





(河原さん)

改善と変化の違いは何ですか。





(受講生:早崎さん)

改善はマネージメントを通して日々の問題を解決していくことで、変化とは改善の結果です。





(河原さん)

良い結果を導く変化が改善です。変化には良いものと悪いものがあります。





(山崎(政)さん)

変化は「a」が「b」になることですが改善は「a」+「α」です。





(泉對さん)

私は今ゴールを設定できていないため楽な道を選んでいこうとしがちです。ですので、私は、自分のスキルを上げようとするのではなく、人のためにならなければいけません。そのためにも少し考えを変えて自発的にもう一度自分の目標設定を考えてみようと思っています。


くのじむ日記2月14日

2013年02月15日 | 日記
2月14日(木)
本日、くのじむ日記を担当します、加藤 陽一です。2月の中旬になりましたが、朝晩の気温の変化が大きいのでインフルエンザやノロウイルスが流行っています。高いモチベーションを保ちながら、目標に向かって頑張っていきましょう。



【3分間スピーチ】


(受講生:渡辺(貴)さん)
本日のテーマは『でき若』にある「人生は成功するか成功しないかの2つだけ」についてスピーチします。みなさんのうち100人いたら100人は、成功したいと答えると思います。しかし、実際に成功するか成功しないかの割合は、2対8です。それほどに成功する事は難しいからです。人よりお金を稼ぐことや地位や名誉を得ることは難しいです。目標の達成が私の成功です。しかし、『でき若』にある自分探しの旅の定義に疑問をもっています。ある有名なアーティストがいます。その人は引きこもりの生活から自分探しの旅に出ました。その後、社会的に成功しました。私の結論は、成功することが難しいことに対して、それに人生にやりがいを感じることが大切だということです。長期的、中期的、短期的な成功がありますので、それらを認識することが大切です。


(増田さん)
100人いれば100人成功したいと考えていること、それは正しいと思います。7か月ぶりに東税の顧問先で経営を考えると100人いれば100人答えるのではなくて、100人答えない場合もあります。必ずしも正解や見方が1つではありません。例えば、成功した人の本をみると家庭や生活が乱れている人もいます。100人のうちに1人ぐらいは成功する必要がないと思っている人も中にはいるでしょう。つまり、『でき若』で述べている自分探しの旅の定義をそのように思わない人もいます。いろんなオプションがあります。その中で自分がふさわしいと思うものを選択していく事が大切です。それを表裏一体で考えて、思う人や思わない人を対極に考えていく事が大切です。組織を自分で動かしていくと考え方が変わってきます。その機会が早く来る人は、チームリーダーを任されることが多いです。ただ、闇雲に業務を行うだけでは経験しかつきません。それでは、リーダーシップをとることが難しいです。


(浦野さん)
すこし、スピーチが不慣れだったと思いますが、一般的には「そうですね」「同意します」といった話があったので聞きやすかったです。しかし、そのスピーチでは、新鮮さが足りないので、一般的な意見だけではなく、自分の意見を加えるべきだと思いました。しかし、聞きやすかったところを考慮すると全体的にはよかったと思います。


(野田(昴)さん)
成功体験として自分の成功体験を挙げてもらいたかったです。そのような体験はありますか。


(受講生:渡邉(貴)さん)
自分探しの旅はありませんが自分自身、目的をもって行動をしていました。入社するまでの間に海外に行く予定です。そこで自分探しの旅をしてきます。



【でき若ディスカッション】 第3章 第11節【「タイムマネジメント」ってなぜ必要なの?】P.98


(佐伯さん)
会社や社会、同僚に貢献することの大切さを認識しています。最近ではプランニング、ファイリング、コンサルティングを行い、クライアント対応をしています。そして、クライアントに多くの質問をすることがあります。私のプランニングについて述べます。スキルと意思が大切ですが、その基盤になっているものは健康です。健康が害されるとモチベーションも落ちていきます。2週間前に風邪を引いて、私のプロジェクトは中断してしまいました。そのために健康を基盤にしないとスキルや意思はアップしないと思います。


(銀田さん)
その状況ではあなたの健康が悪くなるとモチベーションが下がるということです。自分をサポートする哲学はどのようなものなのですか。


(佐伯さん)
私は、将来独立します。また、訓練します。そのために顧客に対して責任がありますので最善を尽くします。


(佐藤(薫)さん)
私はタイのリーダーの本である「リトルオブタイ」を読みました。私は、勉強を継続します。


(受講生:染谷さん)
私は、考えを変える必要があります。タイムマネジメントに関してでは、今以上に迅速にタイムマネジメントを行います。


(浦野さん)
研修を終えてからどのように自分を変えていくのですか。


(受講生:染谷さん)
訓練を行ってからタイムマネジメントを改善します。


(代田さん)
『でき若』にある行動プランについて述べます。まず、強く認識します。そして、次の行動をします。次の行動プランを認識する上でクリエイティブの時間に利用することもあります。TCGのスタッフは今の状況を変え、改善させた後に大きな変化が起こります。


(板垣さん)
セールスとマーケティングで質の違いはどういったところにあるのかを考察します。マーケティングは上流を指します。他方でセールスは下流を指します。管理部門はとても重要であると考えます。
上流のマーケティングで管理部門と融合させることで、下流で質の良いセールスを提供できると考えています。そのために管理部門での役割は非常に重要です。


(河原さん)
その相互関係でどのようにマネジメントスキルをアップさせるのですか。


(板垣さん)
マーケティングは顧客を掴む必要があります。日々の営業スキルのトレーニングに加えて、何が顧客にとって必要かを考えなければいけません。さらに下流であるセールスを上流のマーケティングにフィ-ドバックをする必要があります。


(銀田さん)
『でき若』では、2つの長期の目標があります。我々が長期的なビジョンをもって、この会社でビジョンを共有します。中国ビジネス、出版ビジネスの長期的な戦略をTCGの多くの社員は、会長のビジョンを、長期的なビジョンとして認識しています。他方で、皆さんは会社でシニアや会長のビジョンを共有しているとは必ずしもいえません。また、ビジョンが浸透していないです。必ずしもそれがビジョンとなっていません。でき若には、長期的な視点をもっていないと社員が不安になります。それを解決させるために社員に伝えようしていますが、それを実現させる方法を教えてください。


(池田さん)
私はまだこの会社の哲学を理解していません。会社のコストパフォーマンスを意識します。そして、私の未来のビジョンを成し遂げます。また、TCGの社員と問題を考えて、それを共有しようと考えています。しかし、全員の方と会話をするわけではありませんので、必ずしも哲学を共有できるとは限りません。


(稲葉さん)
心理学者の人の短期的な発想について述べます。短期的な人の行動は、楽しみや危機感が本質です。そのため、会社のビジョンも楽しみと危機感が本質である気がします。長期的な本能といった発想は大切かもしれません。


(受講生:渡辺(貴)さん)
マーケティングとセールスに関しては、その両者を比較することが大切と考えます。


(板垣さん)
マーケティング部門とセールス部門を合わせて述べています。その違いは明確に何ですか。マーケティングはアクションであり、セールスは明確に分割することではありません。マーケティングは市場をキャッチすることです。最初に消費者の日常性、次に消費者の感情をキャッチすることが重要です。


