8月25日(木)
本日、くのじむ日記を担当します、清水です。
先週よりは、多少涼しい日にはなりましたが、今後も暑い日が続く模様です。各自、風邪など引かないよう気を付けて下さい。
【3分間スピーチ】
(受講生のスピーチ)
私は「でき若」を読んで、正社員のリストラと派遣の降格に興味を持ちました。バブル経済崩壊後、正社員のリストラ、会社の倒産だけでなく、その後の派遣社員や契約社員の雇用について知りました。また、それが企業には利益になりますが、様々な問題があることも知りました。今の就職氷河期の中で私も就職活動をしていまして、他人事ではないと思いました。私も一歩間違えれば、派遣社員になるかもしれなかったですし、自分の物事を見る視点を養う必要があると思いました。
(受講生)
今のお話の中で一番言いたかった事は何ですか。
(受講生)
何でも人から言われたことばかりで物事を決断するのではなく、自分で物事を良く見て判断しなければいけないということです。
(受講生)
今回のスピーチは感想になっていました。体験談などもっと具体的なお話を聞きたいと思いました。
(山田さん)
先程の意見と同じです。「でき若」の感想ではなく、自身で経験したことを教えて下さい。
(受講生)
私自身、もう少し時期が遅ければ、契約社員に登録してしまう状況にありました。それが私の経験です。
(山田さん)
そこから、何を感じ、今後どのようにしていきますか。
(受講生)
昔は就職がなかなか決まらなかった中、焦っていて正常な判断が出来ない状況にいました。今後は焦らずに行動することを心掛けたいと思います。
(山田さん)
どうすれば焦らずに今後行動していけますか。
(受講生)
その場の流れや勢いで物事を考えてしまうのではなく、周囲の人間に意見を聞いた上で物事を決断して行こうと思います。
(山田さん)
当社に入社した理由は何ですか。
(受講生)
以前の職場は3ヶ月で辞めてしまいました。やはり経理で働きたいことと、今後自身のスキルを高めるためにこの会社に入社しました。
(山田さん)
この場はご自身のことだけではなく、皆さんに何かを与える場ですので、3分間スピーチの趣旨をまだ良く理解していないと思います。今後はそれを意識して下さい。また、本当の意味で納得して、TCGに入社したのではないと感じました。今後の研修の中で、その点をよく考えて下さい。
(関根さん)
質問が二つ程あります。一つ目は、なぜ前職を短期間で辞めてしまったのですか。
(受講生)
簡単に言いますと同僚の方と合いませんでした。
(関根さん)
二つ目ですが、なぜ他の会社はあなたを採用しなかったと思いますか。
(受講生)
筆記が苦手だったのと、面接で自分の主張を明確に伝えられなかったことが原因だと思います。
(関根さん)
当社は今後社会で活躍できるような人材を輩出することが目的です。社会で活躍できるということは、3ヶ月で辞めてしまったとしても、次に活躍できるような人材です。ご自身で考えるものとギャップがあると感じています。今後様々なことを考えてそのギャップを埋めてほしいと思います。そこには色々な要因があります。
【でき若ディスカッション】P29 第1章 第9節 「終身雇用・年功序列に逆戻りすべきか」
(英語の先生)
久野会長は海外事業の方を含めて、皆さんが自立することを望んでいます。
(岡田(啓)さん)
当社の教育システムの代表として研修旅行が挙げられます。リクルートの江副氏は機会によって自分を変化しろと言っています。リクルートの教育制度では、新規事業提案程度リングというシステムがあり、それによってゼクシィーやホットペッパー等の新事業を立ち上げました。当社の教育システムであるTCGの研修旅行もリクルートに似たシステムを採用しています。私はTCGで良い仕事が出来る事を望んでいますし、今後もさらなる活躍をしていきたいと思います。
(斉藤(哲)さん)
私も成果主義には同意しています。前職では、長く会社にいればそれに応じて給料が上がりました。しかし、結局前職の会社は倒産しました。会社は永続するものではありません。私はこの経験から会社のあるうちに仕事に熱心に取り組んでいこうと感じました。また、成果主義の採用は今後の会社で必要だと思います。
(英語の先生)
そうですね。会社は永続するものではありません。スティーブジョブズさんも倒産間近のアップルを建て直しました。大企業では、保障もしっかりしており、安定していますが最近の企業では現実的に物事を考えているわけではありませんので、自立を促したり、リーダーシップを養う教育システムがありません。
(堀さん)
英語の先生に同意です。我々の会社が世の中で一つしかなければ、依存した社員がいても問題ではないかもしれません。しかし、世界で我々は戦い、成功しなければなりません。そのためには、独立した社員を育てる必要があります。
(片瀬さん)
日本では年功序列、アメリカでは成果主義で給料が決まります。例えば、社員に配当する給料100であるとして、アメリカでは、質の高い社員には90、質の低い社員には10の給料が分配されます。一方、日本では、質の高い社員に50、質の低い社員に50の給料が配分されます。アメリカでは質の低い社員は10という安い給料で仕事を行っています。しかし、日本ではどんなに質の高い社員でも質の低い社員と同じだけの給料を得ています。日本では質の高い社員は、勉強した人としてない人の給料が同じ状況から勉強を怠るようになります。もちろん日本では質の低い社員は勉強していません。これらの点から質の高い社員のモチベーションが低下します。
(英語の先生)
TCGでの社員の評価方法はどちらのシステムになりますか。
(片瀬さん)
TCGは成果主義で給料が決まります。
(英語の先生)
伝統的な年功序列のシステムはすでに終わっています。今後は成果主義への移行が顕著になると思います。
(山田さん)
問題は自信の欠如だと思います。我々の教育システムで自立やリーダーシップを養い、もっと自分自身を信頼して仕事にチャレンジしてほしいです。そのためには、もっと皆さんが同僚を承認し、自身を鼓舞する必要があります。
