2月26日(火)
本日、くのじむ日記を担当します、檜山 美博です。昨日のニュースで、財務省がJTの保有株を売却し、その財源を東日本大震災の復興費に充てるそうです。東日本大震災からもうすぐ2年になりますが、私にはまるで昨日起こったことのように感じます。「光陰矢の如し」にあるように時間は無常にも過ぎてしまいます。ですので、皆さんが長期的な目標を定めるだけでなく、いつまでに何をやるのかしっかり決めて日々の業務に励んで下さい。宜しくお願いします。
【久野会長の話】
(久野会長)
嶋さんと仁井さんが赴任先から一時帰国し、セミナーを行いました。今後は、海外赴任者が年2回戻ってくる際に、必ずセミナーを開催するようにします。海外赴任者も4半期毎に1回、銀行と組んで営業ツールとして商品を顧客に提供できるようにしていきます。仮に人事セミナーができなければ長澤さんをインドネシアから呼んでも良いですし、今後メインとなる中国でも積極的にやっていこうと思っています。インドは4拠点それぞれでやっていけばよいです。国内ではまずは東京・名古屋・大阪の3拠点でできるようにします。インドネシア・カンボジア・フィリピンなども含めてセミナーを徹底させます。セミナーをする理由は、今後していかないと海外赴任者の営業力が一向に上がっていかないですし、その結果としてコンサルティングに繋がらないからです。これから我々はコンサルティングをしていかないといけません。今までの業務は進出前の市場調査や海外子会社設立などをやっていましたが、これらはあくまで手続き業務でいずれ値崩れが起こり、下がりきるまで下がってしまいます。今後は進出後のコンサルティングを徹底させます。今後一番の中心は中国事業です。当社は中国に遅れて進出しました。人事セミナー等で発信をしますが、インドでの人事のセミナーなどを中心に中国での切り口を作っていきたいです。次に賞与について、3月からの賞与を3月の決算書をもとに9月の中間に反映させます。そのための仕組みをシニア以上に企画させます。今までは私が考えていましたが、今後の事業承継の核となる部分ですので皆さんがどのような企画ができるかしっかりと見ていきます。難しいのは、自分の給与をあげてしまうと部下の給与が下がってしまうことです。次の予算では、3月の賞与が1,100万になりましたが、次の賞与は1,000万とし、どのように配分していくかが問題です。1人の人が1,000万円をすべてもらっても結構ですが、長期的に良くしていくためにはその根拠をしっかりとした形で皆さんに説明をしていかなくてはなりません。一般的に給与配分は、社員が先に決めて、その次が経営者、株主の順番ですが、当社の場合、株主が私一人です。スタッフに対して単価は自分で決められる状態がベストです。シニア以上の役職は既にスタッフを卒業しているとみなしています。アシスタントシニアは彼らが頑張った分を賞与という形で調整をしていきたいです。それが私の基本方針です。これまで、当社では基本給だけのアップで賞与がなかったのですが、これまで会社の内部留保を増やして安定的なキャッシュが貯められるようになったので分配できるようになりました。TCGの貯蓄額の3分の1が外貨建てのため、為替による変動もありますが、頑張った人にはそれだけの分を報酬という形で反映させます。給与分配は、次の経営者を目指す上でも避けては通ることができない問題ですので、シニア以上の方は積極的に自分の案として提出して下さい。国のバランスシートをチェックして感じたことですが、日本の国債について現在市中銀行が引き受けられなくなっています。約1,500兆円の個人資産が有りますが、これを国債に充てることがもう出来なくなっています。国債引き受けに関して、日銀の引き受けと海外で引き受けが急激に増え、国債全体に占める海外引き受けがこれまでの5%から9%に増えてきています。日銀引き受けで国債を増やしてしまうと、激しいインフレが起こってしまいます。今の日本では、ネットベースで33兆円位が国債の償還と相殺などに充てられています。今後日本円がかなり暴落し円安となる可能性が考えられます。今現在、日本の税収が50兆円もない中で10兆円が支払いに充てられています。金利1%という低い金利の中、国の税収は45兆円位です。100兆円という国全体の支出で考えれば、現在の国債の支払額は10%ですが、売上(税収)ベースで見ると20%が充てられています。税収ベースが本当の売上のため、海外の投資家は日本の金利がそんなに安い状態では誰も引き受けてくれません。海外の投資家に日本の国債を発行してもらうためには割引発行をせざるを得ず、その結果実質金利が上がってしまいます。これから本の執筆をしていくにあたって、国の状態を綿密に計算を行ってみました。日本もいよいよ危なくなってきたので、持っている資産の半分位を外貨建てにしないといけないと思っています。この会社を守るために日本円だけで保有するのは非常に危険です。現在、3分の1程度を海外での子会社に分配させていますが、今後更に増やします。今の日本は身動きが取れない状態です。今の状態を維持しようとすれば日銀引き受け位しか方法がありません。今国の予算総額が100兆円です。そのうち国債の金利分+ネット発行分で40兆円になります。社会保障関連費は一般的に国の予算の3割です。100兆円の総額の3割で30兆円です。支出で見ると3割ですが売上(税収)ベースでみると6割を超えています。年金と健康保険と介護保険で30兆円ですので既に収入(税収分)の60%が使われています。社会保障費は国力の向上といった前向きなための支出ではなく、高齢者や障害者などの社会的弱者への最後の保障であるため、この支出をいくら増やしても日本が強くなるわけではありません。