(長坂さん)
長期的なビジョンは、目的を視覚的に持つことです。つまり、改善が組織にとってシステムを変化させる刺激になります。まず、私達の設定する目標を確立することです。次にその目標を改善することによって、それを組織に落としこみます。


(小俣さん)
長期的な目標とそのゴールを教えてください。


(長坂さん)
長期的な目標は会計士の試験に合格することです。そして、そのゴールは、会社の一員として業務をスムーズに行うことです。その結果、会社に貢献でき、社会に貢献できます。


(檜山さん)
本日のトピックに関して、私は個人のビジョンと会社のビジョンのマッチングをしていくことが重要だと感じました。会社にも理念があります。例えば、多くの人を育てたい。弊社の経理・税務・人事・労務などのサービスを多くの人に知ってもらいたいです。また、より多くのサービスを提供したいです。それを具体化したものが事業計画です。同じように個人にも人生理念というものがあります。これは、将来どんな人間になりたいかです。TCGでは、春夏秋冬モデルで具体化されます。私は、個人と企業の長期的なビジョンが一致していれば、その途中の段階でタイムラグが生じても、ぶれることはないと思います。


(マイケルさん)
あなたの戦略は何ですか。


(檜山さん)
私は、独立することです。私の計画では10年後に独立します。そして、10年後に外国に行きます。外国に10年間いたら200国ぐらいの国をまわれる気がします。そこで、コンサルティングができたらいいと考えています。


(英語の先生)
あなたは海外でどんなポジションになりたいのですか。


(檜山さん)
現在は、強いマインドがありませんが、タックスコンサルサントやジェネラルコンサルタントになりたいです。外国にいくことになったら個人でクライアントの要求に答え、税務や会計の経験をたくさん積んでいきたいです。


(岩瀬さん)
なぜ、あなたは、外国で働きたいのですか。


(檜山さん)
三上さんの講演を聞いたことで刺激を受けました。彼女は、現在、外資系の会社で中国人のスタッフと働いています。彼女は英語がすごく上手です。さらに海外の会社は、アジアの国を含めて50年後は、海外で働くことが一般的になってくると考えているからです。



【ドラッカー名言集】71・72・73


(久野会長)
私は、15年前に独立開業をしました。多くの職場の仲間は、今でも努力していると思います。彼らは、法人の合併や独立開業をしています。もっとも重要なことは、業務の必要性や業務のあり方です。例えば、もしも10人社員を採用すると10人分の時間が生まれます。時間は制限されています。現実に生産性だけでなく効率性も上がります。また、スタッフは必ずしも有能であるとは限りません。つまり、人の時間は24時間しかありませんが、10人いればその時間はさらにアップします。国際事業も皆さんの力がないと成功しませんでした。そのために皆さんは他人の時間を活用するべきです。当社は、多くのスタッフがいます。有能なスタッフの場合は、自分の時間が私的なために自分の目的と思うと自分の時間しか有りません。そのため、必然的に目標設定を社会的なものに持っていけば、時間は有効に活用できると思います。時間の活用では、3年以上は国際事業に時間をかけました。もしも国際事業に集中しなかったならば、、多くの国の設立や管理で成功するのは難しかったでしょう。「ペンキを広く塗ると薄くなる」という西洋の諺があります。つまり、ペンキを広く塗ることですべてが駄目になる、集中させないと駄目になるという意味です。一方、堀さんは両方をやるべきといっています。しかし、優秀な経営者は、集中戦略を取っていました。その戦略の基本は1つであることが多様性であると思います。戦略が多いことが多様性とは思いません。昔であれば、農民が上様に進言したら、打ち首ということになっていました。それはルール違反ということです。


(今(一)さん)
我々には規律が必要であってその規律を重要視させることが大切です。


(関口さん)
今後、会社が大きくなっていくにつれて普通の会社になっていくことが重要であると一面ではもっています。


(久野会長)
統制は自由裁量です。そのベースはその行為が常識が否かです。そのために、それは型破りが常識になりますと元には戻れなくなります。それを危惧しています。


(関口さん)
皆さんはプロフェッショナルになる人の集まりなので、倫理的なところは必要になると考えます。


(久野会長)
そのために自己原理原則が非常に大切です。インドでもそれを重要視しています。


(板垣さん)
組織にいる以上、ルールは重要であると考えます。


(白石(貴)さん)
どういうタイプかはわかりませんし、特に意見はありませんが、会社の決定に対して口を挟むことは本来の自分のポジションではやるべきではないです。改めて会社が発展していくために、その常識的な部分はもっと明確にするべきであると考えます。


(久野会長)
自分の信条を優先するのならば、他の会社でやることが会社のルールです。皆さんの自由は、この会社を選択する自由とこの会社を辞める自由があります。自分の自由を選択するのであれば、会社に入る自由と辞める自由の両方を持っています。しかし、会社に入っている以上はその義務を認識しないといけません。本来、自由は有りません。それが嫌ならば、それを自分で実現させて、自分で行えばいいということです。


(稲葉さん)
処分や降格は、その人によくなって欲しいという側面もあります。


(久野会長)
会社としてそれは良いのか悪いかを判断することが大切です。その人を擁護すると組織が将来的に何でもOKになってしまいます。それが問題です。基本的なルールが分からなくなるからです。今回の件でも、企業文化を構築する上で非常に重要です。


(長坂さん)
会長が退任される場合は、マネージャーが組織を引っ張っていくということですか。


(久野会長)
シニアや小林さんがやらなければなりません。討論においても堀さんが一方的に発信していて、小林さんは沈黙していました。私がどうするかは問題ではありません。私は事業部長として、会社を調整しようとしています。本来シニアが行うべきところを私に行わせたところが問題です。私に賛同しない人は自分で独立してくださいということです。私にも多くの欠陥がありますが、皆さんの方がもっと上手くやれるのならば、独立して自分でやってくださいということです。そのために会社のルールを逸脱する行為は許しません。社員を過度に信用してないからです。会社に所属している以上
この会社のルールに従ってくださいということです。


(小俣さん)
この会社は意見が言いやすいとか自由だと言われます。しかし、越えてはいけないこと、言ってはいけないことがあります。それはTCGだからということではなく、社会の常識です。自由の意味をはき違えないでいただきたいと思います。


(久野会長)
企業文化を考えるとこれは非常に問題です。

くのじむ日記2月12日

2013年02月13日 | 日記
2月12日(火)
本日、くのじむ日記を担当します、白石 貴裕です。まだまだ寒い季節が続きますが、皆様体調管理にはくれぐれもお気をつけください。



【でき若ディスカッション】第3章 第9項「「悪い結果」には必ず「悪い原因」がある」P.91~95


(英語の先生)
今回の章で大事な事とは一体何なのでしょうか。皆で考えてみましょう。もしくはクライアントに出ていた経験を持ち、今回のトピックについて業務上の経験に照らしてスピーチする方はいらっしゃいますか。


(河原さん)
状況に応じて戦略・マネジメント方法の変更は必要だと思います。時にそれが「朝令暮改」になったとしてもです。しかしどれだけ戦略やマネジメント方法を変えたとしても会社の哲学だけは変えてはいけないと思います。どんな苦しい状況になっても、会社の哲学を貫いて進んでいけば会社は存続、繁栄していけると思います。


