東京コンサルティンググループ TCG☆ナウ

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【くのじむ日記】11月28日

2011年11月29日 | 日記
本日、くのじむ日記を担当します、須浪哲郎です。
乾燥した寒い季節となって参りました。風邪など引かないよう体調管理にはくれぐれもお気をつけ下さい。



【テレアポ・ロールプレイング】


(アポインター役:筒井さん)
お世話になっております。私、久野公認会計士事務所の筒井と申します。本日、経理の責任者様いらっしゃいますでしょうか。


(企業役:浅田さん)
はい。私です。


(筒井さん)
私、久野公認会計士事務所の筒井と申しまして、ただいま経理の派遣紹介の件でお電話させて頂きました。弊社の特徴と致しましては、弊社の経理・会計に特化した社員を紹介させて頂いております。また、経理だけではなく他の部署についても何か困ったことがあれば、お手伝いできます。よろしければ、その点も含めまして20~30分ほどお時間を頂戴いたしましてお会いすることはできないでしょうか。


(浅田さん)
ちょっと会うのは難しいですけど、その他の部署っていうのはどこですか。


(筒井さん)
経理のみならず人事や労務についても、例えば給与計算等の派遣についてもご紹介できます。


(浅田さん)
普通の派遣とはどこが違うんですか。


(筒井さん)
派遣した社員が困っている場合には、会計事務所を母体とする弊社と密接な連絡をとることによりバックアップする体制が整っているので、業務についての改善を図ることができます。


(浅田さん)
例えば月末の忙しい期間だけ頼むなんてこともできますか。


(筒井さん)
はい。1ヶ月や1週間また例えば給与計算等でお忙しい時には1日単位から対応させて頂くことが可能です。


(浅田さん)
でもスポットで頼んで毎回人が変わるのは・・・同じ人にお願いすることもできるんですか。


(筒井さん)
はい。当社ではそのようにご案内させて頂くことができます。


(浅田さん)
説明に関してはあなたからされるんですか。


(筒井さん)
私よりももっとプロフェッショナルの方から説明させて頂きます。


(浅田さん)
それでは、一度お願いします。


(小林(祐)さん)
いつもこのように会話のキャッチボールはうまくいくんですか。


(筒井さん)
お話を聞いてくださる方であれば。


(小林(祐))
最近入社されて間もない方も多いことからアポ率が下がってきています。あまり最初に説明しすぎても、聞いてくれるところは少ないのではないですか。初めのところでもっとインパクトを与える説明をされた方がいいんじゃないでしょうか。常駐や改善といったフレーズをもっと入れるべきだと思います。「当社は普通の会計事務所とは大きく異なります。我々の社員が月一とかではなく、常駐致します。そして業務を改善していきます。」というように説明すると相手もンッって思うじゃないですか。説明するのは行ってからでもできるので、最初にインパクトを与えることが大事になってきます。あと月末だけパートタイムっていうのは基本的にはやってないので。常駐が基本です。もしそういう風に聞かれたら、「月末に忙しくなるのは月中の業務に何らかの問題があるので、まず1ヶ月からでも常駐を考えてみるのは如何ですか。」という話の持っていき方にして下さい。


(長澤さん)
あと、うちを説明するだけじゃなくて、向こうの状況を考えていることを伝えることも大事になります。大阪の話を聞くと過去のデータを伝えるだけでもアポ率が上がってくるということが挙げられているんですね。うちの強みは、派遣された社員が複数の会社を経験しているので、コンサルタントの仕事ができるところです。会社の業務の問題点を指摘できる人になるところまで意識をもって電話を架けると、電話営業してる人たちも変わってくるんじゃないのかなと思います。


(望月さん)
断られるパターンで一番多いのは、会社の概要説明の段階で話が終わってしまうことです。最初の段階として、説明をするべきなのかどうなのか、なにかアプローチについての意見ってありますか。


(長澤さん)
説明よりも、相手の必要とすることや相手が気づいてないことを事例を交えて話すことが大事で、仮にいらないと言われても、他の会社の例を挙げて説明することが大事になってくると思います。


(中道さん)
望月さんは営業に関する本とかは読まれましたか。


(望月さん)
はい。第一印象で相手を掴むことが大事ということが示されていましたが、具体的にそこに踏み込む勇気がなかったかと思います。


(中道さん)
相手にとって迷惑なのではと考えているようでは、本当の価値を提供することはできないと思います。私達の会社の存在意義や、会社のことをもっと理解して、自分が(派遣先に)行った時にどんなことを提供できるのかを考えられるように、営業チームでもっと相談などしても良いかと思います。



【でき若ディスカッション】第9章第5項「やりたい目標の発見方法」 P.200~


(英語の先生)
皆さん大学に行ったと思いますが、それは将来の人生を楽にするためのものだったのではないですか。


(手賀さん)
私は大学で法律を学びました。現在の仕事とは関係ありませんが、社会について知ることはできたので有用だったかと思います。


(英語の先生)
会計について学ばなかったけれど、結果的に役立ってますね。


(松浦さん)
私は経済を学びました。理由は簡単で、経済というのは多くの人に重要であるからです。


(英語の先生)
勉強したことが今と関係ない人はいますか。


(助野さん)
私は大学で地学を勉強しました。しかし、大学を辞めてすぐに会計学について学びました。他の人に説明できるようにするために、より深いところまで勉強するようになりました。


(英語の先生)
大学に進むのはより楽な人生を送るためだったとしても(親に言われたとしても)、楽な人生なんてないですね。


(手賀さん)
私は努力するのが嫌いで、楽さを求めていましたが、私の夫は朝5時に起きて勉強していました。それを見て努力することを学びましたが、この会社に来てさらに多くを学びました。特に長澤さんは勉強家で努力家なので、見習うところが多いです。


(近藤さん)
大学では社会学を専攻していましたが、その頃はジャズ(ウッドベース)の練習に明け暮れていました。卒業後はTCGに入りコンサルティングをしています。コンサルタントは顧客の問題を解決することが仕事です。


(渋谷さん)
私は勉強が嫌いです。この会社でお客様への貢献が大事で私もそのように感じます。そのように考えられなければ、この会社ではやっていけません。もっと勉強しようと思います。


(英語の先生)
お客さんに貢献して対価を得ることで、どれほど貢献してるのか分かりますものね。


(田代さん)
先週グループ会があって、その席で長澤さんと手賀さんがすごく努力されていることを知ったので、私ももっと努力をしなければいけないと感じました。


(英語の先生)
勉強って楽しくないですよね。しゃべるのが遅い点については、会長も言っていますが、完璧な英語や会計を学んで完璧な文章などを作ることが目的ではありません。勉強していくことのプロセス自体を楽しまなければと感じます。


(田附さん)
私は、会計について勉強しました。仕事には使えますが、より多くの付加価値を与えられるようになるためには、英語の勉強も必要だと思うので、今勉強しています。しかし、楽しくはありません。


(助野さん)
勉強の楽しさを知っている人はいますが、勉強を楽しくするためには、学んだ知識を仕事の場などで使っていくことが必要です。


(今さん)
多くのボキャブラリーを得るためには、英語のテストを朝にやるのはどうでしょう。


(英語の先生)
大阪では英語のテストをしていたみたいですけど、皆さんはこのアイディアについてはどう思いますか。


(松浦さん)
このテスト案は我々のモチベーションを上げるかもしれませんね。私は毎日多くプレッシャーを感じるようになるかもしれません。


(英語の先生)
書いたり覚えたりするよりも、喋ることが最上の英語上達法だと思います。


(関根さん)
今さんの意見には賛成です。自分の能力を測れる場があるのは良いことです。しかし、私は英語が得意ではないので、モチベーションは下がるかもしれません。私は以前バイトをしていました。バイトを楽しめたのは、お客さんからの感謝があったからです。勉強していく中でも楽しめることが必要だと思います。


(川嶋さん)
私は生物について勉強していました。その後製造業へ就職し、その後会計へと移ってきました。どれもフィールドは違うけれど、生物学と経済の共通点を見つけたりすることが重要です。このような共通性や関連性を見つけて行くことで私は勉強を楽しめています。


(英語の先生)
何か具体例はありますか。


(川嶋さん)
難しいです。


(英語の先生)
私がここに来た頃は皆さん用意したものしか話さず、自発的に話さなかったのですが、皆さん進歩しました。


(浅田さん)
私は一生懸命働き、学んでいきたいと思います。



【ドラッカー】


(久野会長)
我々の会社は目的に向かってスパイラルしていかないといけません。何かを変えようとすると、リスクをとらなければいけなくなります。往々にして明確な目的を持たずに変化した結果、ノウハウや強みまで失う企業があります。アントレプルナーにとって最大のリスクはつまらなくなることです。毎日同じように見えても、何かしら発見していけることが大事になります。毎日同じことをやることと日々変化していくことを同時に成さなければならない点が最も難しいのです。