国の防衛費もGDP総額の1%(5兆位)で、税収ベースの10%に当たります。我々は、国の支出額をチェックするときは税収ベースで見ていかなくてはいけません。防衛費と社会支出だけで税収の70%も占めています。国の財政支出も5兆円で防衛費と同額です。そうなると、日本が現実に国富を上げていくために使えるお金は実質5兆円位しか残っていません。これは、非常に危険な状態です。消費税の税収が今10兆円ですので、今後、消費税を現行の2倍の10%に引き上げた場合に20兆円の税収となります。今国の赤字がマイナス40兆円なので、この赤字を消すには社会保障をゼロにさせて、消費税を10%に引き上げることで綺麗になくなります。私の構想では消費税を10%にさせて社会保障をなくす、年金方式を積立方式にして、自分の払ったものを自分で還元させるシステムを作ることです。プライマリーバランスはアメリカでさえも今季達成することができました。日本だけが出来ていません。国の会計は今まではキャッシュベースで行ってきました。国債を発行する際、今まで国は、貸借対照表を作りませんでした。収支報告書もできていません。ですので、発生ベースのバランスシートとキャッシュベースの予算書を作り、連結決算で出せるような仕組みを作っていかないといけません。阿部内閣が行っているアベノミックスは、マネーサプライを増加させる政策ですが、最終的には日銀引受で切り抜けようとしています。差額40兆円を日銀が引き受けると何が起こるのかみなさんはご存知でしょうか。インフレが起こります。理論的には、4%のインフレ(1000兆円の借金のうちの40兆円)となります。それを抑えるために今までは1500兆円の個人資産を投資に回していましたが、それを続けてしまうと国債の崩落が起こってしまいます。結果として国には国債を買うだけのお金がなく、身動きが取れなくなっています。このような状況の中で国はどういう政策を取ることができるのでしょうか。
(愛敬さん)
ツイストオペを行って足元にあるキャッシュを吸い上げるしかなくなります。その場合、日銀のバランスシート上では短期証券を発行して長期的な資金調達を行います。銀行の預金が上がります。短期の国債が増えますが、長期的な資産が増えることになります。
(久野会長)
日銀の負債が増えている中で永遠にやり続けるには難しいです。私の構想としては、社会保障はゼロにし、年金は積立型にします。健康保険については民間を利用するようにします。その結果、保険料は高くはなってしまいますが、それは仕方がないことです。健康管理は個人でしっかりと行ってもらい、簡単なものについては病院に行かないようにすればよいのです。加入は任意のため加入しないこともできますが、その場合いざ病気になったときは10割を負担してもらいます。そうしないと40兆円の赤字を埋め合わせることができません。日本の収支を合わせていくためにはこれらは必須です。インフレの調整するのは非常に難しく、国としても有効な手段がなく、やりようがありません。
(嶋さん)
ハイパーインフレになった場合にはどう対応しますか。
(久野会長)
インフレは国民がすぐに気付きます。日本は海外からの輸入が多く自給率が低い上に、更にこの先インフレが進んでいくと国民全体の生活を圧迫します。給料が上がっていかない中で、このインフレが進んだときに日本人がそのことに気づきはじめて、国に対してインフレを抑えろとなります。国民が国に要求したとき、国に取るべき政策がなく、財政を均衡化させるしかなくなります。安部政権がいくら企業に労働者の給料を上げるようにお願いしたところで、今の日本企業は上げるだけの余力が残っていません。その場合、安部政権がインフレを抑えられなくなって崩壊するかもしれません。デフレは物価が安くなってくるので、そんなに問題ではありません。ですが、インフレは物価高となる一方で給料が上がらず、国民が生活するのに非常に苦しみます。安部さんが円を発行して、日銀も同調することが良いですが、継続することが出来ず、今のところアナウンスメント効果しかありません。円安に導くために貨幣供給量を増やそうとしていますが、本当にインフレが起こったときが非常に危険です。
(愛敬さん)
インフレ政策は国がターゲットを決めてしまうので2%を超えたときに逆転現象が起こってしまいます。そうなると国としては抑える手がなくなってしまうでしょう。
(久野会長)
30兆の福祉関連指標をゼロにして日本を原始社会に戻さなければいけません。このことは国のダウンサイジングを意味し、小さな政府を作らなければいけません。国も人口も減っていっている中で成長神話を作っていくことは不可能です。今後、日本が生き残っていくためには、収入は日本の国外から稼ぎ取るような形にしていかなければいけません。そのためにもアジアなど多くの国との関係を再構築していかないといけません。根本部分から立て直していく必要があります。賞与配分についてもシニア以上が各自の感覚に基づいて割り振りを決めて下さい。その際に他の人に対して説明責任を果たせるだけの仕組みをしっかりと作って下さい。プリンシパル作りについては、あるものを明文化して規程にすれば良いことです。その基となる原理原則を構築して下さい。短期的な部分と長期的な仕組み作りを構築して下さい。給与配分は経営の胆の部分に当たるためしっかりと決められない人は次の経営者として失格です。
【でき若ディスカッション】第4章第5節「どんどんモチベーションが上がる仕組みとは?」 P.117~
(英語の先生)