(檜山さん)
本日のトピックについてお話します。今日のトピックは営業電話にも応用できると思います。営業電話では成果はアポ数となります。次に「量」の部分は、お客様への架電件数、社長や責任者への繋がり具合などとなります。次に「質」についてですが、個人部分では、お客様とのセールストークです。
次に組織では、お客様に提供できる商品、例えば人事・労務サポートや組織構築支援などです。外的要因として考えられるものは「顧問がいる」「人数が少ない」「パソコンの故障」などの断り文句です。私が思うに、どのようにして外的要因を内的要因に変えていくかが重要だと思います。先日とある講演で、日本の有名なジャーナリストである田原総一朗氏が非常に面白い話をしていました。どの企業に属する時も初めは雑用ばかりでつまらないものです。しかし、だからといってその仕事を投げ出してしまってはいけません。なぜなら、それはどこの会社でも同じだからです。我慢できない人は転職のサイクルを繰り返し、挙句の果てには人生そのものが面白くなくなってしまいます。もし、仕事が面白くないのであれば面白くさせて、それを人に教えてあげるべきです。他人に価値のあるものが提供できたとき、上司はその人を評価し、チャンスが与えられます。私は、まさにその通りだと思いました。営業電話も人によってはつまらなく感じるかもしれませんが、考え方1つで面白くさせることができます。ですので今の業務から逃げずに真剣に取り組みます。


(中村(賢)さん)
私は今以上に英語を勉強したいと思っています。私は英語があまり得意ではあまりません。しかし私には先生がいます。それは河原さんです。私は河原さんと毎朝マクドナルドで英語の勉強をしています。皆さんも一緒に勉強してみませんか。


(河原さん)
彼はとても熱心な生徒です。TOEICのスコアもきっと伸びるでしょう。これからも継続的に勉学に励んでいきましょう。


(千代田さん)
私は営業電話でアポを取った際の資料作成においてミスが多いです。その結果、私は皆からの信用をなくしています。営業のアポの獲得に夢中になっているため、他の業務がおろそかになっています。正確性とスピードをバランスよく50対50の割合でバランスよくやっていきたいと思います。また、もう1つの意思決定に対して、本当によかったのかと自己否定することが重要という事についてもお話したいと思います。私は中途半端な事や優柔不断な事が嫌いなため、一度決めた事は最後まで貫く性格です。しかし、作業を進めるにつれ別の方法が効率がよかったと気付くと途端に私は自信を失くしてしまい、迷います。営業電話に関してもアポが取れず断られ続けると自分のやり方は果たして正しいのだろうかと自信をなくしてしまいます。最近私は割り切って遠回りする方法を実践しています。あえて自分としてはこの方法は間違っていると思うやり方を実践するのです。実際間違ったら次はその方法をやらなければいいだけです。このように消去法で実践しています。私は自己否定とは消去法のような気がします。



【久野会長のお話】


(久野会長)
国際事業の方向性が見えてきたので、今後、皆が人財のコンサルができるように話します。今までのTCFのコンサルは設立を中心に行ってきましたが、今後は国際のコンサルをやれるようにしていきたいと思います。その中で決め事は、派遣は業務の引継ぎマニュアルを完全に作ること。そして、それを2月末までを以って検証を行いたいと思います。国際でも毎月報告書を出していますが、今後は分析結果と改善も提案していきたいと思っています。派遣事業は派遣に出て会計業務を学ぶという意味合いもありますが、今後は業務改善などのコンサルをお客様にも意識付けしていきたいと思っています。また営業担当がプレゼンを行うのでそこが、お客様に対するコンサルだと位置付け、最終的な責任は営業担当が持つことにします。


(河原さん)
マニュアルは中小企業ではあまり見かけませんが、大きい企業だと大体どこにいってもあり、人が変わって経験がない人でも業務に対応できるようになっています。なので、マニュアルを作成するというよりも、マニュアルの不足分を補ったり、業務に付加すべき価値は何かを提案してもいいと思います。


(小林(祐)さん)
どんなに優れたマニュアルであっても、すぐに陳腐化してしまいます。


(久野会長)
例えば定例会などで、改善事項を発表していくのもいいと思います。基本的には、営業担当が本当のコンサルタントとしてやっていきたいと思っています。営業担当が単価12,000円、スタッフが4,000円~6,000円の単価を目指して欲しいと思っています。国際も最低単価は12,000円で行っています。
石川さんや近藤さんが4,000円~6,000円の単価で業務を行っていますが、それは改善しないといけません。今、石川さんや近藤さんが行っている業務をスタッフレベルの人がやってもらう必要があります。一番学ばなければいけないのは営業担当です。


(愛敬さん)
基本的にトライアンドエラーで、こちらが自己中心的にやり過ぎてしまうと顧客との間に温度差が生じてしまう可能性があります。なので、派遣先で提案可能な状況を作り出す為に、出ている派遣先のスタッフの意識から変えていかなければいけません。何が先方にとって望ましいのか、何を望んでいるのかを発見し、それを顧客と共有することが最初のステップだと思います。何を提案するにしてもそれぞれにカスタマイズしないとすごく不合理になると思います。


(久野会長)
顧客が望んでいる事は国際なのか、監査なのか色々提案していきたいと思います。そうでないとただの派遣と変わりありません。本当の意味でお客様の利益に繋がることをやっていきたいと思います。


(コールさん)
実際にこれはどうやって運用されるのでしょうか。


(久野会長)
経理の仕事は属人化しやすいので、担当者がいなくなると不都合が生じるケースが多々見受けられます。しかしマニュアルを作るという事は業務を属人化させないことにつながります。そうすればある程度経験を積んだ人は経験のない人に業務を引き継ぐ事が出来ます。マニュアルを作成して、他の人に業務を移管し横展開を図っていきたいと思っています。


(野田(昂)さん)
現状の課題は単価が2,500円でも面接の前段階で断られることです。なので今、派遣に出ている人たちが他のスタッフの為に土台を築くということは非常に理解できます。


(久野会長)
派遣会社の競合だったら、経験者で単価2,100円、未経験者は1,800円くらいが相場です。だから当社が今まで2,500円で未経験者を出してこれたのは、会社として顧客から何らかの評価をいただけているからだと思います。基本的に営業担当は全員コンサルタント事業部です。営業担当はアシスタントシニア以上の役職になります。そこの責任者を増田さんと東さんにお願いします。このプロジェクトに関しては今後さらに、進めていきたいと思います。国際事業をやっている人も今後、派遣の担当を少し持ってコンサルの仕組みを学ぶのもいいかもしれません。




くのじむ日記2月7日

2013年02月08日 | 日記
2月7日(木)
本日、くのじむ日記を担当します、受講生:黒田 宗克です。あさけんでの発言が多い方や少ない方それぞれいますが、事前に準備を行い、積極的にディスカッションに参加しましょう。



【3分間スピーチ】


(受講生:坂井田さん)
5W1Hの重要性について日常生活に落とし込むとどうなるか説明します。バレンタインデーを例にスピーチしたいと思います。バレンタインデーに、女性からチョコレートをもらえなかったとします。なぜチョコレートをもらえなかったのか原因を追究することで自分の問題に置き換えることができるようになります。チョコレートを貰えなかった原因は何でしょうか。友達が少ない、または彼女がいないからです。なぜ友達が少ない、または彼女がいないのでしょう。出会いの場に参加していないからです。なぜ出会いの場に参加していないのでしょう。内気で人見知りをする性格だからです。内気で人見知りをする性格は何が原因でしょうか。自分自身に自信が無いからです。つまりチョコレートを貰えなかった原因は自信が無かったという自分自身の問題として捉える事が出来るようになるのです。そこでこの「なぜ」を繰り返すことで「自分に自信が無い」という性格を克服するためにはどんなことに取り組まなければならないのか。自身の課題を浮き彫りにする事ができます。そしてその課題を克服した時に得られる結果をイメージする事も可能になります。・目標を定める・認知力を高めるさらに課題を達成した時には「自分自身の自信につながる」といった結論をイメージできるようになります。