(受講生)
マクドナルドは数年前に歌舞伎町の店舗を閉店しました。それはマクドナルドがファミリーに心地良い場所を提供するという目的を持っており、歌舞伎町がその目的にそぐわないからでした。変化するためには、目的が必要です。目的を達成するためには柔軟に対応していかなければなりません。


(久野会長)
歌舞伎町はとても成功した町ですが、とても汚いです。ゴミだらけです。


(英語の先生)
今では毎日英語を使ってますが、皆さんにとって2年前この取り組みを始めたときは脅威だったかもしれません。


(久野会長)
皆さんそうとは限りませんけど、良い機会と捉えてください。


(英語の先生)
ビルゲイツは本格的に何かを発明したわけではなく、元々あったPCを誰でも使いやすいものにしました。


(久野会長)
この章でドラッカーが言いたいのは、変えることの重要さと実際には変えないことについてでしょう。
変えていけないものと変えていいものがあります。目的の軸を変えたりすると会社が潰れてしまいます。だから、目的自体は変えてはいけないのです。そして、目的に従った行動というのは毎日同じものでなければいけません。しかし、チェンジエージェントとしての行動は毎日変化していかなければいけません。実は、この二つを両立するのはとても難しいのですが、同じことをやっていながら常に変化していくことが重要になります。これが成長です。同じことをやりながらも成長する人間には変化が起きています。会計から営業になったとかSEから会計になったとか、一見変化に見えるけど、そういうのは変化ではありません。成長がないですから。多くの人間はここを履き違えてしまいます。同じことをしていても相当の努力を継続しないと成長はできないのです。

【くのじむ日記】11月25日

2011年11月28日 | 日記
本日、くのじむ日記を担当します、受講生です。
気温の変化が激しい日々が続いております。体調管理にはくれぐれもお気をつけ下さい。



【3分間スピーチ】


(受講生のスピーチ)
今回はモチベーションについて話します。「でき若」では、モチベーションを内的・外的の側面に分け、経営者が社員に与えられるようなモチベーションよりも、自らの内面から出るモチベーションの方が重要であるとしています。「市民ケーン」という映画をご存知ですか。映画史に残る傑作ですが、暴露的な内容で、当時は酷評され、興行的には大失敗でした。監督のオーソン・ウェルズは、自らの思う作品を撮るため、自分で稼いだお金で映画を撮ることを決意します。この監督の例は、内面からのモチベーションの際立った例であると考えます。また、愚直に信じてやり続けるということは、我々自身も、日常の行動と目標が整合していないように感じることが多々ある中で、ありとあらゆることを目標に繋げていくことで、モチベーションの向上が図れるのではないでしょうか。


(川隅さん)
ご自身で、内的モチベーションを外的モチベーションに繋げる行動をとってきましたか。


(受講生)
部活で、このポジションになりたい、試合に出たいとの内的モチベーションがありました。外的なものは、親や先生から勉強しなさいと言われたことです。これからは、外的モチベーションを与える存在がなく、内的なものを自分で上げないといけないので、意識を高くしていくしかないと思います。


(川隅さん)
今の話はスピーチの中にも入れられる内容です。映画の話を入れるのは面白いですが、自分もしくは我々はどうしていくべきなのかの話に至らなかったのが残念です。それを考えると、もっと良いスピーチになると思います。内的・外的要因について、内的は自分のモチベーションをどう持っていくかであり、外的は重圧となりやすいと思います。先ほどの映画監督も重圧から制作したと思います。内的が外的より大きいということが、この会社では重要だと思います。


(渋谷さん)
映画監督の話から入りました。その後、自分の経験がなかったのがもったいなかったです。受講期間中、モチベーションの保ち方で、新たに学んだことは何ですか。


(受講生)
1点目は、他の受講生の方の存在で、助け合ったことです。2点目は、毎日社員の方から聞く話が新鮮で、モチベーションが上がりました。


(渋谷さん)
体験談があると良かったと思います。得たことを入社してからも活かして欲しいです。


(川西さん)
この会社での目標を聞かせてください。


(受講生)
大きいものと小さいものがあります。小さいほうは、パソコンスキルを上げることです。大きいほうは、経営者の方をサポートすることです。これは学生の頃からの憧れです。そのため公認会計士も目指していました。まだ漠然としているので、今後具体的に答えられるようにしたいです。



【でき若ディスカッション】p197~ 第9章 第4節 「やりたい目標こそすべて」


(英語の先生)
昨日の話でいえば、人は2つのカテゴリーに分けられます。1.成功する人、2.普通の人、ほとんどの人は2つ目になります。どう目的を見つけるかが大切です。あなたはどう認識しますか。


(松浦さん)
1年8ヶ月ほどTCGにいます。私は、この会社で働く中でモチベーションを高めることができます。それは、周囲の皆さんがとても高いモチベーションを持っているからです。


(英語の先生)
堀さん、あなたはどう提案しますか。あなたは成功していますね。


(堀さん)
私は習慣を作って、何かを成し遂げたいと考えています。しかし、大きな問題に直面すると、それを上手く乗り越えられません。


(英語の先生)
それはどんな習慣ですか。


(堀さん)
私は勉強は訓練と認識しています。しかし、勉強とは食べることと同じだと思います。必要なことだから勉強するのです。


(廣瀬さん)
私は、自分の目標を設定し、それを達成するためのプロセスをどうやって作るかを、当然のこととして行っていました。しかし、それができないメンバーもいます。どんなに良いツールを作ってもそれを使うメンバーのモチベーションが弱いと何の役にも立ちません。私自身の目標ではなく、TCGの目標をメンバーと共有することにより、この問題を解決していきたいと思っています。


(英語の先生)
グループメンバーからのコメントはありますか。


(石川さん)
私は、廣瀬さんが何を考えているのかを理解したと思います。いずれにしろ、明確なゴールがなければ、業務をスムーズに進めることは難しいと思います。



【1分間スピーチ】


(田代さん)
プロフェッショナルについてのテレビ番組を見ました。スピードが大切とのことでした。グローバルマーケットに入るために、私達もスピードが大事だと思います。


(渋谷さん)
会社を拡大させるために、英語力は重要です。以前TOEICに挑戦した際は、良い点数を取れませんでした。それは、明確な目標がなかったからです。明確な目標を持ち、改めてTOEICにチャレンジします。


(川嶋さん)
ゴールは重要ですが、全員が同じ目標を持つのは難しいと思います。良い組織を作るコツは、常に「探究心」を持ち、新たな発見をシェアすることです。


(檜山さん)
テンプル大学にスピーチを聞きに行きました。英語をライブで初めて聞くという、価値ある経験でした。もっと英語を学ばなければならないと感じました。今後も生の英語を聞くことに積極的に参加しようと思います。


(川隅さん)
モチベーションをキープし、決して諦めないということについてお話します。私はネット戦略事業部の担当です。HPをより良いものにするために、日々勉強を続けています。資格試験との両立は困難ですが、モチベーションをキープし、決して諦めません。
 

(小林(の)さん)
自分のことについて話します。効率性を日々高めようと努力していますが、いい将来のためには 毎日の充実が必要だと思っており、毎日の幸せを積み上げて行くことで、将来の幸せに繋がると思います。昨日、会長は「うちの社員のほとんどが、現状を幸せと感じていない」と仰っていましたが、私は今、幸せです。


(土公さん)
3つのことを話します。1つ目は、理想のためには感情を捨てた方が良いということです。2つ目は、熱心に働き続けましょう。たとえ良くない状況でも、自分なりのやり方で続けて行くことです。最後は、毎日、すべてのことに感謝を忘れてはならないと思います。


(望月さん)
マニュアルの改善が、仕事の効率化に繋がっていくと思います。そして、目標を達成するために、自分の性格も変えていきたいです。


(受講生)
モチベーションについて話します。何事にも怠惰な性格でしたが、バスケットボールクラブに所属して、先輩をサポートするということで、モチベーションを保つことができました。内的なモチベーションを大事にしていきたいです。


(受講生)
「でき若」10章を読んで思ったことをお話します。私は、この監査法人のリーダーの「嫌なら辞めろ!」という発言は冷酷とは感じません。むしろ、部門統合という形で時代に遅れたタイピストたちを救おうとしたのですから、思いやりのある人だと思います。「未熟なタイピストたちと同じ仕事をしたくない」という底の浅いプライドは持つ意味がなく、もし持つのなら、「これまでの経験をもとに、彼らよりはるかに優れていることを見せてやる」という気高いプライドを持つべきです。 


