きんえんSwitter

医者の心の目で日々を綴ります

フェイスシールドの効能

2022年02月08日 | CORONA
家族が感染して濃厚接触者となってしまったり、自分も感染してしまったりして、出勤できなくなり、そのせいで人手不足になって困っている職場は多いと思います。

病院で働く人たちはほぼ全員3回目のワクチン接種を終えていますが、感染しない、していないという保証はありません。

誰もがウィルスを保持している可能性があると想定したうえで、感染予防対策を行っていく必要があります。

とはいっても、目新しい対策があるわけではないので、対策の精度をあげ、3回目のワクチン接種のクーポン券が届いたら、なるべく早く予約を入れることです。

コロナ感染で、通常の医療を滞らせるわけにはいきません。
今日から職場では、マスク着用に加え、常時、フェイスシールドの着用が義務付けられました。
目の前の人が咳やくしゃみなどをしたとき、その飛沫が顔に付着するのを防ぐという点で、効果が期待されます。

ちなみに、マスクをせずにフェイスシールドだけというのでは、飛沫がもれ拡がるので、着用意味はありません。


最近は、子どもから大人へ感染が拡がっている傾向が強いので、子ども達への対策が近々の課題ですね。

手洗いやマスク着用がまだできないような子どもや、認知症や寝たきりのお年寄りの場合、周りの大人がウィルスを持ち込まないようにするしかありません。

花粉症の季節は、ウィルスも飛びやすい季節であるとイメージしてください。

花粉症の方は、しっかり早めにお薬を使って、症状が出ないようにしましょう。


フェイスシールドをつけている新生児の写真を見つけました。
2年前のニュース記事です。
なんて可愛いんでしょう!

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