(中村(賢)さん)
スピーチが聞きやすくよかったです。坂井田さんが5W1Hに当てはめて研修を通じて取り組んでいることはありますか。


(受講生:坂井田さん)
積極性が足りていないので自分から進んで研修に参加するようにしています。翌日に積み残しがあるといけないのでその日のうちに解決するようにしています。


(中村(賢)さん)
誇れることはありますか。


(受講生:坂井田さん)
自分のやりたいことに対して信念と将来の目標が決まっています。


(中村(賢)さん)
自慢できることがあればそれが自信に繋がるのでそれを是非見つけて欲しいと思います。


(小林(祐)さん)
話の内容は分かりやすかったのですが、ビジネスの場にふさわしい具体例を挙げて欲しかったです。研修期間中の問題点を具体例にしてみた方がよかったと思います。例えば研修期間中改善するとすれば何かありますか。


(受講生:坂井田さん)
弥生会計・ワード・エクセルを使う時に使えるパソコンに限りが有るので出社時刻を早めること・他の研修生と情報を共有していくことですが今後も改善していきたいと思います。


(小林(祐)さん)
スケジュールや情報を上手く共有できる体制を整えるように取り組んでいくことがよいと思います。


(堀さん)
今話をするべきことなのかを判断した上で話をすすめて欲しいと思います。若いコンサルタントは良いサービスを提供しているつもりでも相手に上手く伝わらず独りよがりなサービスになることが多いからです。クライアントの立場に立って何を求められているのか的確に把握した上でいい結果が出せるようにして下さい。



【でき若ディスカッション】 第3章 第7項「マインドイノベーションが必要な人は誰か?」P.86~


(佐藤(薫)さん)
心と技について話します。私は、心は「何をするべきか」技は「どのようにするべきか」だと考えます。心と技を高めるにはお互いが競い合うことでお互いを高めあうことができるのではないでしょうか。


(堀さん)
私は2つの仕事に携わっています。私は、クライアント先で魅力的な人がいたのでその人と友人になりたいと考えています。自分から番号を聞いたのですが、何をすれば良いか決まっていません。アドバイスをお願いします。


(増田さん)
なぜその人と友人になりたいと思ったのですか。


(堀さん)
仕事でもプライベートでも魅力的な人だったからです。


(野田(智)さん)
今日の話題にもあるように無知の知を知ることが必要だと思いました。仕事でも他人の責任を押し付けてしまいそうな時もありますが、本当に自分自身に責任がないか常に責任感をもつことが必要だと思います。


(山本(三)さん)
英語を話せる能力が必要だと思います。自分はもっと積極的に英語の時間を楽しめるようになるために意識改革が必要だと思います。


(増田さん)
片瀬さんと同じポジションになった時あなたはどうしますか。


(山本(三)さん)
片瀬さんを超えられる様に頑張りたいです。


(増田さん)
すばらしいことです。英語のスピーチにも積極的に取り組んでいます。それは、あくまでも第一歩に過ぎません。これからも頑張ってください。


(吉澤さん)
意識改革には長期的なものと「ヴィジョンを明確にすること」「何故私達が成功できるのか。」ボトルネックで考えられる様になればより成長することができるようになります。クライアントとのアポイントメントや良い結果を得ることができなかったかを考えなければなりません。それを考えた上でボトルネックの問題を考える必要があると思います。私は、昨日よりも良い結果が得られるように、PDCサイクルを活用しています。


(河原さん)
なぜ、アポイントメントが得られないと思いますか。


(吉澤さん)
理由はいくつかありますが、最大の理由は、スピーチの方法・質が低いので上手くクライアントに伝わらないことです。そのため話し方をもっと変えなければいけません。


(関口さん)
いつも同じ人が英語のスピーチで手を挙げています。これを変えなければいけないと思います。特に新しく入社された方は国際事業に携わりたいと言っていますが、何故そのように思っている方が手を挙げないのか理解できません。これは大きな問題です。いつでもスピーチを準備しておく必要があると思いますが、皆さんどう思われますか。


(小林(祐)さん)
皆が未来のビジョンを達成するために、1人1人スペシャリストになる必要があると思います。高いリーダーシップ・コミュニケーションスキルを身に着けることが重要です。プロのコンサルタントにはどのポジションであっても、強いリーダシップやコミュニケーションスキルが求められます。積極的な人から、私は程遠いです。以前クライアント先に行ったときに、彼らには強いリーダーシップがありました。それは、この会社だけでなく、全ての会社において必須です。成長している会社は、会社レベルで高い意識を持っています。たとえ担当者でも積極的に意識改革を行い、自らの行動に責任を持とうとしています。我々も、自分自身で責任を持ち、将来のために、ポテンシャルクライアントのために、コンサルティングを受けることで、会社がどのような方向に向かっているのか、担当者レベルでも、積極的に考えていくことが重要だと思います。


(金内さん)
このあさけんは皆さんにとって権利・義務どちらでしょうか。モチベーションの低い人は、何故手を挙げなければならないのか、参加しないといけないのか、発言しないといけないか、理由は多々あります。給料を貰っているので参加しなければいけないと思います。スピーチすることは自分自身が成長していくために必要です。だから参加して下さい。


(浦野さん)
ある会社は、ミスばかりする従業員をマネージャーに昇進させました。それは、その従業員がミスを恐れず積極的に取り組み続けたからです。失敗は人を成長させると思います。失敗を恐れずに、手を挙げ続けることで自らを成長させることが可能です。リスクを恐れない人はとても強い人間だと思います。


(長坂さん)
いつも思っていることですが、自分は変わる必要があります。しかし、変われていないと感じています。理由は、疲れてしまっていて何も手につかないからです。猛虎特訓で「成長するぞ」と叫んでいるので、叫んだことを実行しなければなりません。


(近藤さん)
トヨタ・サントリー・ファーストリテイリングの代表は、彼らなりの哲学を持っています。トヨタは、改善策を「なぜ」を繰り返すことで見出しています。そして、企業文化を育んでいます。私達は、会社の歴史、企業文化、社会的役割を知る必要があります。また他の会社のこれらの成功体験を知ることで、この会社の企業文化などをより高く成長させることができます。


(代田さん)
多くミスをしてしまうので変わりたいです。その上で大きな人になりたいです。自分は今決めましたが攻めて攻めて皆の前でも発言していきます。


(中道さん)
昨日営業勉強会で、デモンストレーションで話したことと同じことが起きています。私が昨日アドバイスしたことは覚えていますか。十分な時間が無かったということですか。


(代田さん)
忙しくてできませんでした。許容範囲を超えてしまいました。


(小林(祐)さん)
そのようなことをお客様の前で言えますか。何故、そのような話をあさけんでスピーチしたのですか。


(代田さん)
話をすべきでなかったと今気付きました。


(小林(祐)さん)
代田さんは新しく入社されたばかりなので以後気をつけて欲しいです。英語のスピーチや営業に行くためにもっと勉強してください。そしてプロフェッショナルになって下さい。