(近藤さん)
目的について話します。目的とは継続的な思考のことです。英語、プロフェッショナルスキル、コミュニケーションスキルの3つが重要なベーシックスキルで、これらを育てることで、社会に貢献できるようになると思います。

【くのじむ日記】11月22日

2011年11月24日 | 日記
本日、くのじむ日記を担当します、受講生です。気温の変化が激しい日々が続いております。体調管理にはくれぐれもお気をつけ下さい。



【3分間スピーチ】


(受講生のスピーチ)
第4章「改善=プラスαの発想を捨てよ」について話します。「徐々に」や「できれば」といった発想では、本当の改善はできないと思います。私は、改善とは一部分の悪い点を反省して直すという意味には留まらないと考えています。私は前職で広告代理店で働いており、追加オーダーを日々待つだけではなく、積極的にお客様の元に聞き出しに行こうという発想に逆転させた結果、改善に繋がった経験を持っております。このような意味では、逆転の発想も改善の中身の一部であると考えております。


(小林(祐)さん)
弊社の中で、小手先だけの改善ではなく、業務を行って行く中で新藤さんが改善できるのではないかと思うことはありますか。


(受講生)
今業務の中で具体的に改善できる部分は特に思い当たりません。しかしながら、自分自身の時間配分の中で改善できる部分はあると思いますので、適切な時間配分を行い、できることを増やしていきたいと思います。



【でき若ディスカッション】第9章第3節「生と死の境界線を持つ~死生観を持つ」P.194~


(久野会長)
この章は本の中でも象徴的な部分であると思います。年齢を重ねた殆どの人が過去について話をする事をせず、未来について語り、何か新しいことを始めるといったことをしません。私は現在46歳ですが、80歳まで生きるとすると残りはあと36年です。残りの人生の方が少ないからといってモチベーションが上がらないというのはナンセンスです。マネジメントで成功体験ばかり話すのであれば、それは辞職の時であると思います。例え年老いていたとしても、未来を語ることはできるし、新しいことを始めるCEOもいます。このような意味で、人は2つのタイプに分けることができるのではないかと思います。


(英語の先生)
どちらのタイプになるかは、本人がそれぞれ決める話であると思いますが、殆どの人がどちらのタイプであるか認識せずに年をとっていくのではないかと思います。


(久野会長)
私は以前、40歳からは残りの人生であるという話を聞きました。20代や30代のうちはそのような考えを持っていなくても、40代が近付くにつれて突然モチベーションを下げてしまう人がいることも事実です。私は20代や30代は勉強し続ける期間と位置づけ、40代以降でクリエイティビティーを発揮すればよいのではないかと思います。


(英語の先生)
歴史に名を残すような人物は、まず始めに貢献といった視点を持ち合わせていたのではないかと思います。


(久野会長)
クリエイティビティであるということも一つの貢献であると思います。また、クリエイティブになるために、まずは知識の部分の習得が不可欠であるとも思います。


(小林(祐)さん)
今のようなお話は、年齢を重ねた人だけの話ではないと思います。新しいアイディアも、既存の知識から生まれるような場合が多いので、常に知識を得るための努力を惜しまないことにより、より大きく貢献できるのではないかとおもいます。


(英語の先生)
チームとして仕事をして行く中ではクリエイティビティーよりもコラボレーションが必要になる場合もあると思います。様々なものをチームでシェアしていくことも必要なのではないでしょうか。


(松浦さん)
私は後輩に対して指導することもあるのですが、先輩から学んでいくことも多いのではないかと思います。


(久野会長)
仏教では輪廻転生の考え方があります。この考え方に基づけば、人の死はある意味で新たな人生の始まりとも言えると思います。このような宗教的信条を持たない人にとって死は受け入れ難いものと言えますが、例え何もしなくて人生はいずれ終わると考え、モチベーションを上げていくのも一つの手段です。


(英語の先生)
どの組織でも究極の目的は、お金を稼ぐことよりもむしろ社会や顧客に対する貢献であるべきであると思います。


(受講生)
死について考え、今何をするべきなのかを考えることは重要であると思います。ドラッカーは、どう他者を認識するかでやるべきことが決まってくると言っています。


(関根さん)
このテーマは非常に難しいです。私は昨年の経験から、死について考えるようになりました。しかし、仕事をしている最中は死について考えることはありません。このテーマについては話すよりもむしろ行動で示すことに難しさを感じます。死について、先のことではなく、もっと近いものとして意識することも必要なのではないかと思います。


(英語の先生)
シニアの人は、今日しなければならないことのみでなく、組織を作っていくことも必要です。



【ドラッカーの話】第1章 第16項「ノンカスタマを知る方法」


(久野会長)
マーケティングでは市場調査を多く実施しますが、顧客が何を求めているのかを明確にすることは非常に重要です。我々は、会計のスペシャリストですが、勉強を始めたばかりの頃はそうではありません。そのため、会計のことのみを勉強し、マネジメントについては学ぼうとしない人が多くいます。これでは果たして、本当に会計を理解しているか、疑問に感じます。会計情報の多くの利用者にとって、会計とは単なる尺度や情報に過ぎませんが、それ以上の価値を求めている場合もあります。我々はこのような要求に応えていくことができます。


(英語の先生)
この会社ではグローバル化に対応しています。海外に積極的な日系企業はまだ少ないですが、この会社は非常に積極的です。


(久野会長)
変化するためのリスクは必要ですが、過去の成功体験にこだわりすぎてしまい、そのようなリスクをとろうとする人は稀です。



【1分間スピーチ】


(受講生)
stressedという単語は、逆から読めばdessertsとなります。私は2年間公認会計士試験のために勉強し、結局合格できませんでした。しかしながら、この2年間は挑戦し続けた2年間でもあったとも言えます。辛い経験も見方を変えることで、良い面を捉えられるのではないかと思います。


(久野会長)
ジャンプする前に膝を曲げることと同じ理屈ですね。


(川西さん)
私の高校時代の先生は、とても年配の方だったのですが、PCスキルを上げようと努力していました。私もこのような姿勢に倣い、死ぬ瞬間まで学ぶ姿勢を忘れないようにしたいと思います。


(受講生)
私は、最近の若者は安定志向が薄れているように感じます。というのも、どのような立場であっても、生涯に渡り安定的に働くことはできないのではないかと若者が感じるようになったからだと思います。近年の若者のキャリア志向も、リスク回避行動と捉えられるのではないでしょうか。


(受講生)
私は大学で美術史を学ぶ中で、美術品の購買者の方々に多くお会いすることができました。そのような方々には、所謂「人間力」があるように感じられ、これを身に付けたり、感じたりすることで本当に成功するには「人間力」が必要であるのか、確かめていきたいと思います。


(受講生)
星に願いをというお話を知っていますか。日頃から願いを強く思っていないと、流れ星が流れた一瞬で願いを掛けることは困難です。一瞬で願いを掛けられる位の強い思いを持ちましょう。


(英語の先生)
私は昨日、新宿で流れ星を見ました。私の子供の頃の願いは、祖父が牧場を営んでいたため、私も馬が欲しいといったものでした。もちろん、現在の現実的なゴールはビジネスパーソンとしてのものですが、願いを常に持つというのは、いいことですね。


(受講生)
以前テレビで戦争の悲惨さについて伝えるスピーチをしている高校生の特集を見ました。自ら体験していないことを他人に伝えることは困難なことであると思いますが、私も今後、物事の本質を他人に伝えられるように努力していきたいと思います。

韓国語学習からの気づき

2011年11月22日 | 日記
「アンニョンハセヨ?(こんにちは。)
本社所属の佐伯と申します。

唐突な韓国語でのあいさつで恐縮ですが,
現在韓国の方が多く働いている環境で仕事をしていることから,
少しずつですが韓国語を勉強しています。

韓国人社員は優秀な方たちばかりですが,それに加えて,
物事に取り組む姿勢には目を見張るものがあります。
その証拠に驚くべきスピードで日本語が上達していて,
来日当初は挨拶ができる程度であったのが,
現在では日常会話に支障がない程になりました。

自分も見習わなければと,韓国語のテキストを購入して
勉強を開始しました。
購入当初は意欲十分でしたが,時間が経つにつれ
その意欲は減退し(いつものことですが),
いつしか韓国語のテキストは部屋の片隅に
放置されることになりました…。 

数か月が経ち,また新たに韓国人社員がいらっしゃる
ということを知り,かつその方がまだそれ程
日本語が堪能でないということから,
それを契機に改めてチャレンジすることにしました。

そこで以前に購入したテキストを引っ張り出してきたのですが,
やはり難しい…。
ハングル文字もはじめのうちは識別が難しく,
努力も空しく学習の効果も実感できない状態が続きました。