先週モチベーションについてお話をしました。今日のポイントは行動に移すことです。自分自身を高め、組織を活性化させるためにあさけんの場を通してしっかりと学んで、ここから立ち上がって下さい。あさけんはお互いをトレーニングしていくためにあります。チャンスをしっかりと皆さんが掴み取っていくことが重要なことです。そして一番必要なことは、与えられたチャンスをしっかりと使うことにフォーカスしていくことです。皆さんがあさけんの場で何を言うのかによって、あなた達自身の将来の発展に繋がります。マネージャーの方針をただ批判するだけでなく、どうすればもっと良くなるのか自分自身の意見を述べて、上司をフォローしていくような発言もしていかなくてはなりません。本日のトピックについて何かコメントのある方はいますか。
(久野会長)
アメリカではプロテスタンティズムで成功しました。彼らは自分達の信念に基づいて行動しました。どうすればプロになれるのか。我々は必死に働かければなりません。アメリカのプロテスタント達は仕事を神様が与えてくれた使命として一生懸命に働きました。そして、貯蓄することを天命とみなしました。彼らは、神の思し召しのもとに一緒に行動しました。我々はもちろんプロテスタンティズムではありませんが、天命をどのようにして知るかが重要です。皆さんは天命というものを信じておりませんが、まだプロではないのでどうすればプロになれるのか必至に考えて下さい。
(英語の先生)
皆さんが起業家精神をもって野心的に行動していかないといけません。
(久野会長)
我々が野心だけで動けば、利己主義に陥ってしまいます。多くのお金を得れば裕福となることもできますが、しっかりとした基準を持たないと、それは単なる自己満足で終わってしまいます。我々が野心と哲学を持って働けば、天国に行くことができるし、社会で成功することもできます。私はこれが決してすべてだと思っていません。今後とも沢山のチャンスを作っていきたいです。皆さんもその分だけ一生懸命に働けば、その結果は後で必ずついてきます。本当のプロフェッショナルは利己主義から他人を重視する考え方に目的意識を変えていかなければなりません。
(英語の先生)
アメリカのロックフェラーやカーネギー、JPモルガンなどの起業家精神は非常に感銘します。彼らは№1になることを目指し、№1の製品を作ることを使命として多くの革命を起こしました。
(久野会長)
彼らは非常に多くのことに気付き、努力します。だから、多くのお客様から大変喜ばれます。
(マイケルさん)
モチベーションを高く保つことは重要です。私はTCGで多くのことについて学んでいます。業務を行う上ではポジティブなマインドを保ち、お客様のニーズを引き出せるように、メールを送るときなどにも気を配っています。
(久野会長)
モチベーションを高く保つためにもお客様のニーズを掴むことが必要です。そして、私達はお客様の次に繋がる商品を作っていかなくてはなりません。成功しないことも多々ありますが、何事も続けていくことが大切です。続けるための動機付けをしっかりと考え、身につけることがプロフェッショナルとして、行動することで非常に重要なことです。なので、我々は常に努力し続けないといけません。
(英語の先生)
皆さんはプロのコンサルタントとして闘い続けなければなりません。そのためにも皆さんがTCGのミッションを信じてもっと大きく成長していかなくてはなりません。これがきっかけとなって良いスパイラルへと繋がります。
(堀さん)
クライアントに良いフィードバックをもらうためにマイケルさんはどう取り組んでいますか。
(マイケルさん)
とても重要な質問です。お客様の要求にできるだけマッチしたものを提供することです。顧客の要求に素早く反応することも必要です。
(久野会長)
TCGを今後より大きくしていく上で、多くの顧客と契約を取っていかなくてはなりません。
(高橋(功)さん)
モチベーションについてお話します。モチベーションの上げ方が2つあります。1つがプロフェッショナリズムで、もう一つが習慣を変えることです。モチベーションを上げるのは非常に難しいです。ですが習慣を変えてみることで、これまでと違った発見ができます。私がCPAを受けたときはモチベーションの維持が非常に難しかったです。仕事を終えた後、私はカフェに行ってよく勉強しました。それが私の仕事後の習慣であり規律でした。我々は良い習慣を身につけていかないといけません。モチベーションも同様で良いものを持っていないとそれが行動に繋がっていきません。良い目標を達成するためにも良い習慣を身につけていかないといけないと思います。
(英語の先生)
これから新しく入ってくる人にどのように伝えていきますか。
(高橋(功)さん)
多くの経験と知識を身につけ、難しいことにもチャレンジしてほしいです。
(増田さん)
高橋(功)さんが仰るように行動を変えていくことは重要です。インドネシアに赴任している長澤さんなども含めてですが、彼らは日々の習慣を変えていきました。何人かのスタッフがなぜ彼らが変えることができたのかと首をかしげていました。ですが、私の目からみて、彼らは状況を変えたのではなく、頭の考え方、モチベーションの保ち方を変えていきました。モチベーションは内的な問題です。彼らは一生懸命いつも勉強していました。なぜ、彼等がモチベーションを維持できたのでしょうか。まず第一に彼らはモチベーションを維持するために、モチベーションを管理しました。その努力が実って、ある時には彼等は良い人と出会うことが出来ました。彼らと一緒に勉強し続けることで、プロへの道に繋がりました。高橋(功)さんは一生懸命勉強することで、シニアなどのポジションを勝ち取りました。嶋さんも赴任前には英語が話せなかったのが、1年半から2年ベトナム赴任を経験したことで良いビジネスマンとして成長し、国際事業部になくてはならない人材にまで育ちました。
(嶋さん)