くのじむ日記2月6日

2013年02月07日 | 日記
2月6日(水)
本日、くのじむ日記を担当します、営業電話チームの千代田 幸弘です。本日雪が降っていますので
歩く際には気をつけましょう。また、気温の変化が激しいので体調管理も気をつけて下さい。



【3分間スピーチ】


(受講生:鈴木さん)
今回、原因と分析とリーダーシップについてスピーチさせていただきます。悪い原因を発見した場合に対応できるリーダーシップが求められると「できる若者は3年で辞める!」には書いてありました。トヨタ5W1Hにありますように、原因は見つけることは難しいですが、解決は簡単だと書いてありました。本当に簡単なのでしょうか。高水準の物事は解決するのは難しいと思います。駅伝において、外国人ランナーに日本人ランナーは勝てません。比較はできますが、それを解決できる内的要因にするのは難しいと思います。体、技の要因で、能力の高い人を取り込むことで解決できると思います。私の一番伝えたいことは、自戒をすると書いてありましたが、それだけではなく個人レベルで解決するのは難しいと思います。リーダーにはない能力のある人と協力して解決するべきだと私は思います。


(中村(賢)さん)
リーダーシップの内的、外的要因についてだったのですが、組織でリーダーシップを発揮するためには何が必要だと思いますか。


(受講生:鈴木さん)
自分の原因を見直すことです。そして自分の持っていない能力の人を集めて自分の足りない所を補います。そして自分が皆をリードするのです。


(中村(賢)さん)
鈴木さんは今後どうなりたいのですか。


(受講生:鈴木さん)
私は会計の勉強をしています。ですが特定の分野の知識がありません。これから会社を経営するにあたり、自分が持っていない能力を持つ人と協力して個人ではできなかったことをしていきたいです。


(中村(賢)さん)
鈴木さんのできることは何でしょうか。


(受講生:鈴木さん)
私はこれから、ビジネスマナー、営業講習等でこれらを自分の能力にすることができればと思います。


(池田さん)
リーダーシップの能力が必要とする上で、人をまとめるのに重要だと思う事は何でしょうか。


(受講生:鈴木さん)
経営理念を共有することだと思います。


(池田さん)
具体的にはどうするのですか。


(受講生:鈴木さん)
まずは声に出すことです。自分から発信する事です。


(小林(祐)さん)
内的要因だけでは捉えられない部分もあります。肉体的な部分の違いや、会社や業界の部分があると思います。そこを出来ない理由にするのではなく、それを我々は強みでやっております。自分だけの問題と、できないと考えるよりは強みを磨くべきです。組織としての強みを引き出していくのです。それは我々でもできます。個人でも一緒です。皆さん自身の専門分野があります。出来ない人は考えるより自分の専門分野を活かすべきです。世の中に受け入れられる人になればいいと思います。


(受講生:鈴木さん)
内的要因に流し込むのは可能です。解決可能なのか不可能なのかはあると思いますが、そうなればモチベーションの問題になってしまうと思います。解決できない要因を掘り込みすぎてモチベーションが下がるのではないかと思います。


(小林(祐)さん)
個人ができないことでも、久野会長ができることはあります。各個人の業務レベルに合わせて割り振れば可能だと思います。できないことを個人として考えるのではなく、誰ができるかを考えます。また、もう少しわかりやすく話した方がいいと思います。


(堀さん)
鈴木さんの話は正論だと思います。内容はその通りです。私が思ったのが、鈴木さんには言葉で人を動かす力が足りないという事です。人を動かすための情熱、人の心を動かす改善が必要だと思います。
それについてはどうお考えですか。


(受講生:鈴木さん)
その改善については今スピーチをしている最中に感じていました。


(堀さん)
メモを見ながらのスピーチは誰も心を動かされません。次回はメモを見ずに行ってみて下さい。



【でき若ディスカッション】 第3章 第6項「そもそも「真の問題」って何?」P.83~


(河原さん)
日々の業務の中で、真の問題を見つけていくためにはミーティングの意義を明確にしなくてはなりません。営業電話チームは毎朝、毎晩ビジネスミーティングをしております。朝、リーダーが明確な数字目標を指示し、夕方の反省会で目標が達成できなかった場合、徹底的に分析し合います。それが翌日の改善に役立ちます。この良いPDCサイクルで、新しいリーダーの元、我々は協力し合ってます。


(白石(貴)さん)
この章を読み終えたとき、大学時代のアルバイトの事が頭をよぎりました。アルバイトで初めに学んだ事は「言い訳」をしないことでした。言い訳をすると決まって先輩から「言い訳しない!」といわれたものです。言い訳をして何かのせいにする、諦めたりするという事も時には心の養生という意味においては、大事なものです。しかし、言い訳ばかりしていると自分の人生が窮屈でとてもつまらないものとなってしまうと思います。なぜなら、人のせいにしてばかりで自分は何もしていないため、結局何も変化がなく、成長もないのです。100対0で考える必要はありません。時には60対40や50対50で考えてみるのも1つの手だと私は思います。そうすれば、今回失敗したのは別の原因かもしれませんが、自分がもっと最善を尽くせなかっただろうかと前向きな思考が生まれてくると思います。


(岩城さん)
今日の鈴木さんのスピーチについてお話しします。駅伝の日本のランナーは肉体的に潜在力を秘めています。しかし、ビジネスにおいては1回の試合ではありません。駅伝は1回の試合です。私達は長期的な目標を持っています。私達はスキルを日々高めています。私達はスキルを高めることを目標としています。


(佐々木さん)
毎日why、why、whyを考える人は正直いないと思います。考えていてもそれは形だけになって意味がないように感じます。私は今を変わりたいという気持ちが持つ事の方が大切だと思います。why、why、whyは手段でもっと大事なのは変えたいという気持ちだと思います。


(浦野さん)
whyを考え続けることはマネージャーになることと同じです。なぜならWhyを考え続けることで、ただのオペレーションで終わることなく、仕事の概要、本質を考えることが出来るからです。


(池田さん)
この章では、他人の問題を自分の問題として考えるべきだと言っていると思います。そして、これらの問題を解決するには、他のメンバーを変え、導かなければいけません。そのためにも、私にはリーダーシップと、コミュニケーションスキルを身に付けたいと思いました。


(高橋(俊)さん)
今日のトピックで大事な事はWhyが5回ということです。6回以上だとP-D-Cサイクルのスピードが落ちて効果が下がります。4回以下だとC-Pの効果が弱まり、成長のスピードが落ちます。だから5回がちょうどいいと思います。


(受講生:渡辺(貴)さん)
トヨタは原因を特定するために5W1Hのメカニズムを創りました。私の意見は5W5Hです。なぜなら最初のWhyは最初の問題を引き起こすからです。つぎに2度目のWhyはもう一度問題を引き起こします。同じように、5度目のWhyは合計で5個の問題を引き起こします。5個の問題を解決するために、5個の解決策を必要とします。5個の問題は5W5Hで解決することができるため必要です。