ここでふと,このテキストそのものの質が悪いのでは…?(短絡的ですが)
と感じ,新しいテキストを購入することにしました。

新しく購入したテキストは,とても分かりやすく,
理解を深めるのに大変役立ちました。
韓国語の文例とそれに対応する日本語訳が並列しているという
レイアウトは同様ですが,新しいテキストの良い点は,
単語単位で下線が引かれており,日本語の単語との対応関係が
より明確になっているところです。
これにより予備知識の全くない自分にとっては,
より効率的な理解が可能になりました。

新しいテキストに満足する一方,
「最初からこちらを購入すべきだった。最初に購入したテキストは
全く役に立たない無駄なものだった…。
買う時にもう少し内容を確認すべきだった…。」
という後悔もありました。

ところが…

理解が徐々に深まるにつれて,
新しく購入したテキストが物足りなくなってきたのです。
あれほど満足していたにもかかわらず…。
そもそも,文字が大きく,掲載されている文例も決して多くなかったのです。

ここで,改めて以前に購入したテキストを開いてみました。
改めて読んでみると,新しく購入したテキストよりも文例が豊富で,
またより多くの単語も紹介されていることから,
この水準をマスターすればコミュニケーションの幅も広がることが期待される,
なかなか良いテキストであると気づいたのです。

この見解の変化は,自分自身の変化,成長によりもたらされたものです。
最適な教材は学習者のその時々の能力に応じて変化するものなのだと
実感しましたし,変化に応じて柔軟に対応することが
大切だということを学びました。


筋力トレーニングを効果的に行うためには,
その時々での筋力に応じた適切なウェイトを選択する必要があると聞きます。
トレーニーのその時点での能力に応じて,
適宜最適な負荷を選択できるかがトレーナーの力量を測定するうえでの
重要な指標であり,もっと広く言えば,
教育者に求められる重要な素養なのでしょう。

小学生に対して,あるいは大学生に対しての教育者のアプローチが
同じであることはないはずです。

対象者の段階に応じた教育手法が求められるということなのでしょう。

仕事に対する姿勢

2011年11月22日 | 日記
人財開発 新宿本社所属の伊地知(いじち)と申します。

先日、私はTCGのメンバーを呼んで
結婚披露宴を行いました。
ピアノを弾いてくださった久野会長、
司会を引き受けてくださった琴寄さん、
お越しくださった社員の皆様、
また今回お呼びすることができませんでしたが
お祝いの言葉をかけてくださった皆様、
この場を借りてお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。


さて
披露宴の準備をすすめる中で
色々な人との出会いと、学びがありました。
基本的にブライダル業界の方は
情熱的な方が多いのかもしれません。

ある会場紹介業者の方は、
私達が遠慮させていただいた際に
「是非お二人の幸せを見守りたかったのですが…」
と目に涙を浮かべながら残念そうにされていました。

また、ある衣装店では、女性スタッフの方達が
衣装をコーディネートすることに
人生をかけているかの如く
本当に楽しそうに衣装を選んで下さいました。

私達は普段仕事をしながら涙を流して残念がったり
心底楽しい気持ちになったりすることがあるでしょうか…
この方達はきっと、それぞれ
自分の仕事に対して思い入れやプライドを
持っているのだと思います。
この姿にはとても見習うべきものがあります。

皆さんが今の仕事に対して抱いている
思い入れやプライドはどのようなものでしょうか?
私自信にとっても、自分の仕事に対しての哲学を
見つめなおしていく良い機会になりました。


【くのじむ日記】11月21日

2011年11月22日 | 日記
本日、くのじむ日記を担当します、田代未歩です。
朝の冷え込みが厳しくなってきました。風邪などひかぬよう、お気をつけてお過ごし下さい。



【久野会長のお話】


(増田さん)
この間片瀬さんと、中小企業の税金についての討論番組の座談会に参加致しました。しかし、テレビ局側のテーマがぼやけてしまって、座談会はあまりうまくいきませんでした。参加した方は、下は大学生から上は年配の方でした。


(久野会長)
総じて大衆の意見になってしまったと思います。増税については、やはり皆反対でしょう。年金の支給開始年齢を引き上げることについても皆反対するでしょう。社会保険は国民と国からの財源で成り立っています。収入と財源のバランスを保たなくてはいけません。でなければ、将来成り立たなくなってしまいます。辻褄があわない議論は駄目です。国の財源がマイナスになると、赤字国債発行という流れになります。日本は赤字のため、赤字国債が900兆円に膨れ上がっています。収入と費用については、今現在企業の収入が下がっています。にもかかわらず、費用が上回っているのです。これからは、税金の中で、若い世代で払わなくてはいけくなります。ではどうすればいいのでしょうか。現状維持のままなのか、北欧のように福祉国家にするのか、日本はある意味福祉国家です。もしくは、小さな政府にするという考えもあります。公務員を減らし、全てを削減するのです。今は大きな政府のため、収入を引き上げることはできます。つまり、増税するのです。年金を受け取りたいなら、増税するしかないのです。いずれは、修正しなくてはいけない時がきます。このような議論をしないと意味がありません。ギリシャ国民のニュースは情けないと思います。アメリカのデモも、日本国民の姿と一緒に見えます。


(小倉さん)
会長の言う通り、年金を減らし、削減することが大事だと思います。


(久野会長)
何年も働いて年金を納めたのに我々老人を見殺しにするのか、と言われたらどうしますか。


(小倉さん)
実際に減らしたとしても、暮らしていけると思います。


(増田さん)
ご年配の方は、たくさん知識があります。増税には、まず支出を減らしてからではないか、埋蔵金があるのではないか、との意見が多くありました。ただ、将来の期限については誰も意見しません。


(久野会長)
私が民主党に投票したのは、削減を掲げていたからです。しかし、実際には子供手当てや、高速道路無料化でした。また、あれだけ事業削減したのに、その額はたかだか1兆円にしかすぎませんでした。埋蔵金は幻なのです。将来消費税を引き上げることは避けられないでしょう 。公務員を削減すること、公務員の給料を徹底的に下げることが必要です。公務員の仕事は企画と検証だけでいいのです。民営化すればいいのです。公務員法を変えることです。ただ、公務員法を変えることはなかなか難しいのが現状でしょう。


(片瀬さん)
これ以上の費用削減は無理だと思います。昔から費用削減と言っているにもかかわらず、赤字が増えているからです。


(久野会長)
費用削減は独裁者にしかできません。


(片瀬さん)
今の日本に独裁者はいるのでしょうか。


(久野会長)
小泉前首相や、橋本前府知事のような方かもしれません。国が破綻すると、独裁者が出現します。私は最近、国と星は似ていると思うようになりました。星は生まれ、いずれ爆発して消えて行きます。国もどんどん成長して、いずれ破綻するのです。成熟した国はいずれ破綻します。そして、日本が増税できないのは、民主主義だからです。


(片瀬さん)
人口が減っている今、特に増税は難しくなると思います。


(久野会長)
我々は今この状態が、初めての経験になります。力がないとリストラは難しいものです。もし公務員をリストラしたら、彼らはストライキを始めるかもしれません。そして、民営化しようとすると、相当な人間が死んでしまうのです。国鉄の時は、何人か死人がででしまいました。またアメリカはリーマンショクの影響で、お札を2倍に増やしました。そのため、円高になったのです。お札を増やした為、借金は半分になったのですが、同時に財産も目減りしていく状況になりました。戦争でドイツが負けたとき、大量のお札が必要でした。戦争で負ければインフレが起きるのです。通貨の価値が下がると、我々は何を保有すればいいのか分からなくなります。それで今、金が高騰しているのです。また、日本の国債の金利が低いため、安全だと思われています。しかし、将来日本は破綻する可能性があります。そのため、その時の対応策を考えておく必要があります。ある会計士が言っていたのは、オランダ・スペイン・イギリスなどのように長期低迷の状態は、400年までなら何とか持ちこたえられるということです。20年ほどの期低迷状態の日本が復興するのは幻想です。かつての日本のように復興してるのは、今は中国だけです。


(愛敬さん)
破綻するのは仕方がないでしょう。私はそう悟っています。個人的な意見ですが、バブルの時でも、日本の政治は二流でした。でもある意味、政治家成熟モデルの先端だったと思います。政治家の打つ手が、理念から大衆になったのです。日本が20年に渡って見本を示せませんでした。これからも無理だろうと私は思います。


(久野会長)
知識層は、これから国外逃亡に備えるでしょう。国を捨てるのです。日本ではなく、海外に住んでしまおうと考えるのです。破綻しても大丈夫なような体制作りは必要です。