モチベーションをキープするためにはゴールを設定し、イメージし、自分は必ず成功すると信じることです。増田さんもインドに行く前は英語が決して上手くありませんでした。ですが、半年間のインド赴任を経験したことで今ではしっかりと英語を話すことができています。増田さんは以前よりも着実に進歩しています。
(東さん)
行動することと長期的なビジョンを持つことは難しいことです。税務や会計知識などを身につけていくことも難しいですが、私もカンボジア赴任を経験して、長い間同じことをしているのは難しいと感じました。同じ仕事をやっていくためには高いモチベーションが必要です。だからこそ我々は、新たな動きをしないといけません。増田さんと嶋さんは海外で実績を作ることで非常に高いモチベーションをキープできました。
(中村(綾)さん)
どのように習慣を変えていくのでしょうか。私はネガティブな考えや話し方などを自分の中にしまい込み、心も持ち方を変えていくことだと思います。もし、ネガティブな心があったなら、行動を変えて、他人に良い話をするように心がける。そうすることで次の結果に繋がると思います。
(久野会長)
人間の能力は生まれた時からそんなに変わりません。ですが、習慣は我々自身によって自由に変えることができます。成功できる人は習慣を変えていくことができます。何が良い習慣で良い行動かをしっかりと考えることができます。我々は良い習慣を持ち続けていかなければいけません。それが次のステップに繋がります。
(マイケルさん)
もっと我々自身を磨いていかないといけません。
(久野会長)
仕事が終わった後に自宅に帰ってテレビを見るのは非常に意味がありません。我々が毎日将来のためになる良い行動をしてそれを成功するまで続けることが成功への道に繋がります。勉強し続けることは最初は非常につらいことです。しかし勉強し続けることで今まで知らなかった知識にも出会うことができます。そうなってくると勉強することが逆に楽しくなってきます。
(受講生:山下さん)
私は受講生です。高いモチベーションを持つためには良い習慣を持っている人と話すことです。良いものを盗んで、これまでの自分の持っていたものを捨て去ることです。良い習慣を持っている人が近くにいるのでこれをキープするのは非常に簡単です。
(久野会長)
確かに良い習慣を持っている人は、周りの人に対しても非常に良い影響を与えています。
(中村(賢)さん)
モチベーションの高め方について、私は常にモチベーションを保つことを考えています。今日の新しい仕事をし、明日明後日と続けていくことで最終的にはプロになれると思います。
(マイケルさん)
どうやって高いモチベーションをキープしますか。
(中村(賢)さん)
人事部では多くの新しい受講生を指導しています。まだ理解できていないところも多いですが、私にとって多くの仕事は良い学びの機会となります。ですので成長していきたいです。
(関口さん)
私は国際事業部で、特にインド事業を中心に行っています。日々多くの問題に直面し、時々私はTCGを辞めて、これらの多くの問題から離れたいと思うこともあります。しかし、私はモチベーションをキープし、TCG全体がクライアントに良いサービスを提供しないといけません。我々はインド事業で、プロフェッショナル精神を多くの顧客に発揮しないといけません。昨日の夜、久野会長は今年を国際事業のスタート年だと仰っていました。だから私もしっかりと準備しないといけません。来年に向けてより多くの顧客を獲得し、良い結果に繋げたいです。
(増田さん)
私は関口さんが日々どれだけ長く業務をやっているかを知っています。3年前に何人かが関口さんで本当に大丈夫なのかと首を傾げていました。関口さんは責任感が強いですが、それ以外のものがないということでした。しかし、私はそうは思いませんでした。重要なことは彼がお客様やTCGに対して強い責任感を持っていたことでした。中には責任感はそんなに必要ではないと言う人もいます。ですが、持っている責任感は年月が経ちミッションをこなしていくにつれて、その人自身を変えていきます。関口さんもその一人です。だから、現在彼は、積極的に手を上げて海外にも喜んで赴任します。みんなは関口さんはこんなにも変わったと驚いています。だから皆さんもミッションをしっかりと持って下さい。
(嶋さん)
なぜあなたは海外赴任を決意したのですか。
(関口さん)
私もこの会社に入って7・8年になります。この会社に在籍して、私はいくつかの国で多くのトラブルを見てきました。それらの問題に対して東京オフィスでは、お客様に提供出来るサポートも間接的なものに過ぎません。だからこそ、私は海外に行き、お客様に直接的なサポートがしたいと思いました。
(稲葉さん)
あなたのミッションは何ですか。
(関口さん)
私はタイに3・4ヶ月赴任します。アジアではいくつかの潜在的な国があります。これらの国では状況が決して良いものではありません。そんな中でもTCGの良いスキームを作っていきたいです。私には十分な会計知識を持っているわけではありませんが、アジアなどの多くの国に行き、多くのクライアントに対してTCGのプロのサービスを提供したいです。なぜなら、海外に進出している多くのお客様がTCGを選んでくれたからです。だからこそ、我々はお客様の期待に応え、質の高いサービスを提供すべきです。柳澤さんもタイで非常に頑張っています。彼女もタイのビジネスを軌道に乗せるべく、高い独立心を持って業務に当たっています。私のミッションは彼女が独り立ちできるために必要なことをしっかりと教えることです。
(英語の先生)
小さな習慣でも行動を積み重ねていくことが大切です。それがきっかけとなって今後の大きな成功につながります。みなさん希望をもって良い一日を過ごして下さい。