(重野さん)
私の前職の同僚は皆が自立していませんでした。本当に優秀な社員は自立していますし、将来経営者になるなら自立は必要不可欠な要素になります。TCGでは毎朝、あさけんで自立やリーダーシップを促しています。また、インド以外の独立した海外事業を学んでいます。海外事業に現在携わっている小林平悟さん、浅野さんは大きな機会を得る事ができ、重要な業務に取り組んでいます。私達もこのようなチャンスを与えられた時の準備をしておくことが必要です。
【1分間スピーチ】
(川嶋さん)
専門家によれば、世界には6,000以上の言葉が存在するそうです。45ヶ国語では英語が公用語です。しかし、英語が公用語の国でさえ、全ての国民が英語を話すわけではありません。世界の中で、わずか12%の人だけが英語を母国語としています。残りの88%の人にとって、英語は第一言語、すなわち母国語ではありません。国際的なコミュニケーションのうち、アメリカ人とオーストラリア人など国が異なるとしても、英語のネイティブスピーカー同士で行われているものは、わずか4%です。つまり、英語による国際的なコミュニケーションの96%については、少なくとも1人の非ネイティブスピーカーが関わっていることになります。日本人は他のアジアの国に比べても英語力が劣っています。その理由の一つに挙げられるのが、英語を完璧に話そうとすることです。「完璧に話せなければ恥をかく」「間違ってはいけない」と思うことが、ためらうことに繋がり、その結果話さなくなってしまいます。今現在、私達は英語を話さなければいけない状況にあります。とにかく分からなくとも話すことは重要性を私も考えていきたいです。
(英語の先生)
そうですね。アジアの他国の人々は失敗を恐れていません。普通のコミュニケーションを行う上で、文法や語彙は重要ではなく、失敗を恐れずに伝える意識を持つことが重要です。
(コールさん)
多くの日本人は個性を持っていません。例えば、日本の女子高生は皆同じ格好をしていますし、みんながすることをしたがる傾向にあります。しかし、外国ではそれぞれが独自の個性を持っています。他人をヒントにして独自のものを産み出したり、改善したりします。これはすばらしい考えです。マネばかりすると結局自身の個性を失うことに繋がります。自身の個性をもっと発達させる必要があります。
(蜂須賀さん)
コマツの坂根会長について話します。コマツは中国を始めとするグローバル市場で積極的なビジネスを展開し、高収益を上げています。2011年3月期の売上高営業利益率は12%です。メーカーとしては非常に高い数値です。坂根会長は、「日本企業は、円高、高い法人税、エネルギー問題で悪い環境の中にいますが、今すぐグローバル市場を改めると再び成長することができます。」と言っています。このようにグローバル化は日本企業にとって重要なポイントになります。私達もこのような日本企業の海外進出をサポートすることで、社会に貢献していきいます。
(関根さん)
昨日、腹痛のため大学病院に行って来ました。担当医と話し、安心しました。これは顧客主義だと思います。私は担当医が来るのを待っていて少し疲れましたが、来てくれた時に安心感を得ることが出来ました。私はクライアントとのコミュニケーションをとることに重点を置き、クライアントを理解する事に勤めています。
(受講生)
私はビジネスをしていく為に最も必要なものは技術や経験だと思っていました。しかし、「でき若」によるとこれは大きな間違いでした。なぜなら、ビジネスの相手方は人間だからです。技術や経験でも人を満足させることはできなくはないと思います。しかし、長期的に人を満足させるのは心の部分だと思います。相手も人間である以上、心を持ってビジネスに取り組むことがお互いの成功に繋がると思うからです。
(南雲さん)
本日は登山家の久留米さんについて話します。日本には有名な山が100あり、それらは百名山と呼ばれています。彼は体が癌に侵されているにも関わらず、百名山に登ることを達成しました。最初は諦めるか迷いましたが、周囲からの後押しを受け、挑戦を続けました。どんなときでも周囲への感謝を忘れずに夢を諦めなかった彼の行動を見習いたいと思いました。
(兼子さん)
私の古くからの友人は、私のこれまでの事をよくを知っているため別に詳細を話すことなく伝えたい内容が伝わります。しかし、ビジネスの場では、私と初対面の方がほとんどであり、私は誰にでも理解できるように物事を説明する責任があります。
(受講生)
独立したがる人と依存したがる人がいます。前者はベンチャー企業を立ち上げたりしますが、多くの方が後者になることを選んでしまいます。今後は企業のリスクを予期し、回避できるような人が成功することができます。また、キャリアの明確なビジョンを持つことが必要です。
(廣瀬さん)
私はこれまで多くの研修生を見てきて、よく「私は英語は話せません」と言いますが、これに違和感を感じます。私は特別に英会話教室や海外にも行ったことはありません。しかし、中学生の時に英語の基礎を学びましたので、語彙のレベルは低いですが英語を話すことはできます。それは仕事でも同じ事が言えます。①knowledgeと②connection=skillこれらは全てmindに基づいています。私も仕事を行い、知識を身に付け、経験を積むことで教えてきました。
(史さん)
②connectionの意味を教えて下さい。
(廣瀬さん)
一つの知識を他のものに応用したり、一つの知識と他の知識を結びつけたりするものです。これらと①knowledgeは分離できません。
(蜂須賀さん)
私は②connectionは顧客のニーズと関係があると思います。顧客のニーズに応じて、様々な知識を応用的に活用していく必要があります。
(廣瀬さん)
私は特に普通の人と変わらない英語スキルですが、②connectionを上手く活用しています。皆さんも参考にしてみて下さい。