(愛敬さん)
リスクを分散するということが大事だと思います。1点集中でなければいいと思います。そして現物です。今であれば、円はまだまともだと思います。


(久野会長)
円は一気に下がったら逃げれなくなります。国が破綻すると思われると、急に円安になるからです。


(愛敬さん)
何年単位でサイクルするのかは分かりませんが、通貨ではなく現物がいいと思います。



【でき若ディスカッション】第9章2節 「ゴール」を目指すか、「道」をつくるか P.191~


(久野会長)
昨日「Running Organization」の本を買いました。組織を前進させるためには、PDCが必要です。そのために朝研をしているのです。効率性があるかは疑問ですが、必要です。2009年の我々の従業員は455名でした。今は減少して280名となっています。昨年は経常利益が1億8千万円でしたが、今年は1億円に届くかどうか、過去最低となりました。総利益はあるように見えても、社員数が多いため、一人あたりで換算すると少ないのです。現在、市場は国際化しており、チャンスが到来しています。国際化に向けて、スピートと競争が大事です。会社設立はすでにできています。しかし、人材が不足しているのです。目標は500名の従業員数です。今がラストチャンスです。そのための人材配置をしなくてはなりません。我々は、人の割り当てに戸惑っています。なぜなら、海外に行く人材がいないからです。インド以外の海外支店は、インドと比べて利益は出ていません。なので、人材を充実させなければいけません。社員数増加があればすべて解決します。独立系会計事務所ナンバーワンになれるのです。派遣というスタイルも、市場で生き残っているので、まだこれから拡大していける分野だと思います。未経験はプロフェッショナルになるために、修行時間が必要です。資格取得と経験を積み、プロフェッショナルになるのです。みんなに勉強時間を与えるために、就業時間を短くしているのです。会社に依存する人間ではなく、自分の力を持って欲しいのです。プロフェッショナルになる前に転職してしまうのは、人生にリスクを抱えることになるだけです。自信と確信次第で将来性は拡がり、収入も掛け算式で上がっていきます。しかし、自信がないままそのまま仕事をするだけでは、期待もなければ自信もなく、収入も伸びないでしょう。TCGブランドはコンサルタントにあります。グローバルマーケットで我々はとてもいい位置にいるのです。我々にとって大きなチャンスです。そのことを正しく理解して欲しいです。会計市場はこれから海外に移り、国内の経理は必要性がなくなっていきます。我々はこれから急激に良くなります。来年は苦労するかもしれませんが、再来年からは品質を更に上げ、顧客を増やすのです。国際業務を取り込めたならば、確実にアジアナンバーワンになれます。夢物語ではないのです。せっかく私にはビジョンが見えてるのに、皆と共有できないのが歯がゆいです。では、5分間のグループディスカッションをしてみてください。



【各グループでのディスカッション】


(小林(祐)さん)
私のグループには新入社員がおりましたので、彼らになぜ入社したのかを聞いてみました。彼らの内の一人は「会長の顧客主義の考えに感動して入社を決めた」と言いました。


(久野会長)
顧客主義を理解するのは、とても難しいことです。目の前の顧客のことだけを考えてのサービスは、顧客主義ではありません。顧客の言うことを聞くだけが顧客主義ではないです。皆さん誤解しています。私は客とも喧嘩しますし、切り捨てもします。それは、社会のことを考えているからです。


(中道さん)
我々の会社の国際化をどう考えているか考えてみました。資格勉強をしている未経験者にとって、国際カラーはとても大変です。しかし、必然性は感じています。そして、国際を意識している企業は少ないと思います。


(高橋(功)さん)
我々はアジアナンバーワンになれると思うかどうか聞いてみました。なれないと思う人の意見としては、人数を増やしていきたいがなかなか増えないので、難しいのではないかという意見です。また、海外での案件がなかなか見えづらいこともあります。なれる人の意見は、これだけ海外に拠点を広げている事務所は我々だけです。かつ、出版戦略もあります。これはとても強みになると思います。足りないのは技術と実行力です。我々がやることはとても明確です。専門性を持ってレベルを上げていけば、間違いなくアジアナンバワーワンになれると思います。


(久野会長)
意見は、たった一つのきっかけで変わります。派遣モデルをしているため、今の我々の評判は悪いものです。そのところを、もう少し良く見せる必要があります。しかし、ビジョンを共有できないと無理です。できないと思っている人には、論理的に語るしかないです。しかし、他の事務所に語ると、所長などはすぐに理解してくれます。派遣モデルをオープンにるすことは、競合他社が真似をするため、リスクであります。多く話すと、競合他社を増やすことになりかねません。とにかくスピートをつけ、理解してもらうしかないのです。皆さんには、感性を高めて欲しいです。


(和久井さん)
海外のシェアは現実にどう増やしていけばいいのよく分かりません。


(久野会長)
他社はプロフェッショナルだけのため、給料が高いです。我々は派遣モデルがあったからこそ、海外に進出できたのです。監査法人でさえ海外に行きません。なぜなら、彼らは保守的で、人数を増やせないからです。


(和久井さん)
では、どうしていくのですか。


(久野会長)
頭が固い人間を鍛えて上に引っ張り上げるのです。


(滝本さん)
我々は人数を増やさなくてはいけません。資格を取って経験を積み、海外に進出することで、モチベーションが上がります。


(久野会長)
私が言っていることは必ず実現します。実際1年でこれだけ海外拠点を作り、しかも本も製作しました。インパクトは大きいと思います。市場は作れるのです。


(滝本さん)
確かに、銀行に電話すると皆さんびっくりします。反響はとても大きいです。本に書いてある情報量にびっくりして、他では作れないとおっしゃいます。


(久野会長)
私の戦略を理解してほしいです。


(佐藤(大)さん)
根底をしっかりすることだと思います。将来の目標を立てるのではなく、今何をすればいいのかが重要です。アジアナンバーワンのためには、人員を増やすことです。


(久野会長)
勉強して資格を取って欲しいです。仕事をこなし資格を取ることです。そうすれば、次のステップに進むことができます。今徹底的に勉強するのです。まだまだ勉強量が足りないです。今は勉強する時期で、あなた達は勤労学生でもあるのです。とにかく、勉強して下さい。プロに大事なのは勉強をすることです。この道を避けないで下さい。勉強せずに仕事に逃げると、ろくなことがありません。この話はこれからもっとみなさんと話さなくてはいけないでしょう。最初は厳しいかもしれません。いばらの道です。でも、それはあなた達のためです。皆の親と同じです。嫌なものの本質を見極めて欲しいのです。

【くのじむ日記】11月17日

2011年11月17日 | 日記
本日、くのじむ日記を担当致します土公文平です。
気温の低い日々が続いております。出勤の際、コートを着るなどして風邪を引かないようにご自愛ください。



【3分間スピーチ】


(受講生のスピーチ)
私は「でき若」の第9章生と死に関して話したいと思います。生と死を研修期間に例えると研修初日が生まれた日で、研修最終日が死ぬ日だと思います。私は生まれた日は不安なことばかりでした。何をすれば良いのか、何をしてはいけないのか不安でした。私はこれから生まれる研修生に同じ思いをして欲しくはありません。私の研修での取り組みとしては、入り口で起こりうる不安を取り除いてあげることでした。しかし、私の研修が終わりに近づくにつれて私が居なくなればその後に入ってくる研修生はどうなるだろうという思い始めました。そこで私は、この不安を取り除く為に私の考えを承継することで私が居なくなっても不安を取り除くという行為を習慣付けようと思いました。そのことで私が居なくなっても、この先私が感じたようなことは起きないでしょう。


(片岡さん)
今日の話の中での気付きは何ですか。


(受講生)
自分のリーダーシップを全員に見せることで他人へもリーダーシップの大切さを伝えることができると思います。


(片岡さん)
見本を見せても付いて来ない人も居ると思いますが、そういった人に対してはどう発揮しますか。


(受講生)
話し合いをすることによって解決への方向性を導き出したいと考えています。


(片岡さん)
私の考えにはなりますが、今後、大きく目的に反するような意見に直面した場合は、時にはそれを切り捨てることが重要になってくると思います。


(石川さん)
スピーチの内容は経験が盛り込まれ、失敗・改善・その次が盛り込まれていて良かったと思います。でも、もう少し高いレベルから言うと、聞き手に利益を与えられるスピーチを目指して欲しいです。受講生間での世代を繋ぐことは受講生の間では有意義でも、我々には物足りません。受講期間の経験を今後にどう活かして行きたいですか。


(受講生)
引継ぎです。単に、次の人に引き継ぐだけでなく、その次、さらにその次の人に円滑に引き継げるような引継ぎを心掛けて行きたいです。一歩先を見て行く引継ぎに活かして行きたいです。