本日、くのじむ日記を担当します、檜山 美博です。昨日のニュースで、財務省がJTの保有株を売却し、その財源を東日本大震災の復興費に充てるそうです。東日本大震災からもうすぐ2年になりますが、私にはまるで昨日起こったことのように感じます。「光陰矢の如し」にあるように時間は無常にも過ぎてしまいます。ですので、皆さんが長期的な目標を定めるだけでなく、いつまでに何をやるのかしっかり決めて日々の業務に励んで下さい。宜しくお願いします。
【久野会長の話】
(久野会長)
嶋さんと仁井さんが赴任先から一時帰国し、セミナーを行いました。今後は、海外赴任者が年2回戻ってくる際に、必ずセミナーを開催するようにします。海外赴任者も4半期毎に1回、銀行と組んで営業ツールとして商品を顧客に提供できるようにしていきます。仮に人事セミナーができなければ長澤さんをインドネシアから呼んでも良いですし、今後メインとなる中国でも積極的にやっていこうと思っています。インドは4拠点それぞれでやっていけばよいです。国内ではまずは東京・名古屋・大阪の3拠点でできるようにします。インドネシア・カンボジア・フィリピンなども含めてセミナーを徹底させます。セミナーをする理由は、今後していかないと海外赴任者の営業力が一向に上がっていかないですし、その結果としてコンサルティングに繋がらないからです。これから我々はコンサルティングをしていかないといけません。今までの業務は進出前の市場調査や海外子会社設立などをやっていましたが、これらはあくまで手続き業務でいずれ値崩れが起こり、下がりきるまで下がってしまいます。今後は進出後のコンサルティングを徹底させます。今後一番の中心は中国事業です。当社は中国に遅れて進出しました。人事セミナー等で発信をしますが、インドでの人事のセミナーなどを中心に中国での切り口を作っていきたいです。次に賞与について、3月からの賞与を3月の決算書をもとに9月の中間に反映させます。そのための仕組みをシニア以上に企画させます。今までは私が考えていましたが、今後の事業承継の核となる部分ですので皆さんがどのような企画ができるかしっかりと見ていきます。難しいのは、自分の給与をあげてしまうと部下の給与が下がってしまうことです。次の予算では、3月の賞与が1,100万になりましたが、次の賞与は1,000万とし、どのように配分していくかが問題です。1人の人が1,000万円をすべてもらっても結構ですが、長期的に良くしていくためにはその根拠をしっかりとした形で皆さんに説明をしていかなくてはなりません。一般的に給与配分は、社員が先に決めて、その次が経営者、株主の順番ですが、当社の場合、株主が私一人です。スタッフに対して単価は自分で決められる状態がベストです。シニア以上の役職は既にスタッフを卒業しているとみなしています。アシスタントシニアは彼らが頑張った分を賞与という形で調整をしていきたいです。それが私の基本方針です。これまで、当社では基本給だけのアップで賞与がなかったのですが、これまで会社の内部留保を増やして安定的なキャッシュが貯められるようになったので分配できるようになりました。TCGの貯蓄額の3分の1が外貨建てのため、為替による変動もありますが、頑張った人にはそれだけの分を報酬という形で反映させます。給与分配は、次の経営者を目指す上でも避けては通ることができない問題ですので、シニア以上の方は積極的に自分の案として提出して下さい。国のバランスシートをチェックして感じたことですが、日本の国債について現在市中銀行が引き受けられなくなっています。約1,500兆円の個人資産が有りますが、これを国債に充てることがもう出来なくなっています。国債引き受けに関して、日銀の引き受けと海外で引き受けが急激に増え、国債全体に占める海外引き受けがこれまでの5%から9%に増えてきています。日銀引き受けで国債を増やしてしまうと、激しいインフレが起こってしまいます。今の日本では、ネットベースで33兆円位が国債の償還と相殺などに充てられています。今後日本円がかなり暴落し円安となる可能性が考えられます。今現在、日本の税収が50兆円もない中で10兆円が支払いに充てられています。金利1%という低い金利の中、国の税収は45兆円位です。100兆円という国全体の支出で考えれば、現在の国債の支払額は10%ですが、売上(税収)ベースで見ると20%が充てられています。税収ベースが本当の売上のため、海外の投資家は日本の金利がそんなに安い状態では誰も引き受けてくれません。海外の投資家に日本の国債を発行してもらうためには割引発行をせざるを得ず、その結果実質金利が上がってしまいます。これから本の執筆をしていくにあたって、国の状態を綿密に計算を行ってみました。日本もいよいよ危なくなってきたので、持っている資産の半分位を外貨建てにしないといけないと思っています。この会社を守るために日本円だけで保有するのは非常に危険です。現在、3分の1程度を海外での子会社に分配させていますが、今後更に増やします。今の日本は身動きが取れない状態です。今の状態を維持しようとすれば日銀引き受け位しか方法がありません。今国の予算総額が100兆円です。そのうち国債の金利分+ネット発行分で40兆円になります。社会保障関連費は一般的に国の予算の3割です。100兆円の総額の3割で30兆円です。支出で見ると3割ですが売上(税収)ベースでみると6割を超えています。年金と健康保険と介護保険で30兆円ですので既に収入(税収分)の60%が使われています。社会保障費は国力の向上といった前向きなための支出ではなく、高齢者や障害者などの社会的弱者への最後の保障であるため、この支出をいくら増やしても日本が強くなるわけではありません。