(金内さん)
今日のトピックにあります、トヨタ方式にて、Whyを繰り返して本質的な原因をつきとめることは非常に重要です。特に問題が起きた時だけではなく、成功した時、物事が上手くいっている時も、Whyを繰り返し、本質を突き止めるのが重要になります。現在、内部監査室では、クライアントに提出した見積の分析を行っています。発注した場合と受注した場合の両方においてWhy分析を行っています。また、このトヨタ方式が有効に機能しますのはこの本質的な原因をPDCサイクルにあてはめることです。checkした結果をPlanに生かすことが重要です。1点補足しますとPDCサイクルについても、注意すべき点があります。それはしっかりと「サイクル」を回すということです。サイクルを回すとはcheckからPlan、PlanからDoで終わるのではなく、その結果をもとに常に、半永久的に行い続けるということです。私のイメージでは、1月目のPlan、Do、Checkよりも、結果から出された改善が含まれていることから、2月目のP-D-Cはより良いものになっているはずで、成熟度を立体の縦軸とした場合、上にあがりサイクルしていきます。いわば上昇のスパイラルとなっています。



【久野会長のお話】


(久野会長)
3つの社会の弱者についてお話しします。1つ目は老人、2つ目は身体障害者、その他の理由で働く事ができない生活保護受給者、3つ目はアルバイトや積極的に就職しようとしなかった者です。企業はこういった弱者を減らす努力をしなくてはなりません。経営者は短期的な利益のみを追求して長期的に物事を見ません。政府は長期的な政策をもって社会的弱者を減らす努力をしなくてはなりません。私はサッチャーの新自由主義を支持します。これらは選択の自由を欠いたノーベル賞受賞者フリードマンの思想を根拠としています。アメリカのレーガン大統領も同じ思想です。サッチャーは強いリーダーシップを発揮し、イギリスを立て直しました。もしサッチャーがいなければ今のイギリスはありません。今の日本にサッチャーのような政治家が必要です。しかし今のところ現れていません。自民党、民主党、社民党にはいません。共産党はよくわかりません。新しい政党を作り、制度を変える必要があります。日本にはレーガンやサッチャーが必要です。とくにサッチャーが重要です。サッチャーの過去にやってきたことを研究するべきです。

くのじむ日記2月5日

2013年02月06日 | 日記
2月5日(火)

本日、くのじむ日記を担当します、檜山 美博です。仕事は『作業+改善』と定義されると言われます。

毎日改善できるように日々の業務に責任感を持って望みましょう。宜しくお願いします。



【3分間スピーチ】





(白石(貴)さん)

本日お話しをするテーマは「人間は同じ過ちを繰り返す」ということです。私は、今まで恵比寿にあるIT系の外資系会社に1年間出向していました。Account Payable(買掛金、経費精算)部門に属していて、具体的な業務は、基幹システム移管のサポート及びバックアップ、スタッフの営業の交通費の精算、モジュール、買掛金と請求書のチェック、月中にはマーケティングデータの分析などを行っていました。私が良くやっていたミスは、書類に印鑑を押し忘れるというものでした。組織規模が大きな会社では意思決定に参画していることをはっきりとさせるために印鑑が求められます。当初は印鑑がなくても問題はないと思っていました。ですが、同じミスを何度も繰り返すうちに何で同じミスを繰り返すのかを考えるようになりました。その理由は2つあって、1つは自分のミスを大きく捉えていなかったこと、もう1つは1度やったことが自分の脳回路にインプットされてしまうためです。これを直すためには、自分の神経回路を再構築させて、「印鑑は必ず押さなければならない」ということをインプットさせなければなりません。人間は、問題で躓いたときに同じことを繰り返す動物です。1度作ってしまったものを再構築して行動に落とし込まなければなりません。今までと違った行動を取ることを自分自身がしっかりと認識することで改善に繋がっていきます。唯一自分自身で検証できるものが自分自身の行動です。本日言いたかったことは、我々はミスを克服する力を持っているということです。同じ過ちを2度と繰り返さないことで多くの人に胸を張って報告をすることができます。





(稲葉さん)

スピーチで気になったことがあります。結局、印鑑を押さないというミスは改善できましたか。





(白石(貴)さん)

ミスはなくなりました。ミスの主な原因は、書類が提出ぎりぎりになって焦ってしまい、見直さずに提出したことです。ですのでどんなにチェックができていると思っていても隅から隅までチェックするように徹底しました。





(稲葉さん)

そのクライアントに対して行った白石(貴)さんの付加価値は何ですか。





(白石(貴)さん)

クライアントから喜ばれたこととして、自分が作った資料を正確かつ早いスピードで提出したことが挙げられます。





(稲葉さん)

白石(貴)さん自身が出向先で提供しようと描いていたものは提供できましたか。





(白石(貴)さん)

100点の価値は提供することが出来ませんでしたが、お客様の業務が円滑になるといった次元までのものは提供することができました。





(稲葉さん)

今後出向する場合に100点につなげるためにしなければならない課題は何ですか。





(白石(貴)さん)

先方が何を望んでいるのか事前に察知し、それ以上のパフォーマンスをすることです。





(堀さん)

白石(貴)さんがクライアント先に出向するに当たって専門家として家でどんな努力をしてきたのですか。出向者の多くが派遣社員として与えられた仕事だけをやっています。プロの専門家としての違いをこの場で発表して下さい。





(白石(貴)さん)

私が当初イメージしたのは、出向先が外資系だったので、英語でわからなかった言葉をメモで取っていました。自宅のパソコンのインターネットで英語を日本語に訳して相手の言葉の意図を探りました。また、上司から言われたことをやるのではアルバイトと変わらないので、仕事に付加価値をつけるためにどうすれば早く効率的にやれるのか計画を立てました。その結果としてエクセルやマクロ関数などを家で調べてシステムの改善に繋がりました。





(堀さん)

白石(貴)さんの出向先では現在後任の人が出向していますが、半年後になってみると前任者の残したマニュアルを全く使っていないことが多いです。使っていないということはそのマニュアルの価値が全くないことと同じなのでしっかりと検証して下さい。







【でき若ディスカッション】第3章 第5項「経営会議・営業会議で「真の問題」が抽出されているか」 P.80~





(英語の先生)

本日のトピックはTCGのビジネス会議と同じで、我々はTCGの今後の真の成功のために積極的にチャレンジしていかなくてはなりません。あさけんでも是非意見を発信して下さい。そして、昨日の立川さんのスピーチであったように周りがしっかりとフィードバックして、オープンなディスカッションをして下さい。そうすることで個々人に新たな気付きが得られ今後の自立にもつながります。皆さんで議論し、真の問題を特定し、その問題を克服するためにチャレンジ精神を持って闘っていきましょう。本日のトピックについて意見のある方は是非発表して下さい。





(竹内さん)

私自身の「真の問題」についてお話しします。私は会計の本を読んでいて会計規則のトレーニングをしています。書くことの難しさを感じています。その原因は会計知識の不足と話の全体的な流れが掴めていないことがあります。ですので、デッドラインを設けて、外的要因には余り時間をかけずに内的要因について全力で取り組みます。真の問題は文章を十分に編集することができていないことです。

そのため3分間スピーチのように何が一番言いたいかを意識したいです。





(マイケルさん)

あなたはどのようにして問題を見つけ出し、克服しますか。





(竹内さん)

まだ乗り越えられていませんのでひたすら努力します。





(英語の先生)

次回のスピーチの発表の時には問題にどう取り組んでいるかを具体的な形で発表して下さい。





(増田さん)