(石川さん)
そういった我々社員にも接点がある視点を盛り込むと、より良くなると思います。


(廣瀬さん)
人を上手く育てようとしすぎると自分のコピーを作ってしまう虞があります。川西さんが仰られたように全ての部分に関与していくのではなく、入り口の部分をサポートすることが重要です。そして人を育てるには常に自分を超える後任を作り出そうという気持ちがとても重要です。



【でき若ディスカッション】 第8章6節 人生のタイム・マネジメント P.183~


(英語の先生)
この節の事柄は、私の母や祖母にも同じことを言われました。「失った時に初めて気付く」という英語の諺があり、この本では役立ちを残すことの重要性を指摘しています。皆、もっと頑張る必要があります。今日もお互いに努力しモチベーションを高めましょう。会社の説明等でもかまいません、今が英語を使って挑戦する時です。


(関口さん)
時間は私にとって大切です。2~3ヶ月前、医者が執筆した本を読みました。末期癌の患者の話でした。その医者は、全ての人には一生があり、しかし、殆どの人が満足しないと言っています。その本を読んで、私は試験を受ける・会社を選ぶといったどんな選択の際も躊躇せず、決断しようと決めました。私の人生はあと40年50年かもしれません、この状況下で、後悔したくはありません。みなさんも朝研で躊躇せず挙手する等、厳しい状況を避けずに挑戦して欲しいです。結果は良く無くても挑戦しましょう、挑戦しないともっと後悔することになります。私はこれからも困難に挑戦して行きたいです。


(檜山さん)
私は大学卒業後、就職活動をあまりしませんでした。そのため私は就職できず、両親の稼業を手伝いました。でもその後、倒産致しました。そして、パートタイムをしながら公務員になるための勉強をしました。結果として8年間正社員としての仕事を見つけ出すことができませんでした。両親には本当に心配を掛けさせてしまいました。30歳になり、私も将来に不安を感じ始めた時、私はその8年間をとても後悔しました。今ではそれを『失った8年』と呼んでいます。しかし、幸いにも不動産会社で職を見つけて3年近く働きました。その間、必死に勉強し多くの資格を得ることができました。現在私は35歳になり私には両親を介護する義務があります。私は可能な限りアポを取り頑張って働きたいです。


(英語の先生)
遅すぎると言うのはありません、あなたに素晴らしい将来が在るよう願っています。


(川嶋さん)
派遣事業はこの会社に重要です。しかし、売上は減少しています。日本の市場は後退しているのです。私達はこの状況を甘受しなければならないのです。派遣事業の長所は単なる廉価な労働者であるということではありません、即戦力であることが強みなのです。しかしながら、多くの会社は派遣を単なる廉価な労働力として認識しています。私達はこの強みに、もっと意味を持たせてパフォーマンスを伸ばすべきです。


(川隅さん)
先週の日曜日、道を歩いていたら一人の外人が英語で私に秋葉原への道を尋ねて来ました、私は英語で上手に説明することができました。この状況と同じ状況が高校時代にあったことを覚えています。当時は英語で説明ができませんでした。現在は朝研で英語のコミュニケーションスキルを磨いている為、英語が使えるようになっていると思います。ビジネスではもっと、上級な英語を使うようになります。その為、さらに高い英語の技術を付ける必要があります。朝研は私にとって、とても大切です。私は英語を話す環境を作ってくれてありがとうと言いたいです。


(田代さん)
東北大地震の被災者のインタビューで、被災者は食料・衣料品が欲しいと言っていました。私にとって人に尽くすこと、人を手伝うことが宗教信念です。


(田附さん)
私は国際部門で働いています。そこで私はメールや国際部門の人々の管理をしています。私の仕事の一つが、顧客にすぐに対応することがあります。先週、とある顧客の依頼を受けました。この顧客は私の素早さを誉めてくれました。私は嬉しくなり、モチベーションが上がりました。


(コールさん)
私は2つのことを共有したいと思います。1つ目は、最近アサインされた少しの業務が期日に間に合いませんでした。仕事を分配すれば間に合ったかもしれませんが、他の人にも仕事があると考えてしまいました。しかし、今では締め切りの方が重要であったと後悔しています。2つ目は、昨日愛敬さんが私のメールを読んで驚いていました。私がとても丁寧な日本語の敬語「幸甚」を使った為です。私は意味を良く分かっていなかったのですが、関口さんのメールをコピーして使いました。英語でも意味が分からなくても、そういった丁寧な言葉を使っています。それによりお客様に良いイメージが与えられれば良いと思います。意味を知れば尚良いですが、他人の良い点を真似するだけでも良いと思います。


(長澤さん)
経営者の視点になることは大切です。私達は同僚の良い面と悪い面を考えます。しかし、一緒に働く同僚を彼らの意識は高いか自主的に挑戦しようとしているか、若しくは期日を延期してしまうか退屈にしていないかという2つの面が大切です。


(コールさん)
全てを理解するのは難しいです。私はただ単に働いている訳ではありません。仕事を配分するに際しても費用対効果を考えないといけません。


(長澤さん)
今は多くの人が国際部門に居て忙しいです。手際の良い経験者はそこで仕事の有効性を指摘してどうやって仕事をすべきかを改善していかないといけません。


(英語の先生) 
効率よく働くのは皆さんにとって非常に大切なことです。どうやって手際を良くしていきますか。


(松浦さん)
意見があります。会社の従業員として働くには2つの重要な要素があると思います。1つ目は自分自身で仕事を投げ出さないこと。2つ目は、共有することと他の人に敬意を払うことです。これは簡単なことではないように見えます。でも、実は簡単なのです。これが私の意見です。


(和久井さん)
私はコールさんと一緒に仕事をしています。本を出版するに当たり、締め切りは大事です。締め切りを守らないと何が起こるかを考え締め切りを守ったらどういった良いことが起こるかを考えることで達成し易くなるのではないでしょうか。その為にもタイムマネジメントが大事になってきます。クライアント先では失敗はできません。それは厳しいビジネスの世界の現実です。その為に、もちろん私自身も成長していく必要があります。


(岡田さん)
私は世界の人口について話しをしたいです。今年、世界人口は70億人を越えました。2040年には90億人になる見込みです。しかし日本の人口はどんどん減少しています。日本企業は世界中の企業と協力しています。海外に目を向けながら私達は彼らをサポートしていきたいです。

【くのじむ日記】11月16日

2011年11月17日 | 日記
本日、くのじむ日記を担当します、受講生です。
気温の変化が激しい日々が続いております。体調管理にはくれぐれもお気をつけ下さい。



【3分間スピーチ】


(受講生のスピーチ)
以前、医療法人で働いていた際に身に付けたコミュニケーション力についてお話し致します。私は、財務・経理部を経て経営企画を担当しておりました。1年目は自分の仕事のみ考えて仕事に従事し、2年目に入ると後輩の指導などで忙しくなりました。忙しくはなったものの、教えることを意識する様になったことによりコミュニケーション能力が向上し、仕事が楽しくなりました。「でき若」に書いてある、若者はスキル思考になり、コミュニケーション能力が疎かになる。という部分に非常に共感致しました。将来的には独立も考えております。


(堀さん)
数日前の3分間スピーチであなたにアドバイスしたことがあります。それは、頑張ろうと思うという遠い未来の話ではなく、現在どう頑張っているかを取り入れるべきだということです。今、頑張っていることは何ですか。


(受講生)
現在、研修の中で後輩にも教えるという観点から、コミュニケーション能力の向上に取り組んでいるところです。


(堀さん)
それをなぜスピーチの中に取り入れなかったのですか。


(受講生)
スピーチの途中で話す内容の一部を忘れてしまいました。


(堀さん)
実際に行動していることの方が説得力があります。実際に行動に移す様に心掛けてください。


(銀田さん)
緊張していらっしゃいますか。その為か、話し方がボソボソしており、内容が伝わってきませんでした。スピーチを通して伝えたかったことは何でしょうか。


(受講生)
スピーチを通して伝えたかったことは、コミュニケーション力を仕事に活かしたいということです。


(銀田さん)
それは当然のことであると思います。実際にどうやって活かしていきますか。また、もう一歩踏み込んだ具体例が欲しいというのに加えて、質問に対する回答もぼやけている様に感じました。あまりご自身の中での、3分間スピーチの位置付けは高くないのではないでしょうか。


(受講生)
体験談と準備が不十分であったと認識しております。次回はもっと十分に準備をしていきたいと考えております。


(銀田さん)
体験談が欲しいといっても、エピソードがメインではなく、あくまで考えをエピソードで立証していくということが重要です。それを実行する様にしてください。



【でき若ディスカッション】 第8章 第5節 夏休みの後半はマインドが下がる


(英語の先生)
本にも書いてある様に、計画を立てずに過ごすと充実した時間を過ごせません。タイムマネジメントを適切に行うことにより、モチベーションも上がり、貢献度も上がります。