国の防衛費もGDP総額の1%(5兆位)で、税収ベースの10%に当たります。我々は、国の支出額をチェックするときは税収ベースで見ていかなくてはいけません。防衛費と社会支出だけで税収の70%も占めています。国の財政支出も5兆円で防衛費と同額です。そうなると、日本が現実に国富を上げていくために使えるお金は実質5兆円位しか残っていません。これは、非常に危険な状態です。消費税の税収が今10兆円ですので、今後、消費税を現行の2倍の10%に引き上げた場合に20兆円の税収となります。今国の赤字がマイナス40兆円なので、この赤字を消すには社会保障をゼロにさせて、消費税を10%に引き上げることで綺麗になくなります。私の構想では消費税を10%にさせて社会保障をなくす、年金方式を積立方式にして、自分の払ったものを自分で還元させるシステムを作ることです。プライマリーバランスはアメリカでさえも今季達成することができました。日本だけが出来ていません。国の会計は今まではキャッシュベースで行ってきました。国債を発行する際、今まで国は、貸借対照表を作りませんでした。収支報告書もできていません。ですので、発生ベースのバランスシートとキャッシュベースの予算書を作り、連結決算で出せるような仕組みを作っていかないといけません。阿部内閣が行っているアベノミックスは、マネーサプライを増加させる政策ですが、最終的には日銀引受で切り抜けようとしています。差額40兆円を日銀が引き受けると何が起こるのかみなさんはご存知でしょうか。インフレが起こります。理論的には、4%のインフレ(1000兆円の借金のうちの40兆円)となります。それを抑えるために今までは1500兆円の個人資産を投資に回していましたが、それを続けてしまうと国債の崩落が起こってしまいます。結果として国には国債を買うだけのお金がなく、身動きが取れなくなっています。このような状況の中で国はどういう政策を取ることができるのでしょうか。
(愛敬さん)
ツイストオペを行って足元にあるキャッシュを吸い上げるしかなくなります。その場合、日銀のバランスシート上では短期証券を発行して長期的な資金調達を行います。銀行の預金が上がります。短期の国債が増えますが、長期的な資産が増えることになります。
(久野会長)
日銀の負債が増えている中で永遠にやり続けるには難しいです。私の構想としては、社会保障はゼロにし、年金は積立型にします。健康保険については民間を利用するようにします。その結果、保険料は高くはなってしまいますが、それは仕方がないことです。健康管理は個人でしっかりと行ってもらい、簡単なものについては病院に行かないようにすればよいのです。加入は任意のため加入しないこともできますが、その場合いざ病気になったときは10割を負担してもらいます。そうしないと40兆円の赤字を埋め合わせることができません。日本の収支を合わせていくためにはこれらは必須です。インフレの調整するのは非常に難しく、国としても有効な手段がなく、やりようがありません。
(嶋さん)
ハイパーインフレになった場合にはどう対応しますか。
(久野会長)
インフレは国民がすぐに気付きます。日本は海外からの輸入が多く自給率が低い上に、更にこの先インフレが進んでいくと国民全体の生活を圧迫します。給料が上がっていかない中で、このインフレが進んだときに日本人がそのことに気づきはじめて、国に対してインフレを抑えろとなります。国民が国に要求したとき、国に取るべき政策がなく、財政を均衡化させるしかなくなります。安部政権がいくら企業に労働者の給料を上げるようにお願いしたところで、今の日本企業は上げるだけの余力が残っていません。その場合、安部政権がインフレを抑えられなくなって崩壊するかもしれません。デフレは物価が安くなってくるので、そんなに問題ではありません。ですが、インフレは物価高となる一方で給料が上がらず、国民が生活するのに非常に苦しみます。安部さんが円を発行して、日銀も同調することが良いですが、継続することが出来ず、今のところアナウンスメント効果しかありません。円安に導くために貨幣供給量を増やそうとしていますが、本当にインフレが起こったときが非常に危険です。
(愛敬さん)
インフレ政策は国がターゲットを決めてしまうので2%を超えたときに逆転現象が起こってしまいます。そうなると国としては抑える手がなくなってしまうでしょう。
(久野会長)
30兆の福祉関連指標をゼロにして日本を原始社会に戻さなければいけません。このことは国のダウンサイジングを意味し、小さな政府を作らなければいけません。国も人口も減っていっている中で成長神話を作っていくことは不可能です。今後、日本が生き残っていくためには、収入は日本の国外から稼ぎ取るような形にしていかなければいけません。そのためにもアジアなど多くの国との関係を再構築していかないといけません。根本部分から立て直していく必要があります。賞与配分についてもシニア以上が各自の感覚に基づいて割り振りを決めて下さい。その際に他の人に対して説明責任を果たせるだけの仕組みをしっかりと作って下さい。プリンシパル作りについては、あるものを明文化して規程にすれば良いことです。その基となる原理原則を構築して下さい。短期的な部分と長期的な仕組み作りを構築して下さい。給与配分は経営の胆の部分に当たるためしっかりと決められない人は次の経営者として失格です。
【でき若ディスカッション】第4章第5節「どんどんモチベーションが上がる仕組みとは?」 P.117~
(英語の先生)