昨日、私は久野会長や稲葉さん、小林祐介さんと一緒に横浜事務所に行きました。横浜事務所は7年前に立ち上げました。新しいオフィスがとても綺麗で華やかに見えた事です。なので、今横浜で働いている人たちのモチベーションは高いです。野田さんにお伺いしたいのですが、今横浜事務所には何名が所属していますか。





(野田さん)

正確な数は把握できていません。





(増田さん)

およそ13~14人いると言っていました。名古屋事務所では李さんが1人で営業活動をやっています。名古屋にはトヨタ自動車や豊川電気工業があり、横浜では日産自動車のグループ会社が多いです。私が思うに横浜事務所は営業マンの数が3人いて、名古屋では李さんがトヨタ関連の会社の仕事を取ってきていますので、横浜営業所でも今後もっと取れるでしょう。インドにいるスタッフとも連絡を取りながら、日産自動車のグループ会社に積極的にアプローチをかけてシェアを獲得していこうと考えています。横浜エリアでは国際ビジネスで競合がいません。多くの会計事務所がありますが、そんなに強くはありません。なのでこれはビジネス獲得のチャンスです。東京では、TCGと同じ規模の会社や大きな規模の税理士事務所などもあり、国際税務案件で競合していてとても強いです。それに比べれば横浜エリアでは競合が圧倒的に少ないです。横浜には東さんを中心に国際経験の豊富な人がいるのでマンパワーを集中して戦略的に顧客を取っていきます。PDCサイクルをしっかりとたてて、東さんが行動する、そして1ヶ月2ヶ月後にその結果を検証して利益を上げる仕組み作りをして、次の計画につなげます。このサイクルが非常に重要です。業績不振により横浜事業所が閉鎖されることのないようにするためにもこのサイクルは必要です。





(マイケルさん)

横浜事業所のモチベーションは今高くなっているのですか。





(増田さん)

確かに今は高いのですが、あくまでも一時的なもので1ヶ月が経過すると除々に下がっていきます。今モチベーションが最高の状態なので、是非新たなクライアントを獲得し、更なるモチベーションのアップに繋げたいです。事務所の移転はあくまで1つのきっかけに過ぎません。今、我々は国際案件などでクライアント様から多くのお問い合わせを受けています。その業務をしっかりとこなしつつ、新たな仕事を獲得した後で素早い決断を下し、お客様に満足していただけるサービスを提供してTCGを更に大きくしていかなければなりません。来月には片岡さんや片瀬さんがメキシコに赴任します。今後他のTCGのメンバーに海外赴任のチャンスを広げられるように事業を軌道に乗せてください。





(稲葉さん)

私は増田さんの意見に賛成です。お伺いしたいことがあるのですが、増田さんはセミナーなどを定期的に開催することで横浜営業所の業績アップに繋がるとお思いですか。





(増田さん)

はい。セミナーを開催することで我々は潜在的な顧客を獲得できます。お客様1人1人にしっかりと語りかけます。どのようにしてそのようなお客様のもとに伺うのか。それはセミナーの後、参加されたクライアントに対して営業電話を架けてしっかりとアポに繋げていくことが大切です。大体、20件位電話を架ければ必ず1件のアポが取れます。なので、1日に10件のアポを取って200~300位営業活動に回ります。しかし、横浜営業所では営業メンバーが東京と比べて少ないため回れるのは大体60位です。営業電話を架けれる人が2人ないしは3人位しかいません。そのため上手く回っていません。ですのでセミナーをやることには意義があります。セミナーに参加したお客様がTCGが国際税務や労務などもやっていることをはじめて知ることとなり、TCGのブランディングの向上に繋がります。これは、営業訪問する時にもクライアントにセミナーをアピールすることも重要です。





(稲葉さん)

インターネットを通して外資系企業にアピールすることでもっと多くの売上が取れるのではないでしょうか。





(増田さん)

試してみる価値はあると思います。東京本社からインドのバンガロールに出向した日本人スタッフが

そのエリアを中心に架電しアポを取っていきました。それからムンバイとチェンナイと営業範囲を広げていきました。更に東京本社や名古屋事務所と連携を取っていくことで新しい顧客の発掘にも繋がりました。クライアントは良い事業提案と海外での最新の情報を求めています。日々の営業電話を通してTCGの価値を発信していきます。インターネットを通して、四国や九州のお客様にもアピールしてアポが取れるようになってくると非常にビジネスの幅が広がって面白いと思います。また、横浜営業所の架電人数が少ないので、東京にいるスタッフが横浜エリアに架電しアポを取る、またその逆もありだと思います。マンパワーが必ずしも十分ではないからこそ、営業所の枠を超えて協力しあうことが必要です。





(片瀬さん)

営業活動で気がかりなのはほんの少しの人しか売上を上げられていないことです。東さんがその中の1人ですが、TCGではスペシャリストになれる人が少ないです。TCGの事業モデルは日本にある会社の海外進出を積極的にサポートしていくことです。例えば、田附さんが今ミャンマーに赴任していますが、彼もスペシャリストではありません。営業マンはクライアントが抱える様々な分野の問題に精通していなければならず、ゼネラリストでないと務まりません。





(増田さん)

海外の子会社では赴任した日本人スタッフが自分のエリアを責任を持って管理します。ですが、日本ではすべてを1人で見ていくのは難しいのが現状です。だから、猪飼さんがインドに進出しているお客様を担当している一方で、関口さんがインド以外にもタイ、ベトナムなどアジア全域を統括しています。それぞれの国でスペシャリストを作りつつもゆくゆくは多くの国を任せていくことでゼネラリストに変えていきます。また、1つのエリアに1つのスペシャリストもしっかりと育成していきます。





(片瀬さん)

私の理想としてはゼネラリストが多くの国のスペシャリストにもなって欲しいです。しかし、TCGでは海外未経験者が多く在籍している以上、最初がスペシャリストでその次にゼネラリストを育成させていかざるを得ませんが一歩づつ着実に育成して、ゆくゆくは理想の形に持っていきたいです。





(小林(祐)さん)

私の意見として、現状のメンバーでは十分ではないため、もっと実践的な経験を積ませるべきです。今は現状を受け入れていくしかありませんが、将来は海外の専門家を育てて日本に戻し、また新たな人財を海外に送り込むことで、スペシャリストの数を増やしていくべきです。





(増田さん)

ビック4やその他の競合他社では我々よりも知識と経験が豊富です。なので彼らと同じことをしていては海外で顧客を取ることができません。だからといって、我々が税理士や試験合格者を雇用して海外に送り出すまで育成していくのにも非常にお金がかかります。なので、久野会長は海外子会社を作り、多くの未経験者を現地に送りこんでいます。しかし、我々はそこに多くの時間をかけることができません。人が育つまでには多くの時間がかかってしまいますが、3年経過してしまうと世界中に多くの競合他社が生まれてしまうと予想しています。そんな中で我々はどのようにして海外でマーケットシェアを取っていくのでしょうか。1つの選択として海外事務所にTCGのシニア以上を送り込むことです。片瀬さんも東税に2年も在籍しています。今では仕事の基礎をしっかりと積んでいて、オペレーションはもちろんスタッフのマネジメントもしっかりと出来ています。ですので、仮にメキシコに赴任しても新規顧客の開拓ができると思います。我々は「スピード=マーケットシェア」と「クオリティ(質)の向上」の2つを同時に選択し達成していかなくてはなりません。なぜなら、我々が10年後、20年後の多くの顧客と仕事を獲得して、TCGをより大きく成長させていかなくてはならないからです。