(中道さん)
猛虎特訓において、自分たちの目標を決めて皆の前で叫びます。これは非常に重要なことです。なぜなら、何故働くかとういこと等を自分でより深く考えることにより、自分たちの仕事における使命を再認識することができるからです。最終的には、お客様に価値を提供することが大事です。


(助野さん)
モチベーションを高く維持する為には、常にレベルアップすることが重要です。レベルアップする対象は、生産量の向上、スピードの向上といったことが挙げられます。しかし、レベルが上がっても慣れてくるとモチベーションは下がります。同じ仕事でも、色々なアプローチや手法を用いることで、モチベーションを高く維持することができます。個人の成長がこれを助けます。


(関根さん)
レポートの締め切りに関して、たくさん失敗してきました。これは皆も同様だと思います。私は締め切りに追われて苦しみたくないので、考え方を変えました。本来の締め切りよりも前に締め切りを自分自身で設定することで、強要された締め切りが、ポジティブな意味での自分の目標に変わります。猛虎特訓の良い点をレポートにおいても活かす様にしています。


(田代さん)
モチベーションを維持するのは難しいです。しかし、長期目標があれば、短期目標を設定するのも容易くなり、それがモチベーション維持に繋がります。私はそれを楽しみながら実行しています。


(石川さん)
私は夏休みの終わりが嫌いでも好きでもあります。それは、学校も楽しみであり、夏休みも楽しいからです。夏休みの終わりには色々なプレッシャーが掛かります。人生についても同様です。人生は短く、日々プレッシャーを感じるものです。


(小林(祐)さん)
私は土曜は午後起きることがあり、そのあとで後悔したりします。これは夏休みの件と似ていると思います。会長が仰っている、金曜日から木曜日が一週間という風に考えることで、週末をより効率的に過ごすことができる。翌週に何をしようか考えながら土日を過ごせるからである。ということに、非常に共感致します。


(長澤さん)
我々には、日々やらなければならないことがたくさんあります。お客様や案件によっては、最終的な締め切り以外に、日々の進捗が重要な場合があります。これらをやらないと、日々不明点が重なっていくことになり、モチベーションも下がってしまいます。しかし、日々しっかりと進めていくことで理解することにより、モチベーションも上がります。一方で、不明なことにチャレンジすることも大事です。そこで、最適な解決法を考えることも仕事における楽しみの一つであると思います。前向きに取り組むことがモチベーションアップに繋がると考えています。


(英語の先生)
短期的には面白くなくても、長期的に考えると面白くなることがあります。


(今さん)
私はこの話を読んで、子供の頃のことを思い出しました。11歳の頃に日本に来て感じたのは、夏休みがつまらないということです。常に家にいました。家族はずっと働きに出ていて、留守でした。私はTVを見て、宿題をした後の時間を持て余していました。私には、どうやったらその時間を効果的に過ごせるか、分からなかったのです。これは高校まで続きました。大学でアルバイトを始めて、効果的な時間の過ごし方を見つけました。皆も同じような経験があると思います。この会社で夏休みはありませんが、いかに仕事の後の時間を効果的に過ごせるか、ということが大事だと思います。試験勉強を頑張るのも一つです。この時間が一番大事だと思います。


(英語の先生)
そうですね。5時半に1日が終わるわけではありませんからね。


(増田さん)
モチベーションは次の3つに分類することができます。高いところから段々下がる、最初から最後まで変わらない、低いところから段々上がるの3つです。中学時代の私は3つ目でした。中学時代は、中間テストと期末テストがあります。私の日々のモチベーションは非常に低く、前日だけ徹夜して、高いモチベーションで勉強しました。その結果、良い点数を取ると、その後もモチベーションを高くすることができました。しかし、この手法は業務においては大きなリスクを伴います。難易度とモチベーションは比例すべきだと思います。難易度の高い業務は重要な業務であり、優先順位の高い業務であるからです。仕事を受け持つことが決まってから、締め切りまでを一つの区切りとした場合に、段々上げるのではなく、最初に高くして早い段階で終えておき、仕事が終わる頃にモチベーションもなくなる、というのが良いと考えます。


(今さん)
今の増田さんはどれに該当しますか。


(増田さん)
1つ目です。これがこの会社では一般的だと思います。


(堀さん)
私は2つ目に該当します。ずっと高いモチベーションを維持しています。仕事に就く際に、その仕事からどの様な能力を得ることができるかを考えます。それを得ることができなければ、次の機会にいかにそれを得ようとするかを考えるので、モチベーションは高く維持され、得ることができた場合は次の目標を考えてモチベーションを高めることができます。その都度、個々の目標を明確に設定していくことが大事であると考えます。


(中道さん)
堀さんはクライアントの考えていることが分かるので、相手のニーズと個々の目標との接点を見出すことができると思いますが、前者なくして後者を意識してしまうと、危険であると思います。


(関根さん)
この会社では色んな仕事の機会が、経験や技術に関わらずあるので、堀さんの考えは、新しい人にも同様に当てはまると思います。


(増田さん)
このディスカッションの場で話していることを個人個人が考え、それを実行することが良いことであると考えます。


(中道さん)
その日に学んだ(インプット)ことを翌日に活かす(アウトプット)ことが大事です。


(高橋(功)さん)
モチベーションを高く維持する為には、次の2つのことが重要であると考えます。目的や夢を高く設定すべきであるということ、自分自身と素晴らしいプロフェッショナルとの違いを認識すべきである
ということです。これを実現する為には、素晴らしいプロフェッショナルと会い、話したりすることが重要です。私は一昨日、シンガポールで働く弁護士と出会いました。彼は自信に満ち溢れていました。私は、自分はこのままの自分で良いのか、と危機感を感じました。もっと頑張らなければいけないと感じました。これによりモチベーションが上がりました。

何を売っているのか?

2011年11月16日 | 日記
みなさま、こんにちは。
東京コンサルティンググループの琴寄です。


先日、営業に行った際に、お客様の受付の壁に、
『売っているものは、幸せです』
と書かれた紙を見たのですが、この簡単なフレーズに非常に感動しました。


そこで、本日は、我々が働くときに何を提供しているのか、
ということに少しだけスポットを当てて考えてみたいと思います。


まず、営業の方でしたら、自社の商品やサービスを
お客様に提供しています。
製造の方はそれを造り、管理部の方は、会社の事業活動を支えます。
また、企画や開発の方は、常にお客様の求めるものを提供するために、
研究・開発をしています。

その中で、我々は、何を提供しているのでしょうか?

こう問われた時に、人それぞれ、お答えになるものが異なる、
ということが非常に興味深いです。
例えば化粧品会社の方でしたら、化粧水を売っています、
ファンデーションを売っています、とお答えになる方もいらっしゃれば、
お客様の安心のために無添加にこだわったものを売っています、や、
お客様の毎日にウキウキとした幸せ感を売っています、
とお答えになる方もいらっしゃいます。

これは、すべて同じ商品を売っていますが、この商品を通して、
どのような価値を提供しているのか?という考え方で
まったく異なった商品になっています。

それと同様に、経理でいえば、
数字をまとめて月次を締めて毎月ルーチンで財務諸表をつくっています、という方、
一方、会社の発展に必要な情報を提供しています、という方、
社員の笑顔を支えています、という方、様々いらっしゃいます。
同じ商品、同じ業務内容でも、全く異なることを見ていることになります。


先日も、面白いお話を本で読みました。



昔々、小さな町で、毎日疲労困憊になりながら、
レンガで教会を造っている職人さんがいました。
その方に向かって、町の人は聞きました。

『何を造っているのですか?』

職人さんは不愛想に答えます。

『教会を造っています』

町の人は
『そう、それじゃ、そのうち雨の日でも、休日は家族でお祈りに行けるのですね。
がんばってください。』と声をかけました。


職人さんはその時思いました。そうか、私は雨の日でも、
家族で出かけられる場所を作っているんだ、と。
 

別の日に、腰の曲がった老人が聞きました。

『何を造っているのかね?』

職人さんは答えます。

『雨の日でも、家族で出かけられるような、教会を作っています』

老人は、
『そう、それじゃ、私のように独り身の年寄が、お祈りに来ても、
誰かとお話したりふれあったりできる憩いの場所ができるんだね、
がんばっておくれ。』と言いました。