先週モチベーションについてお話をしました。今日のポイントは行動に移すことです。自分自身を高め、組織を活性化させるためにあさけんの場を通してしっかりと学んで、ここから立ち上がって下さい。あさけんはお互いをトレーニングしていくためにあります。チャンスをしっかりと皆さんが掴み取っていくことが重要なことです。そして一番必要なことは、与えられたチャンスをしっかりと使うことにフォーカスしていくことです。皆さんがあさけんの場で何を言うのかによって、あなた達自身の将来の発展に繋がります。マネージャーの方針をただ批判するだけでなく、どうすればもっと良くなるのか自分自身の意見を述べて、上司をフォローしていくような発言もしていかなくてはなりません。本日のトピックについて何かコメントのある方はいますか。
(久野会長)
アメリカではプロテスタンティズムで成功しました。彼らは自分達の信念に基づいて行動しました。どうすればプロになれるのか。我々は必死に働かければなりません。アメリカのプロテスタント達は仕事を神様が与えてくれた使命として一生懸命に働きました。そして、貯蓄することを天命とみなしました。彼らは、神の思し召しのもとに一緒に行動しました。我々はもちろんプロテスタンティズムではありませんが、天命をどのようにして知るかが重要です。皆さんは天命というものを信じておりませんが、まだプロではないのでどうすればプロになれるのか必至に考えて下さい。
(英語の先生)
皆さんが起業家精神をもって野心的に行動していかないといけません。
(久野会長)
我々が野心だけで動けば、利己主義に陥ってしまいます。多くのお金を得れば裕福となることもできますが、しっかりとした基準を持たないと、それは単なる自己満足で終わってしまいます。我々が野心と哲学を持って働けば、天国に行くことができるし、社会で成功することもできます。私はこれが決してすべてだと思っていません。今後とも沢山のチャンスを作っていきたいです。皆さんもその分だけ一生懸命に働けば、その結果は後で必ずついてきます。本当のプロフェッショナルは利己主義から他人を重視する考え方に目的意識を変えていかなければなりません。
(英語の先生)
アメリカのロックフェラーやカーネギー、JPモルガンなどの起業家精神は非常に感銘します。彼らは№1になることを目指し、№1の製品を作ることを使命として多くの革命を起こしました。
(久野会長)
彼らは非常に多くのことに気付き、努力します。だから、多くのお客様から大変喜ばれます。
(マイケルさん)
モチベーションを高く保つことは重要です。私はTCGで多くのことについて学んでいます。業務を行う上ではポジティブなマインドを保ち、お客様のニーズを引き出せるように、メールを送るときなどにも気を配っています。
(久野会長)
モチベーションを高く保つためにもお客様のニーズを掴むことが必要です。そして、私達はお客様の次に繋がる商品を作っていかなくてはなりません。成功しないことも多々ありますが、何事も続けていくことが大切です。続けるための動機付けをしっかりと考え、身につけることがプロフェッショナルとして、行動することで非常に重要なことです。なので、我々は常に努力し続けないといけません。
(英語の先生)
皆さんはプロのコンサルタントとして闘い続けなければなりません。そのためにも皆さんがTCGのミッションを信じてもっと大きく成長していかなくてはなりません。これがきっかけとなって良いスパイラルへと繋がります。
(堀さん)
クライアントに良いフィードバックをもらうためにマイケルさんはどう取り組んでいますか。
(マイケルさん)
とても重要な質問です。お客様の要求にできるだけマッチしたものを提供することです。顧客の要求に素早く反応することも必要です。
(久野会長)
TCGを今後より大きくしていく上で、多くの顧客と契約を取っていかなくてはなりません。
(高橋(功)さん)
モチベーションについてお話します。モチベーションの上げ方が2つあります。1つがプロフェッショナリズムで、もう一つが習慣を変えることです。モチベーションを上げるのは非常に難しいです。ですが習慣を変えてみることで、これまでと違った発見ができます。私がCPAを受けたときはモチベーションの維持が非常に難しかったです。仕事を終えた後、私はカフェに行ってよく勉強しました。それが私の仕事後の習慣であり規律でした。我々は良い習慣を身につけていかないといけません。モチベーションも同様で良いものを持っていないとそれが行動に繋がっていきません。良い目標を達成するためにも良い習慣を身につけていかないといけないと思います。
(英語の先生)
これから新しく入ってくる人にどのように伝えていきますか。
(高橋(功)さん)
多くの経験と知識を身につけ、難しいことにもチャレンジしてほしいです。
(増田さん)
高橋(功)さんが仰るように行動を変えていくことは重要です。インドネシアに赴任している長澤さんなども含めてですが、彼らは日々の習慣を変えていきました。何人かのスタッフがなぜ彼らが変えることができたのかと首をかしげていました。ですが、私の目からみて、彼らは状況を変えたのではなく、頭の考え方、モチベーションの保ち方を変えていきました。モチベーションは内的な問題です。彼らは一生懸命いつも勉強していました。なぜ、彼等がモチベーションを維持できたのでしょうか。まず第一に彼らはモチベーションを維持するために、モチベーションを管理しました。その努力が実って、ある時には彼等は良い人と出会うことが出来ました。彼らと一緒に勉強し続けることで、プロへの道に繋がりました。高橋(功)さんは一生懸命勉強することで、シニアなどのポジションを勝ち取りました。嶋さんも赴任前には英語が話せなかったのが、1年半から2年ベトナム赴任を経験したことで良いビジネスマンとして成長し、国際事業部になくてはならない人材にまで育ちました。
(嶋さん)