(片瀬さん)

私はTCGのボトルネックを早期に発見し、解決していくことが真の問題だと思っています。3年後に

よい海外経験者を育成していくこと、これこそが真の問題です。だから海外経験の豊富な赴任者が日本に戻って日本のスペシャリストを育てるとともに売上を上げて、新たな海外スペシャリストを作っていかなくてはなりません。それを上手くできるようにしていくことが真の問題です。





(小林(祐)さん)

海外で働けるようにするために我々は3年ルールを作成しています。一般的には3年後に海外の最新事情を日本にいる多くのスタッフに提供できるようにしていきます。そのためにも我々はもっと多くのクライアントを獲得し、出向できる環境を増やしていかなくてはなりません。新しい仕事を作ることが更なるTCGの組織構築に繋がります。だからこそ、もっとモチベーションを上げた状態で我々は営業活動に特化していかないといけません。我々は、良い循環を作らないといけません。





(中村(賢)さん)

昨日、政府の税制改革についてのニュースを見ました。政府の財政赤字が巨額なため税率が変わるということです。近い将来、税率が上がります。





(英語の先生)

そのニュースの意味は何ですか。





(中村(賢)さん)

我々は英語と日本の税体系について関心を持つべきです。





(出水さん)

有価証券報告書のチェックのマニュアルを作っています。そのための来年のスケジュール表を作っています。これが上手く回っていけば来年の来年の仕事を取ることが出来ます。なのでしっかりとした計画を作ることが大事です。





(英語の先生)

年次報告書を作っていくということですね。





(受講生:染谷さん)

真の問題を見つけることは大切です。問題はそれをどうやって早期に発見していくかです。そのためには就職活動の中で真実に早く気付く必要がありました。外的要因を気にせず、我々が日々改善してかなくてはなりません。例として経済が下降している中でポジティブに考えていかなくてはなりません。





(マイケルさん)

どのように姿勢をポジティブに変えていきますか。





(受講生:染谷さん)

私はポジティブマインドを持てるようになりたいです。





(英語の先生)

明日どのようにポジティブ・マインドを持てるようになるかを具体的な形で発表してください。





(受講生:黒田さん)

私は真の問題にしっかりと向き合うことが大切だと思います。真の問題から逃げたい気持ちもありますが、仮にその問題から目を反らした時に、その問題は更に大きなものとなってしまいます。ですので、私は逃げてはいけません。壁にぶち当たることがあっても、心を綺麗な状態にして問題を克服していきます。





(英語の先生)

どんな問題にもしっかりと向き合い、真の問題を突き止めるということですね。非常に良いことです。





(受講生:渡辺(貴)さん)

どのようにしてスペシャリストを作っていくのでしょうか。この会社にはスペシャリストが必要です。スペシャリストが真の問題をどう解決していくための方法を考えていかなくてはなりません。皆さんに質問なのですが、我々はどのようにすればスペシャリストとして成長することができるのでしょうか。TCGは今後とも成長していきます。そのためにも是非皆さんにお聞きしたいです。





(檜山さん)

1つアドバイスがあります。まず、各スタッフがやりたいこと、できることを明確な形にしていくことが重要です。会社には経営理念があります。「経営理念」とは会社の哲学であり、「社会で何故存在しているのか」です。同様に個人にも「人生理念」と言うものがあります。これは「個人が一体何のために生きていくのか」ということです。それをはっきりとさせることによって個人の強みや得意なもの、社会に貢献できるものがはっきりと明確になります。この両者の刷り合わせていくことが重要です。「元気」、「勇気」、「能力」、「情熱」は使えば使うほど新しくなります。ですので、あなたがそれを毎日活用していけば、渡邉(貴)さんが気が付いたらスペシャリストにもゼネラリストにも成長できるでしょう。







【久野会長のお話】





(久野会長)

私は国家の政府のマネジメントの問題についてお話します。長期的なベネフィットと短期的なベネフィットがしばしば衝突します。政府は現在のベネフィットを増やそうとします。これは会社も同じです。会社は10年後、20年後の長期的なベネフィットを望んでいます。第2の論点として、2つのエコノミストの対立があります。ケインジアンは短期的な利益を重視し、「大きな政府」を作ろうという発想です。政府は現在多額の借金を抱えています。それに大してマネタリストは財政政策において貨幣供給量を定期的に増やすことを主張しています。そして過剰な財政支出はインフレの原因となり短期的には効果はあるものの長期的な需要の先喰いになると主張しています。今の日本にはケインジアン的な発想を持った人が多く存在しています。ですが、先ほども述べた通り会社経営者は長期的な利益を望んでおります。ですので、政治家達はもっと会社経営者のための政策を行うべきです。国の経営をどうしていくか私が考えた時、ダウンサイジングしたとき市場は長期のベネフィットを考えるからリストラします。ですが今、国はダウンサイジングしたときに費用を増やし、それ以上の売上を上げて税収を増やそうとします。今、国の歳入50兆、費用が100兆円です。その結果として、マイナス50兆円が毎年増えています。もう1つの問題は国債が1000兆円を超えましたが、国には貸借対照表がありません。ですので、本来は国有財産を売却して借金返済に充てるか、費用を収益以下に抑えるしか方法はありません。ですが、国は企業経営では当たり前のことをやらずに未だに成長神話に取付かれています。今後人口が減少していく日本ではマイナス成長を受け入れないといけません。しかし、1人当たりのGDPを最大値に増やしていかないといけません。何故国は国債を発行できたのでしょうか。それは1400兆円の個人資産があるからです。今は日本人が国債の95%を購入していますがそれが出来なくなったときに誰が国債を買うのでしょうか。買うのは「外国人」か「日本人」です。外国人が日本の国債を誰が買うかと考えたとき「中国人」くらいしか思い当たりません。いよいよ中国人による日本の植民地化が起ころうとしています。そしてもう1つは日本国債の金利が1%では誰も買ってくれないからと言って、金利をアップしてしまうと利息が巨額となってしまうということです。そのため国債が莫大な額となってしまい更なる混乱を引き起こします。一方で日銀が国債の引き受けするとなるとハイパーインフレを引き起こしてしまいます。ですので今こそキャッシュフロー経営をしていかなくてはなりません。私も藤巻氏と同じマネタリストの立場ですが、問題は学者を使えばロジックが正しいと日本人が思ってしまうことです。彼らは都合のいいことを言っているだけでほとんどの人が短期的な視点に立ってしまっています。だからこそ、経済学者を国の政策には入れてはいけません。国にキャッシュフロー経営を作らせて連結の貸借対照表を作らせることによって長期の利益を中心に考えさせ国民1人1人に見える化させる。何か意見のある方はいますか。





(小林(祐)さん)

どう実際の政治家の舞台に反映させますか。





(久野会長)

経営者が政治家になればいいと思います。最近福沢諭吉の本を読んで啓蒙思想を学びました。夏目漱石のように諦めるか国の問題に積極的に立ち向かうかのどちらかです。我々プロの経営者が日本を引っ張るべく頑張っていかなくてはなりません。国に頼ってはいけません。