その時、職人さんは思いました。
そうか、私は、家族だけではなく、独り身で心細いであろう、
老人が癒されるかもしれない場所、憩いの場所を造っているんだ、と。


また別の日に、小さい女の子が通りがかりました。

『おじさん、教会ができるの?』

職人さんは、胸を張って答えます。

『そうだよ、町の人がいつでも集える、憩いの場所ができるんだよ』

女の子は言いました。

『そうなのね、それじゃあおじさん、そこで私勉強できる?
将来は、学校の先生になるのが夢なの』

『できるよ、神父さんが教えてくれると思うよ』

『すごく楽しみ。おじさんがんばってね』

職人さんはその時思いました。
そうか、私は、小さな子供の夢まで応援できるんだ、と。

その後彼は、いっそう仕事へのモチベーションが上がり、
良い仕事をしました。

という話です。

考え方で、一つの仕事の意味が全く変わってしまいます。

逆に、その意味に気付けば、
仕事とはとても素晴らしいものになる可能性があります。

是非みなさまも、疲れたりしたときなどに、
私は何を売っているのか、何を提供しているのか、
を再定義してみてはいかがでしょうか。


素晴らしい気分になれるかもしれません。


考え方は、非常に重要だと気付かされました。


以上です。

長文、お読み頂き有難うございました。



東京コンサルティンググループ
 琴寄



【くのじむ日記】11月15日

2011年11月16日 | 日記

11月15日(火)
本日くのじむ日記を担当します、受講生です。
段々冷え込んできました。体調管理にはくれぐれもお気をつけ下さい。



【3分間スピーチ】


(受講生のスピーチ)
私は公認会計士の受験を始めた頃、簿記の勉強で大変伸び悩み苦しんだ経験があります。当時は知識を体系立てて整理することがあまりなされておりませんでしたので、一つの問題を解くたびにミスを重ね、その復習に何時間も要してはモチベーションを維持することに苦しんでいました。しかし何度も何度も問題を解いて、多くのミスを生み出すうちに少しずつ新たな気付きを得て、それらをノートにまとめることで、なるべく同じミスを繰り返さないようにと地道な作業を重ねていたように思います。そうしてノートが分厚いファイルになる頃には、初め何時間もかかった問題も数十分で解けるようになっていました。日々少しずつの成長は、徐々に得点にも反映されて来ました。いい点を取れるようになっていくと、モチベーションは明らかに向上していきました。次はもっといい点を取ってやろうとか、もっと早く解けるようになってやろうというように、モチベーションの向上が新たな行動力の源泉となり、本当に少しずつではありますが、成長していくことができたと思います。本章にもありますが、人が成長する為には、あれこれ悩む前にまず行動することが先決だと思います。行動することがきっかけとなって人は成長し、次なる目標の為に新たなモチベーションを生み出すことができます。そして、私たち一人一人の成長の積み重ねがひいて会社の成長に繋がっていくのだと思います。以上になります。それでは私のスピーチに質問、意見等ある方挙手お願い致します。


(愛敬さん)
我々は今の話で何を得ましたか。何を得て欲しかったですか。


(受講生)
具体的に行動することでプラスのスパイラルになるということです。


(愛敬さん)
聞いている人に何かを持って帰ってもらう話をするのがプレゼンテーションです。今の話は体験談を聞いただけで、「で?」という感じがしました。この「で?」の後が欲しいです。その辺りの意識付けがなかったと思います。その体験談から人に何を与えたいかをもっと考えて欲しかったです。少し人前で話すということの理解のピントがずれていたのかなと思います。


(受講生)
ありがとうございます。その点に注意して次からスピーチしたいと思います。


(小林(祐)さん)
須浪さんはこれから当社に入社されると思うのですが、実際今後、具体的にどう顧客に貢献していこうと考えているか、お聞かせ下さい。


(受講生)
私はこれから顧客先に派遣で向かうと思うのですが、その前段階で営業電話をすることが想定されます。先日営業電話を経験させて頂いたのですが、お客様により効果的に話せるようにスクリプトを自分なりに修正してみました。


(小林(祐)さん)
まずは営業電話のスクリプトに従って電話を掛けて下さい。営業電話で行動するということは、ひたすら電話をかけるということです。スクリプトをいじるということは考えることです。行動しないと検証できません。その後、どうしたらお客様が付いてくるのかということを考えてスクリプトを変えるというのがプラスのスパイラルです。これまで営業の経験はありますか。


(受講生)
ありません。


(小林(祐)さん)
しっかりとしたスクリプトがあるのですから、まずその通りに電話を掛けて下さい。その中で自分なりに多少の修正を加えて行く方が良いと思います。あと、本に書いてある内容をもっと自分の体験に落とし込んで下さい。経験のない仕事をするには、まず行動に移してから考えることが大事です。


(須浪さん)
分かりました。ありがとうございます。



【でき若ディスカッション】第8章 第4項 仕事に関する哲学を持つ


(英語の先生)
昨日、シニアの人と新しく来た人との関係について話しました。この章は要点を得ています。この会社でどのように貢献できるかアドバイスできるシニアの方いらっしゃいますか。


(増田さん)
「でき若」によると、モチベーションが下がるというのは哲学がないということです。思うに、もし哲学を持っていれば我々が掲げるアジアNo1やBig5等の目標を達成できると考えます。哲学をもって顧客に貢献していけば、限界は無く無限であると考えます。これによって初めて仕事に哲学を持つことができます。そして次に、この哲学をどのように達成するか考え、今の顧客や将来の顧客をどう得るのかを考えます。最後は行動するのみです。


(受講生)
具体的な例をお聞かせ下さい。


(増田さん)
アジアに会計会社をもっているのが私たちの強みです。顧客に貢献するために私たちの強みを使います。人間力や知識等です。しかし、多くのマネージャーは会計法則を知っています。もし知らなければ、将来失敗します。そこでスキルと知識を提供できれば、今後の顧客のリスクを減らすことができます。


(受講生)
私は哲学はアジアNo1やBig5等の目標と同等のように思いますが、その点をどのように考えていますか。


(増田さん)
私たちの哲学が目的を達成するための手段となります。


(受講生)
できる人10ケ条に書いていることは目的を達成するためにあるのですか。


(増田さん)
私たちの目標と久野会長のできる人10ケ条の2つが合わされば目的を達成することに繋がります。久野会長の方法論が目的を達成する為の一番良い方法です。


(土公さん)
この目標を達成する為にはどのくらいの期間を要しますか。


(増田さん)
例えアジアNo1になったとしても、そこにはまだ多くの顧客と事務所がありますから、最終目標ではありません。海外に出れば我々のすべきことが尽きないのですから期間等はありません。


(土公さん)
アジアNo1やBig5になる為に、具体的な売上はどのくらい出せばいいですか。


(増田さん)
売上は分かりません。だからBig4という言葉を使用しているのです。アジアNo1やBIG5を達成することが最終目標ではありません。通過点です。もし顧客が私たちのサービスに満足していなかったら意味がありません。だから最も重要視するポイントは顧客の満足です。我々の貢献や仕事は将来に続いていくものです。



【1分間スピーチ】


(受講生)
私の仕事に関する哲学を話します。それはスピード、自分で調べること、三日以内で結果を出すこと、そしてそれらを達成する為にマネージメントすることです。一日に50%の結果を出し、三日以内に100%の結果を出します。そのためには改善することに集中するのが重要だと考えます。


(堀さん)
私は机上の空論について話したくはありません。何をしたかについて話します。8月に私には2つのクライアントがいました。ITシステム会社と石油会社です。今回は後者の石油会社について話します。私の時間は大きくわけて3つに分かれますが、具体的に1つは仕事前、2つ目はクライアントの会社、3つ目は仕事後になる訳ですが、この3つに渡って顧客に与えることができると考えます。私は財務諸表について批評する中で毎日クライアントの責任者と食事をしたり会話をしたりして売上の面に反映させる努力をしました。このコンサルティングとセールスの関係が重要だと考えます。


(重野さん)
あなたは仕事後にクライアントにどれくらいフィードバックを与えましたか。


(堀さん)
それほど与えませんでした。何故なら、こちらの会社は大きく従業員の方のスキルが高いからです。


(渋谷さん)
今日は、この会社の経営理念について話したいと思います。私は、この会社の理念が好きです。久野会長との面接の時、会長は顧客に貢献することが大事だと仰いました。その時、私はこの会社に入りたいと思いました。他の会社は売上が大事だと主張しますが、久野会長は顧客に貢献することが大事だと仰います。私にとってそれが重要です。この理念が好きです。


(山口さん)
人は自分に限界を作ります。自分に限界を作らなければ不可能はありません。例えば公認会計士になると決意した後は自分を信じて進むことが大事です。そうすれば自らの限界がなくなると考えます。


(英語の先生)
ありがとうございます。この会社では、シニアでも初めてここに来た方でも同じ目標を共有できますね。目標を達成し、社会や顧客に貢献する為には、この会社の理念を共有してお互いにモチベーションを高めて行くことが大事になります。今日はこれで終わりです。ありがとうございます。