モチベーションをキープするためにはゴールを設定し、イメージし、自分は必ず成功すると信じることです。増田さんもインドに行く前は英語が決して上手くありませんでした。ですが、半年間のインド赴任を経験したことで今ではしっかりと英語を話すことができています。増田さんは以前よりも着実に進歩しています。
(東さん)
行動することと長期的なビジョンを持つことは難しいことです。税務や会計知識などを身につけていくことも難しいですが、私もカンボジア赴任を経験して、長い間同じことをしているのは難しいと感じました。同じ仕事をやっていくためには高いモチベーションが必要です。だからこそ我々は、新たな動きをしないといけません。増田さんと嶋さんは海外で実績を作ることで非常に高いモチベーションをキープできました。
(中村(綾)さん)
どのように習慣を変えていくのでしょうか。私はネガティブな考えや話し方などを自分の中にしまい込み、心も持ち方を変えていくことだと思います。もし、ネガティブな心があったなら、行動を変えて、他人に良い話をするように心がける。そうすることで次の結果に繋がると思います。
(久野会長)
人間の能力は生まれた時からそんなに変わりません。ですが、習慣は我々自身によって自由に変えることができます。成功できる人は習慣を変えていくことができます。何が良い習慣で良い行動かをしっかりと考えることができます。我々は良い習慣を持ち続けていかなければいけません。それが次のステップに繋がります。
(マイケルさん)
もっと我々自身を磨いていかないといけません。
(久野会長)
仕事が終わった後に自宅に帰ってテレビを見るのは非常に意味がありません。我々が毎日将来のためになる良い行動をしてそれを成功するまで続けることが成功への道に繋がります。勉強し続けることは最初は非常につらいことです。しかし勉強し続けることで今まで知らなかった知識にも出会うことができます。そうなってくると勉強することが逆に楽しくなってきます。
(受講生:山下さん)
私は受講生です。高いモチベーションを持つためには良い習慣を持っている人と話すことです。良いものを盗んで、これまでの自分の持っていたものを捨て去ることです。良い習慣を持っている人が近くにいるのでこれをキープするのは非常に簡単です。
(久野会長)
確かに良い習慣を持っている人は、周りの人に対しても非常に良い影響を与えています。
(中村(賢)さん)
モチベーションの高め方について、私は常にモチベーションを保つことを考えています。今日の新しい仕事をし、明日明後日と続けていくことで最終的にはプロになれると思います。
(マイケルさん)
どうやって高いモチベーションをキープしますか。
(中村(賢)さん)
人事部では多くの新しい受講生を指導しています。まだ理解できていないところも多いですが、私にとって多くの仕事は良い学びの機会となります。ですので成長していきたいです。
(関口さん)
私は国際事業部で、特にインド事業を中心に行っています。日々多くの問題に直面し、時々私はTCGを辞めて、これらの多くの問題から離れたいと思うこともあります。しかし、私はモチベーションをキープし、TCG全体がクライアントに良いサービスを提供しないといけません。我々はインド事業で、プロフェッショナル精神を多くの顧客に発揮しないといけません。昨日の夜、久野会長は今年を国際事業のスタート年だと仰っていました。だから私もしっかりと準備しないといけません。来年に向けてより多くの顧客を獲得し、良い結果に繋げたいです。
(増田さん)
私は関口さんが日々どれだけ長く業務をやっているかを知っています。3年前に何人かが関口さんで本当に大丈夫なのかと首を傾げていました。関口さんは責任感が強いですが、それ以外のものがないということでした。しかし、私はそうは思いませんでした。重要なことは彼がお客様やTCGに対して強い責任感を持っていたことでした。中には責任感はそんなに必要ではないと言う人もいます。ですが、持っている責任感は年月が経ちミッションをこなしていくにつれて、その人自身を変えていきます。関口さんもその一人です。だから、現在彼は、積極的に手を上げて海外にも喜んで赴任します。みんなは関口さんはこんなにも変わったと驚いています。だから皆さんもミッションをしっかりと持って下さい。
(嶋さん)
なぜあなたは海外赴任を決意したのですか。
(関口さん)
私もこの会社に入って7・8年になります。この会社に在籍して、私はいくつかの国で多くのトラブルを見てきました。それらの問題に対して東京オフィスでは、お客様に提供出来るサポートも間接的なものに過ぎません。だからこそ、私は海外に行き、お客様に直接的なサポートがしたいと思いました。
(稲葉さん)
あなたのミッションは何ですか。
(関口さん)
私はタイに3・4ヶ月赴任します。アジアではいくつかの潜在的な国があります。これらの国では状況が決して良いものではありません。そんな中でもTCGの良いスキームを作っていきたいです。私には十分な会計知識を持っているわけではありませんが、アジアなどの多くの国に行き、多くのクライアントに対してTCGのプロのサービスを提供したいです。なぜなら、海外に進出している多くのお客様がTCGを選んでくれたからです。だからこそ、我々はお客様の期待に応え、質の高いサービスを提供すべきです。柳澤さんもタイで非常に頑張っています。彼女もタイのビジネスを軌道に乗せるべく、高い独立心を持って業務に当たっています。私のミッションは彼女が独り立ちできるために必要なことをしっかりと教えることです。
(英語の先生)
小さな習慣でも行動を積み重ねていくことが大切です。それがきっかけとなって今後の大きな成功につながります。みなさん希望をもって良い一日を過ごして下さい。